4行詩の展覧会

 
月刊ポエムでは毎月テーマ素材を決めて、4行詩の競作を行っています。どなたでもご参加いただけます。投稿のご案内はこちらです。

掲載された詩の感想・コメント交換は、掲示板(
気ままな掲示板)で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。


      3月号のテーマ素材 「 爪・Nail 」

       ☆共感投票ランキング上位作品☆

(詩) 爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱
(詩) あの頃 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高橋あすみ
(詩) 初めて気づいた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
(詩) 癖 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
(詩) 爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 七海
(詩) 爪の長さ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空(SORA)
(詩) 前世紀の爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜行人間

今月の共感投票は終了いたしました。

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 (詩)爪
                         叙朱
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 差し出された
 急ぎの書類よりも
 つまんでいる爪の色に
 心を奪われる

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 (詩)あの頃
                    高橋あすみ(投稿/2)
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 長く伸びてしまった爪を
 ひとり爪切りで切る
 あっという間に過ぎていく月日
 この爪が短かったあの頃にはもう戻れない

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 (詩)初めて気づいた
                       河野夏月
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 初めて君の手をとった時
 爪の形
 一人一人違うんだって
 初めて気づいた

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 (詩)癖 
                        うさぎ
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 爪を噛むのも、気持ちを疑うのも
 どちらも 私の悪い癖
 解っていても すぐには直らない
 あなたを愛さなくなるまで

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 (詩)爪
                         七海
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 シェリーピンクのマニキュアが
 あなたは好きだといった
 使い切るペースが早いのはきっと
 あなたに恋をしてる証拠
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 (詩)爪の長さ
                       空(SORA)
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 ちょっとだけ爪を伸ばした
 大人っぽくなりたくて
 でもひっかいて割れた
 いつもの長さにもどっちゃった

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 (詩)前世紀の爪痕
                       夜行人間
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 傷つける側になって始めて知った
 あの時の 君の苦悩
 ずいぶん憾んだけど
 同じぐらい 辛かったんだね

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          〜〜 同人作品集 〜〜

 (詩) 爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 上杉晴一郎
 (詩) 希望 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 聡碧
 (詩) 爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 七海
 (詩) 癖 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ うさぎ
 (詩) 爪を噛む癖が復活した日 ‥‥‥‥‥‥‥ KURARA
 (詩) 無題 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 月那
 (詩) 初めて気づいた ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 河野夏月
 (詩) 懐かしいクセ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 杏条
 (詩) 前世紀の爪痕 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜行人間
 (詩) 爪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 叙朱
 (詩) 爪の長さ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 空(SORA)


          〜〜 投稿作品集 〜〜    
           
 (詩) モラル ‥‥‥‥‥‥‥‥ オールドタイマー(初)
 (詩) 爪を伸ばす理由。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Lily(2)
 (詩) 悲しい時の君の癖 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水美(2)
 (詩) 罪 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Youmei(初)
 (詩) stop! ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ sijima(再)
 (詩) あの頃 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 高橋あすみ(2)
 (詩) 夜になると ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 辺利 双(初)
 (詩) 僕にできること ‥‥‥‥‥‥‥‥ バンバン(初)

      (掲載順番は原稿の受付順です)

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 (詩)爪
                      上杉晴一郎
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 純情青年と可憐な乙女が結婚した
 始めての口争い
 猫の爪のように 隠れていたものが
 互いをたっぷり 傷つけた

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  ●爪からの連想は、こわいものが多いようです。猫の爪を押し
   出す時の気持ち悪さは、一寸したものです。

 HP-> http://homepage1.nifty.com/uesugisei/
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 (詩)希望
                         聡碧
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 裏切られ続けた深い悲しみの影の中で
 何もかもが色も形も存在するわけさえも失っても
 信じてこの手をどこまでも伸ばせば
 まだ間に合う 指先がとどくかもしれない

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  ●<気儘におもうこと>
   親しい友人の母校が、春の選抜高校野球に21世紀枠で選ば
   れた。野球部OBの彼はまさに狂喜乱舞。その喜びが私にも
   伝染してついつい深酒をしてしまった。でもうらやましいな
   我が母校も一度でいいから甲子園に出ないだろうか、マァ無
   理だろうな。

 HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/soheki.htm
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 (詩)爪
                         七海
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 シェリーピンクのマニキュアが
 あなたは好きだといった
 使い切るペースが早いのはきっと
 あなたに恋をしてる証拠

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  ●だんだんと春が近づいてくるのかなあ・・と
   思うと何となく心がほんわかしてきます。
   春はマニキュアも口紅も洋服もきれいな色で
   いっぱいになり、普段着慣れない色に
   チャレンジしたくなって新しい私が見えそうに
   なるから好きです。

HP->
http://home10.highway.ne.jp/nana/
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 (詩)癖 
                        うさぎ
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 爪を噛むのも、気持ちを疑うのも
 どちらも 私の悪い癖
 解っていても すぐには直らない
 あなたを愛さなくなるまで

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  ●視線とか、指の先には ひっそりと言えない
   気持ちが潜んでいる気がして、今月の題「爪」は
   ずいぶん色っぽい感じがしました。
   ちなみに、不幸な時は爪が伸びる...って言う
   ジンクスを聞いた気がします。

HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/usagi.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (詩)爪を噛む癖が復活した日
                         KURARA
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 もう マニキュアを塗る必要もない
 そっと 口付けられることもないであろう私の指
 ぎざぎざに噛み切った深爪が 心の傷のようで
 痛い

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  ●(KURARAさんの後書きはありません)

HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/kurara.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (詩)無題
                         月那
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 あなたの爪が
 凶器になる前に
 私がカットしてあげる
 ついでにトゲも抜いたげる

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  ●もうすぐ春ですね。
   先日、散歩の途中、道端で小さな青い花を
   見つけました。名前は知らないけれど
   毎年暖かくなると咲く花です。
   れんげや菜の花も咲く頃かな。
   春の花が好きな私です。

 HP->
http://www1.plala.or.jp/love/index.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (詩)初めて気づいた
                       河野夏月
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 初めて君の手をとった時
 爪の形
 一人一人違うんだって
 初めて気づいた

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  ●世の中には色んな人がいますねえ。爪のかたちだけでもそれ
   は実感できます。
   そうそう、最近、オレンジ色だと思って買ったマニキュアが
   塗ってみたらほとんど透明で、ちょっとショックでした。
   うーん。マニキュアって奥が深い……(笑)。

 HP->
http://www2c.airnet.ne.jp/kaduki/
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 (詩)懐かしいクセ
                        杏条
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 電車で見かけた母子の光景
「爪を噛むのはやめなさい」
 その子に奇妙な連帯感
 昔は僕も言われたななんて

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  ●爪を噛むクセ、子供の頃の記憶という形で書きましたが
   実は未だになおっていません。(^^;
   イライラしたときなんか無意識に爪を噛んでしまうようで
   す。
   もう親に注意される年でもないんだからなんとかしないと
   なぁ・・・

HP->
http://www2c.biglobe.ne.jp/~joshjosh/poem/anjo.htm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (詩)前世紀の爪痕
                       夜行人間
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 傷つける側になって始めて知った
 あの時の 君の苦悩
 ずいぶん憾んだけど
 同じぐらい 辛かったんだね

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  ●傷つける方と傷つく方。
   傷つける方も傷つくのは方便でしかない。
   昔はそう思っていました。
   だけど、
   自分が傷つける方になったとき、
   始めて同じぐらい傷つくと言うことに、
   気がついたんです。
   それが解った今、
   あの人のことを許せそうな気がします。

 HP->
http://www3.ocn.ne.jp/~aeries/night-index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 (詩)爪
                         叙朱
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 差し出された
 急ぎの書類よりも
 つまんでいる爪の色に
 心を奪われる

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  ●どきっとしますね。白いA4用紙にショッキングピンクの爪
   なんていう取り合わせ。黙って書類受けに入れてくれれば、
   ま、問題は(どういう問題だ)ないのですけど。

HP->
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/3509/
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 (詩)爪の長さ
                       空(SORA)
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 ちょっとだけ爪を伸ばした
 大人っぽくなりたくて
 でもひっかいて割れた
 いつもの長さにもどっちゃった

