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実験室

ここはみさきちゃんの実験室。不毛な実験結果をレポートします(バビョ まあ、日記みたいなものとお考えください(^_^;


その1−MDの圧縮技術
その2−シングルCDーRって無いよね
その3−自作マシン 自分で直そう!!
その4−妥協しないストレージ選び(その1)
その5−MP3 vs ATRAC
その6−妥協しないストレージ選び(その2)
その7−音質改善作戦
その8−自分のプレステ自分で直そう(ォ
その9−ディジタルオーディオで遊ぶ
その10−ディジタルオーディオで遊ぶ(その2)
その11−奇麗なビデオカード
その12−続・奇麗なビデオカード
その13−高速CPUが与える影響
その14−ディジタルヴィデオディスクの世界


----- その14 -----(1998-10-01)
ディジタルヴィデオディスクの世界

前々から欲しかったDVDプレーヤーを買った。
でもなぜ、DVD-ROMドライブ。しかもポータブル(笑)
これ、定価レベルで¥90,000-なんすけどね。こんだけ出せばちゃんとしたプレーヤー買えるんだけど、とりあえず持ち歩けるし(持ち歩かねーよ)DVD-ROMドライブにもなるし(等速の??)据置型みたく場所とらんし(本命(笑) )実は少しマトモなDiscmanが欲しかったというのもあるし(それにはデケェよ)まあ、なんつーかいわゆる「グーパンチ」ってヤツだね(バビョ

とりあえず、手軽にLDとの品質を同じ作品で比べてみようということで岩ちゃん(岩男潤子:声優・歌手他)のコンサートビデオを使用して見比べてみる。
使用器材とソフトは以下のとおり・・・

プレーヤー
LD:SONY MDP-A7
DVD:SONY PBD-D50
あ。気付いたら両方ソニーだ(^^;

岩男潤子コンサート「kimochi」in 東京国際フォーラム
LD:PCLP-00672¥4,800-CLV2面/70min NTSC/DIGITAL STEREO/レンタル禁止
DVD:PCBP-00052¥4,800-80分/カラー/リニアPCMステレオ/スタンダードサイズ/片面・二層/MPEG-2/複製不能/レンタル禁止

まず、全体的に色味が違うのは単にプレーヤーのアナログ回路の調整・味つけから来るものと思われるのでとりあえず無視(ちなみに、途中モノクロ画面があるんだけどDVDのほうが強烈にシアンがかったような色になってる・・・ ここまで来るとコレに関しては意図的かもしれづ・・・)するとして。
比べてみると第一印象がDVDのほうがキレイ。薄皮を一枚剥いた感じで非常にシャープな画像を出力していて、アップの画面などでは肌の化粧のノリ具合が鮮明に見えるほどで驚き。プレーヤーの性能としてみてもLDプレーヤーは普及機という訳でもないし、DVDプレーヤーこそ高性能機ではないのに・・・ マスターがディジタルのためどちらも元々ディジタル臭のする画像なのは同じ。しかしながら、やっぱりDVDのほうがこまかい部分でMPEGっぽい感じが出るけど許容範囲というか気にしなければ気付かない感じ。
ん〜 どっちも大差無いような・・・ これはLDがCLV記録のためだろうか・・・

で、もひとつ。お姉ちゃん(井上喜久子:前世がおさかな)の作品で・・・

井上喜久子「merry fish」
LD:PCLP-00520¥4,757-CAV/30min NTSC/DIGITAL STEREO/レンタル禁止(ディジタルβカム・D2ディジタルマスターによる高画質・高音質仕様)

井上喜久子「fishes」
DVD:PCBP-00051¥3,800-126分/カラー/リニアPCMステレオ/スタンダードサイズ/片面・二層/MPEG-2/複製不能/レンタル禁止

fishesの中にはmerry fishが含まれているのでまた同じように比べる事が出来る。と。
こっちのほうは少し印象が逆。画質的にはほとんど同じだけど、若干DVDの方が甘い感じ。それよりも色の出方が全然違う(^^; DVDの方が色がものすごく濃くって、比べてみると少し違和感を覚えるほど。これもDVDに収録する時に意図的に調整されたものではないかな??

ただ、この作品で気になったのは「動いてない部分以外はとことん静止している」と言うのが少し妙な感じ。動いている部分をあとで合成したような印象を受ける・・・

ん〜 結局この辺の見える違いってマスターとか編集の過程で生じる些細な違いや微妙な調整の違いであって、媒体フォーマットやその再生器材の違いではなく、どちらかがズバ抜けて良いという事はないようだ。作品や編集/調整のエンジニアの好みにもよるが、おそらくDVDの方がハイコントラスト/シャープネス指向に味つけされてくるのではないかと思う。ディジタルおやじの人気はDVDに集まるのではないだろうか・・・

あとは、これは比較した機器構成から来るものと思われるが。DVDの方の操作性が・・・ イマイチ・・・ かな。DVDには「タイトル」と「チャプター」というトラック分け(タイトルが上位)がされているのだが、タイトルかチャプターかを選んでから指定しないとうまくいかないとか・・・ なんか操作が直感的ではない。LDプレーやの方が特にトリックプレイに長けた機種で目的のシーンを探すのに便利なので余計にそう感じるのだけれど。まあ、これは機種によるものなのでそういうのを求める人はちゃんとしたDVDプレーヤーを購入すればいい(^_^;

今後の扱いだけど、個人的にはLDの置き場に困ってきたので(^_^; DVDで同じにリリースされるものに関してはDVDの方を購入していきたいと思ってるが・・・ しかし、LPレコードからCDになった時にも良く言われたがジャケットが小さくなるのが寂しい・・・かなあ


----- その13 -----(1998-07-14)
高速CPUが与える影響

 ウチのヨワヨワマシンもまあ、イロイロあって当初のPentium90MHz(60*1.5)から同225MHz(75*3)へと高速化の変貌を遂げた。今となってはローエンドレベルのモノではあるが、120MHzマシンでもマッタクモッテ満足して使えるような私にはもったいない位である。が、それが与える影響というのはなかなか広範囲に及ぶもので本人はもとより友人知人にまで広がるとは思わなかった。

  1. 初期不良品に悩む(ビデオデッキ、拡張カード、HDDやCD-ROMドライブ等)
  2. 注文したモノが届かない(通販)
  3. マシンが壊れる
  4. 交通事故に遭う

 どうもウチのマシンは元来ヨワヨワCPUで駆動させるモノで、勝手に速いCPUなどを取り付けてはいけないものである。という、警告・・・だろうか・・・違いない。
 いや、マジで。CPU換えてからイヤな事起こる・・・ 気がする・・・ だんだん本当なような気がしてきた・・・
 って、なんかこれ全然実験じゃねーや。書いてみるとあんま面白くねーし(笑) 今度削除しよ(^^;


----- その12 -----(1998-07-14)
続・奇麗なビデオカード

 アナログ特性の良いビデオカードを捜し求め、究極の選択(??)の結果大変痛い目にあったので究極の妥協の結果・・・

Canopus PWR128P/GTV
 に変更(ヨワヨワ
 以前PW GX/4VCで使い物にならないキャプチャーで懲りてるハズなのに(^_^;GTVを選ぶ辺りがやっぱり懲りてない。(店に迷惑かけたので少しでも高いものを買ってあげようという気遣いも少しある(うそ )

 まず、気になる(というより、今回のメイン)画質。
 ん〜 マアマアかな。って感じ。WHP-PS8と同じ程度。同じカ尿プスだからといって964LBと同じレベルを期待してはいけない。はっきりいってあの実験(ほたるちゃんで実験したやつ)は失敗だった。一度アレを見るとどれを見ても満足行かないのである。
 それでも、ミレと比べると見劣りするなあ。(まあ、それはわかっててミレ避けてるんだから我慢するか(^_^; )

 それから、せっかく/GTVモデルを選んだのでキャプチャーもTVアウトも使ってやろうという計画。

 まず、キャプチャー。表示解像度によってキャプチャーの動作出来ない事があるのは以前と変わっておらず1024x768を超える解像度ではアプリケーションがキャプチャーデバイスに接続できない。現用の安物ビデオキャプチャー(Kouwell製KW-606)だとそんな事はなく、1600x1200の解像度でも問題なく動作する。キャプチャーを動かすたびに解像度を変更するというのは思いのほか面倒である。(まあ、OSR2以降のゲイツや付属のユーティリティーを使うと瞬時に切り替え出来るし、デスクトップアイコンの配置にこだわらない人なのでまだ良いが・・・)

