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古より伝わりし神の業


引っ越しの荷物を作っていたある日。
アルファベット・数字の羅列、NG/OKなどと走り書きされた矢印が走り書きされた数枚のレポート用紙を見付けた。

これは太古の昔より我々PCユーザーが歩んできた歴史の中でも一般的にタブーな話題とされながらも技術的には比較的高度で、ゲームとしても最高に面白い(一般的には)ゲームの複製術を振り返る*物語*である。


序章

あ〜 こういうのあったなー とか、思いながら古い130mmフロッピー(現在、一般的に使用されているのは90mmフロッピーである)を納戸から探してきた。これはバックアップを作製する際にメモを残していたと思われるもの。さて、これを読み書きするにはどうしたものか。(だから、実機を使いなさいよ〜!!(笑)>自分 )

最終的にとった手段は以下のとおり。

  1. Win9xあるいはMS-DOSでブートする。
    Win2000だと該当のフロッピーを読む環境が整っていないため。
  2. DCUを使い以下のようにイメージ化。
    @>dcu -a 1,@foo
  3. dcuexで以下のようにするか、バイナリエディタでヘッダを除去。
    @>dcuex /b foo
    本当は、ここでdcuexでファイルを抽出出来れば手っ取り早いのだが・・・
  4. EX68でフロッピーとしてマウントしたらwindrvデヴァイス経由でWindowsのドライブに書き出す。

ちょっとまわりくどいやり方だが、同じ方法で普通のX68用フロッピーは読み書きできるので参考まで。

まずは資料をひとつずつ紐解いてみよう。


第1章

まずはZQQM社のデーハーシューティングPHぁLぁNXから・・・

このゲームはブートシーケンスにおいて2段階のチェックが掛けられており、まずはオープニングデモプログラムである「NEKO.X」でディスクの真贋をチェック。その後、メインプログラムである「STG.X」の内部で、チェック結果により
イメージキャラクターである猫が怒ってる絵が出て「たまには買ってみたら?」とか言って怒られる(笑)
ゲームも面白いが、こういうセンスもなかなかだと思った記憶がある。しかし、これがこの類のチェッカーの命取りなのである。この何らかの表示があるのものはそこから逆にたどって逝くことでチェッカーの動作が推測できるのである。

メモには

  1. NEKO.X のディスクチェックを無くした。
    (例の IOCS READ の所を RTS で殺した。)
  2. STG.X の"jmp $絶対番地"の所(b07c f5f7 6602 4e75の続くところ) をNOPにした。(コピーされた時に NOCOPY.AH を表示するルーチンに飛んでいる)

としか書かれていない。
後で見てちゃんとわかるように残さないと意味無いじゃーん(;_;)とか思った。

今宵はここまで、各章は詳しく調べがつきしだい追記していきたいと思っている。


この物語の内容について当方では一切担保しません。多少の質問には答えられるかもしれません(掲示板でお願いします)が、一歩間違うと著作者の権利を侵害しかねません。まるで推理小説のように危険なお話しです。取り扱いには十分注意してください。
そもそも、もう忘れてるので・・・(^^;ってか、架空の話ですから・・・ぇぇ

ゴニョゴニョ・・・まあ、個人的には若い人にも良質なゲームで遊んでほしいですが・・・ゴニョゴニョ・・・

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