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       詩とエッセイの電子メールマガジン

          月 刊 ポ エ ム

      テキスト版・12月号・発行部数736
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 詩とエッセイの月刊ポエムは、来年からリニューアルします。

 これまで通り、自由詩とエッセイのページであるということに
 は変更はないのですが、それぞれの作品の形式・長さを4行詩、
 20行エッセイということで短くします。

 4行詩は、1行35文字以内で4行以下のもの。また20行エ
 ッセイは、1行35文字で20行以内です。これは、インター
 ネットとメールマガジン配信という環境での「読みやすさ」
 「読まれやすさ」を重視したための変更です。

 みなさまからの投稿についても同じく変更となります。どうぞ
 よろしくお願いします。(ポエム編集室)


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テキスト版月刊ポエムは毎月「テーマ素材」を決めて、そのテーマ
素材に関連する詩やエッセイを競作形式でお届けするメールマガジ
ンです。

口語形式の誰にでも楽しめるものばかりを集めた感性系マガジンを
目指しております。

毎月定期的に作品を発表する投稿スタッフにくわえて、随時投稿も
歓迎しております。投稿要領についてはインターネットにご案内を
公開しておりますので、そちらををよくお読みください。

投稿のご案内:
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/omake/toukou.htm

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       今月の素材:  [灯り・Lights]


ライトビールの宣伝だったか。

「おーいライトくれ」と客が言うと店員が懐中電灯を差し出す。
「違う違う、XXライトだ(XXにはビールの銘柄)」
「そうか、それならそうとはっきりXXライトって最初から言えよ」
そこで初めてお望みのライトビールが出てくる。

こんなCMがなぜか私の印象に残っている。

バーに入っていきなり「ライト(光)をくれ」というところが、な
んとなく行き詰まっていた当時の自分の気分と重なり合っていたの
かもしれない。

ショットバーへ行ったりすると「ライトをくれ」と言ってみたい衝動にか
られたあの頃。自分の殻を破れないでもがいていた。

本当はライトではなくて「希望をくれ」と言いたかったのかもしれない。


というわけで、今月のテーマ素材は「灯り・Lights」です。尽きる
ことのない日常の煩雑さから離れて、どうぞ「月刊ポエム」でゆっ
くりとおくつろぎください。(ジョ)

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       【月刊ポエム・12月号目次】

   [今月の作品集]  詩14編、エッセイ1編
   [作者あとがき]  各投稿作者のショートコメントです
   [編集室便り]   編集人のひとりごとです             
   [投稿のご案内]  投稿要領はこちらをご参照ください
   [重要なお知らせ] 来年からの新しい月刊ポエムについて
   [読者登録・解除] 読者登録・解除のご案内

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  □□□□□□ 今 月 の 作 品 集 □□□□□□


   (詩) 灯り(4行詩)    by 叙朱
   (詩) 消失(4行詩)    by 河野夏月
   (詩) 小さな灯をともそう  by 空(SORA)  
   (エッセイ)エッセイ?    by なお
   (詩) 灯り         by 七海
   (詩) 灯り(4行詩)    by うさぎ
   (詩) 灯り         by KURARA
   (詩) Once for all     by ほたる☆もえ
   (詩) 迷い猫のつぶやき・3
         − 灯り −    by チャコ
   (詩) persona(心の一部)  by 夜行人間
        ・・・         ・・・      
   (詩) 灯り         by 小西 彩(投稿)
   (詩) 美しき茜なれど、
      我一人、帰路の坂を行く by なおすけ(投稿)
   (詩) 灯り(4行詩)    by yuto(投稿)
   (詩) 道化師        by mike(投稿)
   (詩) 病室・廊下・ネオン  by DAI(投稿)

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 (詩)灯り  
                    叙 朱       
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 「 灯り 」

 車窓をぼんやりした
 灯りがいくつも駆け抜ける
 もう巻き戻しの利かない
 私の後悔を照らしながら


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 (詩)消失 
                   河野夏月     
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 「 消失 」