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  ●爪の堅い私はよく爪を割ってしまいます。
   そのたびにどこかの爪が短くなりちぐはぐに。。。
   いつも無駄な抵抗をしているようです(^^;;
   その人にちょうどイイ長さってあるんですよね。
   背伸びしなくてもいいかな。

HP->
http://www01.dewa.or.jp/~emisky/
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 (詩)モラル
                オールドタイマー(投稿/初)
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 モラルを口にする
 決しておいしくない
 だけど残さず食べないと
 世間に風邪をうつされる

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  ●この詩は法律、規則に縛られている今、少しでも逆らいたい
   が、そんなことをしたら世間の目が寒くなり風邪をひくとい
   う意味で書きました、今モラルという言葉をよく耳にします
   が、その意味をもう一度考えてもいいように思います。

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 (詩)爪を伸ばす理由。
                      Lily(投稿/2)
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 あなたがつけた傷痕だけが
 私の上に残った
 あなたと繋がれる唯一の入り口だからと
 また生乾きの傷に爪を刺した
  
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  ●ちょうど『傷口』というタイトルの詩を仕上げたトコロでし
   た。 傷なんて痛いものですから本来なら早く治ることを願
   うものなんですがね。
   痛くても残って欲しい傷もあるみたいです。
   爪。そろそろ切ろうかな。他のものを傷つけてしまうと困る
   から。

 HP->
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/5875/
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 (詩)悲しい時の君の癖
                       水美(投稿/2)
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 ほら、もう爪がすっかり無くなってしまって
 赤く痛々しくなっているよ
 爪を噛むと、君の気持ちがはれるのなら
 僕のを全部君にあげよう、痛みは僕がこらえてあげるから
  
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  ●爪・・・・非常に難しいテーマでした。
   次回も頑張ります!!

 HP->
http://members.tripod.co.jp/mizumi37/
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 (詩)罪
                     Youmei(投稿/初)
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 あなただけが私を支えてくれた。理解してくれた。
 言葉では足りないぬくもりをくれた。
 なのに私はあなたを苦しめてしまった。
 あなたを傷つけて、自分を守った私を今度は自ら傷つける。
  
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  ●爪って凶器にもなりうるし、自分の指を守ってくれるもので
   もある。そして、自分自身の胸を掻くことだって出来るもの。
   守ることと排除することは紙一重。爪もそんなものかもしれ
   ません。相手に使った凶器を自分に使う。そうすることで楽
   になれるときってあるかも。

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 (詩)stop!
                      sijima(投稿/再)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 こんなに悲しいことを言われても
 ここに踏みとどまりたいと思う
 あなたのいる場所に
 強靭な爪を思いきり立てて時間を止めてしまいたい
  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  ●どうして時間はこんなに冷静に過ぎていくのだろう。あまり
   の残酷さに爪を立ててみたくなります。

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 (詩)あの頃
                    高橋あすみ(投稿/2)
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 長く伸びてしまった爪を
 ひとり爪切りで切る
 あっという間に過ぎていく月日
 この爪が短かったあの頃にはもう戻れない

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  ●2回目の投稿です。
   今、学校で水泳の授業があります(温水プールです)。
   爪を長くしていると危ないので、爪の手入れは
   よくやっています。でも、爪切りで切ってもうまくそ
   ろえられません。やっぱりやすりの方が使いやすいですね。

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 (詩)夜になると
                    辺利 双(投稿/初)
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 夜ごと 耳はうれた花びら
 わたしの甘味な言葉が囁いている
 夜ごと 指は蝶となってうでや足
 あなたの肢体のまわりで舞う

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  ●恋人同志の甘い夜の出来事です。

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 (詩)僕にできること
                     バンバン(投稿/初)
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 わがままな君に言われたって
 この空を夏にはできないけど
 氷のような冷え症な君の手を
 溶かすまで暖めよう

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  ●(バンバンさんの後書きはありません)

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☆編集人コメント☆
ここに掲載された18編の4行詩は、お寄せいただいた4行詩の一部です。このほかの作品は: 同人の全作品は、各自の
ミニホームページに、また、一般投稿された方々の全作品は、ポエムカレンダーのページに掲載されております。ぜひ、ご訪問ください。

2001年3月31日更新

 

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