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         詩とエッセイの月刊ポエム

       テキスト版・8月号・発行部数793
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 暑い暑い夏になりました。お変わりありませんか?
 こんなに酷い夏には、風通しの良いところでちょっと一休みな
 どいかがでしょう。

 月刊ポエム 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/

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       今月号のテーマ素材:  [波・Wave]

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           [表紙のつぶやき]

 たとえば、会話。
 どんなに悩んだ末の言葉でも、口を飛び出した瞬間に、空気を
 震わせて、そしてあなたの耳の鼓膜を動かします。そうして、
 言葉という情報として再生され、微笑むか、首を振るかの選択
 をあなたに迫ります。

 たとえば、電子メール。
 パソコンでメールを送る時、もっと多くの情報を遠くに伝える
 電波(電磁波)を使うのですが、仕組みは会話によく似ていま
 す。空気の代わりに電磁場を震わせるという違いはありますが。
 電磁場は空気が無くても、どこにでもあるので、電波は宇宙へ
 も海の中へでも、たとえば深夜のあなたの部屋にでも送り込ま
 れてゆくわけです。

 そして、波。
 茅ヶ崎の砂浜に立って、水平線の方からうち寄せてくる波を見
 つめていると、そんな会話の仕組みが思い出されて、不思議な
 気分になります。絶え間なく立ち上がり、崩れ落ちる波。同じ
 ように見えても、微妙に変化してひとつとして同じではない波。
 それはまるで、目の前の海が何かを伝えようと、海の奥底に眠
 るメッセージを私に運んでくれているのではないだろうかと。
 そう思うと、あの波の挙動を解読する方法を早く誰かが見つけ
 てくれないものか、と思ってしまいます。

 というわけで、今月のテーマ素材は「波・Wave」です。尽きる
 ことのない日常の煩雑さから離れて、どうぞ「月刊ポエム」で
 ゆっくりとおくつろぎください。(編集担当:ジョッシュ)

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       【月刊ポエム・8月号目次】

  [今月の作品集]  4行詩21編
  [作者あとがき]  エッセイ風コメント
  [編集室便り]   編集人のひとりごと
  [投稿のご案内]  投稿要領はこちらをご覧ください
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┏━━━━━━━ 今 月 の 作 品 集 ━━━━━━━━┓  

        〜〜 4行詩の展覧会 〜〜

  (詩) 空港でお別れのとき ‥‥‥‥‥‥‥ なお
  (詩) 波 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 七海 
  (詩) Waver  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ほたる☆もえ
  (詩) こころの揺れ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ISSI
  (詩) リセット ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空(SORA)
  (詩) 悠久 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
  (詩) 燻 る ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜行人間
  (詩) 波 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
  (詩) 優しかった夏 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 月那
  (詩) 散歩 −波− ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ チャコ
  (詩) 風の祝福 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杏条
  (詩) 眩しい海‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱

       〜〜 ポエム・カレンダー 〜〜    
           (投稿作品集)

  (詩) 波 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 凛
  (詩) Words Ripple ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 雪
  (詩) 恋文 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 山本たかしげ
  (詩) 心の波 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Ku^
  (詩) スマッシュ ザ グラビティー ‥‥‥‥ S
  (詩) 波音に混じり ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 静葉
  (詩) 波 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ゆうなん
  (詩) すこし沖合で ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 聡碧
  (詩) WAVE ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 日向 葵

┗━━━━━━━(掲載順番は原稿の受付順です)━━━━━━┛

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        〜〜 4行詩の展覧会 〜〜
 
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 (詩)空港でお別れのとき
                    なお
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 さよならと言ったあと
 君の瞳に波がゆれた
 それをかくそうとしてる君みてたら
 わたしの瞳は津波になった

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 (詩)波
                    七海
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 もう これ以上バランスを失いたくはない
 嫉妬の波に呑まれ続けて 君じゃない誰かを
 今抱こうとしている 流されるまま
 たどり着くのは絶望の淵しかないというのに

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 (詩)Waver 
                    ほたる☆もえ
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 人の波に逆らって
 強がって生きてきたのに
 見つけられない 私の居場所
 そろそろ 流されてみようか・・・

