□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 詩とエッセイの月刊ポエム テキスト版・6月号・発行部数790 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 日本各地から地震の知らせが、そして西日本が梅雨入りとか。 お変わりありませんか? ちょっと遅れましたが、4行詩と 20行エッセイ専門の「月刊ポエム」をお届けします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今月号のテーマ素材: [雨・Rain] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [表紙のひとこと] 普通ならバスで通う距離を、毎朝、歩いたことがありました。 大きな車道沿いにちゃんとコンクリートの舗道がついた道で、 トラックが朝早くから走っていて決して「歩きたく」なるよう な道ではなかったのでしたが、ひとつだけ、楽しみがあったの です。 それは信号のある交差点で、いつも響いてくる靴音でした。 山登りが趣味だという女性の元気な靴音は規則正しく、決まっ た時間に現われます。晴れの日も、雨の日も。たまに挨拶を交 わすことがあるくらいで、それだけのことだったのですが、転 勤でアパートを変わるまで、せっせと歩いた私でした。 そんなある朝。夜来の激しい雨が見事に上がった朝。 雨に洗われてぴかぴか光る木の葉色がとてもきれいでした。雨 が残る黒い歩道を闊歩する彼女に、とっても似合いそうな色。 あの雨上がりの木の葉色は、以来、私のお気に入りになってい ます。 というわけで、今月のテーマ素材は「雨・Rain」です。尽きる ことのない日常の煩雑さから離れて、どうぞ「月刊ポエム」で ゆっくりとおくつろぎください。(編集担当:ジョッシュ) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【月刊ポエム・6月号目次】 [今月の作品集] 4行詩17編 [作者あとがき] エッセイ風コメント [編集室便り] 編集人のひとりごと [投稿のご案内] 投稿要領はこちらをご覧ください [読者登録・解除] メルマガのご案内 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━━━━━━━ 今 月 の 作 品 集 ━━━━━━━━┓ (詩) 雨 by 七海 (詩) てるてる坊主 by ほたる☆もえ (詩) 虹 by 空(SORA) (詩) おたんじょうかい by なお (詩) 泣き虫 by うさぎ (詩) 独り by 河野夏月 (詩) 雨 by 相模流緒 (詩) 独りきり by 杏条 (詩) 雨 by チャコ (詩) kaikon by 夜行人間 (詩) 雨の部屋 by KURARA (詩) 雨 by ISSI (詩) 雨の匂い by 叙朱 ・・・・・・・・・・・・・・ (詩) 突然の雨 by 静葉(投稿) (詩) あめ by 日向 葵(投稿) (詩) 夢雨 by 風花(投稿) (詩) 雨の幸せ by Ku^(投稿) ┗━━━━━━━(掲載順番は原稿の受付順です)━━━━━━┛ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨 七海 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 冷静さを装っているけれど 声が震えてる 振り出した雨にせかされて 小さく伝えたサヨナラ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)てるてる坊主 ほたる☆もえ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− マジックで書いた てるてる坊主の顔 雨はやんだけど 君を泣かせてしまった −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)虹 空(SORA) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 突然雨が降った 傘なんて持ってないから そのまま濡れてゆく 雨のやんだ空には虹が光る −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)おたんじょうかい なお −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− わたしが生まれたのは 6月で あじさいの花が 咲く頃でした。 毎日雨が降っている そんな頃がたんじょうび。 あじさいの花も そんな日に 花が咲くからたんじょうび? いっしょに紅茶で かんぱいするね! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)泣き虫 うさぎ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 空気が湿った臭いがして来て、それは雨の少し前。 いいね、まるで地球が泣いてるみたいじゃない。 シトシト…6月の雨のよに思い切って泣いてみよか?。 泣いた後は、もう1度地球も優しい気かするから −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)独り 河野夏月 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 緑の雨の降った跡が 散らばっていた アスファルトの地面を 踏みつけて帰った夜 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨 相模流緒 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ちいさい頃から雨降りの日は きらいだった 空が真っ暗で 気持ちまで暗くさせた 雨上がりの 湿ったにおいがきらいだった 今はちがう。