 見つめた街灯の明かりが
 ちらちらと揺れている
 今度 朝が来たら
 こんなことはもう 終わりにしよう


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 (詩)小さな灯をともそう 
                   空(SORA)     
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 「 小さな灯をともそう 」

 心の中に灯をともそう
 小さな灯でいい
 その灯をもう少しだけ大きくして
 隣の人におすそ分けしよう
 きっと自分の灯がもっと大きくなるよ

 今はそんなに簡単に出来なくても
 いつかきっと
 簡単にその灯をあげられるような人になりたい


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 (エッセイ)エッセイ?
                      なお
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 今回は「灯」がテーマ。で、何にしようかな?とあれこれ考えて
いたら、ふっと去年のクリスマスを想い出した。
 わたしが初めてパソコンを買ったのは、ちょーど去年の夏のこと。
それからのろのろと上達していたら、あっという間に冬になってい
ました・・・。
 このままではいけない!と決心したわたしは、まずはデスクトッ
プをなんとかしよう!と決意。たまたまもうすぐクリスマスだった
ので、どこのWebページもクリスマスで、なんとかわたしのデスク
トップもこんなかんじになんないかなぁと考えてたら、ある素材の
ページで、とってもかわいいぴかぴかするツリーを発見!!!かな
りちいさなツリーなのに、まぶしいほどにいろんな色に点滅するん
です。わたしは一目で、これだぁ!直感したのでした。
 そこで、それを悪戦苦闘しながらも、なんとか持ち帰ることに成
功!(今なら簡単なことも、その頃はまだ大変で、右クリックでの
持ち帰り方も知らなかったっけ) だけど、またそこからが大変で、
どうやったらデスクトップに置けるのか、ぴかぴかしてくれるのか
わからない・・・。友達に聞いたりいろいろして、ようやく3日後
に無事設置できたのでした。もうそのときは感動でした!!!
 だって、デスクトップの真ん中で、ツリーがぴかぴかするんです
よ!しばらくの間は、うれしくてただデスクトップを眺めては、1
人でにんまりしてました。殺風景だったデスクトップに灯がともっ
た感じとでもいうのでしょうか。無機質なパソコンが、なんだか
とっても暖かくなった気がしたのです。とにかくそんなささやかな
挑戦は、わたしにとって特別なできごとになったのでした。
 あれから、もうすぐ1年。今では笑えることでも、あの頃はわか
らないことだらけだったように思います。ただ、あのツリー事件か
らずーっと治らないことがあります。そう、かわいいものみつける
と、すぐに連れて帰ってきてしまうのです・・・。とくに動くもの!
おかげでわたしは、一生素材には困らなくなりました。そして、い
まやあの殺風景だったデスクトップは、すっかりおもちゃ箱みたい
になっているのでした。
 
 それでは、へんてこなエッセイ?!でしたが、読んで下さってあ
りがとう!でした。  byなお
 
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 (詩)灯り 
                   七海     
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 「 灯り 」

 何が見えた?
 君の最後の瞬間

 君の小さな命が
 ちっぽけな運命に負けそうな時
 側にいられなくてごめんね

 君のいる世界で少し寂しくなったら
 いつでもここにおいで
 うちの灯りを見つけて 側においで

 君のうちはここだよ


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 (詩)灯り 
                   うさぎ     
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 「 灯り 」

 遠くで招くような、ゆらめく街の灯り
 ささやくような、にじむ星達のひかり
 震えるろうそくの炎のような、失った恋のともしび
 消えゆくからこそ美しく愛しいモノがこの世にある


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 (詩)灯り 
                   KURARA     
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 「 灯り 」

 街の灯りを背にした
 あなたは哀しそうに
 苦しそうに空を見上げた
 煙草が白い煙を立ち昇らせていた

 もう夜は
 決して心の闇を
 覆ってはくれない
 もう街に
 溢れた光はその傷を
 隠してはくれない

 街の灯りを背にして
 あなたは哀しそうに
 苦しそうに少し微笑む
 煙草が地面に落ちて

 煙が
 空を覆うように立ち上っていった


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 (詩)Once for all 
                   ほたる☆もえ     
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 「 Once for all 」

 報われない恋だって知っていたのに
 どうして二人を引き逢わせたのですか?