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 (詩)こころの揺れ
                    ISSI
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 こころの揺れを
 隠そうとすればするほど
 なおさら乱れてしまう
 いつもあなたの前では

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 (詩)リセット  
                    空(SORA)
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 打ち寄せてかき消える波
 その波のようにこのまま消えてしまいたい
 貴方との思い出と一緒に
 すべてをリセットしたい

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 (詩)悠久
                    河野夏月
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 寄せてはかえす 寄せてはかえす
 あなたへの想いも
 裏切られたあの日と憎しみも
 寄せてはかえす 寄せてはかえす

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 (詩)燻 る
                    夜行人間
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 錆が浮いた窓の外 大粒の雨が降る
 ドアに寄りかかり マッチに火を灯す
 指先で燻る タバコの紫煙が
 何だか 今の自分に重なって見えた

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 (詩)波
                    うさぎ
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 容赦なく何度も押し寄せる自問自答の波達
 この身を打ちさらすガラスの欠片(かけら)になろう
 宝石とはいかなくても 小さく光ってみよう
 お前の様に あるがままに強くあれたら

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 (詩)優しかった夏
                    月那
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 もう ずいぶん あの海には 行っていない
 友達や恋人と 夢や悩みを語り合った夏休み
 闇に白く光る波を凝視して「人生そのものだね」
 と言ったあなたの横顔は 忘れない・・・

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 (詩)散歩  −波−
                    チャコ
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 水の退いた浜辺に 足跡をつけよう
 口にできない言葉の数だけ
 ひとぉつ ふたぁつ みっつ……
 満ち潮が待ち遠しい

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 (詩)風の祝福
                    杏条
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 緩く陽差しの降りそそぐ
 二人の部屋のベランダで
 私はあなたに甘えるように
 たゆたうシーツを抱きしめる

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 (詩)眩しい海 
                    叙朱
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 切り上がった波先で
 危うくバランスをとるサーファー
 こぼれる歯の色に
 私の羨望が乱反射する

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   〜〜 ポエム・カレンダー(投稿作品集) 〜〜

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 (詩)波 
                    凛(投稿)
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 押し寄せる波に向かっていつも泳いできた。
 苦しくとも辛くとも嵐にの中を潜り抜けてきた。
 静けさを取り戻した海の真中で波に委ねる泳ぎ方を初めて知った。
 あなたと言う波の流れに・・・・・

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 (詩)Words Ripple 
                    雪(投稿)
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 「スキ」と「キライ」
 たった二つの言葉に
 人生を狂わせる魅力がある
 静寂の水面に 波紋を生み出す言葉

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 (詩)恋文 
                    山本たかしげ(投稿)
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 さぁ 一緒にさがそうよ
 この青い大空の下で
 遙か遠い見知らぬ島の
 誰かが書いた ラヴ・レター

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 (詩)心の波 
                    Ku^(投稿)
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 伝えるべきか
 迷いの狭間で
 君への想いが
 寄せてはかえす

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 (詩)スマッシュ ザ グラビティー 
                    S(投稿)
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 ずれと歪みから生じる
 高音域のウェイヴ
 しばし 僕たちの声は
 夢の重力をくぐりぬけ 君たちの波となる

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 (詩)波音に混じり 
                    静葉(投稿)
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 母なる海だと
 そう思うのは勝手だ
 だが貴様にも聞こえるだろう
 波の音に混じる死者の声を

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 (詩)波 
                    ゆうなん(投稿)
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 今日も君の声が聞こえる
 君が僕の心の海に波を打たせる
 会えない夏(今)は
 僕の海は静かすぎる

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 (詩)すこし沖合で 
                    聡碧(投稿)
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 寝ころんで閉じたまぶたの裏側でまぶしい夏を感じてる。
 こぎ手のないボートは、緩やかなうねりと一体となって
 つかの間の気まぐれを楽しんでいる。我慢して我慢して、
 ぱっと目を開けると一杯の空が上下して微笑ってる。  

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 (詩)WAVE 
                    日向葵(投稿)
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 あなたを思う気持ちには波があって
 壊れるほど愛しいとき
 いつものように好きなとき
 そして 嫌なときもある・・・

