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1999/夏
今回は、西武鉄道安比奈線休止線調査です。
国道16号線を横断する安比奈線踏み切り跡。警報機はつい最近まであったのだが、とうとう撤去されてしまった。
休止線なので、線路、架線柱、架線がまだ残っている。付近の住人は通路として使用してしまっている。
線路敷地内は、西武鉄道の所有地なので立ち入りは禁止されている。しかし現状は・・・。
かつて踏み切りだったところ。撤去できずアスファルトで埋めてしまった。
途中の鉄橋。枕木はぼろぼろである。
上の鉄橋の銘版。
この先は、道路の橋である。ちょうど正面のコンクリートの部分を突き抜けて線路はあった。
しかし、近年、橋の整備により安比奈線を無視した格好で作られた。地元の人の話によると
橋は、線路を中心に両側から工事が進められていったが、線路の部分はいつまでも完成しなかったそうだ。
かつて砂利を運ぶために作られたこの線も、終点付近の入間川沿いのヤードは、荒れ放題。
かろうじて架線柱やワイヤーが残っているが、今にも倒れそうな感じである。線路は探せば確認できる
ところもあるが、殆ど土に埋まってしまっている。もう復活の可能性のない休止線と言えよう。
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