Diary

ファイル所在サーバーは偶に落ちてるので悪しからず

1999/12/7(火) *

またOS入れ直し。変な巨大ベンチ入れて変な設定してやっぱ辞めたと アンインストしたら常駐モノが完全に消えてしまって。それもスタートアップ関連ならなんて事なかったのが、タスクスケジューラやモニタ&HD の自動停止タイマーとかローレベルのまで消えちゃって、こんなの復活の仕方分から〜ん。特にモニタ省電力はないと困る(モニタは消耗品だし、 折角良いの買ったばっかりなんだから・・・)ので仕方なし。もう既に、普段使うソフトは出来るだけレジストリ弄らないのに選定して、 Dドライブ以降に突っ込んでショートカットまとめ、どうしてもインスト必要なのをリストアップ、後はFavoriteとインタ接続情報だけ残して浄化、とか さすがに慣れたもの(嬉しくない)。

この機会にまた Win98SEに戻しちゃいました。カノープスDA-USBのSE対応は、ようやく対応したらしきもののMS申請のみ(カノープス側の対応なし)、かつ ダウンロードサービスなしの郵送待ち、とかめんどくさい事言ってて、更にMSへのアクセスはユーザー登録が必要で私まだ未送信、更に用紙 紛失・・・オンライン登録も意外とMSはやってない模様。 Win98はちゃんと金出して買ったのにな〜、ちきしょう、てな感じでなんだかめんどくさくなったんで、もうDA-USBサヨナラで いいや、とゆ〜事でローランドUA-30に乗り換えちゃいました。丁度、VSC88の最新版の正規ユーザーにもなっておきたかった、とゆ〜のも あって。これの使用感はまた後日にしますが、とりあえず非常に奇麗に録音出来ております。

ディスプレイのUSB関連ですが、単にハブとしての機能以外に、PCから USB経由でモニター調整出来るってな機能もあったので、専用ソフト落として試してみた所、おぉイケました〜無事。これは分かり安くて操作も 楽チン、便利なモノよ、と時代も変わったものですね。USBと言えば、プレステのコントローラをPCに接続するExceedって所の変換機を10月位に 買ってたんですが、これはなかなかのヒットでした(この前のVマガにも評判よろしく載ってましたね)。全くブレなく(ピクピク震えず) 奇麗に8方向&8ボタン認識してくれてWindows用ゲームとの相性最高、後は気に入った高品位なPS用スティックを付ければ当然こっちも 文句なし、今までPC用コントローラを漁ったのも随分回り道だったなぁ、と(計4つ買ったけどどれも決め手に欠いて・・・)。 またUSBなんでDOS系は期待してなかったんですが、これも嬉しい誤算とゆ〜かRAINEが奇麗に動いたのは驚き、これは美味しい。 Win98のDOS窓のデバイスエミュ変換もなかなか侮れませんね。DOS版MAMEやM72が駄目だったのは残念だったケド。で、調子に 乗って、いちいちプレステと付け替えるのめんどうなんで、もう一個スティック買っちゃえ、とHORIの振動付きスティックを (ろくに使用感調べず)購入してみたら大ハズれ。斜め右下に 入んね〜っこれじゃ話にならん!と不燃ゴミ行き。今時まだこんなスティックが流通されてるんかいな・・・ それとも たまたま運が悪かっただけ?

スーファミのパネルでポンの海外版にサウンドテストが、と 以前書きましたが、更に国内BSダウンサービス(だかなんだか 良く分かんないけど)用のスーファミ版ヨッシーパネポンにもサウンドテストがあるとの事。で、上手い事全部聞く事が出来たんですが、あら残念、 エンディングはサウンドテストからは聞けませんでした。 でも通常面の効果音なし録音出来るのは美味しい。つ〜か、今時の技術とアングラな流通が組み合わさると、実機よりも クリアで高品位な演奏環境が実現出来てしまうんですから・・・ むかしスーファミ版グラ3の効果音付き全曲録音、一人でプレイ&ラジカセ操作フィードアウト込み(左手で避けに徹して 右手でRECレベル操作(笑))の一発録り、とか我ながら バイタリティたっぷり(<暇なだけ?)な事やってましたが、今こうして完全効果音なし版を聞いていると、実に感慨深いモノがありますですハイ。ただのエミュより私的インパクト更に高し。海腹川背の各BGMの曲名なんて初めて知ったけど、関係者から流出したのかしらん?おぉ1曲録音してない曲が!?と思ったら良く聴くと記憶の端っこに残ってたんで単に録音見落としだったか

