日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・
今日の出来事
4月28日(金)晴れ 今日は夕方内科のカンファレンスがあり5月からの勤務体制についての表がN村先生から配布された。この6ヶ月間頑張ったO川医師の名前は外れて5月から勤務開始となるT田医師の名前が早速掲示されていた。O川先生についてはほとんどの内科医師から継続して研修をという要望が出され、剖検数も4例となかなかの業績を残したようだ。O川先生は5月から眼科・耳鼻科などいわゆるマイナー系の研修が開始される。T田医師は内科医としてもうすでにO川医師の引き継ぎ患者さんが7名主治医として決定しているようだ。不安と緊張が隠せない様子だがこれからしっかりと頑張ってくれるものと期待している。もう一人のT村医師は麻酔科→外科系の研修が予定されている。2人とも頑張れ!!!
4月27日(木)晴れ 今日は嶺北中央病院に後方支援業務に行くことになっていたため、T村、T田の2人を一緒に連れて行くことにした。総合医とは?また現在の卒業生の組織構成は?協議会とは?といった定義や構造的な理解を深めてもらう講義を行いながら初診の診察や胃カメラ、心エコーなどの検査を行った。夕方には医師会カンファレンスに参加してもらい、その後県中名物肝胆膵カンファレンスにも参加してもらった。昨夜は看護婦さん達について準夜勤務を体験してもらった後だけにちょっとハードなスケジュールだったかな?
4月26日(水)晴れ 今日は自治医大高知県卒業生のメーリングリスト運営が開始となった記念すべき日である。現役の自治医大学生(高知出身)も参加しての総勢約40名近い情報交換の場となる。最近学生さん達との交流の場が何かと少なく夏季学生実習の時くらいしか接する機会もないため、少しでもその穴埋めになればと期待している。卒業生でも臨床の現場は勿論、保健福祉行政や公衆衛生の方面に進んで活躍なされている先生方もご参加頂けるようで色々と助言・ご指導を頂けそうで何よりである。
4月25日(火)晴れ 今日は夕方日本経済新聞の記者の方がへき地医療センターにやってこられて我々の地域医療活動について取材を受けた。なかなか都市部では本来の意味でのへき地医療というものはないわけで我が高知県にその白羽の矢が当たったというわけである。大川村診療所時代の苦労話や現在のへき地医療センターなどの遠隔画像伝送システムや後方支援を含めた活動内容についてお答えした。大川村、本川村診療所にも足を運ばれるとのことでなかなか大変な取材ではあるが、我々の地域医療活動の一端でもマスコミを通して一般の方々に伝わってもらえればありがたい話である。また新研修医のT村、T田の2人が新たにSOTEC社のe-oneをそれぞれ購入して無事へき地医療センターのLANにもつなかった。e-oneというのは値段は税込みで11万8000円なのだが、15インチモニター、celeron500MHz、128MB、HD13GB、10BASE-LANカード標準装備というなかなかのスペックなのである。2人ともこれまでWindows95の旧PCを使っていたことかISDNも併さってのそのスピードの速さには目を丸くしていた。これから色々と有用に活用してもらえることだろう。
4月24日(月)晴れ 今日からT村、T田医師の高知県立中央病院初期導入研修が始まる。本日のメニューは初診外来患者さんについて実際の患者さんの動きや待ち時間を体験したり、検査について行ってもらったりした。なかなかこうやって外来患者さんと一緒に動く機会というのもないわけで彼女達にとっては貴重な体験であったと思う。今後準夜看護体験、薬局、医事、給食、検査、透析など数多くのメニューが彼女達を待ち受けている。頑張れ!!!新1年生達・・・。
4月22日(土)晴れ 今日は長女優美佳の3歳の誕生日である。おむつもようやく外れて色々と喋るようになり随分と女の子らしくなってきた。まだまだ世話が焼けて嫁さんを困らせ続けているが私とすればこのままずっとこのままの小さくって可愛らしい優ちゃんでいて欲しいと心から願うばかりである(親バカですみません・・・・)。
