カメラ付携帯電話はデジタルカメラを越えられるのか? |
携帯電話にカメラつきは当たり前、メガピクセル、2メガピクセルのカメラがついた機種もありますが、実際のところカメラつき携帯電話はデジタルカメラの代用になるのか?実際の画像で比べてみました。
テストの条件としてWEBサイトで公開する画像を想定しました。Kissy のサイトでは640×320ドット(約30万画素)の画像を標準としてサイトに使用しているのでこのサイズの画像を撮影できる機種を選定しました。
テスト機種は
- デジタルスチルカメラ DSC−P8/R(300万画素)
- 携帯電話 NTTドコモ So505i (120万画素)
- PDA CLIE PEG−NX73V (30万画素)
テストは各最大画素数で撮影、VAIO付属のPictueGearで640×480ドットに変換した画像をWEBページから320×240ドットで表示ハイパーリンクで元画像を表示させるように設定しました。
CLIEで撮影した画像は角度が合わずに少し画角がずれていますが、デジカメと携帯の画像は細部をよく見ないと見分けがつかないかもしれません。
ただこれまでの使用感から、携帯電話での撮影では画像がぶれやすい傾向があります。また室内での撮影はフラッシュの関係でデジタルカメラの方が有利だと思います。
このテストをするまではまだまだカメラつき携帯電話の画像はデジタルカメラにはかなわないと思っていました。これは携帯電話のほうの画像がこれまで携帯電話のメール機能(iショット)で送信できるサイズで撮影していた
からなのでした。携帯のカメラ機能も使用目的によってはなかなか使えそうです。
デジタルカメラは大きなサイズでの印刷も考慮するときに、カメラつき携帯電話はメモ代わりに気楽に取れるデジカメとしてすみ分けていくのかもしれません。今回のテストは屋外の画像でしたが室内撮影ではどうなるのか後日サイトの方にはアップしたいと思っています。