1999/12/2(木) *

知人一同に通達、今年は喪中に付き年賀状は御遠慮お願いします。 と、いちいち喪中葉書出しまくるのもめんどうなんで、インタやってそうな人にはこれで済ますんでどうかよろしゅ〜。

いやぁ22インチモニターは良いですね、1600ドットでもくっきり 鮮明で画面広々。って何時の間にかこんなのも購入していたり。いえ、ここに来て従来17インチがピクピク画面ぶれ始めて、 もうそろそろ寿命が迫りつつあったんで。90年代前半から使い 通して、まぁこんだけ持てば妥当でしょう。それに1280でもドットぼやける安物だったし、丁度1600ドットに憧れつつあったし、 良い機会と言う事で。

掲示板で触れた通り24Khzの足枷もなく物色あれこれ。 21インチ以上ってのはどれも高いです。定価ベースでは20万以上 とかそんなんばっかで、販売価格も15万を割ってるのはイイヤマと三菱位。それもUSBハブなんて今時皆付いてるのかと 思ったらCRTだとむしろある方が珍しいっぽい(液晶は殆どUSB対応 してるんだけど)。丁度USB機器が2つ埋まってた所なんでこれにも興味あったのですが、イイヤマの場合CRTスタンドを別売りのUSB ハブ内蔵に変えれば、てな形態でお値段1万5千円、これじゃ普通にハブ買った方が全然安いって! 三菱もハブ付きモデルは15万行っちゃ って・・・ 19インチも結構悩んだんですが、やっぱ1600がくっきりするのは10万近い値段になっちゃうとか、重量30Kg越えるのもあったり して21以上モノと大差なかったりとか、並べて見ると結構小さく見えたりとか・・・ とイマイチしっくり来ないまま、とりあえず 三菱22インチHUBなし版をターゲットに店に赴くと?

秋葉原も特に値段安い訳でもなければ品揃え豊富って訳でもなし、 ヨドバシは在庫切ればっかし(店員も手際悪い・・・最初1週間待ちと言われて買いかけたら10分以上待ち呆けさせられたあげく1ヶ月待ちに 変更でボクさようなら。まぁ新人店員さんこれから頑張ってね)、てな感じで流れ付いたのがダイエー メディアバレイなるマイナーなPC専門店、ここが当たりだった! 店員が気の効いた人で、ちょろっと相談したら紹介してくれたのが三菱22インチUSBハブ付き新製品RDF22HD。これ、その前のRDF22H という一文字違いで定価30万(!)もする98年末発売機種の後継機種で、販売価格118000円税抜き即納!それも性能は全く同じ!と言うのです から驚き。同じ性能でなんでそんなに安くなっちゃうんでしょ?

でも確かにスペックは申し分なくも対応振域も調整機能も一級。 買ってみたら箱にはRDF22Hの箱にDの文字がシールで 付け加えられてる(笑)し、本体表記も付属マニュアルもRDF22H。これそのまんま一年前に30万で売り出した機種じゃん? というか、どうやら 更なる新製品(ドットピッチ0.24で16万円っての)が出る折りの在庫処分放出ですね、これ。1世代前とは言え1年前のハイエンド志向22 インチ新品がこの値段で入手出来たんですから悪くない話です。 絶好の掘り出し物と言う店員さんの言葉にも偽りなかったとゆ〜事でしょか。ありがたや、つ〜かそれ以前に三菱さん、こんな値段で売っちゃうと 真面目に30万で買った人が知ったらヤバいんじゃない? ちなみに1週間経ってもまだヨドバシの売り場とかはこの製品の取り扱いなし、旧機種RDF22Hを販売価格16万円で売ってたりします。 ヒドいね、買っちゃった人は知らぬが仏?

とか言って、それでも高い買い物には違いなかった んですが、まぁボーナス見込みってな事で。そんでもって冒頭の通り、 実に感触良しでございます。この体感変化は下手なCPU交換やメモリ増設・グラフィックカード交換よりも数段効果あるとゆ〜か (そりゃそうだ)。同時作業もラクラクだしゲームやDVDで全画面

1999/11/26(金) *

味覚糖の特濃ミルク8.2を職場側JR駅キオスクで扱うようになったのは 大変喜ばしい事です。一日1本(箱)、おいしさはやさしさ(?)を味わう今日この頃。とか言いつつ実は最近体重増えて来ちゃってね〜。 去年の冬モノ背広で腰周り届かなかったのがあったのはショックでかし。いえ、まだ身長に対する平均体重よりは軽いんですが、生来ずっと やせ気味で通して来たのが、この前の健康診断でとうとう「普通」と判定される始末。う〜んこのままじゃアカン!っつ〜訳で、もう1ヶ月 以上職場の飲み物は無糖モノに統一していたり。そろそろ中年だね(20代で?)。