4月21日(金)晴れ 今日は午前中外来で歯肉からの出血と四肢の紫斑を主訴に来院された患者さんがおられた。精査により血小板7000ということが判明し精査加療目的で緊急入院となった。高知県中の内科はこういったケースりの患者さんについてはベテランの先生が大勢いるため、特に今日の症例に関しては非常に心強く感じられるものがあった。夕方には先日医師資格を取得したT村医師、T田医師、長寿社会政策課I本さんらが来院してT橋院長、K野事務局長に一緒に挨拶する時間があった。T橋院長も2人の合格を心から喜んでおられて研修医としての心構えや生活態度などについてお話頂いた。2人とも研修医としての新しい生活に緊張や不安も隠せないようだったが、何とか無事導入していけるように図らってあげなくてはならない。へき地医療センターも現在2名を地域に送り出してから少し寂しい感じが続いていたが新しい2人の加入によってまた活気も取り戻してくることであろう。
4月20日(木)晴れ 今日は久寿軒無医地区診療に行った。地理的には繁藤地区と大豊I.C.のちょうど中間位にあり、国道32号線を使ってのんびりと出掛けた。外来患者さんも20名近くおられて処方も併せると30名近くの数があり、ちょっとしたへき地診療所レベルの忙しさは十分にあった。カルテは平成3年頃のものも別冊で用意されていて、平成4年4月22日には何と私の研修医時代の文字が記されていた。書いている内容も当時の一生懸命さがひしひしと伝わる文章があり、出張外来とはいえ緊張していた自分が思い出されて懐かしかった。この古いカルテを読み直してやはりまたこの初心の気持ちをいつまでも忘れてはいけないと改めて感じた。結局外来も13時過ぎまでかかってしまい自分にとっては初診患者さんばかりということもあって思った以上に時間がかかってしまった。患者7さん達は5年間通われたY井先生のことを異口同音に評価されていて自分もY井先生に是非続けるよう頑張っていかなくてはならない。また今日は医師国家試験の合格発表があり、高知出身のT村さん、T田さんの2人も無事合格ということだった。これで2人は晴れて我々組織の仲間入りということとなる。優秀な2人だけに今後期待が持てそうである。
4月19日(水)晴れ 今日は本川村の代診業務があった。日頃は土佐山村診療所への代診なのだがK村先生に三豊総合病院への内視鏡研修を一日我慢してもらって本川への代診に行く手はずを整えた。というのも今週一杯本川村常勤医師M下医師は先週日曜日に結婚式を挙げて新婚旅行に行っているため、嶺北中央病院とへき地医療センターにてその後方支援をしようという運びになったわけである。へき地勤務医師にとって冠婚葬祭というのはやはりどうしても欠かせない部分であり、こういったケースは組織をあげて支援しなくてはならない。ノコギリで手指を切った患者さんも来られて久し振りにデブリードメント+縫合処置などを行った。午後には越裏門(えりもん)地区への出張診療に行き、ここでも喘息重責発作のお年寄りなどがいて地域密着型の医療を思い出してなかなか充実していた。越裏門(えりもん)地区へ行く途中はダム湖に沿って細く曲がりくねった道があり、途中道路拡張工事のために50分の通行制限が1時間毎にあり、たった10分の間を利用してその工事区間を通り過ぎなければならないといった地域医療往診らしいエピソードもあった。長沢診療所に帰ったのはPM16:30で、梼原病院M場医師からの伝言が入っていた。連絡を取るとどうやら画像伝送でコンサルトしたい症例があるとのこと。急きょ県庁での会をキャンセルして県立中央病院を目指した。P.M.18:30到着し、放射線科M 田先生、呼吸器内科のA木先生に依頼して画像伝送データを見て頂くように段取りをした。しかしながら運が悪いことに画像がうまく伝送できず急きょjpeg形式に変換してメール添付という形に変更した。CT画像の枚数は限られてしまったが何とか無事コンサルトもできてホッとした。画像伝送もいざという時にこんなことだといけないのだが、早速M田先生がメンテナンスを依頼して下さることとなった。う〜ん、疲れた・・・。
