1997年9月29日(月) 名古屋市「クラブ・クアトロ」
センチメンタル・シティ・ロマンスの魅力って何だろう?
ツーさんと、とっくんのツイン・ギターや、キレイにハモるコーラス、
ソニーの人から、「ステージではしゃべるな!」と言われた、とっくんの名古屋弁。
ホントに楽しそうに弾いていらっしゃる、キーボードのユタさんを見れるのも楽しい!
無理してのらなくても、のたぁ〜っと、リラックスして聞いていられるところ。
まず、一曲目が以外にもカバー曲。
バーズの「ターン・ターン・ターン」からである。リード・ボーカルはツーさん。
その後は、映画「最後の春一番」でも演奏していた「ハイウェイ・ソング」から、
幸せ一杯「ダンシング・ミュージック」へ。
そして、今日のスペシャル・ゲストのドラマー、野口明彦のボーカルで「ロマンス航路」である。
山下達郎のシュガー・ベイブを経て、センチメンタル・シティ・ロマンスにも一時、
在籍していた事がある。
「ロマンス航路」は、最初はLP「ホリディ」のようなホンワカしたアレンジで始まったのですが、途中の間奏から、とっくん と ツーさん のツイン・ギターが始まって、
LP「センチメンタル・ライブ」そのままの、僕の大好きなアレンジに変わって行く。
ここで、ツーさん、とっくん、椅子に座り、アコギに持ち変える。
ほんとに久しぶりに聞く「トゥー・ザ・シーサイド」を歌い終わると、「リクエスト
ない?」なんて言い出す。
僕は「ロサンジェルス大橋Uターン」と叫ぶが、とっくんがアコギで1フレーズ歌って
「ここまで!」
誰かのリクエストの「庄内暮情」を歌った後も、ツーさんがつくった乱魔堂の
「ひたすら」を歌ってくれたり、初期の名曲「かげろう」「篭時(こもりどき)」。
新曲の「時は流れて」を披露して、また、カバーの「ダンス・ウィズ・ミー」。
「おかめ と ひょっとこ」でツーさんの息子さんがノイズィなギターで参入!
とっくんとギター・バトルを繰り広げる。
そして「あの娘の窓灯り」で引っ込みます。
いよいよアンコールですが、この曲は数々の人が取り上げていますがベスト・アレンジ といったらセンチしかない!
「風景」
そして関西ペイントのCMソングとして使われた「風の街」。
最後はゲスト・ドラマーのぐっちゃん がリード・ボーカルで、メンバー全員のアカペラだけで童謡の「この道」で締めました。
来年は25周年という事で、レコーディングの話や、名古屋の森林公園での フリーコンサートの案もあるようで、楽しみ、楽しみ!