ゲームボーイでR-TYPE DXなるものを買ってみるも、う〜ん単なる 従来の1+2の抱き合わせのカラー対応のみでイマイチ。面BGMを1〜2面しか作ってなくて奇数面偶数面でその繰り返し、てな悪しき 手抜きが全く直ってねぇ!合併する容量あるならそれ位対応してよ・・・初代のフォースが異様に当たり判定小さいのは何なんでしょうね? 前斜め30度から自機正確に狙って来た弾を防いでくれないなんて・・・

も一つヨッシーのパネポンなるものに遭遇したんで試し買い。 これ、スーファミのパネルでポンをキャラだけヨッシー関連に 変えてゲームボーイに移植したやつなんですが、なんでこういうキャラ変えとかするんでしょうね?ヨッシーにした方が売れる とゆ〜裁断があったんでしょうが、やっぱ改悪以外の何物でも・・・ ストーリーも無理がある(つ〜かホントにキャラ替えただけやん)。ゲームフィールドが狭くて連鎖ネタを探す&仕込むのが厳しく なっちゃって、少々無理のある移植っぽい。VSモードも、敵側 のフィールドは一切省かれて単に一定期間で邪魔攻撃が降ってくるだけに変更、やれやれ。これらに応じて、全般のタイミング取りも 緩くなってたり難易度も抑え目に調整されてて、結局底の浅い 作りになっちゃってるなぁ、と。音楽が大方パネポンのままだったのはむしろ嬉しい点。それもちゃんと力量しっかりした 人(本人?)が担当したらしく3音化アレンジは良く頑張ってます。 再現困難な所とか無理せずオリジナルフレーズに移行してるのもグッド。スーファミ版とは別にこれはこれで充分録音する 価値ありますね。エンディングの新展開部分は結構シビれたぞ。

プレステの「マール王国の人形姫」なるほのぼのRPG、一部で噂に なってたコレですが、最近知人の家で触る機会があって、それで音楽が良さゲだったので後日音楽CD買ってみたんですが・・・ くは〜良いですわコレ、一見オーソドックスな古き良き時代の ミュージカル風楽曲なんですが、この音楽担当者は大物ですよ。人によっては多分なんて事なく聞こえるんでしょうが、ボクの 琴線つつかれっぱなし。特にエンディングのVOCAL曲が染みる〜。コルネットの声も良いです、てな感じで今とてもお気に入り。 で、既にこれの続編の「リトルプリンセス」なるものが出てるんで、こりゃぁ真面目にやって新曲聞くかぁ、と思うモノも、どうせ やるならちゃんと1作目からやった方が・・・ 知人様の評判も 良かったし〜、てな訳で買って来ちゃいましたマール王国。音楽ディスク付きで安くなったプラス版の方。まさか私が RPGに手を出す事になろうとわ。ちなみにこれ作ってる日本一 ソフトウェアって所は、実は私、遠い昔にここのジグソーワールド&ジグソーアイランドを購入してたりして、なかなか印象の良い ソフト屋だったりします。曲も悪くなくて当然録音済み、 ゲームはまぁまぁとゆ〜か、当時それなりに楽しませてもらってました。でもいかにも売れなさそうで、ここもそう長くは持たない かな〜?とか勝手に想像してたモノ(失礼)ですが、こうして しっかり活動続けているのは嬉し〜ですね。リトル〜なんかどっかのプレステ雑誌の表紙に使われてたりもして、実は今 ここって人気メーカーなのかしらん?