4月18日(火)晴れ 今日は午前中県庁に行き、梼原病院のA谷院長と一緒に長寿社会政策課M吉課長と相談する事項があった。A谷院長は今日の午後高知医大で地域医療学の講義があり、現在自治医大から学生実習で来ているM本君(大月町出身)にもその講義を受けてもらうべく同行させていた。私自身も午後には県立H高校衛生看護科の内科学についての講義があり、時間も大体A.M.11:30頃までの腹積もりが結構正午過ぎまで白熱化した議論となってしまった。その後一緒に昼食でも・・・ということになって、結局県庁を出たのはP.M..12:40過ぎになってしまった。何とか無事間に合って高校に到着したのは良かったが、さて講義に移ろうとしたところ、ノートパソコンをプロジェクターに接続するためのアダプターを忘れてしまっていて急きょ教科書をメインにした講義に変更せざるを得ない状況となってしまった。パソコンには前任のY井先生がスライド形式にうまくまとめられたものがあり、それを使うと結構楽勝だったのだがさすがに教科書を使った形式では黒板に色々とピックアップして書いたりしなくてはならないため思ったよりも時間を費やしてしまった。幾つかの項目を飛ばしながら何とか講義を終えたが何とも心残りな形となってしまった。来週今日の補習をしなくてはなるまい・・・。
4月17日(月)晴れ 今日は外来でここ2年間で体重減少-20kgという患者さんを入院させることになった。原因は色々と考えられるが本人をはじめ家族も大変に心配しており、日常生活にも支障を来してきているため早急な入院管理が必要と感じた。今後T先生、M山医師と一緒に治療に関わっていかなくてはならない。明日高知東高校衛生看護科にて内科学の講義が始まる。明日は1コマ50分の計2コマで呼吸器を済ませる予定である。たったこれだけの限られた時間で一体どこまで教えられるのだろうか?不安である・・・。
4月16日(日)晴れ 今日は本川村診療所にこの4月から勤務しているM下医師の結婚式が新阪急ホテルで賑やかに開かれた。お相手は高知県立中央病院初期研修中に一緒だった高知医大第3内科T内医師ということ。なかなかお似合いのカップルで忙しい研修医時代にこういった出会いができるというのはある意味羨ましい気もする。お互いが医者同志ということでなかなか大変だと思いますがどうか幸せなご家庭を築いて行って下さい・・・。おめでとうございました。
4月15日(土)晴れ 今日は高知県立中央病院講堂をお借りして自治医大卒業医師の集まりがあった。自治医大も設立してもうすぐ30周年を迎えようとしている中、我々の組織自体も随分大きなものに成長して全体の把握や意思集約の手段も難しくなってきている印象がある。これから地域医療に従事している仲間同志で色々と話し合いをもって規約など組織自体のしっかりとした定義づけ、役割分担など考えていく必要があるという結論に至った。今日集まってくれたメンバーは本当にいい組織を一緒に作っていこうという姿勢がこちらにしっかりと伝わってきてとても心強く感じた。夜は参加メンバーで市内の行きつけの飲み屋で一緒に酒を呑んだ・・・。
4月14日(金)晴れ 今日は5月から新規採用となる医学士のT村さんが健康診断にやって来た。採用の条件として公的医療機関もしくは保健所での健康診断書が必要ということらしい。今年は2名とも女性ということで、内科の研修医の先生達は皆どんな人なのか関心が高い。今日も内科のK川医師に伝えると「ツ反(ツベルクリン反応)検査に自分が行きます」と申し出ていた。なかなか巧妙な方法だと思いきやT村さんの前で「顔を見にやって来ました」と正直に伝えていた。K川先生は将来なかなか有望である。K川先生はすでにへき地医療センター内でもう一人採用予定である医学士のT田さんにも会って話しており、内科の中でも随分とポイントを展ばしている印象がある。
4月13日(木)晴れ 今日は嶺北中央病院に後方支援業務の一環として手伝いに出掛けた。外来初診や研修医のI田医師に付いて心エコーなどの検査に従事した。4月17日からは透析業務がスタートとなり、5月になれば住民検診が入りはじめる。嶺北中央病院のスタッフとしてもこれから益々と忙しくなっていくわけであり、少しでも協力ができたらと考えている。外来や病棟、検査室などのスタッフはほとんど当時のままで皆私のことを懐かしがってくれてよく覚えていて下さりとても嬉しく感じた。水曜日の土佐山村代診も昨年までは嶺北が行っていた業務ということでその代診派遣がなくなった分だけでも随分違うと言って頂き、見えないところで協力もできているのだと少しホッとしている。
