99年春のにうましん

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発端

 まず、いままで気に入っていた。そして、3台の実稼働しているデスクトップマシンを所有しているのに実は初めて自分で購入したPC/AT互換アーキテクチャーのマザーボード(以下M/B)であるココちゃん(FIC PA-2010+)に特別不満は無かった・・・ ってゆーか非常に気に入ってるのでその後できたマシンにメインマシンの座を譲ることは無かった。

 CPUはCyrixのMII-300と今となっては非力なマシンではあるが、パフォーマンスは良好でベンチマークさえ走らせなければ目に見えて非力では無いうえに、ビデオカードをRIVA128(Canopus PWR128P/GTV)からVoodoo Banshee(EON Lilith banshee)に変更したあとは大好きな車系ゲームも問題なく動いていた。さらに、全てSCSIで構成されたペリフェラルは大好きな萌え萌えムービーのコマ落ちを許すことは無かった(爆)

 でも、新しいマシンが欲しくないわけではない。速いマシンで激速にムービーを圧縮しまくりたいし、安いキャプチャーカードで長時間のムービーを秒間30フレームでIntel Indeo5コーデックで圧縮しながらキャプチャーしまくりたいとは常々思っていた。あと、陰りが見えてきたSlot1のM/Bがやっと欲しまってきたというのもある(^^;(なにそれ

 で、ある日。アキバをうろついていたら最近凝っている(というか、買いまくっている(笑) )RAIDカードを発見!!しかも、なんか安い!!(のでジャンク扱いで保証一切なし)既にIDEのRAIDカードは持ってるし、この日既にSCSIのRAIDカードを別に購入したあとだった(笑) なにやってんだオレ。とか思いつつも、物欲のグーパンチは飛来した。

 購入したのはAdaptec社製のARO-1130という製品で、SCSI内蔵のM/Bに付いている専用のRAIDポートに装着するものである。つまり、ARO-1130の使えるM/Bを別に用意しなければならないのである(笑)(こういう思考になる時点で本末転倒

次に欲しいM/B

 と、いえば。SUPERMICROと決めていた。でも、ここの製品は価格的に高価過ぎる。で、あっさりと(^^;(やはり予算というのが・・・)次に欲しいといえば・・・ SOYOコンピューターのM/Bであるところ。昔なんかの雑誌で、品質管理が非常に良いというのを見たことがある。当然全製品検査済み。そんな事よりも、まわりであんま使ってる人居ないってのが結局(^^;欲しまる要因でもある。だから、ABIT,AsusやMSIのM/Bは最初から眼中にない(笑)人気のM/Bはそれなりの理由があるもので、ユーザーが多ければ情報も入りやすいし、サポートも続くとは思うけど・・・ だから、人に勧めるならこういうのになるんだけど(^^;

 で、SOYOの製品でRAIDポートの付いたやつ・・・ といったら、選択の余地はほとんどなしである(^^;

SY-D6IBAに決定。ハイ☆彡

 でも、これってPCIが4本しか無いんだよな〜 とかは言わない。SOYOのM/Bが欲しいといったらこれは曲げないのだ。(変なところで頑固な奴)

可愛いヤツ

 届いたM/Bは見た目美しい作りで、わが家にあるM/BではGateway2000のG6のM/Bの次くらいに美しい。やはりSlot1を使うといくら回路設計や配線の引き回しやチップの配列が良くてもエレガントにまとまらないものである。しかも、それが2本も付いているのは減点ポイントでしかない。この辺は残念。(って、それはメーカーの責任じゃないよな(^^; コンデンサーの数が少ないのは、それで間に合う設計なのか、コンデンサーすらケチった設計なのか。前者と信じてるが>SOYO社

 それにしても、BXのノースブリッジにお約束のように付いている緑色のヒートシンクはどうにかならないのだろうか・・・ ちょっと美しくないなあ・・・

さよならココちゃん

 M/Bだけ用意して、CPUもメモリ(わが家のM/BはすべてSIMMの使えるもので、今までPC100なマシンは無かったのでDIMMを使用しているのは1台しかなかった)も用意していない。

 さて、どうする。と、思っていたら友人の一人がCPUを恵んでくれた!!(くれたんだと思う。と不安にさせておこう(笑) )なんかラッキーな事にP2-266が月兎できた(^^ので、ホクホクである。Celeronの266か300でも買うかとか思ってたので。十分すぎるもの。

 さて、メモリは?? 大丈夫〜〜〜というか、少しかわいそうだが、芹香先輩からDIMMを抜く(;_;) (TAKEN 586ATX DUALにはDIMMとSIMMのソケットが2本ずつしか無いので、これを抜くと余りのSIMMで64MBにしかならないのである。ま、いっか・・・

 某月某日とりあえず、M/Bの入れ替えを実行。
 本当は3台あるマシンを全てバラしてパーツの組み替えをしたい所だったが、それをしだすと大変面倒になるうえに、HDDの移動も伴うのでOSのインストールも考えないといけない・・・ さすがに面倒に思ったので、とりあえずココちゃんのM/Bだけを入れ替えることにした。刺さってるカード類もすべてそのまま。

 基本的にはM/Bを交換したらWindows系のOSの場合再インストールをした方が良いと思うのだが、とりあえずそのままで起動してみる。BIOSの設定を確認したあと通常の起動シーケンスに任せてみる。とりあえず、HDDを論理的に認識してくれたのでブートは桶。Windowsが起動されると、次々に新しいデヴァイスが検出されまくった。M/Bのリソースがほとんど全て入れ代わり、その上で各カード類や周辺デヴァイスが再認識されるので数的には相当なもの。10分ぐらいかかったのでは無いだろうか(^^; 放っておいたけど・・・ 

 もう、この時点でなにも問題なく使える。当たり前だけど。
 さて、動きだしたらどれ位速くなったか数値で見たいものである。HDBenchでCPUのFPUが激速になった(この辺がIntelの強いところだよなあ。整数演算はMIIのほうが速いのに・・・)のを確認したあと、FinalReality(以下FR)
 が、なぜかこの環境ではFRを起動するとロゴが出る前に異常終了して動かなくなってしまっていた(^^; ので、結局Windowsの再インストールから実行することにする。さて、サクサクとインストールして最低限の環境を整えたらやっとFRを起動。もう、うにょうにょと動くサマをみてホクホク。(FRはもう上級のベンチマーカーには古いものらしいのだが、まあとりあえずって事で。)

 結局100*3.5設定で350MHzが限界くさいので、83.3*4設定で333MHzあたりで使用することにした。今までが実クロック233MHzだった(PRは300だけど)から結構高速化したハズなのだがちょこちょこさわってる時の体感はぜんぜん変わった気がしない。Cyrix恐るべしなのか(笑) でも、FPUの速度とドタン馬力は相当上昇したので集中的にCPUパワーを必要とする圧縮・伸張系アプリケーションは相当快適に動作するようになった。やっと世間のペースに追いついた。と、思ったら外界では既に500MHzになっている。しばらく井の中の蛙でいいや(^^;

 ん〜 こうなるとココちゃんをこのまま眠らせるのは勿体ない。CPUもメモリも付いてるし、周辺のカードもHDDも電源もあるので(^^; もう1台作るか。とりあえず、ケース作らないと(爆) (またかい

3/18/1999

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