MIDI、今時のハイエンド系の性能とか良く分かって なかった(興味がなかった・・・)んですが、久しくDTMマガジンとか読んだら、MU2000とかってなんと64パート128音同時発音だったとわ。 ハード音源もここまで来てたなんて、とんでもね〜。こりゃ確かに、多くの音が必要な人にとっては従来64音機種2台分の性能がある 訳でして、それではちょっと敵いませんね。もっとも値段も実際2台分の差があるんでコストパフォーマンスはまだ分があるケド。また、GS系は 音が細い的な事も書いちゃいましたが、私が触った事あるのってSC55mk2まででして、SC88系の音って良く知らないんですよね〜。雑誌とかで 「88proのリアルでエッジの効いた音色〜」なんてのを見ると、もしかしたらもう事情(時代)も変わってるのかもしれませんね〜。 つ〜か、やっぱりオレも業界最有力なSC88Pro系音源を一つ位は持っておくべきなのかも。でもど〜も私はGSにちょっとだけ反骨心が あって・・・(<今までずっと非GSで生きて来た者の、単なる意地)

今、出たばっかりのハイドライド3forWIN95の音楽トラック 聞いてたりしてるんですが、いやこれなかなかですよ、とニヤけ中。こんな超古いパソゲーのリバイバルを購入なんて何を酔狂な、てな 所ですが、理由の半分はハイドライドは3だけFM7で出なかったって事、もう半分はアレンジ音楽目的でございます。そう、これ何故か7に 移植してくれなかったんですよね〜T&E御中。当時、私もごく普通のパソゲーユーザ−として1と2は買ってクリアしてたんで、あれは 当時悔しかった・・・ T&Eもスターアーサー伝説の3は逆にFM7とPC6001mk2だけ出して他の機種で出さなかったりとか、変な事してましたが。 スターアーサーも3つ共買ったなぁ。3なんてテープ3本組、ガガー。今時こんな話し通じる人どれ程残ってるでしょ? じゃなくてハイドライド3ですが、当時その後音楽CD借りたらこれが また結構気に入ってしまいまして。でも今となってはダビング音楽テープもカスれまくって、今ならCD見つけたら即ゲットだ〜、と丁度この 夏辺りに探した事もあったんですが当然全く見当たらず。 そんなのもあって今回良い機会と手を出してみたんですが、とりあえずその音楽は良い感じです。このアレンジやった人、 いかにも楽しそうでいいなぁ。ちなみにメガドラ版は一応買って 解いてますが、アレはゲームも音楽もかなり違いましたしね〜。

1999/11/21(日) *

今週のピアノネタは、レイストームエンディング (RayStormEnding_p.mid 6Kb)」でござる。正式な曲名は「CERAMIC HEART」、最近プレステで練習がてらコンテクリアを繰り返してたら妙に耳に付いてしまって。 旋律の美しい名曲ですね。ホントはピアノ以外にも多少音が混じるんですが、今回はピアノのみ。もっとも後2パート程重ねれば形になるんで、いずれ重ね録りに 慣れて来たらチャレンジしてみます。メロとコードとしか音録りしてない(つ〜か一度も重ね弾きなしの記憶オンリー)なんで、細かいツッコミはなしね。 今日はもう眠いんでこんだけ。

1999/11/8(月) *

手弾き音楽ネタ第2弾、 「ぜんまい親子ねずみ(fuku55p.mid 32Kb)」 。ようやくMIDIリアルタイム入力を試す事が出来ました。いえ、やろうと 思えばX68kで初めてMIDIインターフェースカード買った8年前位んときには試す事も出来てたのを、単に今まで腰が重かっただけなんですが。今回使った ソフトはCuBASE-VST3.7、簡単手順で思いの他奇麗に録る事が出来て驚き。再現性100%、流石MIDIは鍵盤楽器とは相性良いですね。演奏は1発録りの 無修正、今回は目立ったミスタッチもなく私にしてはまぁまぁって所。新曲ではありますが、作曲事体はもう4〜5年前位に出来てたモノ(曲番号は作曲順ではなく、データ化した順番で振ってますんで)。 ず〜と趣味で弾き続けてまして、ソロはもう殆ど決め打ちでございます。曲想は、遠い昔(幼稚園の頃?)、ぜんまい仕掛けのおもちゃの 親子ネズミの旅、なる洋風な童話を見たときのイメージ。って、実はもう殆ど覚えていないんですが、割とダークで世辞辛い話だったような 気が。もう一度見てみたいな〜。今回はピアノオンリーでありますが、いずれシーケンスソフトを使い こなして来たら各種楽器の合奏版を作りたい所。そのときにはORIGINALMUSICSのコーナーにUPするつもり。

