4行詩の展覧会

 
2000年06月

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雨・Rain


〜〜 共感投票上位7編 〜〜


  (詩) 雨 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 七海
  (詩) てるてる坊主 ‥‥‥‥‥‥‥ ほたる☆もえ
  (詩) 独り ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
  (詩) 雨の匂い ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱
  (詩) 突然の雨 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 静葉
  (詩) あめ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 日向葵
  (詩) 夢雨 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 風花
 
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 (詩)雨
                    七海
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 冷静さを装っているけれど
 声が震えてる
 振り出した雨にせかされて
 小さく伝えたサヨナラ

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 (詩)てるてる坊主  
                    ほたる☆もえ
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 マジックで書いた
 てるてる坊主の顔
 雨はやんだけど
 君を泣かせてしまった

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 (詩)虹 
                    空(SORA)
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 突然雨が降った
 傘なんて持ってないから
 そのまま濡れてゆく
 雨のやんだ空には虹が光る

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 (詩)おたんじょうかい
                    なお
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 わたしが生まれたのは 6月で あじさいの花が 咲く頃でした。
 毎日雨が降っている そんな頃がたんじょうび。
 あじさいの花も そんな日に 花が咲くからたんじょうび?
 いっしょに紅茶で かんぱいするね!

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 (詩)泣き虫
                    うさぎ
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 空気が湿った臭いがして来て、それは雨の少し前。
 いいね、まるで地球が泣いてるみたいじゃない。
 シトシト…6月の雨のよに思い切って泣いてみよか?。
 泣いた後は、もう1度地球も優しい気かするから

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 (詩)独り
                    河野夏月
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 緑の雨の降った跡が
 散らばっていた
 アスファルトの地面を
 踏みつけて帰った夜

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 (詩)雨
                    相模流緒
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 ちいさい頃から雨降りの日は きらいだった
 空が真っ暗で 気持ちまで暗くさせた
 雨上がりの 湿ったにおいがきらいだった
 今はちがう。つらいことを流してくれる 雨が好きになった

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 (詩)独りきり
                    杏条
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 雨・・・雨・・・雨が降る
 あの日の記憶に 私のほおに
 雨・・・雨・・・雨が降る
 独りきりの今はただ 切ない

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 (詩)雨
                    チャコ
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 私の頬にそぼ降る雨よ
 あの人が眠る街も濡らしておくれ
 頼りない lineをひた走る
 危うい自由が欲しいから

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 (詩)kaikon
                    夜行人間
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 強引に kissをしてごめん
 走り去る君の心に 横殴りの雨が降る
 雨は容赦なく 君の心を押し流すから
 傷つけた僕のこと 嫌いになってもしかたないよね

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 (詩)雨の部屋
                    KURARA
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 この雨が止まなければいい
 この部屋から出られなければいい
 あなたの嘘の正体に少し気付いて
 光に晒されることを恐れている

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 (詩)雨  
                    ISSI
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 雨は
 空気中の汚れを吸収しあらい流している
 涙は
 心の中の悲しみ溶かしあらい流している

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 (詩)雨の匂い
                    叙朱
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 降り出しを受けて
 黒土が呼吸を始めた
 生温かい雨の匂いは
 遠い母の吐息を思わせる

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 (詩)突然の雨 
                    静葉(投稿)
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 あわてて軒先に隠れたけれど、
「ま、いっか。たまには濡れて帰るのも。」
 軽く笑って空を見上げた。
 雨はまだやみそうにないから。

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 (詩)あめ 
                    日向 葵(投稿)
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 降り止まない雨
 君の心に傘はさせないの?
 泣きたいなら思いっきり泣けばいい
 僕はいつも傘を持っているから・・・・

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 (詩)夢雨 
                    風花(投稿)
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 空は羊水のように
 地上を包み
 わたしたちは
 胎児のようにやさしく眠る

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 (詩)雨の幸せ 
                    Ku^(投稿)
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 濡れている左肩は
 君の優しさ
 青空のような傘の下
 雨の日に笑顔

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2000年7月2日最終更新

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