 しかし、キャプチャーのパフォーマンスは上がっており今度はごく普通にキャプチャー出来る。(GX/4VCのモノは320x240 15fpsでさえもコマ落ち激しく使い物にならなかった)その頃と比べるとココちゃん(実験機)のパフォーマンス向上が尋常でないのでそのせいかもしれないが・・・(ってゆーかそのせいだよなきっと(笑)

 しかし、キャプチャー品質は良くてお気に入りである。特にセパレート入力でキャプチャーするとコントラストも高く、輪郭もくっきりでご機嫌。結局キャプチャー2枚挿しの状態だが(笑)使うのはPWR128の方である。(しかし、このカ尿プスのキャプチャー付きカードに共通する問題なのだが、付属のPowerCinemaEXをインストールしないとキャプチャードライバが入らないのがなんとも・・・ ドライバー単体でインストールできるようにしてほしい・・・ 余計なアプリケーションは入れたくないってのがゲイツユーザー共通の思いではないだろうか。)

 次にTVアウトの方。これも品質が良くて気に入った。遊びで使うには十分な品質で、さっそくキャプチャーしたビデオをアナログビデオでキャプチャーして友人知人に自慢した(笑) Winkey(MBC-S700)にもTVアウト機能があり、以前遊びで使ってみたが結局少し遊んだだけ。品質もギラギラした発色でなんかダメだったし、TVアウトするために毎回リブートしなければいけないというのがまたイヤハヤな感じでダメ。面倒だと使わなくなるのである。

 それに比べPWR128のTVアウトはなかなかよく出来ていて、表示品質もなかなか良いしTVモードにはいつでも切り替えできる。800x600以下の解像度で使用可能で、TVモードにしたまま高解像度にするとTV側の表示は消えるが解像度を戻すとその場で再表示される。(TVアウトオプションが入ったままだとリフレッシュレートの設定が出来なくなるのにはハマったが(笑) )

 結局高くついたが(バルクのミレでも買ってれば(バビョ )結果、遊べる環境になったのでヨシとする。
 あ。カ尿プスのカード使ってる特権として、MotionJPEGフォーマットのAVIファイルが作成出来るってのがあるな(^_^;(そんだけ



----- その11 -----(1998-04-27)
奇麗なビデオカード

 この部分。笑うとこ。(特に後半)


某月某日 新しいビデオカードを買った
なんとなく速いビデオが欲しくなったので。で、仲間内で誰も使ってないRIVA128搭載カード(これだけ流行ってるチップなのに、誰も持ってないのな。なぜ?? みんなMATROX信者だし・・・)をチョイス。PWR128とかは使ってる人多いからイヤなので、YUANのVGA-300Sにする。安かったし・・・(でも、このカード。格安RIVAカードとして結構使ってる人多いらしい・・・ まあ、周りに居ないからヨシとする。)
某月某日 モニタを買い替える
某所で展示品が格安だったので、TOTOKU CV212というバカにデカいのを買い求める。デカくて奇麗なモニタは目に良いのである。目が疲れないのである。
数分後 あまりの表示品質の悪さに驚愕する
ゴーストはやめてくれ。今まで使っていたMAG DX15Nではまったく気にならなかった(というか、それを気づかせない微妙なボケ具合が良かったのだと思う)のだかダメ。ダメなものはダメ。当然1600x1200とか言う標準的高解像度なモードで作業しようとしている訳だが、1024x768以上の解像度だとフォーカスの甘さとゴーストが気になってダメ。実際目も疲れるからいつものように数時間もモニターの前に座っている事など到底不可能である。
数日後 ゴースト系はケーブルのような気がして・・・
某氏に自宅で使っている高品質なケーブルをもってきてもらい検証してみる。付属の(といっても、店頭品なのでほんとにCV212の付属品かどうかは不明)D-SUBコネクタ付きケーブルからNANAO純正の5BNCコネクタ付きケーブルに交換してみる。
実にくっきりした画像が得られる。ゴーストもクッキリハッキリである。(マj をのれ。
でも、数日後安物の5BNCケーブルを購入。ゴーストとの生活が始まる。
某月某日 ほんとにビデオカードが悪いの??
実験である。98(ほたる)をココちゃんのところまで引っ張り出してきて大きなモニタに接続。ほたるちゃんにはあのPW964LBが搭載なのである。カ尿プスが超絶的高画質を誇っていた時期のカードである。
結果、次元の違いをまざまざと見せつけられた感じ。発色はグーだしフォーカスクッキリ。その辺の3〜4諭吉で買えるようなビデオカードといっしょにしないでくれといった感じである。さすが。私負けましたわ。
納得させられるとともに、怪しげで高品質なビデオをを物色しはじめる。
某月某日 購入ビデオカード決定
ビデオカードを選ぶ基準。
  • 怪しげである事
  • 周りで使ってる人が居ないこと(ポピュラーな売れ筋はもってのほか)
  • 出来るなら低価格である事
  • でも、ちゃんと使い物になる事

上記を満たすものは現状ではこれしかないのである。

NEC PK-UG-X003
すぐにピンと来る人はなかなか居ないのではないだろうか(笑) そう、型番が示すとおり98NX用の純正カードである。
スペック的にはPERMEDIA2搭載のカードでビデオメモリ8MB。まあ普通のビデオカードである。PERMEDIA2はミレ2の次くらいに画質は奇麗らしいし、まあ速さもそこそこ(私はスピード狂ではないので、ベンチで一等賞じゃなくてもいいのである。ViRGEでも十分満足してたし(笑) )だし。仮にもNEC純正品なら某湾製の怪しげなビデオカードみたいな劣悪な訳はない。おまけに、NEC純正品なんて持ってる人普通居ない(笑) とりあえず、私のよっきゅんは満たされそうである。


 さて、届いた僕のにうビデオ。

く〜〜〜 カッコイイゼッ!超絶的ハイセンスなこの外箱を見よ!! メーカー純正のアップグレードパーツの威厳をまざまざと見せつける色使いと黄金比率を駆使した色彩パターンの配列!! これぞオレが長年求めつづけていたもの。(ほんとかよ

 と、スキップのしすぎで床に穴があき階下の住人の脳天から奥歯ガタガタ言わせそうな位ウキウキしていたオレの脳天を逆に直撃したものは・・・
え??NECのマニュアルだよな。おお、そうよ。そうだよな。 まあ、落ち着け。
ちゃんと「98 OFFICIAL PASS」とかいう会員登録の用紙だって入ってる。箱にも「NEC」と印刷されてるし、CD-ROMにだってロゴが入ってるじゃないか。

ほら、肝心のカード本体にだって・・・
ちゃんとPK-UG-X003じゃないかhahaha...脅かすなよワトソン君。

でも、裏には ジャー


メルコ地獄
ああ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・ バカにした私が悪かった・・・ しかし、こんな仕打ちを・・・






でも、ささやかな反抗として3DLabsから直接拾ってきたGenericPERMEDIA2なドライバを使っているオレがここに居る・・・DDDDDDDDDDDDDie!!