4月12日(水)晴れ 今日は土佐山村診療所へ代診に出掛けた。右顔面神経麻痺、右半身不全麻痺、食欲不振を来たしている高齢女性が来院し、入院による加療およびリハビリが必要と考えられたためY井先生のいる入院リハ設備の整った病院に紹介させて頂いた。Y井先生は快く引き受けて下さりこんな時後方病院のありがたみが感じられるのである。土佐山村診療所には画像伝送のためISDNが引かれ診療所の中に配線が来ている。しかしながらインターネット接続には診療所の電話交換機を介したパルス回線であったため接続スピードも遅かった。土佐山診療所のK村医師に相談すると早速NTTに電話してくれて今日行ってみるとターミナルアダプター(TA)が接続されており、パルス回線もトーン回線に見事生まれ変わっていた。ここ数日のうちには診療所のインターネットもISDN接続になることだろう(めでたし、めでたし・・・)。夕方には気管支鏡カンファがあった。呼吸器外科の先生方もカンファに参加しておられてなかなか肝胆膵に近い充実したカンファレンスであった。やはり外科など他科の先生方の意見を聞くのも大変勉強になるのだ・・・。
4月11日(火)雨のち曇り 今日は朝9時より放射線取り扱い従事者(新採の医師)を対象とした講義があった。法令や院内のシステムについての説明があり、なかなかこの辺りしっかりとしたものがあると感心させられた。昨年セシウムの紛失事件があってから、なかなか外部からのプレッシャーも強いようで放射線技師長をはじめM田先生も苦労されておられるようである。夕方には新入院カンファと胸部レントゲンカンファが恒例で開かれた。
4月10日(月)晴れ 今日は外来もつつがなく終了して入院させる症例もなかった。夕方からは恒例の肝胆膵カンファレンスに出たが、相変わらず症例の豊富さと治療難易度の高さに驚かされていまう。高齢者の患者もいて今後の治療方針に悩む症例も多く、内科的な見地からも意見していかなくてはならない。内科系はT先生と私しか参加がないのだが、このカンファが月曜日に移行したこともあって内科の研修医達にはつらいところがある。月曜日はやはり新患が多いためなかなか夕方ゆっくりと時間がとれないようである・・・。
4月9日(日)晴れ 今日は高知城三の丸にて外科・OPE室合同のお花見が開かれた。私も外科H見副院長にお誘いを受けて家族を連れて参加すさせてもらうことになった。絶好のお花見日和で気候も穏やかで思わず料理とビールが進んでしまった(う〜っ腹一杯!!)。料理や飲み物は皆各自が差し入れで持ち寄る形となっていたが、全員が揃うと結構なご馳走の山と化してなかなかのものだった。場所も三の丸の一等地で早朝から外科の研修医の先生達が場所取りをしてくれていたようである。お陰で外科の先生方とも仲良くなれてとても楽しく時間を過ごすことができて何よりであった。
4月8日(土)晴れ 今日は午前中透析センターに行き透析当番の手伝いを行った。今後針刺しから回路への接続あたりまでは数をこなしていかなくてはならないので平日にも時間を見つけて出て行く予定にしている。担当のN村先生、O野田医師、M山医師は毎週土曜日に出勤して透析業務をこなされている。三豊での研修中も土曜日出勤は当たり前だったので私自身さほど苦にはならない。これから透析についても色々と勉強して嶺北の後方支援が直接自分でできるようにもって行きたいと思う。
4月7日(金)晴れ 今日は終日外来業務で結局終わったのが16時くらいになってしまった。やはり初診が多くてデータをそろえたり患者情報の把握に時間が思った以上にかかってしまう。今日も二人入院させる運びとなった。一人は浮腫を主訴に来院されたが、L/Dをそろえてみるとどうやら腎臓内科関連の疾患であることが判明した。早速専門医のN村先生にコンサルトし入院の指示を受けた。もう一人は左季肋部にしこりを触れるということでエコー、CTにて精査を行い放射線科M田先生のご高診も頂いての結論が出されたためである。専門医の先生方がそばに大勢いらっしゃるというのも大変心強いものがある。夕方になってOPE室周辺が慌しくなっていて丁度H見副院長と遭遇し緊急でB型RH(-)の血液の輸血が必要な患者さんができたということだった。高知県には「やいろ会」というRh(-)型の血液をもつ人達の会があり、ここに連絡をして緊急に採血に集まってもらうようこととなった。B型血液をもつ対象は10名であったが、何とおどろくべきことに10名が約1時間の間に全員揃って血液提供(200-400cc)に夜遅く集まってくれたのである。検査室の方が不在であったため、外科のI川先生と一緒にクロスマッチを行い、OPE室のH見先生へと順次回していった。バタバタとしながらも22時までには全てが終了し一段落がついた。緊急のことながら病院や「やいろ会」の迅速な対応に感心させられた一日であった。
