はじめまして、西岡直太と申します。 4月3日に亡くなった西岡恭蔵の息子にあたる者です。 私と恭蔵は、KUROが亡くなって以来、生活を共にしておりました。 いわば、最も近い立場にあった私が、恭蔵の心に抱えた深い苦悩を受けとめきれず、結果、あのような悲劇が起きてしまった事を、どうか皆様、お許し下さい。 最近、父と母の夢をよく見ます。 心理学的に解釈すれば、私の無意識下の願望が夢という形をとって表面化した、という事になるのでしょうか? 私は、恭蔵とKUROが天国で再会できた、というメッセージであると受けとっています。 恭蔵は、もう、この世にはいません。 しかし、恭蔵の残した歌の数々は、今も確かに存在しています。 皆さん、恭蔵を、恭蔵の曲をどうか、これまで以上に愛し続けて下さい。 それが、天国に昇った恭蔵とKUROにとって、一番の供養になると思います。 最後に、生前、恭蔵を支えてくれたファンの皆様に、遺族の一人として、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 '99.5.1 |