----- その10 -----(1998-04-27)
ディジタルオーディオで遊ぶ(その2)

 さて、勢いが付いてきてるのでとっととやってしまおうということで。今回は次にアキバ逝った時にパーツ買ってきて・・・ なんて悠長なことは言わない。とっとと注文してしまう。クサそう(これが一番効果ありそう)なOSC直付けのための14.31818MHzのOSC。ラジオデパート2F(だったかな??)の「サン・エレクトロ」にFAX送り付けて在庫確認。¥600-だそうである。

ちなみに、送料は¥1,200-(笑) この辺りのパーツは店によって値段の幅が結構あり、探せばもっと安いところもあると思うけど。ここならまず確実にあるし、対応も良いのでお気に入りなのである。急ぎのパーツはいつもここで通販してもらってる(^^

 3日後、ブツが届いたのでさっそくSOUND PROチップ(CMI8330A)の7pinにクロックを直に入れて見る。C56の両端から電源が取れるので、ここからOSCに電源を供給。R29の端子側をはずし、チップ側からクロックを供給してやる。

 話が前後するが、これにはどういう意味があるかというと・・・ M/Bによってはカードに供給されるクロックが不安定でこうしてやらないと周期的にノイズが入ったりするラシイ 実際、こうして直入れしてノイズが無くなったとか報告がある。で、ひょっとしたらこれで改善するかも・・・ という計画である。(と、いうか。頼む。良くなってくれって感じ(笑) )

結果

 失敗(;_;)

 (笑)いきなりダメ。ぜんぜんダメ。状況全く変わらず・・・

 で、今度はまた入出力にバッファを入れたり色々試してみた。(線は割と引き回しても平気みたいなので、写真のようにブレッドボードをつかってしまった。ヨワヨワ(^_^;

 む〜 しかも、今回ちゃんと「聴いて」判断したので・・・

実は出力にもノイズが乗っている事実が判明

 うまくいかんもんだなあ(;_;)

 所詮安物のカードだからこんなものが性能限界なのだろうか・・・(^_^;

 いや。ディジタル技術の驚異を絶対に味わってやる。(まけないもんっ

 また暇とやる気が出来たら実験してみる計画・・・



おまけ

 今、問題にしているスペクトラムグラフがこれ。
 20〜20KHzのスイープ信号音(低音から連続的に高温までの信号音「ど〜〜〜〜〜〜〜」と重低音から「キィ〜〜〜〜〜ッ」と言う音まで)をグラフ化したのがこれ。赤っぽい色部分がノイズ成分。ツールはGoldWaveを使用。この程度のツールでも確認出来るほどのモノ。耳で聞いて(≠聴いて)もくっきりはっきり聞こえる。ちなみにグラフは多分10KHz位からで、実際低音域ではノイズは混入しない。

 とりあえず、ミミに頼るのもナニだし検証用にDATでも1台買うかな。(ォ



----- その9 -----(1998-04-12〜)
ディジタルオーディオで遊ぶ

 最近巷で流行のSPDIF入出力端子の付いた格安サウンドカードを手に入れたので、早速遊んでみることにした。(この製品はSOUND PROチップを搭載したもので、数種類のブランドから同じものが売られているらしいが私の入手したものはARISTO ART-833-3Dというもの。)
 しっかし、開封してなにげなくカードを見ていると。なななななんと(笑)このチップの足が曲がってショートしてるんですけどけどけど(^_^;;;;;;
 気づいてなかったらどうするんだよお(笑) とりあえず、ちゃんと修正してからインスターレーションを開始する。

 で、話は戻って。

 コネクタビューはいわゆる普通のサウンドカードで、マイクイン・ラインイン・アウト・ゲームポートが付いている。アウト端子はジャンパーで切り替えることにより、内蔵アンプを通したスピーカーアウトとアンプを通さないラインアウトが切り替えられる。

 さて、SPDIFはというと基板上に(プリント板の事を「基」と書かれているのをよく見かけるが「基」の間違いなので気をつけてほしい。PanelではなくBoardなのである。)SPDIFOとSPDIFIという2つの端子が出ていてTTLレベルで入出力されているラシイ

 マニュアル等でSPDIF対応が表記されてはいるが、このままでは一般のオーディオ機器に接続することは出来ない。付属のユーティリティーの挙動等を見ていると、このSPDIF対応は外部のオーディオ機器との接続というよりは内蔵デヴァイスとの接続を意識したもののようである。たとえば、ディジタルインは付属のCDプレーヤーソフトでCDを再生しないと有効にならないというのが割とハマりだと思う。(ちなみに、WinNT上だとこの制限(??)は無く、ミキサー上でDigital-CD(やっぱりCDなのだが(^_^; )を有効にするだけで即ディジタルインが有効になる。)

 そこでこの端子を有効活用するため、一般的なディジタルオーディオ機器で使われている同軸コネクタや光コネクタを増設することになる。

 実はこのカード。日本のみでなく海外でもブレイク状態らしく、それらしいサイトを探してレポートを読んでみるとバッファを通したりサウンドカードに14.31818MHzのOSCを取りつけたりと結構苦労しているようである。

 それを踏まえて実験に取り掛かる事にする。

 まず、面倒なので光コネクタを直接付けてみる(全然踏まえてない)
 今回は少し格好良く仕上げてみようということでケースに付属の盲板を加工してコネクタを2つ取りつける事にする。光コネクタ(秋月で買ったTOTX178A/TORX178A)には+5Vの電源が必要なのでHDD等の電源から分岐されてあまっているコネクタから取れるようにコネクタを付ける事にする。

 結果。
 まず、出力は桶。ディジタル出力をMDのディジタルインに入れ聴いてみる。

ああ。PCからこんなにも澄んだ音が出ていいのだろうか(;_;)


 これでサウンドカードに載ったヘボいアンプを通した出力とはオサラバである。

 次に本命のディジタルインの方。

ノイズ

 ノイズのみが「ジー ザザザザザ」とすさまじい音で出力されている(;_;)大家さんに「部屋にF1でも来てるかと思った」とか訳のわからない苦情を受ける(笑)

 次に受信側の光コネクタをTORX176に交換してみる。桶。

フェラフォラフェ〜〜〜〜

 なんか、あっさり成功なんですけど・・・
 しかーし 世の中そんなにアマくない。ディジタル入力なのに「ジジジ」というようなノイズが混入。をのれ。

 で、結局途中にバッファを入れたり線長を変えてみたりしたのだが改善せず。疲れてきたのでヤメる。結局試した中では直結が一番具合がいい事が判明。一日中電源入れっぱなしだった半田ごてはとろけそう。かわいそうに・・・

 しかし、ディジタル入力で記録できる機器がこのカードとMDしか無いと言うのがチト具合悪い。リニア16bitで記録して検証できないと何が悪いのかわかんないよ(;_;)

 残る問題は他に

  1. ディジタル入力の使用開始直後がちゃんと音にならない事がある。コネクタの抜き差しが必要。

 と、言った感じ。

 実際使ってみると(といっても、まだメインマシンに取りつけていないので試用の段階なのだが)この恩恵はすさまじく、満足する結果が得られればこのカードは一気にわが家のオーディオ機器の中核に上りつめる事だろう。



 作業終了後、アキバHotLine!を覗きに行ったらまたまたこのカードが取り上げられていた。で、この関係を掲載しているサイトが紹介されていたので、逝ってみる。たとえば、ここは68ユーザー的感覚で(笑)なんか昔、よく逝っていた(私は書いてはいなかった・・・いわゆるROMってやつですね)BBSで活躍してた人の名前がちらほら(^_^;

 で、色々情報が得られたのでまたいろいろやってみる。
 まず大きな問題は依然ディジタルインの問題。ディジタル入力から録音したものをディジタル出力で聞くとノイジーだが、CDから直接キャプチャーしたようなデータは問題なく再生される。やっぱり入力の時点でノイズが混入しているようだ。しかも、ちゃんとした環境で聞くと「ジジジ」というディジタルなノイズのほかに「キョヘ〜〜〜」とかいうアナログ段に混入したようなノイズが常時鳴っている(;_;)これって・・・

 で、結局の所。「キョヘ〜〜〜」の方はC-MEDIA社から最新のドライバーを取ってきて入れたら直った(;_;)(そういうもんか??(笑) ミキサーがアナログ入力を完全にミュートしてなかったのが原因ラシイ

 あと、同HPのFAQのコーナーで新しいミキサーを月兎して入れると付属のCDプレーヤーが不要になった。

 なんか入力時のノイズが回路によるものなのかソフトウェア的なモノなのか不安になってきた(笑)

P.S.このカードって結構人気で品薄状態らしいのだが、田舎暮らしの私が手に入れられた秘密はインターネット通販。アキバHotLine!でツクモパソコン本店2に在庫があるというのを見たので、ツクモの通販ページからフリーオーダーフォームに型番と値段を書き込み、「本店2に在庫があるらしいけどどうにかならんか」という趣旨のコメントを書いたらあっさり送ってくれました。融通の効く同社の通販体制に感心させられた。(ちなみに、現在ではDOS/Vパーツのコーナーにこの製品が紹介されてるので普通にばっちり月兎出来るはず。