4月6日(木)晴れ 今日は木曜日ということで本来ならば嶺北中央病院または久寿軒地区への無医地区巡回診療に行く日なのだが、第1週だけはその業務がなく思わぬ空き時間を得た。しかしながらへき地医療センターの業務や方針等について長寿社会政策課課長らとの意見調整を行うためにT橋院長とK野事務局長と一緒に病院の黒塗り専用車で県庁に赴くという重要な業務があった。こうやって県庁内に出向いて行く時には「へき地医療センター」のバッチを外して「長寿社会政策課」のバッチに変えて出て行く取り決めとなっている。まさに2足のわらじといったところである。今後もやはり本庁へ時々足を運んでいく機会は多く出てきそうな予感がしている。
4月5日(水)曇り 今日土佐山村診療所に代診業務があった。診療所の周囲は山に囲まれていてなかなか風光明媚な自然に満ち溢れた環境にあって気持ちも自然と落ち着いてくる。今日は代診日ということで定期の患者送迎バスもなく患者さんはさほど来院されず、のんびりとした雰囲気の中持ちこんだノートPCにてたまった書類や作業を行った。週の半ばでこういった時間を持てるというのもある意味貴重なのだと感じている。5月までは人間ドックもないようなのでそれまでは代診の間の空き時間を有効に活用できるよう色々と考えていく必要がありそうだ。夕方本庁に行き、健康福祉部副部長に4月に就任されたT上先生に挨拶する機会に恵まれた。T上先生は何を隠そう自治医大2期生で私の先輩にあたる方である。県の中枢でしかも我々の所属する長寿社会政策課をも一組織としてもつ大きな部署のトップとしておられるというのは何より心強いものがある。挨拶の後T上先生にお誘いを受けて新阪急ホテルの中華料理店で夕食を一緒にとることとなった。日頃の仕事の関係としてではなく先輩・後輩の関係で色々とためになるお話を聞くことができて大変楽しい時間を過ごした。う〜ん、少しまたやる気が出てきた・・・。
4月4日(火)曇りのち雨 今日の午前中は腹部超音波検査ということで5年目のレジデントであるK川医師と一緒に検査に入った。今まではほとんど自分が下でやっていたので細かい雑用をK川医師がやってくれて大変楽な検査であった。ただしエコーに関しては自分がダブルチェックの役割となっているだけに見落としのないようしっかりと検査していく必要がある。午後には6A病棟の回診に参加した。A木病棟医長による呼吸器疾患の回診があり、回診の前に病棟詰め所にて全症例についての簡単なプレゼンテーションと今後の方針について研修医と看護婦さん達も一緒に参加してプレカンファが行われていた。これは初めて参加する私でも大体の入院患者の概要がつかめて大変有意義なものだと感じた。夕方からは3月分の入院・外来レセプト作業を行い、その後病院全体の医師による医局会が開催された。処方箋についての討議やゴールデンウィークの当直のくじ引きなどがあった。今日一日バタバタとしてなかなか忙しかった・・・。
4月3日(月)曇り 今日は県庁で辞令交付ということだったが、午前中はいきなり外来スタートということで県庁の方には行けなかった。外来はほとんどが初診ということで結局14時過ぎまでかかってしまった。うち16歳の男の子がいて不明熱があり精査加療目的に入院させる運びとなった。初診の他にもM田先生、T村先生、Y井先生らの引き継ぎの再診患者さんもいて今後なかなか忙しくなりそうである。月曜日以外に金曜日にも外来があるのでうまく振り分けて対応を図ることにしよう。夕方からは肝胆膵カンファがあった。自分がいた頃は木曜日と決まっていたのだが、M田先生の都合もあって月曜日に開かれるようになっている。相変わらず症例は豊富で22時近くまで間に途切れることなく症例検討が続けられた。H見副院長、M田先生、今後とも宜しくお願い致します。