 こんなに思いが募って
 早く嫌いになりたいのに
 どうして忘れられないのですか?

 逢いたいときに逢えなくて
 声 聞きたいのに 聞けないから
 いい加減 自分の気持ちに 
 ピリオド打ちたい

 だけど 笑顔で元気なフリをしてしまうのは
 なぜですか?

 キャンドルライトに一度だけ
 願い事 かけてもいいですか?

 一度だけ もう一度だけ奇跡を起こしてくれるのなら・・・


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 (詩)迷い猫のつぶやき・3 −灯り− 
                   チャコ     
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 迷い猫のつぶやき・3 −灯り−


 瞬きひとつもしないのに
 何百キロも旅をして
メールボックスに滑りこむ
あの人の言葉はいつだって
つれないほどに短いけれど
うつむく心に灯りをくれる

     
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 (詩)persona(心の一部)
                   夜行人間
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 水銀灯はきちんと 前倣いをして
 長い影に追い越されては 抜きかえしていく

 二人寄り添う クリスマス礼拝の帰り道
繋いだ手が 何だか冷たいね
 こんな厳粛な夜に 君をきつく抱き締めたら
 神様 許してくれるかな

 どの辺りから 妹から恋人になったんだろう
 僕は ふと思いだそうとした
 でも そんな事どうだっていいか
今こうして 二人はここに生きている
 それで いいんだから

 時々 繋いだ手を強く握る
 それに答えるかのように 君も握り返す
 こうする事で僕たちは お互いがお互いに
 この 果てしない夜の空の下に
 ちゃんと 相手がそばにいることを
 確かめてみていた

 見上げた厳冬の夜空に 星が流れた
 何処かで誰かが この世を去ったのかも知れない
 家族が友人が 悲しんでいるだろうか
 「なんだかとっても 可哀想だね」
 心配そうに君は 僕を見上げた

 陰険で無慈悲な 運命の御手によって
 避けることの出来ない訣れが もし訪れた時
 どんなに君は 涙こぼすのだろうか
 たとえ安らかで 静かであろうとも
 置き去りにれた 大好きな人達にとっては
 死は 悲しみ以外の何物でもないのだから

 「ねぇ 人は死んだら天国に行くのかなぁ」
 口づけの後 君は僕の胸に顔を埋める
 そうだね 僕が死んだら
 小さな君の 心の一部に僕はなりたい


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 (詩)灯り
                   小西 彩(投稿)
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 小さく燃える灯りを背に
 辺りを見まわす
 何も見えない

 それは遠い
 木陰の虫を踏みつけにして
 ある時は照らし出す

 それは遠い
 雪が降り積もる地面を
 歩く

 恋をした
 遠い日の思い出を胸に
 辺りを跳ね返し

 何をしても
 もう2度と追いつけない
 途方も無い過ちを胸に

 それは遠い
 遠い灯りを懐かしむ
 遠い灯りに詞を寄せて


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 (詩)美しき茜なれど、我一人、帰路の坂を行く
                   なおすけ(投稿)
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 「 美しき茜なれど、我一人、帰路の坂を行く 」

 何も無い一日が終わる

 時は動いているようで、止まっているようで、昨日も、一昨日
 も同じことをして、同じようなことを感じていたような気がす
 る

 それだけさ、それだけのことさ、風がつぶやく

 もう随分秋深くなったもんだ 老烏が寂しげに笑う

 赤く染まる空を、無邪気に眺めていたのはいつの頃だったのか
 それすらよく思い出せない

 薄暗さに空気が呑み込まれてゆく、道も暗く沈んでゆく

 灯かりの下で、ただ照らされるだけ、ぬくもりも何も感じず、
 半ば動く肉の集まりになった俺は

 そのことを自覚することだけ、その時ヒトとしての魂が戻る
 そして苦しみ、のたうちまわる

 教えてくれ、もし今の俺に、何も無いこと意外に出来ることが
 あるならば その苦しみの答えを

 灯かりに元々温もりなど無かったのかい??それとも俺が感じ
 取ることが出来なくなったのか??