----- その8 -----(1998-03-16)
自分のプレステ自分で直そう(ォ

 プレステ(正式名称「プレイステーション」)の寿命の短さは有名なところで、すぐにCDの読み込みがばビョって来る。ムービー等の音飛び・コマ落ち・リトライにより読込時間が長くなる等・・・ ひどい時には認識すらしなくなる。これを保証期間外で修理に出すとなると¥7,500-はかかる。中古価格が高値で安定している機器とはいえ、たった¥20,000-程度のハードを数ヶ月から1年程度で¥7,500-もの出費で修理するのはチト気が進まない。

 で、「プレステ欲しい〜〜〜」とか言っていたある日某氏が知り合いから奪取してわが家に持ってきたプレステはCD回転せず(つまりは壊れてる)コントローラー等の付属品無し。ジャンク品と言っても良いようなものであった。  まずは壊れているところを確認。どうも、CDの読み込みが悪くなったので自分で修理しようと開けたが、勢いあまってピックアップのケーブルを切ってしまった模様。まずは切れているフレキシブルケーブルを修正する。幸い可動部分ではないので繋がってさえいれば良い箇所なので助かった。フレキの表面をカッターで削り、導線部分を露出させる。2ヶ所加工したら、その間をできるだけ細い線材(より線をバラして1本だけ使うとか考える)でジャンパーし、半田付けする。(外す時の注意は写真参照)
 これで起動時にCDが回るようになった。(回路を追いかけると、どうもピックアップのホームポジションセンサ(スイッチ)に繋がっているらしく、HPが検知できないのでモーターが回らなかったラシイ・・・

 しかし、どうもやっぱり・・・いわゆる「読みが悪い」状態。ひどい時はムービーは音飛び・コマ落ちするし、CD-Rで焼いた音楽CDはノイズが入りまくったり特定のトラックやディスク自体を認識すらしないものもある。これじゃイカんと言う事で、フォーカスのバイアス調整をいじってみる。(SPCH-1000のモデルのみに付いているラシイ)多少良くはなる。しかし調子の良い時は調子が良いが、ダメな時はダメダメである。改善したという感じではない。ベストな調整ポイントを探るため色々試してみたが、結局最初に調整されていた位置が一番安定してる。組み立てラインも遊んでる訳ではないのである(^_^;
 色々試した結果プレステ本体を裏返しにしておくとすこぶる調子がいい。これはどういう事?? 検討の結果どうもピックアップの可動部分(レールの部分)の「ガタ」が大きすぎてズレている感じ。これでフォーカスがうまくあわないためにリードエラー等が発生していると思われる。ためしにダメダメな状態で横からドライバーなんかでピックアップ本体を浮かせてやるとムチャクチャに調子良くなる。これ、絶対このガタが問題。

 で、ピックアップユニットをバラしてみると(写真では少しわかりにくいが、スピンドルの両脇についている小さなプラスネジを外し、このように全体をずらし(このとき、ピックアップから出ているフレキシブルケーブルを切らないように注意!!ケーブルを固定爪から浮かしつつユニットのカバーをずらすのがポイント)そのあと、この写真だと右側。実装状態にして右斜め奥側に向かってずらすと(カバー固定用のツメが付いているのでどうやればはずれるかわかると思う)カバーが外れ浮いてくる。ここで「ガバッ」と勢いよく開けるとカバーに両面テープで固定されているフレキがイヤーンな事になるので注意。カバーをゆっくりはがしたらこのケーブルもゆっくりとはがしてやる事。
 カバーが外れたらピックアップを写真のようにスピンドルから一番遠い側に手で移動させ、今移動させた方向にさらにこの長くて白いギアだけをグイッと動かすとこのギアが外れてくる。そうすればピックアップだけがユニットから外れるので、ここを確認!
 この部分にレールのような溝が付いていたら多分そこがすり減っているので、処置しなければならない。(新品の状態を見たことがないのでよくわからないけど(^_^; )

とりあえず、ピックアップ側のレールをはさむ部分にヒシチューブ(摩擦が小さそうだしすぐ近くにあったというだけの理由)をはめて高さを稼ぐ事に・・・ 反対側も溝の部分のガタが大きく(どちらかというとこっちのほうが影響が大きい感じ)具合が悪いので同じように処置する事にする。
 これで、ディスク面とレンズとの距離がプレステ本体を裏返しに置いた時の状態にかなり近くなり、具合がいい感じ。
 さて、テスト。くお〜いいねえ。いいよ。これ。立ち上がりの時間も短くなった感じ。おそらく処置前はかなりリトライが発生していたのではないかと・・・ 今度はオープニング等のムービーの音飛び・コマ落ち等は全く無く非常に気持ちイイ(^^ さらにはCD-Rで焼いた音楽CDの再生も問題ない。(しかし、このCDを入れたまま本体の電源を入れると何度も何度もCDを読みに行って止まってしまう。プレスされたCDだと問題無いところを見るとなにかのチェックに引っかかっているのかそれともまだ読みがイマイチなのかわからないが、とりあえずゲームをするのには支障無いので今回は無視することにした。

 最後に、言うまでも無いがすべてのプレステがこうして調子が良くなる訳ではないのでって事で。いじょ。



----- その7 -----(1998-03-02)
音質改善作戦

 Winleyノート(MBC-S700)で唯一の不満と言えば内蔵のスピーカーの具合が悪いこと。ノートでゲームをすることは余り無いが、せがた三四郎の再生時等は気になるのである。

 どの辺が具合悪いかと言うと、まずその位置。最前面のタッチパットの並び(アームレストにあたる部分)に付いてるのでキーボードに手をスタンバイさせると丁度スピーカーの穴を塞いでしまう。他に移動させる場所をさがしたが、ノートパソコンの中でこれだけの大物を受け入れる左右対称のスペースなど無く、この問題に関してはちょっとやそっとじゃ手を付けられない(^_^;

 次に音が小さく音質もキンキンして良くない(元々ノートの内蔵スピーカーに音質を求めるのが間違ってるが)
 と言う事で、前に秋月で買って来た薄型スピーカーを今のと入れ替えてしまおうと言う計画。左側が標準のスピーカーで右側がこれから取り付けるもの。このように仮に接続してみたらやっぱり簡単には付かないもので、中継とサスペンドスイッチの付いた基板がぶつかってしまう。
 そこで、ぶつかってしまうところを削ってその下に基板をもぐりこませる計画。このスピーカー、肉厚の半分がプラスティック製のケースなのでゴリゴリ削っても問題無かった。基板がスピーカーの下におさまるまで削ったら今度は下側。アルミ版に突起(フレームのアルミ版を打ち抜いて曲げスピーカーをホールドする3本の突起が出ている)を曲げて寝かせて最初に付いていたように両面テープで固定する。
 次は上側のケースの加工。ケースにも現用のスピーカーに合わせた加工がしてあり、そのままではぶつかってふたを閉める事ができない。そこで今度も不要な部分を削る事にした。
 左側が削る前。右側が削った後。

 結果はというと・・・ 大して変わんないけど(^_^; やっぱり口径の大きいせいか中音域の再生能力がアップ。というよりも、今までが再生能力ゼロだった訳だが・・・ まあ、この労力分の値打ちはあった。カナ(^_^; と言った程度。暇つぶしにはちょうど良い工作か(バビョ



----- その6 -----(1998-02-27)
妥協しないストレージ選び(その2)

 前回はとうとうQuantum Viking(以下VK)の本領を発揮しないまま終わってしまったが、AbaptekのSCSIホストアダプタIOI-9200UW(以下Abaptek)の初期不良と言う事で送り返してから2週間程で返って来たので実験再開。

 途中で進捗状況を聞くためサポートに電話したが、症状が確認できないとか言われてぉぃぉぃぉぃ状態(;_;) あれだけウチの環境で暴れまくってくれたのに・・・ しかし、もう少し色んな環境でチェックして見るとの事。で、後日ちゃんと症状が確認できたので新しいのを送る。という事になって送って来た。よかった(T^T) ・・・でも、最初の症状が確認できなかったという環境も恐るべしだ(Asusのマザーらしいけど・・・)

