□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詩 と エ ッ セ イ の 月 刊 ポ
エム
2010年9月号 「 靴 」
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
秋が駆け足でやってきた
秋分の日。夕立のような雨が降ったと思ったら、急激に気温が下がりま
した。それまでの真夏日がまるで陽炎だったかのような、気候の大転換
でしたね。そして季節は秋になりました。
さて、月刊ポエム9月号「靴」をお届けします。ゆっくりとお楽しみく
ださい。
月刊ポエム編集人 ジョッシュ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今月のテーマ素材: [靴]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
[今月の巻頭詩]
背伸び
実希
スタンディングのライブ
少しでもステージが見たくて
頑張って高いヒールの靴をはいた
ホンの少し目の前の世界が広がった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【月刊ポエム9月号目次】
[4行詩の展覧会] 推薦四行詩、6編
[編集室から] 編集人のひとこと
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
▽△▽△ 4 行 詩 の 展 覧 会 △▽△▽
テーマ素材 「 靴 」
あのとき ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 極(きわみ)
ナイス・シュー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 森静野
靴音バンビーナ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ばら
背伸び ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 実希
相棒 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 未来
靴音 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ aoi
●作品表示の凡例 (作品は投稿順に並べてあります)
----------------------------------------------------------------
タイトル
No.:投稿番号
Name:ペンネーム
Date:投稿日時
URL:ホームページURL
4行詩本文
あとがき
----------------------------------------------------------------
■ あのとき
No. : 1914
Name : 極(きわみ)
Date : 2010/08/11(Wed) 10:49
URL : http://www2.ezbbs.net/22/kiwami-port55/
初めて革靴を履いたのは
高校生・・初登校のとき
妙に光り輝いて眩しかった
我が人生の踏み台のように
-----------
まだ、古い靴もいくつか残ってる。
それぞれの想い出、滲み出させて・・
----------------------------------------------------------------
■ ナイス・シュー
No. : 1917
Name : 森静野
Date : 2010/08/29(Sun) 14:25
「ナイス・シュー」
ゴールを割れば かかる声
でもあの時は空振り 入ったのは我の靴ばかり
「ナイス・シューズ」
(あとがき)
得点にはなりません。
----------------------------------------------------------------
■ 靴音バンビーナ
No. : 1918
Name : ばら
Date : 2010/08/29(Sun) 14:30
扉の奥で 耳をすませて
雑踏の中 瞼をおとして
揺れる 響く この胸に、とどく。
遠くから近くへ、いま、わたしのもとへ。
----------------------------------------------------------------
■ 背伸び
No. : 1920
Name : 実希
Date : 2010/08/29(Sun) 14:35
スタンディングのライブ
少しでもステージが見たくて
頑張って高いヒールの靴をはいた
ホンの少し目の前の世界が広がった
----------------------------------------------------------------
■ 相棒
No. : 1921
Name : 未来
Date : 2010/09/01(Wed) 18:44
しなやかな肌触り22pの小さなダンスシューズ
激しいステップに足が悲鳴を上げた事もなんどか
貴方の優しさに包まれながら無事に踊り終えた時
履きなれた相棒にこれからも宜しくと呟いている
----------------------------------------------------------------
■ 靴音
No. : 1926
Name : aoi
Date : 2010/09/06(Mon) 06:11
部屋の中で耳を澄ます
だんだん近付いてくる
絶対間違えたりしない
貴方は直にドアを叩く
***
復旧作業おつかれさまです。
以前メールにて8月の詩を送りましたが、反映されていないので
同じものを投稿いたします。
重複しましたら申し訳ありません。
----------------------------------------------------------------
[記録室]
投稿全作品数:15
推薦詩:6
----------------------------------------------------------------
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 編集室から ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
雨の降らない暑い夏。レッドロビンの陰になって気づかなかった低木つ
つじの一株がすっかり枯れてしまいました。隣り合わせた四株はまった
く無事のように見えたので油断していたのです。残念さと申し訳なさと
で、定期的な水遣りを始めたら、今度はひっきりなしの雨降り。自然の
気まぐれさにはいささか疲れます。
さて、今月のテーマ素材は「靴」でした。帰宅して玄関ドアを開けると
誰が帰宅しているかすぐにわかるという我が家。その中には、しかしハ
イヒールはありません。巻頭詩には実希さんの「背伸び」を選びました。
ハイヒールで高い視野を確保というのは(男の)自分にはぴんと来ない
のですが、背伸びの助けにはなりそうです。森静野さんの「ナイシュー」
は草サッカーでたまに見かける光景ですが思わず笑ってしまいました。
なんだか急に気温が下がってきました。くれぐれもご自愛ください。そ
れではまた来月まで。
編集人 ジョッシュ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
メールマガジン: 詩とエッセイの月刊ポエム9月号
発行日: 2010年9月25日(通算162号)
総発行部数: 約400
発行元: mbooks(ジョッシュ)
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/
連絡先: prn81060_mbooks2アットyahoo.co.jp
(アットを@マークにして送信ください)
著作権: 著作権はmbooksおよび各作者にあります。
転載や引用は必ず事前にご相談ください。
登録・解除: 各メルマガの配信元でお願いします。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□