 その疑問に答えることで、俺は救われるのか それも教えてほ
 しい

 夜道に灯かり一つ、そして我も一人 ただ生きているだけの体
 さ、そう思えば少し楽になる??

 ただ照らしているだけさ、そう思っても、それ以上の何かをこ
 いつはしているような気がする 灯かりにも満たぬ俺??

 灯かり照らせど、我が心に明るさ無く 明るさを心にかかげど、
 誰かの灯かりにはならず

 我求めし遥かなる灯火は、未だ手に届かず ただ夢のみおぼろ
 げに浮かぶだけ

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 (詩)灯り 
                   yuto(投稿)     
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 「 灯り 」

 深い暗闇の中、小さな灯りを、ひとつ。
 何てことはない、ありきたりなロウソクを、灯す。
 土曜の夜は、あなたが来るのを、待ってる。
 灯りが見えたら、窓ガラスに石を投げて、呼んで。


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 (詩)道化師 
                   mike(投稿)     
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 「 道化師 」

 出会った頃の あのときめきを
 確かめられないうちに
 あなたの心に 届かなくなって
 木枯らしが やけに身に沁みて
 私の心に馴染んでゆく
 薄紅の落陽が 空と海を紫に染める
 また 蒼い夕焼けが にじんで見える

 ありのままの想いを
 無我夢中でかたちにしたら
 あなたの姿が遠くになった

 やっぱり私は道化師なのね
 あなたの前では 本当の私を隠して
 嘘の笑顔でおどけているのが
 お似合い
 それ以上になったら いけなかったみたい

 あなたにはわかって欲しかった
 あふれる涙は
 誰にも見せずに
 夜空に捧げるの

 凍てつく夜 星々が眩いばかりに輝きだす
 何万年もの旅の末に 私に注いだ優しい光

 どんなに探しても 暗闇なんて 見つからない
 夜空でさえ 無数の光が瞬いている

 私も ここに いる

 そしてまた 灯りを求めて
 行く宛のない道を彷徨う
 灯りの先にあるものを感じたくて

 薄明が始まる頃 風は やがて来る光を
 示している様に見えた


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 (詩)病室・廊下・ネオン 
                   DAI(投稿)     
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 「 病室・廊下・ネオン 」

 死臭の含んだ空気の大部屋
 かすかにもれる光で
 ぼんやりと
 正気を取り戻した廊下に座っている
 膨張した足の友人
 制御できない換気扇が
 昼からずっと外気に抵抗して
 カラカラ回っている
 喫煙室の窓の下には
 停止した時間の家庭菜園がホテルの
 ネオンの下で広がっている。

 僕の存在の証拠を去勢した集団
 (私は不安です)
 秘密をあかす(君の存在を)
 僕の投げ出した足を踏みつけて
 屋上へと歩き始めた。

 時間が夜中の12時をすぎると
 眠りの領域を見まわり当番の看護婦が
 持ち去り
 時間の錯誤の中で
 夢が
 僕の記憶の一部を押し開き
 タイルの部屋が目の前に広がる。

 (時間が一気にもどる)



  □□□□□□□□ [作者あとがき] □□□□□□□□


       ■叙朱:「 灯り 」

 さっそく4行詩に挑戦してみました。灯りというとまず列車の窓
からぼんやり眺める夜景を思います。あそこにもここにも自分と同
じ人間がたくさん住んでいて、喜怒哀楽があって。精一杯生きてい
る。それにしても自分の人生は・・・。いかん、いかん。どうにも
気分が落ち込む今日この頃。