 さて(背油)、とりあえず・・・ なんか心配なので、今度はちゃんとバックアップを取ってから作業に取り掛かる事にする。(前回はいきなり繋げていきなり破壊されたし マジやられた感じ(笑))バックアップといっても、ネットワーク経由で別のマシンに押し付けるだけなので楽チン(^^

 最初の構想的にはC:ドライブをVKにする計画だったが、今の環境だとシステムは今のQuantum FireBallST2.1(以下FBST)で十分だし、ヴィデオキャプチャー等で使うテンポラリが速いほうが具合良いのでVKはD:ドライブにし、テンポラリドライブとして使うようにする。まずは恐いので現用のTekram DC-390のかわりにAbaptekを入れる。そうして、FBSTでチェック。まず、前回のscandiskから・・・ 詳細チェックも無事通る。前回あれだけダメダメだったのに(;_;) とりあえず、いわゆる相性ではなかった事を確認。(ホッ
 次にIDを設定してVKを接続し(HDDx3,CD-ROM,CD-R,MO,FDDx2と、結構増えて来たし250Wの電源だとすこし不安になってくるなあ・・・)システム用のFBSTとテンポラリ用のVKだけをAbaptekのChannelAに、その他のCD-ROMやらの方をChannelBに繋いでブートさせる。
 前回のテストでドライバの類は全部入ってるのでいきなり認識、即使用可能で楽チン(^^ さてさてさて・・・ いよいよ、いよいよ本領発揮かっ。

SE:ドドンッ

 早速HDBenchで測定して見る


★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.420  ★ ★ ★ 

使用機種   

Processor  Pentium 120 [GenuineIntel family 5 model 2 step 5] 

解像度     1024x768 65536色(16Bit)  

Display    S3 ViRGE 325 PCI

Memory     72,724Kbyte

OS         Windows 95 4.0 (Build: 1111)

Date       1998/ 2/24   2:30



SCSI = Initio INI-9XXXU/UW PCI SCSI Host Adapter

SCSI = Initio INI-9XXXU/UW PCI SCSI Host Adapter



A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

B = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

C = QUANTUM FIREBALL ST2.1S  Rev 0F0C

D = QUANTUM VIKING 4.5 WSE   Rev 8808

E = OLYMPUS MOS331           Rev 1.10

F = TEAC CD-ROM CD-516S   Rev 1.0G

G = YAMAHA CDR400t          Rev 1.0g

X = CONNER CFP1080S         Rev 4040



  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write  Cache Drive

 3050     0     0     0     0     0     0   0 10374  8113   8967 D:10MB


 い〜ね〜 結構キテるねえ(;_;) 何が良いってあ〜たキャッシュされたデータよりも今読み込んだ方が速いって事(笑) これって、今RAMディスク使ったとしたらあのX68000状態な訳だ(う〜 なんかもう、期待通りというか目論みどおりというかしてやったりと言うか(笑)
 金かけただけあるわ。
大成功!!

今度こそCPU新しくしたい・・・(ボソッ



----- その5 -----(1998-02-17)
MPEG Layer-3(MP3) vs ATRAC

 近年進歩が激しいオーディオ圧縮技術の中で、今注目しているのがMPEG Layer-3(MP3として一部ではかなり浸透しているのではないかと・・・)といわれる圧縮方法。フリーやシェアウェアの形で結構出まわっているようで、特にWindows95上では問題無く再生出来る環境が整いつつあるようだ。(以下MP3)

 ある日古くからの友人から一通のメールが・・・
 中にはMP3に関するレポートが含まれていた。(以下抜粋)

 MPEG Audio Layer-3 のWindows95用オーディ オコーデックライブラリが入手できたので、 音楽用CD(KING RECORD Falcom SPECIAL BOX '89 Vocal「Sorcerian」歌:森口博子(^_^;) をWAVファイルに落とし、無圧縮・Microsoft ADPCM・MPEG Layer3の3種類の音質について 聴き比べてみた。
<MPEG Layer3> 2分52.30秒 2.62MB 128kBit/s 44,100Hz
 パッと聴いた感じでは、なかなかいいね、と いう印象を受けた。なにせ無圧縮 29MB が、 約1/10の 2.62MB まで圧縮してるのだから、 44.1KHzなんて最初は信用していなかった。 しかし、なかなかどうして、高域までのびた 明るい音を出しているじゃないか。 10バイトの情報を1バイトに圧縮し、圧縮前と あまり違わない10バイトに復元する、なんて 作れといわれても、なかなかできる代物では ないと思うのだが。
 さて、よくよく聴いてみると、なんだか違う 音になってしまっている部分も確かにある。 まず最初に耳に入ってくる変な音がハイハッ ト。携帯電話の音声のような妙な音(まさに 「チチチ」が「みょみょみょ」になってる) というか、なんかフラクタルな音に変わって しまっている。10KHz以上で加速度の早い音の 表現は難しいのかもしれない。また曲全体の 雰囲気がオリジナルとは少し違って聞こえる。 高音域ではにゅるにゅるした感じに表現され ているように感じる。
 高圧縮がもたらす副作用と見るべきか?  1分あたり約0.9MB。140MBで約153分(実際の データ領域はもっと小さいのだろうけど…)。 MDの圧縮率より2倍も高い。MDの音はじっくり 聞き比べたことはないので何とも言えないが、 MPEG Layer3 よりいい音を聴かせてくれるの では?と期待が募る。はたして結果は如何に。 まったく同じものでなくちゃイヤイヤイヤな 人は、無圧縮WAVファイルをLHAなど可逆圧縮 プログラムにかけるのが正解(聴く為の解凍 作業、手間を考えればCD再生の方が…(^_^;)
<Microsoft ADPCM> 2分52.394秒 7.29MB 44,100Hz 4ビット
 これもパッと聴いた感じでは、ほとんど遜色 ない。無圧縮 29MB の約1/4、お手頃である。 よく聴いてみると、やはり高域で表現力が乏 しくなる。こちらは音の周波数が高くなるほ ど(同時に音量が大きくなるほど)波形のク リップ量が多くなり、高域歪みで不快感を感 じるかもしれない。また曲全体が大音量で録 音されていると、ドルビーやdbxをかけたよう な Dレンジの浅い印象を受ける。ジャンルに よってこの印象は違ってくると思われる。 アナログ派な方には、このバリバリは耳の毒 となることであろう。
 Microsoft ADPCMはWindows95のインストール されたすべてのPCで確実に再生できる。これ は最大のメリットといえる。訪問先でちょっ と再生、といった用途には向いている。 MPEG Layer3 フォーマットに比べ、復元元と なる情報(圧縮ファイルのサイズ)が2倍以上 あるため、その分のマージンと現行の音色の 変化の少ない方式を生かし、同じ圧縮率で広 帯域対応の新しい圧縮方式の開発に期待でき るかもしれない。

 コレを読んでいると、自分の中のオーディオおやじが踊り出て来たので早速こんな企画を自分の中に立ててしまう。
 題して「MP3 vs ATRAC」 ATRACとはMDに用いられている圧縮技術で圧縮比は1/5。MDの音を聴いた事のある人はわかると思うが、一般向けのディジタルオーディオ機器としては高品質で扱いも簡便だし装置の値段も安価である。ポータブル型の装置は山のように出まわっているし、電車の中で音楽を楽しんでいる人の半分以上はMDなのではないだろうか(むちゃくちゃな想像)。他に一般向けディジタルオーディオ機器としてはDATという小さなテープを使用した装置もあるが、こちらはリニアな16ビット記録の装置であり数種類のモードで多様な録音が可能である。こちらは完全にマニア向けの機器だと思う。
 さて、少しシビアな戦いになるこの企画。半端な比べ方はしたくないので以下のように最終段以外のD/A変換を排除した戦いとなった。

MP3ソースの作成

  1. CDから直接データを読み取り*.WAVファイルにする。
  2. MP3のエンコーダーを通し*.MP3とする。
  3. MP3データを再度44KHz16bitの*.WAVファイルにデコードする。
  4. デコードして出来上がったものをCD-Rに記録、試聴用のCDを作成する。

