Centrinoって何? |
セントリーノ・モバイルテクノロジーを搭載したVAIO Zが登場しました。そもそもセントリーノって何?なのでしょう?
Centorino とはインテルのモバイルプロセッサ、Pentium-M とチップセットに855シリーズ、そしてワイヤレスLAN「PRO/Wireless2100ネットワーク・コネクション」の3つを使ったセットに使用が許されるブランド名です。
Pentium-M プロセッサは開発コードBaniasとして開発され命令を分析予測することなどによりパフォーマンスは同クロックのPentium4の1.5倍ともいわれています。パフォーマンスアップしながらも低消費電力も実現しているそうです。超低電圧の900Mhz、低電圧の1.1Ghz、1.3GHzから1.6GHzまでは0.1GHzごとに設定されてます。1.3GhzでモバイルPentium4 2GHz 程度のパフォーマンスだそうです。
855チップセットは2GBまでのDDR266メモリに対応しインテルのチップセットでは初めてUSB2.0に対応した。グラフィック機能を内蔵しない855PMが登場し、追ってグラフィック機能を内蔵した855GMが登場予定。
ワイヤレスLAN機能は当初 現在広く普及している802.11b (2.4GHz)をサポートするのみだが5GHzの802.11a のサポートも予定されているようです。
セントリーノ第1弾が発表になりましたがまだまだ開発中の技術もおおいみたいでとりあえずCentorino に対応したZが登場したのでしょうか?SR・C1クラスは855GM待ちなのか?ちょっときになりますね。
しかしZのデザインはひさびさに革新的なこれまでのVAIOのイメージをいい意味で打ち破っています。デザインではちょっと保守的になってきた感のする最近のVAIOですがこういう裏切りは歓迎です。
VAIO Zと同時に登場したnewUのほうはモバイルCelelon 600A MHzというききなれない周波数です。これはCentorino ではないようですが同技術をつかった Baniasコアのプロセッサのようです。周波数はU3からは下がってしまっていますがもたつき感の指摘されているクルーソーだったので実際の使用感はどうなるのでしょうね。レビュー記事が待ちどおしいですね。