イルカクラブ98年度活動方針


4月の第1回ミーティングでの担当コーチよりメンバーへのメッセージです。


イルカクラブとは?

 現在「誰がイルカクラブなのか?」と明確な決まりはありません。現在はイルカクラブをD-7コース中学生クラスの通称として使っています。アピアではD-7コース以外にも中学生は在籍しています。活動内容等を理解して納得していれば、小学生でも高校生でもかまわないわけです。

 今年度は「イルカクラブ」をさらに広げ定着させるため、主に小学校高学年以上を対象とし水泳を生かした応用プログラムをイルカクラブイベントと名づけて活動を広げていきたいと思っています。

 そのイルカクラブの活動の中心となるのが、D-7コースの中学生というわけです。


キーワード

「夢」ってなんだろう

 「夢」と言いうと大袈裟かもしれませんが簡単に言いうと「やりたいこと。」です。「夢」があればその夢に向かって様々な事にチャレンジすることができるでしょう。そのチャレンジが新しい体験につながりその体験が子供たちにとって将来的にも役立つことでしょう。

「仲間」とは?

 夢をかなえるためには、一人ではできないこともあります。「仲間」と共同作業によりその実現できそうにない夢も実現できるかもしれません。その共同作業が一つの"体験"です。また夢をお互いに語り合うことでそれぞれを認め合うことができ、自分の夢だけでなく他人の夢も実現する喜びになってきます。

「自分」を表現する

 「夢」を他人に語ることは難しいことです。信頼のおける仲間でないと夢を語り合うことはできないでしょう。自分を表現することができなければ他人の理解もできないでしょう。自分を表現しないで信頼のおける仲間ができるのでしょうか?まず、自分の思っていることをドンドン表に出していきましょう。そのための機会として、ミーティングを行いますのでどんどん自分を表現してください。


イルカクラブ 活動の3本柱

 1週間に1回のプールでの"活動"(あえて練習とは書きません)のほかに中学生だから楽しめる以下の特別活動をしていきます。

@水泳を生かした楽しみの追求

 泳げるからこそ楽しめること、泳ぎを生かした楽しみを追求していきます。水泳という競技を楽しむことはもちろん、海で泳ぐこと−自然への理解や、安全法の習得−で、これまでになかった楽しみが広がります。

 

A楽しみながらのボランティア活動

 ボランティアというとかたく聞こえるかもしれませんが、自分の持っている能力を楽しみの中で(報酬を目的とせず)生かしていくということです。具体的には、水泳大会での補助役員(富山県マスターズでは他のクラブの方々から大変よい評価を受けました。)や、スポーツイベントのボランティア(いきいき富山トライアスロン)など、一人では難しいかもしれないけれど、みんなでやれば楽しいかも?

 

B自ら計画を立案し、実行する行動力

 小学生の頃のイベントは、(コーチが考えて)チラシをもらって,時間や内容は決まっていて..イルカクラブのイベントは、みんなで「どんな事をしたいのか」「どうやったら楽しいのか」など話し合いの中で(一人の意見だけでは決まらない)創り上げていきます。そうやってみんなで作り出して実行したイベントが成功すれば、達成感に満たされるでしょう。


具体的な活動内容

☆ミーティング

 自己表現の場として、またイベント企画の場として定例でミーティングを行いたいと思っています。これまでは第24土曜日の午後4時から行っていました。今年度もこのペースで行きたいと思いますが、希望があればどんどん出してください。97年度はメンバーの固定化が見られましたが、前述の意義を考えると....

☆夏休みのイベント

 長期の休みには、休み中にしかできないこともたくさんあります。そこで今のうちからみんなで「夏休みにやりたいこと・夏休みにしかできないこと」を話し合っていきましょう!

☆競技を楽しむ

 これまで身につけてきた水泳を一番わかりやすく表現できる場が競技会出場です。競技会に関しては、誰もが出場というわけには行きませんが、一つの目標として位置づけるのもよいでしょう。学校で水泳部に所属している人はなおさらです。競技会だと結果はタイムという数字で表れます。B級大会にむけての練習会を計画するのもよいでしょう。


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