叙朱小詩集:
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shishu.htm


       ■河野夏月:「 消失 」

 一足早く、来年から始まるという四行詩を作ってみました。短い
言葉で情景を端的に表していく俳句とか短歌とかを気にせず、曖昧
さを前面に出してみました。……まあ、初めてだからちょこっとつ
けたし。灯りって夜なら光るけれど、朝が来てしまうと見えなくな
ってしまいますよね。まるで消えてしまったかのように。「消失」
は、そんなことを考えながら作りました。って、全然作品に反映さ
れていない気もしますが。

 それでは、今回はこの辺で。
                        河野夏月
 
        河野夏月・水たまりの世界:
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kaduki.htm
 http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/


       ■空(SORA):「 小さな灯をともそう 」

 最近いろんなことがありました。そして,自分のことしか考えて
いない自分を、まざまざと見せつけられました。
 もっと広い心を持ちたい。。。それが今の私の願いです。

        空からの手紙
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/sora.htm 
 http://village.infoweb.ne.jp/~fwba1633/index.htm 


       ■七海:「 灯り 」

 先日4年暮らしていた猫が他界しました。
 最後の瞬間に側にいられなかった後悔は、ずっと心の中に残る
と思います。彼が最後に見たものが、幸せだった私達との生活で
ありますように・・・・・

七海・海の破片〜かけら〜
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/nanami.htm


       ■うさぎ:「 灯り 」

 今月から4行詩と言うことですが、なかなかまとめるのは難しい
ですね。 灯り..と言うとすごくはかなく心温まるイメージがあ
ります。 これから、寒い冬に向けて心の中にホッとする灯りを持
ちたい物ですね。

うさぎ・月夜の国から
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm


       ■KURARA:「 灯り 」

 夜の町は華やかで、深夜まで騒ぐ光景も普通になってしまいまし
た。そんな中で、時々、ふと見ると灯りの中で浮いて、切り取られ
て消えてしまうように感じる人がいます。写真の中であの人は、何
だか哀しそうでした。

        KURARA・パンドラの箱:
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kurara.htm


       ■ほたる☆もえ:「 Once for all 」

 キャンドルの炎ってすごく神秘的ですよね・・・。
 私は特別なクリスマスって過ごしたことがないのですが、今年こ
そはいいクリスマスになりますようにって願ってます。

 この詩は好きな人を思って描いたものです。
 思いつづけていれば、奇跡は本当に起こるって信じてます。

       ほたる☆もえ・Looking For My Wings
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/moe.htm
 http://www.asahi-net.or.jp/~gd5t-mto/


       ■チャコ:「迷い猫つぶやき・3
                − 灯り − 」

 読者のみなさま、お久しぶりです。数年前にこちらでコーナーを
いただいていたチャコです。覚えてる人、いないかも〜。今回は、
何を血迷ったのか投稿なんてしちゃいました。短いですが、お楽し
み下さいマセ。

        チャコのつぶやき
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/chako.htm


       ■夜行人間:「 persona(心の一部) 」

 去年の今頃(一二月)に作った作品です。いつも思うのです。
自分という命の灯りが、消えたとき、大切な人が、悲しまないよう
にその人の心の一部となって、一緒に歩いていけたら、どんなに良
いだろうって。そんな思いを、詩に託しました。

        夜行人間・惑星祭
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/yakou.htm


       ■小西 彩(投稿):「 灯り 」

 詩を書き始めてから4〜5年、毎日少なくとも2〜3の詩を書き
溜めてきた私が、ある1つの詩が浮かんだその日から、約3日月、
詩がかけなくなりました。この詩はそれ以来やっとできた詩です。
車の中でその日に浮かんだアイデアと、この投稿のテーマが偶然合
わさった詩です。


       ■なおすけ(投稿):「 美しき茜なれど、
              我一人、帰路の坂を行く 」

 あまり「灯かり」を強調してないような??これで良いのだろう
か?? 相変わらず適当なので、酷評歓迎しております こういう
気分に人は誰でも陥る時があるのでは??と思い制作しました
そんなことはない!!というひとにも読んでもらいたいです(な
んちて) それでは雅に「チャオ」
なおすけ