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          [作者あとがき] 
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 ■なお:「 空港でお別れのとき 」

 わたしは水の音が好きで、だから波の音も好き。
 雨の音も好きだし、蛇口から出てくる水の音も好き。
 お天気も、カンペキな晴天よりは曇りや雨の日の方が好き。
 傘にはねる音とか、風と雨のまじる音とか、雨の日の公園のにお
 いとか・・・。
 それに、やっぱり夜に降ってる雨がいいんです!*^ ^*
 今も雨ふってるけど、しーんとして雨の音と風の音、
 それに遠くでときどき車のシャーって水はねの音とか・・・好きなの。
 ちなみに、台風も好きです。(^^;;; 

 なおのみたもの
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/nao.htm

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 ■七海:「 波 」

 打ち寄せられる波にまつわる恋物語を書いてみました。
 愛してるからこそ生まれる嫉妬に負けてしまった男。
 過ちを繰り返す事でしか、愛しすぎた寂しさを埋められない女。
 それを乗り越え、静寂の中に見つけた女の夢。
 ぜひぜひミニHPの方へもいらして下さいね。

 七 海・海の破片〜かけら〜
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/nana.htm
 海の破片〜かけら〜
 
http://village.infoweb.ne.jp/~fwke6668/

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 ■ほたる☆もえ:「 Waver 」

 最近の私は、人に流されていて自分の考えを持っていないなぁ・
 ・・と。
 そういう気持ちを描いたものです。

 ほたる☆もえ・Looking For My Wings
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/moe.htm
 COCOA・TIME
 
http://www.asahi-net.or.jp/~gd5t-mto/

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 ■ISSI:「 こころの揺れ 」

 好きな人ができたら、みんなそうじゃないかな。
 すごくシンプルな詩を書いたつもりです。

 ISSI
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/issi.htm

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 ■空(SORA):「 リセット 」

 たまに、すべてをリセットしたくなるときがあります。
 今まで起きたことすべてなかったことにしたくなる。
 どうしてあんなことを言ってしまったんだろう。
 どうして、もっと大人になれなかったんだろう。
 後悔が波のように押し寄せて、心を苦しめます。
 波の音って好きなんだけど、
 今はちょっとだけ、寂しい音に聞こえるかな。

 空からの手紙
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/sora.htm
 EMI'S ROOM
 
http://village.infoweb.ne.jp/~fwba1633/index.htm

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 ■河野夏月:「 悠久 」

 暑いです。せめて詩だけでも涼しい感じにしてみました。
 とか言いながら、「悠久」は違う意味で涼しかったりして……。
 「沈む」:さて、小さな泡ぶくたちを、何にたとえましょうか? 
 「海」:波間に浮かぶ烏って、元のものがるんですけど、どっか
 の誰か(有名人)が同じ表現を使っていたのを見て、ちぇえっ、
 考えることはみんな同じかあと、思ったのでした。詩人への道程
 は遠いですねぇ。
 (編集注:沈む、海はミニHP「水たまりの世界」に掲載)
 それでは、今回はこの辺で。夏の暑さにばてたときは、感想でも
 書いてくれると嬉しいです。暑さが紛れるかも知れません(苦笑)。  

   今年はまだ冷房をつけていない部屋にて 河野夏月

 河野夏月・水たまりの世界
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kaduki.htm
 真夏の月を採りにゆこう
 
http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/

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 ■夜行人間: 「 燻 る 」

 仕事が煮詰まって、頭の中がモヤモヤすると、
 階段の踊り場、窓を開けて煙草吹かしていました。
 燻ってる自分が、
 燻ってる煙草の揺らめく紫煙に重なって、
 余計に、気分が滅入ってしまいますね。
 それにしても、格好良すぎ(汗)

 ちなみに、
 今は、きっぱり煙草は止めました(汗笑)

 夜行人間・惑星祭
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/yakou.htm
 CLASSIX NOUVEAUX
 
http://www3.ocn.ne.jp/~aeries/night-shade.html

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 ■うさぎ:「 波 」

 波と聞いて、自分に襲いかかってくる波を連想しました。
 おおいかぶさって来て逃げられない物.....
 被害妄想のせいでしょうか?
 それとも1度引き込まれて死にそうになった経験からでしょうか?

