「4月の独り言」
4月27日
GW連休の初日はWINESCHOLAメンバーのイタリアワイン会。前回のローヌワイン特集に続いての企画で、持参するワインはD.O.C.G.に限るというもの。いろいろトラブルがあって遅刻するも、何とか最初の一本にありつくことができました。場所は麻布の「リストランテ・ダックイ」。皆が持ち寄ったイタリアD.O.C.G.ワインは以下の通 り。
○Verdicchio di Matelica 2000 12.5% マルケ
☆Bellavista Gran Cuvee Pas Opere 1996 12.5% ロンバルディア
●SALVIONI Rosso di Montalcino Cerbaiola 1999 13.5% トスカーナ
●Arnardo Caprai Sagrantino di Montefalco 1995 13.5% ウンブリア
●Bartolo Mascarello Barolo 1995 13.5% ピエモンテ
●Buruno Giacosa Barolo 1995 14% ピエモンテ
●Gaja BARBARESCO 1993 13% ピエモンテ
●Taurasi Mastroberardino 1997 13% カンパーニャ
●Mastrojanni Brunello di Montalcino Riserva 1993 13.5% トスカーナ
●Biondi Santi Tenuta Greppo Brunello di Montalcino 1990 13% トスカーナ
(○:白 ☆:発泡性 ●:赤 ◎:ロゼ)
ちなみに私が持ち込んだのはガヤのバルバレスコ。減点するところのない、ある意味「きれいな」ワイン。ボディがあるのはやはりというか「ビオンディ・サンティ」。意外にインパクトがあったのはウンブリアのサグランティーノ。程よく濃厚で「これはまた飲みたい!」と思わせる味。
D.O.C.G.は受験した2000年当時からさらにアイテムが増えていました。ああっ、もう全部出てこないし……。
二次会は同じく麻布の「マクシヴァン」にて。イタリアワインを飲んできたので今度は別
のものを、と思って出してもらったワインとは……。これについてはラベルももらってきているので、いずれワインのコーナーで。結局タクシーで帰ったのでした。連休初日から飛ばしているなあ。
4月16-21日
いきなりメールが使えなくなる。なんでもmeshメールのサーバーの移管ということで、BIGLOBE
パスワードに切り替えろとのことらしいのですが、どうにも良く分からない。大体、会員証には従来のパスワードが使えるとしか書いていないし、そういえば今年の頭に案内が来たとき、パスワードの再発行を依頼して承諾のメールが来ていたはずなのにその後音沙汰なかったし。自分の方に何か手落ちがあったのかも知れないけれど、プロバイダー側の都合でこう数年おきに変更を強制されても困るなあ。電話番号がそう頻繁に変えさせられたら困るでしょうに。
そもそもがNEC系列のmeshとPC-VANが併合してBIGLOBEになってからこーゆー面倒が起きることになるわけですが、この手の話は今後も増えそうですね。今のアドレスもURLもそのうちまるまる変更させられるんじゃないかなあ。銀行の合併に伴う混乱に比べればまだ被害は少ないけれど、何かと腰の落ち着かない日々が続きそうです。というわけで今だにメールは繋がらない状態。メールの返事がないと思っている方、そーゆー訳ですのでどうもすいませんです。
4月11日
この日はホントは残業すべき日だったのだが、何と夜に恵比寿のフレンチ「タイユバン」に行くことに。仕事を文字通 りほっぽり投げ(いざとなればケータイ連絡でなんとかなるさ!のノリで)喜び勇んで参加。本当はYさんが行くはずだったのが、仕事の都合で行けなくなり、代わりにお鉢が回ってきた次第。ありがとう! そして申し訳ないYさんっ!
シヤトー・レストラン「タイユバン」に行くのはこれがはじめて。恵比寿ガーデンプレイスの真ん中辺にある建物に入ると、高い天井に割とゆったりとした席の部屋へ通
されました。隣の課のTさんとその上司のYさんとの三人で参加。最初はシャンパーニュ「Philipponnat
Grand Blanc 1991」、ブラン・ド・ブランのビンテージシャンパン。前菜はトリップのフリット。「トリップって何? トュルボならカレイだったと思うけど……」家に帰って調べたらトリップtripesは豚・羊の腸もしくは牛の胃の総称とのこと。道理で不思議な食感でした。アドバイザーでありながら分からないとは我ながら情けない……。白ワインは「Vin
de Pays d'Oc 1994 Domaine de L'Aube des Temps」という聞いたことのないもの。ラングドックの物ということは分かるのだけど……やや褐色味を帯びた黄金色で、シェリーのような香りがしました。「これきっと酒精強化ワインですよ」といい加減なことを言ってしまう。フランス人の方の説明によると、なんとこれはシャルドネとソーヴィニヨン・ブランで作った貴腐ワイン。通
常貴腐ワインは甘いのだが、二年半かけて残糖分も全て発酵させて辛口に仕上げたという。そういえば確かに貴腐ワインの香りなのだが、なにしろ甘くないから不思議に思ったのだ。二皿目はイカ墨のリゾットにカジキマグロのローストを載せたもの。ブイヤベースのスープを煮詰めた物がソースとなって不思議な味わいを醸し出していました。赤ワインは「Faugeres
1995 Leon Barral」、こちらも聞いたことがない。なんでもグルナッシュ・シラー・サンソーのブレンドなのだそうだ。そうするとローヌ地方か……。これには米沢牛頬肉の赤ワインブレゼ。かなりとろとろになるまで煮込んでありました。その次にはハードチーズ「サレール」にさらに上のクラスの赤「Faugeres
"Jadis" 1996 Leon Barral」を合わせるところなのだけれど、Yさんはこの赤も肉と一緒に出してもらうよう希望。正解です。私は食べた後でしたが……。「Faugeres」はシラーの持つ飲みにくさはなく、むしろそのボリューム感に酔いしれるタイプのワイン。デザートはアプリコットのタルト、マンゴーのソルベ。これには「Condrieu
"Quintessence" 2000 Francois Villard」。コンドリューといえばヴィオニエ種を使ったローヌの白ワインだけど、普通
は辛口。でもこちらはレイトハーヴェストの甘口の白でした。ただでさえコンドリューは珍しいのに、甘口のものがあるとは!
ラングドックの甘くない貴腐ワインといい、甘口のコンドリューといい、結構初体験のものがあって大満足でした。まだまだワインって奥が深いな! ラベルも写
真もないので、ワインコーナーにアップできないのが心残りではありますが、せめて同じような物が手に入らないか頑張ってみようっと。
4月7日
この日は五反田の「Ohara's」にて、WINESCHOLAのブレステージ・ランチ。今回のテーマはなんとフランスの新星「ル・パン」。詳細はこちら。
結局酔っぱらってしまったので、当日はそのまま帰ってDVD鑑賞。ドラマ「TRICK」(ホントは「K」の字が左右逆なんだけど、変換できない……)全十話を見終わる。
2000年の放送時は金曜の夜ということもあって、殆ど観てなかったんだけど、今回年初から「TRICK2」を観る機会があって結構ハマってしまったのだ。推理物としてはある意味無難なんだけど、キャラクターの描写
がとにかく秀逸なのであります。貧乏でなかなか認めてもらえない女奇術師山田と、助教授でありながらやたら素直でだまされやすい上田とのやりとりがとにかく楽しいのでした。詳細はこちら。