つらいことを流してくれる 雨が好きになった −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)独りきり 杏条 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 雨・・・雨・・・雨が降る あの日の記憶に 私のほおに 雨・・・雨・・・雨が降る 独りきりの今はただ 切ない −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨 チャコ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 私の頬にそぼ降る雨よ あの人が眠る街も濡らしておくれ 頼りない lineをひた走る 危うい自由が欲しいから −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)kaikon 夜行人間 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 強引に kissをしてごめん 走り去る君の心に 横殴りの雨が降る 雨は容赦なく 君の心を押し流すから 傷つけた僕のこと 嫌いになってもしかたないよね −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨の部屋 KURARA −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この雨が止まなければいい この部屋から出られなければいい あなたの嘘の正体に少し気付いて 光に晒されることを恐れている −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨 ISSI −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 雨は 空気中の汚れを吸収しあらい流している 涙は 心の中の悲しみ溶かしあらい流している −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨の匂い 叙朱 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 降り出しを受けて 黒土が呼吸を始めた 生温かい雨の匂いは 遠い母の吐息を思わせる −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)突然の雨 静葉(投稿) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− あわてて軒先に隠れたけれど、 「ま、いっか。たまには濡れて帰るのも。」 軽く笑って空を見上げた。 雨はまだやみそうにないから。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)あめ 日向 葵(投稿) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 降り止まない雨 君の心に傘はさせないの? 泣きたいなら思いっきり泣けばいい 僕はいつも傘を持っているから・・・・ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)夢雨 風花(投稿) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 空は羊水のように 地上を包み わたしたちは 胎児のようにやさしく眠る −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (詩)雨の幸せ Ku^(投稿) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 濡れている左肩は 君の優しさ 青空のような傘の下 雨の日に笑顔 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [作者あとがき] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■七海:「 雨 」 はじめて一緒に出かけた日も、はじめて彼の手にふれた時も、 なぜかいつも雨の日でした。 まだ帰りたくないとわがままを言って困らせた日 彼の肩の向こうに見えた雨は、街頭に照らされ銀色だった。 そんな思い出をゆっくりと思い出しながら書きました。 七 海・海の破片〜かけら〜 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/nanami.htm 海の破片〜かけら〜 http://village.infoweb.ne.jp/~fwke6668/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■ほたる☆もえ:「 てるてる坊主 」 ティッシュペーパーでよく作りました。 油性ペンで書いたらよかったんですけど・・・。 あ、そういう問題じゃないですね。 ほたる☆もえ・Looking For My Wings http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/moe.htm COCOA・TIME http://www.asahi-net.or.jp/~gd5t-mto/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■空(SORA):「 虹 」 何となく叙景詩を書きたくなってしました。 今の時期、風と日差しのコントラストが気持ちよくて、ぼーっ と空を見上げてしまいます。 私の住んでいるところでは、ようやく真春が来た感じ。 でも、すぐに夏に変わるんですよね。 今日は、とても気持ちのいい青空です。 空からの手紙 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/sora.htm EMI'S ROOM http://village.infoweb.ne.jp/~fwba1633/index.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■なお:「 おたんじょうかい 」 さいきんPCの画面をずーっとみてることが多くて、そのせい か肩こりが続いてます・・・。 それで、ちょっと気分転換も兼ねて、ひんやりゼリー状のアイ マスクを試してみたら、なんと!めちゃくちゃ気持ちよくて、 スッキリ爽快! ラベンダーの香りもして、効き目ばっちりでした。 肩こりにお悩みの方、一度お試しあれ!(^-^)/ なおのみたもの http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/nao.