ATRACソースの作成

  1. CDからディジタル録音する(^_^;だけ

 試聴時には、MDはそのまま再生。CDはMDデッキにディジタル入力し、MDデッキ側のD/Aコンバーターを使用する形にした。これで2つのソースの条件は出力まですべて同一となり、いつのまにか再生装置の違いになってしまっていると言う事を防止した。これで完全に圧縮コーデックの比較が出来るはず。

 なお、使用した音楽ソースは以下の通り。(曲の最初に付いている数字はそのまま試聴用CD/MDのトラック番号となる)

ザ・オーディオチェックCD/ビクター音楽産業株式会社 VDR-5277 ¥3,090-

題名のとおり、オーディオチェック用のCDである。最初の方にバラエティ豊かで録音のしっかりした楽曲等が収録されており、使い勝手の良いCDである。テープレコーダー等の研究材料にはもってこいの逸品。

  1. 赤とんぼ/アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
  2. 埴生の宿/野坂恵子(二十弦)
  3. 夜想曲Op.9-2(ショパン)/ダン・タイ・ソン(ピアノ)
  4. 夏の思い出/松本美和子(ソプラノ)
  5. 交響曲第9番第2楽章(ブルックナー)より/朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

Falcom SPECIAL BOX'98より VOCAL(再プレス版) 歌:森口博子/キングレコード KIDA5003(K13X 23043) ¥1,200-

こういう向きにはあまり使わないか??かと思うが(^_^;お気に入りの一枚。Falcom SPECIAL BOXは持っていないが、再プレス版のこの一枚だけは持っている位お気に入りである。(上のメールの友人にCDを借りたのがキッカケなのだが・・・)

  1. Sorcerian 〜ソーサリアン 盗賊達の塔より「封印」
  2. No Fortune Teller 〜ソーサリアン ユーティリティー Vol.1より「THE CHOICE IS YOUERS」

MARIBETH SWEET MUSIC/Sony Records(Sony Music Entertainment(Japan) Inc.) SRCL 3002 ¥2,800-

極々ふつーのヴォーカル系ポップスのCDである。Track1からI CAN'T BEAR TO GIVE YOU UP(「I can't bear」の部分が「アッカンベー」に聞こえるのは秘密である)

  1. I CAN'T BEAR TO GIVE YOU UP

井上喜久子 ただいま/ポニーキャニオン PCCG-00270 ¥3,000-

単に「ファンだから」という理由でこのCDを使用した訳ではなく録音が良いから。おそらくこれが本当の井上喜久子(以下お姉ちゃん)の声である。(生で聴いたこと無いのに(^_^; )川崎"ポキ太"義博さん良い仕事しています。

  1. おやすみないさい
  2. ひとりだけのパーティ
  3. いつの日か


 前置きの方が長くなったが、トラック番号順におおざっぱな感想を・・・

  1. チェロの音がATRACで少し乾いたような音。MP3は少しささくれた様な感じの音(表現が抽象的だが(^_^;)になっている。微妙な違いか。
  2. ATRACにて余韻の広がりが無くなっている。というか、ホールが少し狭くなった感じ。MP3側の弦の音色もチェロの時のような印象を受けた。
  3. 違いの出るソースだと思ったが、意外にディジタル録音向けなのだろうか??私の耳には違いはわからなかった。ATRAC側でTrack2の様な残響の短さのような印象はあった。
  4. ピアノもそうだが、絶対にどこかかに違いが出てると思うのだがわからない。
  5. ATRAC側で全楽器で盛り上がる部分でフルートなどの音がかき消されたような状態になる。これが「○○の音が消える」という状態か??真のHi-Fiを目指す向きには気になるかもしれないが、一般には問題にならないと思う。
  6. ソースとしてはかなり音域もナローだが、ハイハット等のいかにも違いが出る音がたくさん使われており意外にも違いのわかるソースとなった。終始鳴っている「チャカチャカ」とうハイハットの音。ATRACでは「シャカシャカ」とマラカスライクな音になっているが、MP3では文字で表現しにくいが「ミョンミョン」とでも言うか(^_^;なかなかおもしろい音に変わってしまっている。レポートの通りである。
  7. 上に同じ
  8. ヴォーカルの声の違いに注目したが、残念ながら私の耳にはその違いがわからなかった。
  9. 数ヶ所ウィンドベルが鳴る(高音域には伸びてない)のだが、MP3ですこし粘ついたような音(立ち上がりの音色が変)になる(^_^;もっと高域に伸びたソースなら違いが出たとおもう。
  10. アカペラな曲なので、これも中音域中心で評価したかったがはっきり言って違いはほとんどナシ。
  11. お姉ちゃんの声中心で聴き比べたかった3曲だがはっきり言って私の耳には違いは無い。少しショック。

 実はこの部屋は完全な静寂というものが無く、こういった向きのテストにはまったく向かないので実は大いなる聞き漏らしがあるのかもしれない(いや、絶対にあるとおもう)夜中に大音量で音楽が聴ける環境が欲しい(^_^; (と、最初に言い訳しておく(バビョ

 全体的な感想としてはまず、本命のMP3。今回はすべて最高品質(128Kbps/44.1KHzSTEREO)でおこなったがはっきり言って期待以上である。本当にこれが1/10圧縮後の音かと疑いたい。高域で複雑な音色は立ち上がりがぜんぜん違う音になってしまうのはこれだけ高率の圧縮をかければ当たり前。しかし、気になり出すと気になる耳につく大きな変化ではある。こだわりだすとキリがないが、この品質のまま一般向けのオーディオ装置として応用しても十分通用する。と、個人的には思った。(MPEGオーディオの技術は既にDVD等で採用されているが・・・)世の中にはすごい事を考える人がいるもんだ。
 ATRACのほうは既に歴史も古く、色々な方面で色々な評価をされているが今回MP3との対決を通して思ったのは。恐るべしソニーといった所か(^_^;MP3はいわば(脂身のトロ)今の時代の技術で、ATRACは何年も前の昔の技術(なのか??)である。その当たりの時代の変化が圧縮率の変化と言った所だろうか。MP3に比べATRACはちょうど半分の圧縮率ではあるがバランス的には絶妙。

 結果、総合的にはやはりATRACに軍配としたい。ただ、このあたりはソースのジャンルによる所が大きくADPCM程度では違いがわからないソースが蔓延している今、MDやCDにMP3オプションが付き長時間録音できれば楽しいのに・・・ とか勝手な事を思っている・・・個人的には。と、言う事で最初は正直対決になるのか心配だった(MP3とはなんたるかの知識不足だな)がMP3はATRACと十分に比べられる圧縮コーデックであると思う。

 なにより、お姉ちゃんの声の違いがたいしてわからないという情けない結果に終わったのが非常に残念だが、ある意味これらのオーディオ技術は「お姉ちゃん準拠」という非常にありがたい結果ともとれるので良しとしよう。(ォ

P.S.昔は結構オーディオに凝っていた私。でも、最近は「Hi-Fiサウンド」を楽しむよりも「音楽」を楽しむ方に思想がシフトしているためその辺の情報にはまったく疎くなってしまった。詳しい人が見るとコイツなんもわかってない。とか言われそうだが、まあフツーの人が感じるのはこの程度なのである。(最後まで良い訳(笑) テストサウンドで比べればもっと違いが顕著に出たと思うが、今回はあえて「音楽」で比べて見た。普段聴くのはテストトーンじゃなく音楽だし・・・)


----- その4 -----(1998-02-06〜02-07)
 妥協しないストレージ選び(その1)

 私のマシンは貧弱である。

 どれくらい貧弱かというと・・・(HDBENCHの結果をそのままペーストしてるので1バイトカナ(いわゆる半角カナ)が使われてます。(スマ )


 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.292  ★ ★ ★ 

使用機種   

Processor  Pentium

解像度     1024×768 65536色  

Display    S3 ViRGE 325 PCI

Memory     72,680Kbyte

OS         Windows 95  4.0 (Build: 1111)

Date       1997/12/23



SCSI = Adaptec AHA-294X/AIC-78XX PCI SCSI Controller

SCSI = Tekram DC-390 PCI SCSI Adapter

HDC = スタンダード PCI IDE コントローラ

HDC = プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)

HDC = セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)