       ■yuto(投稿):「 灯り 」

 土曜の夜は、誰にもヒミツな二人の、誰にもヒミツの甘い夜。そ
んな夜を、持ってました。


       ■mike(投稿):「 道化師 」

 身に受けた出来事を綴ってしまいました。こういう時、よく夜空
を眺めに出掛けるんです。 嘘ではない素直な自分を忘れないでい
たいし、忘れないでいられたら、暖かい光にめぐり合えると信じた
いです。「灯り」とは、ちょっと違ったかな(苦笑)


       ■DAI(投稿):「 病室・廊下・ネオン 」

 今年の入院日誌から詩にしました。



□□□□□□□□□ 編 集 室 便 り □□□□□□□□□□


          ニューヨークの灯り

夕方。5番街でタクシーに乗り込んで「ニューアーク空港へ」と告
げると「イエスサー」と怒鳴って運転手は乱暴に発進。なんだかニ
ューヨークのタクシーは恐いなあ・・・と思いつつ、後部座席で緊
張してました。

トンネルを抜けて、しばらく走ってから急に運転手が車を停めて、
しきりに話しかけてきました。身振りでどうやら「おりろ」と言っ
ているようです。しかし、暗い公園のようなところでなんだかやば
そうな雰囲気。

仕方なくタクシーを降り、運転手の指さす方を見て息を飲みました。
イーストリバーの向こうに夕闇の空を背景に、マンハッタンのスカ
イラインがきらめいていたのです。ビルの窓灯りがまるで電飾のよ
う。

「ベストビュー・オブ・ニューヨーク Best view of NewYork」と運
転手はにこにこ笑っております。厳しい話ばっかりだった昼間の苦い
ミーティングも、冗談ばかり連発してまともに議論にならなかったい
い加減なアメリカ人パートナーのことも、こうやって振り返ったニュ
ーヨークのすばらしさと、得意そうに胸を張る運転手の笑顔とで、ま
あ、帳消しにしておきましょう。(ジョ)

    では、また来月まで。 編集人 ジョッシュ拝


□□□□□□□□ 投 稿 の ご 案 内 □□□□□□□□□

詩とエッセイの月刊ポエム(テキスト版)は、インターネットの
HP「月刊ポエム」に掲載された作品の中から、数点を選んでご紹
介しております。インターネット月刊ポエムでは、詩やエッセイの
投稿を募っております。興味がおありの方は、簡単なご案内をイン
ターネットに公開しておりますのでご覧ください。
投稿のご案内->
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/omake/toukou.htm

□□□□□□□ 重 要 な お 知 ら せ □□□□□□□□

来月から「詩とエッセイの月刊ポエム」は全面模様替えを行います。
ちょうど創刊4年目に入るということで区切りもいいし、掲載する
作品の形態を「4行詩と20行エッセイ」という短いものに絞り込
んでいこうと思っています。毎月のテーマ素材に関連しての競作形
式は変わりませんが、短めでもっと読みやすいマガジンを模索しま
す。定期投稿スタッフのみなさま、および随時投稿の読者のみなさ
ま。どうぞこれからも、詩とエッセイの月刊ポエムをよろしくお願
いします。
==============================

      来年・2000年正月号のテーマ素材

           「 白・White 」

    白・Whiteを素材にした作品をお待ちしております。
      (締め切りは12月25日24時です)

==============================
おまけ:詩とエッセイの月刊ポエム・インターネットホームページ
   http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/ 
にやっと24H書き込み可能な掲示板「気ままな掲示板」ができま
した。定期投稿スタッフの方々や読者のみなさまのフリーな書き込
みスペースです。どうぞご利用ください。なお、同時にスタッフ専
用の「気まま日記」も開設。こちらは月刊ポエム編集関係の書き込
みになりますので、定期投稿スタッフの方々はたまーにでものぞい
てみてください。(編集室)
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 タイトル:  詩とエッセイの月刊ポエム・12月号
 発行日:   平成11年12月5日
 総発行部数: 733
 発行元:   MiyazakiBookSpace prn81060@muj.biglobe.ne.jp
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