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■うさぎ:「 泣き虫 」 大人になってしまった今、雨ってなんだか寂しい気がします。 子供の頃は水たまりの検査に余念がなかったけれど... ずいぶん前、好きな人が雨のドライブも好きだ。と言ったのに 素直でなくて好きと言えなかった事を懐かしく思い出した 今月のお題でした。 うさぎ・月夜の国から http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■河野夏月:「 独り 」 もうすぐ梅雨の季節になりますね。この六月は、私は母校の高 校に教育実習に行ってきます。今は、その準備に追われてて、 忙しいです。新緑の季節なのに、のんびり、緑を眺めている暇 もないです。でも、母校は、緑の多いところなので、一息つけ る余裕が持てたらいいなあと思ってます。 それでは、今回はこの辺で。 そよ風の気持ち良い朝に 河野夏月 河野夏月・水たまりの世界 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kaduki.htm 真夏の月を採りにゆこう http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■相模流緒: 「 雨 」 私の経験をそのまま書きました。 雨上がりの湿ったにおいが特にきらいでした。 土臭いような、変なにおいがするなぁと思ったものです。 でも、大人になった今は雨降りもそんなに悪くないと 思えるようになりました^^; 相模流緒・真昼の月 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/ruo.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■杏条:「 独りきり 」 雨は私にとって二面性を持っています。 ひとつは、寂しいイメージ。 孤独なときには雨音がやけに響く気がします。 それがこの四行詩。 もうひとつは、許容のイメージ。 雨は僕を慰めてくれているのかもしれない。 雨が僕を包み込んでくれているのかもしれない。 それをミニHPの詩に書いてみました。 私のお気に入りの一作なのでそちらも覗いてやってください。 杏条・ふりかえって見えるもの http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/anjo.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■チャコ:「 雨 」 金沢の初夏を彩ったツツジもそろそろ終わろうとしています。 梅雨の季節はうっとおしいとはいえ、色鮮やかなあじさいを目 にすることができる密かな楽しみもありますね。 チャコのつぶやき http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/chako.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■夜行人間:「 kaikon 」 「悔恨」です。 漢字で書くと、堅苦しいのでこれにしました。 男の子の方は、素直な愛の気持ちだったんだけど、無理矢理は 不味いか(汗) 彼女を傷つけたことも事実だし、それを悔やんでいるのも事実。 皆さんは、これってどう思います? 夜行人間・惑星祭 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/yakou.htm CLASSIX NOUVEAUX http://www3.ocn.ne.jp/~aeries/night-shade.html −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■KURARA:「 雨の部屋 」 雨は好きです。 あの不思議な空気の透明感が好きです。 雨が降っている間は、異空間に居られる気がするのです。 KURARA・パンドラの箱 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kurara.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■ISSI:「 雨 」 僕にとって詩は、読んでもらって感じたままがすべてなので、 実はこんな詩なんだよって説明するのはすごく難しいです。 というのは、こんな風に感じて欲しいって考えて書いてないから。 でも、一言いうとしたら、あれは、すべてのものは同じように回 っているということです。 人も、自然も (自己紹介)1970年生まれ。横浜市出身。 97年、98年、詩集2冊出版。 ISSI http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/issi.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■叙朱:「 雨の匂い 」 生温かい日。ぽつぽつと降り出した雨の中で、むせ返るような 土の匂いを嗅ぎました。その懐かしい匂いは遠い子供の頃に、 外で転げまわっていてよく出くわしたもののような。妙に郷愁 を覚えます。そう言えば、昨日、長崎の生家からもぎたてトウ モロコシが届きました。 叙朱・小詩集 http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shishu.htm −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■静葉(投稿):「 突然の雨 」 今回は、僕の体験をそのまま詩にして送りました。 「静葉の書く詩はストレートな表現のものが多い」とよく言われ ていますけれど、この詩もその例に漏れず、と、言ったところ でしょうか。 ちなみに、これとは別に、作りかけの詩があるので、記してお きます。 暗雲 立ち籠むる 春 水神 産まる 肢体 輝かせ 乱舞 咆哮 恩恵 かの地へ与えん これは4行詩には拘らず作成している段階のもので、この詩か ら、今、2つのパターンの詩を書いているところです。 現在、戦前から活躍していらっしゃる詩人の詩集のうち、大岡 信氏と、鮎川信夫氏の詩集を拝読しているのですが、その詩を 読んだおかげで、僕の表現法も少し広がったみたいです。 ところで、この作りかけの詩、何を表現しようとしているのか、 わかるかな? わかる人は、その理由を書いて、僕宛にメール を送ってください。 