 すっかり夏で、徳島は連日猛暑です。
 水着を着る勇気はないけど1回ぐらい今年も海に行きたい物です。

 うさぎ・月夜の国から
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm

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 ■月那:「 優しかった夏 」

 一つ目の詩は私が10〜20代だった頃に
 毎日のように行っていた海の情景を思い出して
 書きました。あー、戻りたくなってきた・・・。
 二つ目は娘を想って書きました。実は8月に娘を
 海デビューさせるつもりでいて、まだ理解できないと
 思うけど、海の素晴らしさを教えてあげたいと思っています。
 ではみなさんも素敵な夏を過ごして下さいね。
 (編集注:二つ目の詩はミニHP「未来への伝言」に掲載)

 月那・未来への伝言
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/tsukina.htm
 かおりのほーむぺーじ
 
http://www1.plala.or.jp/love/index.htm

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 ■チャコ:「 散歩 −波− 」

 暑い日が続いています。夏バテ寸前の詩作ですが、
 楽しんで頂ければ幸いです。

 チャコのつぶやき
 
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/chako.htm

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 ■杏条:「 風の祝福 」

 洗濯物が風を受けてそよぐ光景を見てそれを書いてみました。
 今回は私的にとても難しかったです、全然イメージが浮かびま
 せんでした・・・。

 杏条・ふりかえって見えるもの
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/anjo.htm

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 ■叙朱:「 眩しい海 」

「暑いですね」がこの夏の挨拶言葉になってしまいました。多分、
 今年の流行語大賞も取るのではないかというくらい、日本全国
 で酷暑が続いています。私の場合、移動は車、仕事は事務所の
 中、というパターンが多いのですが、たまたま先日、新宿の某
 社を訪問したときのこと。駅のそばだというので車を停めて歩
 いたら、ほんの5分でもうすっかり汗びっしょり。スーツの上
 着まで汗でぐっしょりになるくらいで、商談どころではありま
 せんでした。(応接で出された冷たい麦茶のおいしかったこと!)
 いやはや。そんな軟弱な私には夏の海はたしかに刺激的過ぎる
 ようです。

 叙朱・小詩集
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/shishu.htm 

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 ■凛(投稿): 「 波 」

 凛です。波 に投稿します。
 新しい道が少し見えてきた今日この頃、この波にかけてみようか
 なと新たな出発の決意を託してみました。

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 ■雪(投稿):「 Words Ripple 」

 「波」と聞いて思いつくのは色々です。
 一番初めに「波動」というので書こうとしたのですが、
 普通かなぁ・・・と思いまして。

 「波紋」をテーマとして選んだ理由としては、
 大好きな素材屋さんに良いのがあったからです。(笑)

 自分のHPに、背景画像付きのを載せています♪

 ハンドルネーム:雪
 メールアドレス:
yukinosato@lycos.ne.jp

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 ■山本たかしげ(投稿):「 恋文 」

 よくテレビなどで、ビンに入った手紙が流れ着いたりするのを見
 ますよね。
 この作品は、それをイメージして作ってみました。
 現実には、あまり起こらないような出来事に期待するのは、
 夢を追いかける人の姿にもダブってきます。

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 ■Ku^(投稿):「 心の波 」

 波を揺らぐ感情の様に置き換えてみました。
 感情の波で人は、幾度となく迷い、途方に暮れるのでしょう。

 空=Ku^
 
http://www.geocities.co.jp/Bookend/5551/

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 ■S(投稿):「 スマッシュ ザ グラビティー 」

 冬の海はどうも哀愁臭くて、それはそれでいいのですが、夏の海
 はそんなのみじんも感じさせない爆発感を感じれるような気がし
 ます。
 海 行きたいなぁ。

 ハンドルネーム S
 メルアド
shu1200@hotmail.com

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 ■静葉(投稿):「 波音に混じり 」

 海は、ロマンチックなイメージもあるでしょうが、海に命を飲ま
 れた人達もいます。
 特に夏場は、楽しいはずの海水浴などで命を落とす方が多発しま
 す。
 皆さんも、水の事故には十分気をつけてください。
 美しいもの、楽しいものに、油断することなかれ・・・。