前回の日記でKORGの最新音源NS5Rと書いたのは、NX5Rの間違いでした。 で、私は案の定とゆ〜か例の中古3万円のを買ってしまったんですが、付属マニュアルがNS5Rとなってたんでちょっと混乱してました。 NS5Rってのは一つ前の機種でXGドータボードのないタイプ。一瞬、別機種を掴まされたか!?とか不安になったものの、ちゃんとNX5R用 差分マニュアルも付属してました。つ〜か、殆どXGドータボード以外に差はないのね。これだったら別にNS5Rでも良かったケド。しかしKORG って、一番昔のMシリーズからOシリーズ、Xシリーズ、iシリーズ、最新のNシリーズと、全部AI音源部分は同じなような。 音色ROMが増えてるだけ? う〜ん案外進歩してないとゆ〜か、 もうこれ以上変わり様がないんでしょうかね〜?YAMAHAもAWF2音源になってから随分久しいですし。ところでNX5R付属の XGドータですが、なんとちゃんとAWF2音源でした。エフェクターも3系統64種類装備で670音色の32音発音、YMFチップ系の廉価XGとは違う 正にMU50そのまんまです。この値段ならこれ目的で購入って手もアリ?KORGも大放出な売り方してるな〜。もっとも今時XGで真面目に作り 込もうって人が32音で収まるデータを作ってくれるかは怪しい所ですが。

NX5Rの使用感。GSの再現度ですが、もともとさほど期待はしていな かったのが、思いの他まともな演奏になってるのが嬉しい誤算。ちゃんとGS音色配列を装備してるのは伊達じゃなく、激しい音化けも なければ音量バランスも悪くなし、感触的にはMU80でGSエミュ再生するのと同じ位、実用的に聴けるレベルです。ただし、音色そのもの はかなり印象の違いあり、さすがのKORG音色とゆ〜か不必要な程にリアルで「重くて柔らかい」AI音源発音になってまして、これは これで妙なゴージャス感に浸れます。特に笛系・オルガン系・アコベース系の太さは、目に見えてGS・XG系より特出。いや、 やっぱ合わせて聴くとちょっとクド過ぎるカモこれ(笑)。 そんな感じで、データ再生用のメイン音源にするのはやっぱり 難があるかもしれませんが、でもMIDI好きな人はセカンド音源として持っておくのも、なかなか楽しめて良いと思います。

こういう重戦車DTM音源的な機能は別にして、キーボード外部音源と しての能力はと言えば、もちろん文句なしでございます。一昔前の感覚で見るととてもこんな値段で出す内容ではないとゆ〜か、 90年頃のキーボードミュージシャンなら20万円出して買ってても おかしくないレベル、プロ用途にも通用しますよこれは(つ〜か音色ROMは実際にプロ用途として制作されてたりする)。 AI音源はキーボード演奏用にコンビネーションモードと言うのを 持ってまして、128種類のコンビネーションRAMに使用音色の組み合わせを保存可能。単音のみならず、合成もスプリットも ベロシティ選り分け(一定の音量の上と下で別音色を使い分け)も OK、トランスポーズや音量バランスも各音色ごとに調整出来、更に使用エフェクターのパラメータまで合わせて、一つの コンビネーションとして登録。後はライブ中とかでも、このコンビ 音色を切り替えるだけでそれら全てを一気に再現、これは強力ですよ。各音色の受信MIDIチャンネルも指定出来るから、これ 1台でマルチキーボードもイケるぜ。(<これはMIDIデータミキサーが必要になるけど)

とか、昔バンド用に真面目にこのコンビ・エディットを弄って いた頃を久々に思い出して、懐かしさのあまり書きなぐって しまいました。しかも、今回はWin&マック用のGUIなエディターソフトが標準付属してまして、PCの画面上で操作出来るん ですよね〜。当時はあの小さいLCD情報(20字*2行)と たった10個のボタンでチマチマと操作してたんですから、この差は凄いわ。とか良い事ずくめな様ですが、それでも 苦言を言うなら、プリセット音色の配置が変な音色が多いん ですよね〜。派手で一発芸的、あまり実利用しにくいキワモノが半分位占めてまして、これって03R/Wの頃からそうだったん ですが、これはどうにかならんものかいなKORG御中。お陰で 初期コンビはイマイチ即戦力にならず、まず素材組み合わせのコンビエディットから始めないとならないとゆ〜か。単音色でも 充分実用的なのが網羅されているんですが、でもこれの選択は 今時のGSや旧05R/W配列になっているんで、同系列の音色がバンクで選り分けられているのが具合悪し。例えばピアノ系の 音色を一気に漁りたいと思っても、バンク変えて音色変えての 繰り返し(MIDIってバンクチェンジだけでは音色変わってくれないのね)。それもバンク番号も不規則飛び飛びで、音色表片手 に操作しないと何も出来ないとゆ〜か。同系列音色を+−ボタン のみでナメる操作手段が欲しかったぞ、と。