見事正解した方の中から、僕の持つ詩集のうちの1冊をプレゼ ントしましょう。 静葉 shizuha@chan.ne.jp http://LSN.tripod.co.jp/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■日向葵(投稿): 「 あめ 」 泣きたいときに傍にいてくれたら嬉しいですね。 日向葵 mokam@fk.enjoy.ne.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■風花(投稿): 「 夢雨 」 3年前の雨の日、男の子が生まれました。 空全体が羊水のようにやさしく母の胎内から地球という胎内へ 移動するように彼は生まれました。 それ以来、雨は嫌いでなくなりました。 地上にいるものすべてが母に抱かれてやさしく眠っているよう に感じられるのです。 ・・・ちなみに水中出産だったんですよ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■Ku^(投稿):「 雨の幸せ 」 こんにちは。Ku^です。今月号にも投稿します。 テーマ雨ということで、はっきりいって悲しい詩しか浮かばな かったです。(笑) でも、梅雨を前にどんよりな詩より、少しでも心は晴れるよう な詩を書きたくて悩んでました。 (詩は悩んで作る物ではないとは思うのですが。) そのお陰で送るのが遅れました。 んー、間に合ったでしょうか?? 空=Ku^ http://www.geocities.co.jp/Bookend/5551/ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [ 編 集 室 便 り ] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 雨が空から降れば、思い出は地面にしみこむ・・・と歌ったのは 誰でしたっけ。雨が降ると必ずと言っていいほど、この歌の一節 を思い浮かべてしまう私です。雨はさほど嫌いではありません。 というか、電車通勤をしなくなったこのごろでは、むしろ好きに なったかな。雨が降るとくすんだ東京の空気が洗われるような感 じですし、なによりも雨に濡れた木々や建物が雨の向こう側にじ っとしているという風情がいいのです。四季豊かな日本はこれか ら梅雨ですね。 さて、今月の素材は「雨」でした。寄せられた雨についての作品 には、雨=悲しみ、というイメージが多かったように思います。 雨が降ると喜んでいるのはどうやら私くらいなのかな。 お気に入りの四行詩があったら、ぜひ「展覧会」ページを訪問し て「共感ボタン」を押してください。作者の励みになります。よ ろしくお願いいたします。 4行詩の展覧会: http://plaza5.mbn.or.jp/~joshjosh/poem/gallery.htm 今月から新しくISSIさんが同人となられました。これで先月 からの杏条さんとあわせて、同人数は合計14人となりました。 それではまた来月まで。 編集人 ジョッシュ拝 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ┏━━━━━━━ 投 稿 の ご 案 内 ━━━━━━━━┓ 詩とエッセイの月刊ポエム(テキスト版)は、インターネット のHP「月刊ポエム」に掲載された作品の中から、数点を選ん でご紹介しております。インターネット月刊ポエムでは、詩や エッセイの投稿を募っております。簡単なご案内をインターネ ットに公開しておりますのでご覧ください。 投稿のご案内-> http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/omake/toukou.htm ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ============================== 来月(7月)号のテーマ素材 「 熱・Heat 」 ねつ【熱】 1 触れたり、近づいたりした時などに、肌(はだ)に感じるあ つさ。また、気候の暑いこと。 2 病気などによって平常より高くなった体温。*浄・日本振袖 始‐四「熱の差引き、様々の看病験しもなし」 3 「ねつびょう(熱病)」の略。 4 あることに精神を集中すること。熱中すること。*ロドリゲ ス日本大文典「シンイノnetuo(ネツヲ)サル」 5 一時的に興奮すること。のぼせること。「熱が冷める」「熱 をあげる」*好色二代男‐八「我おほしめしての御事、凭 (ネツ)とはおもはれず」 6 身勝手な気炎。気勢。「熱を吹く」 7 温度の異なる二つの物体の間で、高温側から低温側に移動する エネルギー。その移動の仕方は、伝導、対流、放射に分類され る。孤立した物体に移動した熱はその内部エネルギーの増加と なり、また、その物体のする仕事として消費される。 [出典:小学館の国語大辞典(新装版)1988] 原稿締切りは6月25日です。 ============================== ┏━━━━━━━━ メルマガ購読と解除 ━━━━━━━━━┓ 「詩とエッセイの月刊ポエム」の読者「登録」「解除」は次の ページからできますのでご利用ください http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/omake/densimag.htm ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ メールマガジン: 詩とエッセイの月刊ポエム・6月号 発行日: 平成12年6月8日 総発行部数: 790 発行元: MiyazakiBookSpace http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/ 連絡先: prn81060@muj.biglobe.ne.jp 著作権: 著作権は各作者に帰属します。 無断転載、引用はご遠慮ください。 登録・解除: 下記配信元でも可能です。 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ このメールマガジンは以下の配信サービスを利用しています。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/ ○パブジーン http://www.pubzine.com/ ◎ココデメール http://mail.cocode.ne.jp/ |