 Message From 静葉
shizuha@chan.ne.jp
 
http://LSN.tripod.co.jp/

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 ■ゆうなん(投稿):「 波 」

 ・・・・・・中学生のぼくはですねぇ・・・
 会えないんですよ、その、好きな人に。
 あの荒れた海の中にもう一度入りたい気分ですね。
 なだらかな海じゃつまりません。

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 ■聡碧(投稿):「 すこし沖合で 」

 子供の頃、どうしようもないくらい海が好きでした。別に海辺に
 住んでいたわけではなく、親が海につれていってくれるのもよく
 て年に2回から3回だったという環境だったのですが。
 おまけに、自分ほど海が好きなものはいないと頑なに信じていま
 した。
 今から思うともちろん滑稽ですが、それがなくなってみると懐か
 しくてちょっぴり寂しい気もします。

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 ■日向 葵(投稿):「 WAVE 」

 いつも同じ気持ちではいられないものですね・・・

 ペンネーム 日向 葵
 アドレス  
mokam@fk.enjoy.ne.jp

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         [ 編 集 室 便 り ]
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「もう、実をつけそうだね」
 思わずそんな言葉が出るほどに、急に伸びた緑の苗木が、我が
 家の小さなベランダにあります。
「プランターでもじゅうぶん育ちます」という売り言葉に誘われ
 て買い込んだブルーベリーの苗木2本。この梅雨時の雨から、
 充分な滋養を吸い込んだのか、春先10センチくらいしかなか
 ったはずなのに、今では緑の葉も元気よく、背丈ももう70セ
 ンチくらいにまで急成長。
 ところが、このところの日照り続きで、土が乾いてしまい、ま
 っすぐに空に向かっていたブルーベリーもすこしうなだれ気味
 でした。そこで今朝は水道ホースをのばして、思い切り、シャ
 ワーをかけてあげました。すると現金なもので、またたくまに
 しゃきっと背をのばしてくれ、ほっとしています。

 今月は投稿作品が9編と過去最高でした。4行詩の展覧会も投
 稿作品を合わせると、合計22編。メールマガジンの容量も
 22KBとメールマガジンの許容値の30KBに近づきつつあ
 ります。編集人としては嬉しさとともに、これ以上増えるよう
 なら、メールマガジンの内容を変更してゆかないと、という気
 持ちも。まあ、あまり先の心配してもしょうがないですが。

 今月は「波」というテーマ素材でした。
 お気に入りの四行詩があったら、ぜひ「展覧会」ページを訪問し
 て「共感ボタン」を押してください。作者の励みになります。よ
 ろしくお願いいたします。

 4行詩の展覧会:
 
http://plaza5.mbn.or.jp/~joshjosh/poem/gallery.htm

 それではまた来月まで。

         編集人 ジョッシュ拝

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 詩とエッセイの月刊ポエム(テキスト版)は、インターネット
 のHP「月刊ポエム」に掲載された作品の中から、数点を選ん
 でご紹介しております。インターネット月刊ポエムでは、詩や
 エッセイの投稿を募っております。簡単なご案内をインターネ
 ットに公開しておりますのでご覧ください。

 投稿のご案内->
 
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        来月(9月)号のテーマ素材

          「 嘘・Lie 」

 悪気のない小さな嘘のことを英語で「white lie」というそうで
 す。体調が悪いのに、「どう?」と尋ねられたら「大丈夫」と
 思わず応えて笑ってしまうような、そんな嘘ならしょっちゅう
 ですが、でも、「寂しい?」「ちっとも!」とか、かなり無理
 をしてつく「嘘」もあったりして。

 うそ【嘘】

 1 本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。い
   つわり。そらごと。虚言。虚偽。*波形本狂言・富士松
   「うそをいわぬ人に聞た」
 2 正しくないこと。誤り。間違い。「うそ字」
 3 (多く「なければ」「なくては」「ないと」などの表現の
   あとにきて)適当はでないこと。不当。「これを見なけれ
   ばうそだ」

   [出典:小学館の国語大辞典(新装版)1988]

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      原稿締切りは8月25日です。

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 メールマガジン: 詩とエッセイの月刊ポエム・8月号
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