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2001年度AWC大賞は、めでたく次のように決定しました。
大賞 ● つきかげ(憑木影) ● 誤解
長編賞 ● 悠歩 ●
【OBORO】 =第4幕・異形胎動=
短編賞 ● 時 貴斗 ● 階段
連載賞 ● 永山 ● 対決の場
● 佐野祭 ●
新種のあひる〜初代佐野祭の生涯〜
お題賞 ● 青木無常 ● 恩返し
HP賞 ● えびす ● 毒まつたけ
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今月は、いよいよというか、アマチュアライターズクラブ(AWC)
を主宰する佐野祭氏の作品を紹介させていただきます。まずは、その
AWCの案内口上(一部抜粋)を。
@AWCとは@
「作品を書き、感想を書く」それがAWCのテーマです。
AWCは小説を中心に随筆、詩、シナリオ、戯曲、ノンフィクション
などあなたの文芸作品の発表の舞台です。
ネットですから、「ボツにならない」「書いたらすぐ全国の人に読ん
でもらえる」「作品に対する反応がある」などなど、紙による媒体では
難しい利点 もあります。
ジャンル、長さは全くの自由です。純文学、ミステリー、SF、ポル
ノ、お笑いなどはもちろん、既成のジャンルに当てはまらない作品もお
待ちしております。どうも回りの作品と雰囲気が違うなあ、なんてこと
を恐れる必要はありません。
AWCのホームページ: http://www.awcjapan.net/
@(以下略)@
AWCでは毎年1回、その前の年にAWCのボード(掲示板)に発表
された作品を対象に、参加者の投票によるAWC大賞を選定しています。
今月お送りする大型生活小説「排水管にあこがれて」は、その中では、
惜しくも短編賞の次点に留まりましたが、私にとっては、どうにも頬が
緩んでしまうのを止めることができない傑作でした。
佐野祭氏はすでにネット上に「大型小説」というサブタイトル付きの
小説を多数発表し、また昨年には、新潮社から本を出版。実績的にもメ
ジャーなネット作家となっておられます。大型小説という呼称も、その
小説の雰囲気を醸し出す為の効果的な演出になっていて、それだけで楽
しくなります。ひょっとしたら、大型小説という新しい小説ジャンルま
で創作されたのではないかと、思ったりします。今回は、無料メルマガ
なのですが、幸いにも掲載依頼に快諾いただきました。短い作品ですが、
どうぞお楽しみください。
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