A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

B = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

C = QUANTUM FIREBALL ST2.1S  Rev 0F0C

E = TEAC CD-ROM CD-516S   Rev 1.0G

F = OLYMPUS MOS331           Rev 1.10

G = CONNER CFP1080S         Rev 4040

H = YAMAHA CDR400t          Rev 1.0g

X = QUANTUM LIGHTNING 540S   Rev 241E



  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write  Cache Drive

 5490  6777  7501  9034  4373  3618    71   0  5625  3527   8888 C:10MB

 と、あまあコレくらい貧弱なのである(笑) (CPUの種類を出すのを忘れているがクラシックPentiumの100MHz版を120MHzで駆動)
 「ベンチでしかわからない違いは無いに等しい」という考えの人なので、個々の部品は数世代前のものだが総合的にはバランスが取れてるしどこからでもアップグレード出来る余地があって良い。とか、訳のわからない納得のしかたをしながらも気に入って使ってるのである(^_^;
 チャームポイントはなぜか2枚装着しているSCSIホストアダプタ(おまけに、AHA-2940は正式型番PC-9821XA-B02L)と、「ありふれたマシン」は避けたかったのでTXマザーでは無い点。

 さて、このベンチマーク結果で目を引くのが(引かん引かん(^_^; )HDDのスピード。ReadとCacheが近い!!(と、いうかCacheが異様に遅い!?(笑) )これは、馬鹿っ速いHDDを装着したならCacheと同じになるのではないか!?って気持ち的には・・・

X68000で昔。Human68k(X68000のOS)に付属RAMディスクよりもSCSIのHDDが速い状態(笑)

というのと同じ。(ォ(マジで(^_^; だから巷にあふれてる高速RAMディスクドライバーを使わないで標準のドライバを好んで使ってたオレ。)

 とりあえず、ホストアダプターだけ出まわり始めている「Ultra-2 SCSI」のドライブが出まわって来たら導入して見る。というのがスジというものでしょう・・・ 「妥協しない〜」と言い放ったからには(笑)
 しかし、そんなのを待っていたらCPUをマトモなものにしてしまうかもしれない(そうなったら、Cache値が一桁上がってマトモな環境になってしまう(;_;) )という危機感に追い立てられた私は現時点でなるべく速いHDDを導入して「試したくて試したくて」みたくてしかたが無くなったのである。(やめれ

ってゆーか 既に最初に書いてる「ベンチでしかわからない違いはウンタラ〜」ってゆーコトバの立場って・・・


 とりあえず。SCSIホストアダプタ選び。

 Adaptecあたりのを選ぶのが一般人。でも、なんかあそこのって無意味に高価な気がするのは私だけでしょうか?? とりあえず速いの・・・と言えばやっぱUltra-Wideで決まり。実は空きPCIスロットの無い私(M/BはFIC PA-2010+ PCI4,ISA4うち一つ共有)はここはデュアルチャネルのSCSIを入て、2枚入れてあるSCSIを一枚に統合するという野望(SCSIを2枚ってのは既に「こだわり」の域なので譲れないので(笑)しかもなんか体感できるし(気のせいだと思うケド )を達成することにした。

やっぱ、Abaptekだよなあ。

 という訳でここで悪い癖(正道を行かない)が出てしまい困る(笑) 早速ツートップにダイレクトコール。デュアルチャネルのIOI-9200UWとQuantumのViking 4550SWを注文。VK4550SWはちょっと迷ったよ私は(^_^; 「妥協しない〜」と決めたからには10,000rpmのcheetahを選ぶべきだと思うけどなんせ高いあまりにも高価すぎる〜〜IBMのDCAS〜ならかなり良い値段で購入できるが、こっちは5,400rpmと少し妥協し過ぎなので、間を取ってVKに決める。合計¥69,300-(税別)

 待つこと数日。届いたAbaptek(くわ〜
 さて(背油)、ココちゃんに入れてAbaptek発進!!とかウキウキしながら開封すると・・・
ケーブル入ってね〜(T_T)
こんななコネクターのケーブル買い置き無いよぅ(T_T)

 ちゃんと電話で注文の時に確認したのに〜(;_;) でも、これ。マニュアルに添付品の一覧も何も無いので、欠品なのか元々そういう物なのかわからない。とりあえず、ツートップに電話で確認する。「添付のものは送れないが、店にある別のものを送る」との事。対応が良かったし、注文の時の山中さんの声がちょっと萌え萌えだったので許す事にする(バビョ
 さて、VK4550SWの真価発揮は伸びてしまったが現用のFireball ST2.1SのUltra-SCSI炸裂と行きましょう(上にあるように、現在はDC-390に繋がっておりFast-SCSIデヴァイスとしてしか使用されていない)とまたウキウキしながらハードウェアをインストールする。

ところが

 ゲイツの立ち上がりはとりあえず、桶。ドライバのインストールも桶。最初にPCIブリッジが認識されるあたり、「を〜」とか思った(^_^;

 さて、ベンチでも・・・ はうっ固まるる〜〜〜(T_T)

 そこからがすごい事になってしまった・・・

 ゲイツ異常終了時のscandiskがマトモにかからず。固まる固まる固まる をのれ〜〜(;_;)
 それからと言うものは、(とりあえず、scandiskは無視して)ゲイツが立ち上がるまで逝けばラッキーで
 む〜(;_;) これって良くあるチップセットとの相性ってやつ!?(;_;)

 むぅ、VPXってだめなの〜!?

 その日は悲しみにくれてただ枕を濡らすだけだった(つまりは寝ちまった(笑)

 さて(背油)、後日。今度はTXマザーの方で試して見る事に。もう一台あるTYAN S1572で実験。や〜 こういう時マザー一枚しかなかったらホント悲しみに暮れるしかないよなあとか思いながら自分が今している無駄な作業を納得させる(笑)

 結果は!?

 たいしてかわらねぇ(T_T)しかも、恐るべき事にSCANDISKを実行するたびにエラーが増えて逝くと言う悪魔のカードと、化していた。(65個のクロスリンクファイルがウンタラ〜とかとか・・・

 その悪魔はココちゃんのハードディスクをズタズタに切り裂き。最終的に・・・(1バイトカナ注意)

無効な VxD ダイナミック リンク コール が デバイス 番号 3 の サービス B

に送られました。Windows の設定が無効です。Windows セットアップをもう一度

実行して問題を解決してください。


 わかった・・・ オレが悪かった(T_T)

 その後も2台の間を行ったり来たりさせて、あらゆる設定を試したがダメ。やっぱUltraSCSIともなるとターミネーターもシビアか??とか思ってフラットケーブルに付けるタイプのアクティブターミネーターも使って見たし、外付け用のケースに入れたりもした。考えつくことはすべてやってみた。ゲイツも何度インストールした事か・・・(既にインストールのプロと化していた(笑) )わかったのはSCSIバス速度を制限して10MB/Sとかに設定すると少し調子良い鴨って事くらい。と、やっぱこのカードって事。

 その時ハッと気付いた。

デュアルチャネルでチップも2個載ってるって事は、chAとchBで条件は違うよな。切り分けになるよな。

 ChannelBで実験。

 まっっっっっったく問題 ナシ

 今までの苦労って・・・(もういや

 どう考えても(オレが思うに)初期不良だッ。不良品以外のなにものでも無い。をのれ〜(;_;) もう、ケーブル無かった時点であや付いたもんな〜(く〜 (;_;)

 さっさと、ツートップサポートセンターに連絡して送っちまった。(はう〜

 ちなみに、調子の良かった時のベンチ結果。
 (最初に比べるとなかなか良い結果を叩き出してくれてます。なんか、Ultra-SCSIって感じv(^^ (なのかどうかは不明(^_^;


 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.420  ★ ★ ★ 

使用機種   

Processor  Pentium 120 [GenuineIntel family 5 model 2 step 5] 

解像度     1024x768 65536色(16Bit)  

Display    S3 ViRGE 325 PCI

Memory     72,712Kbyte

OS         Windows 95 4.0 (Build: 1111)

Date       1998/ 2/ 1   9: 3



SCSI = Initio INI-9XXXU/UW PCI SCSI Host Adapter

SCSI = Initio INI-9XXXU/UW PCI SCSI Host Adapter

HDC = スタンダード PCI IDE コントローラ

HDC[?]=プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)

HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)



A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

B = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    

C = QUANTUM FIREBALL ST2.1S  Rev 0F0C

D = OLYMPUS MOS331           Rev 1.10

E = TEAC CD-ROM CD-516S   Rev 1.0G

F = YAMAHA CDR400t          Rev 1.0g

G = TOSHIBA CD-ROM XM-4101TA Rev 2893

H = CONNER CFP1080S         Rev 4040



  ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write  Cache Drive

 2359     0     0     0     0     0     0   0  7956  4541   8733 C:10MB





 つづく・・・



----- その3 -----(1998-01-23/02-01改版)
 自作マシン 自分で直そう!(あ。今回実験じゃねーや(^_^;

 自分で作ったマシン。調子が悪くなったらどうしますか??
 ショップに持っていく?? それじゃちょっと... 自分でどうにかするくらいじゃないとダメっすよダンナ。
 結構多いんでないかと思うのがFDDの不調。まあ、動いてしまえば滅多に使わないモノですがイザという時にアテにならないと困るのがFDDですよね。ブートしない/リードエラー等で困ったらちょいと掃除してあげましょ〜〜〜
 実験に使用したのはPanasonic製のJU-256A046Pという90mmサイズのFDDです。
とりあえず、こーんな感じでゴリゴリと分解しましょう。
そうしたら、エアースプレー等を使用してホコリを除去してください。
スプレーが無ければ「フーッ」と吹いても構いませんがゲホゲホしないように注意してください(笑)
磁気ヘッドもそうですが、それ以上に汚れるのがここ。ヘッドをシーク動作させるための螺旋状のシャフト(スクリューシャフトと言います)です。潤滑油にホコリが付着し、固まってヘッドのシーク動作が重くなります。結果リードエラー等の障害が発生するようです。

手つきをこんな感じで要らない布切れ(使い古しの ハンカチとか、木綿の下着の一部、目の細かいガーゼ等でも可。ただし、ティッシュペーパーとかは厳禁です。カスが詰まっちゃいます。)にイソプロピルアルコール(無ければカセットデッキ等に使用するヘッドクリーナーが手軽でしょう)を少し浸して爪をたててシャフトの目詰まりを除去してください。油脂分を全部拭き取る位やって構いません。

 ついでにヘッドも綿棒等にアルコールを少量浸して拭いてあげましょう。(ヘッドは固定部分が弱いので力を入れ過ぎないように!! 変形させるとドライブが壊れるばかりでなく、大切なフロッピーを再起不能にしてしまいます。)

 次に掃除したスクリューシャフトに油を注します。なるべくサラサラした「ゆるめ」の油にしてください。(ただし、個人的にシリコンオイルは薦めません!!やめたほうがいいです)ミシン油とかで良いと思います。

 綿棒に若干多めに浸して塗る感じ。極々少量付けば良いです。(無ければタミヤの「セラミックグリス」でも良いです。模型やってる人は持ってますね(^^ 本来プラスティック用ですが、結構万能に使えます。)ただし、スプレー式のCRC等は直接かけてはダメです!!使用する場合は一度綿棒等に吹き掛け染み込ませてから塗ってください。

 以上で自分で出来る範囲の掃除は完了。これだけやっても調子悪いようであれば再起不能と思って構わないと思います。高くない部品なのでさっさと新しいのを買いましょう(^_^;

注)組み上げてうまく動かない(まったく動かない(^_^; )場合、シャフトとヘッドの駆動部分の噛み合わせがズレたかもしれません。もう一度分解し、手でシャフトを回転させ、ヘッドを動かして見てください。「カチッ」とハマる感触と共にヘッドが動けば「それ」です(^_^;

----- その2 -----(Nov 20 '97)
 シングルCDRって無いよね。

ごりごり  という欲望と冒険心でCDRをカッターで切ると恐いことになり(後述)うまくいかないので、とりあえずプレスなモノで試してみることにした。 右の写真のように円を切り取れるカッター(実験に使用したものはエヌティー社製C-1500P)をあてがって「ゴリゴリ」と切ってみる。
を〜 プレスだとこ〜〜〜んなにキレイに「ぱかぁっ」と切れる。ちなみに、このカッターって「CDを切るために作ったんじゃないか??」という位具合がよく出来ていて、センターの「ピン跡を残さず切り取る」ためのストッパーがまさにCDのセンターホールのサイズで「カチッ」と合うのである(^_^; これ、設計した人もシングルCD−R作ろうとしたに違いない(笑)

で、CD−Rで同じことをしようとするとどうなるかというと・・・

こんなんなります〜  CD−Rの記録面は貼りついているだけなのでカッターの刃を「ぐいっ」とあてるだけで記録面が浮いてきてしまい簡単に剥がれてしまうようだ。

 この時はたまたまコダック製のメディアしか無かったので、メーカーにもよるかもしれないと後日4〜5社のメディアで実験したがどこも大差無く上の写真のような無残な姿になる。メディアがもったいないのでこういうことはなるべくしない方が良いかもしれない(ォ

----- その1 -----(Nov 15 '97)
 あの衝撃から1年以上経つのかな。初めてMD(*1)を使った時。音楽ソースをデータのごとく扱えるその簡便さと、ダイレクトな感覚。まるで、MOにため込んだWAVEファイルのように消したり位置を入れ替えたりできる編集機能は我々パソコンユーザーのファイルを操作する感覚に合致した素晴らしいものだと思った。おまけに、トラック毎に名前をつけたりできるのはファイル名をつけるような感じである。

 で、最近興味持ってるのはMDのディジタルコピーをくり返すと、音質は劣化(ATRACによる圧縮のため)するかと言う事。ディジタルアウトの規格を普通に考えれば出力されるのはデコードされた後のデータだろうし、それを再エンコードすれば当然データの変化は(=音質の劣化)あると思われる。パソコンユーザーにはJPEGによる静止画圧縮を当てはめればわかりやすいと思う。しかし、ひょっとしたら2回目以降の圧縮も考えられたアルゴリズムなのかもしれない・・・ などと考えてしまうのは無知なためか(^_^;

 規格をきちんと調べれば答えは出ると思うが、まあやってみれば手っ取り早いと言う事で実験を開始した。

 ところが、いきなり問題につまずいたのである。SCMSという規格のMDでは2世代以降のディジタルコピーが禁止されており、この疑問も実験も意味を持たないものとなってしまった(ォ

 という、冗談はさておいて(バビョ 今回の実験に使用した器材は以下の通り


MDレコーダーは2台ともポータブル機で、型名から推察出来るとおりM25はマイナーチェンジ品で、恐らく中身は同じものと思われる。

 ソースは「こどものおもちゃ LD-BOX(小学生編)」より13枚目のボーナストラック、小6隊による「ビタミン・ラブ」ミュージッククリップをLD(*2)からディジタルコピーし、これをマスターとして使用。コピーを10回くり返し、マスターと比較して聴き比べてみた。(比較ソースとしては?だが(^_^; 最近のマイブームなので使用(バビョ

 結論から言うと、ATRAC圧縮は何回でも行われ音質の変化は認められた。ATRAC(というより、現在の規格のディジタルオーディオか・・・)の苦手とするシンバルの音の変化はかなり顕著であり、聴き比べればオーディオに興味の無い一般のおやじでも確認出来ると思う。


*1)ミニディスク

ソニーの開発した光磁気ディスクを用いたディジタルオーディオ装置。ATRAC(アトラック)という人間の聴感特性を利用した圧縮技術を用いて、1/5に圧縮しデータとしては140MB程度しか無いディスクに74分の録音を可能にする。1チャネル(モノラル)録音も可能であり、その場合録音可能時間が倍に伸びる。個人的には32KHzや22KHzのサンプリング周波数を装備してくれれば最高なのだが・・・(DAT買えよ>自分)MDの導入に関しては、録音できる機器はカセットデッキがあれば十分と考えていたので、新し物好きの私にしてはものすごく遅かった(^_^;

*2)レーザーディスク

パイオニア開発の光ディスクを用いたヴィデオ装置。CDと同じくプレス加工により製造されるので再生のみ。なお、オーディオはディジタルだが、ヴィデオ部分はアナログで記録されている。

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