日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・
今日の出来事
12月31日(日)晴れ 今日は大晦日.20世紀もいよいよ今日で終わりである.世紀末(ミレニアム)から新世紀を迎えるチャンスは100年に一回ということで,ある意味でその瞬間を経験できるということは幸運なのかも知れない.小さい頃に21世紀という言葉はあまりに未来的でイメージすら浮かばないものであったが,それがとうとう目の前にやって来ているというのは少し信じられない感じもある.別にどこへ行くわけでもなく,定番だがコタツでミカンを食べながら紅白を見て家でのんびりと年越しをする予定である.よいお年をお迎え下さい!!
12月29日(金)晴れ 今日から年末休暇・・・といきたいところだが透析業務のため元旦を除いて毎朝透析センターに通う必要がある.透析患者さん達には当然ながら年末年始のお休みなんてないのである.患者さん達は美味しい年越し蕎麦やお節料理を控えていつもと変わらず食事制限を続けていかれるためスタッフの方々もあまりその話題にならないように気を遣っているようである.
12月28日(木)晴れ 今日は仕事納めの日.しかしながら中央病院ではなく嶺北での業務で一年を締め括ることとなった.検査や検診業務はなかったが,年末休みを控えて外来はなかなか忙しかった.高知市に戻り肝胆膵カンファの打ち上げ会があり,病院近くの居酒屋でいつものメンバーで呑んだ.2次会はH見副院長行きつけのスナックに行ってカラオケを歌いまくって締めくくった.
12月27日(水)曇り 今日は夕方仕事を終えて内科の年忘れ会があった.場所はT先生お気に入りの中華料理屋で夏のビアパーティも同じ場所であった.というのも3500円で2時間食べ放題・飲み放題という破格の条件があるためなのだ.みな限界にチャレンジしてこれ以上食べられないレベルにまで達していた.見ていて研修医のみんなはさすがに若いだけあって食べっぷりが違う.
12月26日(火)曇り 今日は四万川代診の最終日であった.前日に雪が降ったということで事前に注意して来るようにと事務長さんから連絡を受けていたので朝はいつもより30分くらい早めに出掛けることにした.須崎から梼原方面の空を見ると確かにどす暗い感じで不気味だったが実際に行ってみると幸い雪との遭遇はなくホットした.今年は今までのところ梼原にはドカ雪は降っていないようだ.う〜ん年明けが不安だ・・・.
12月23日(土)晴れ 今日はジャスコのグランドオープンの日だった。かなりの渋滞を予想していたが、敷紡跡地の巨大な駐車場のお陰か3日間のプレオープンのためか意外とスムーズに入店できた。確かにこれまで高知でオープンしていた大型ショッピング店とは雰囲気が違うものを感じた。何といってもトイザラスというおもちゃ屋の来高が嬉しい。クリスマスプレゼントを求めて店内は黒山の人だかりであった。これから週末の楽しみが増えて何よりである。
12月22日(金)晴れ 今日の午後に一人の男性から電話が入った。どうやらNHK徳島放送局の番組制作ディレクターらしい。最近のへき地医療というものの実情を取材したいという趣旨のようである。地元徳島の自治医大卒業医師より高知県の取り組みを紹介してもらったらしい。年末の取材を希望なさっていたが、調整が難しく年明けにして頂いた。地域医療の現場としてまたまた梼原病院の取り組みをディレクターにお伝えしたところ「行きます」ということになった。早速A波谷院長にご相談させて頂き了承を頂いた。梼原病院は以前にNHK愛媛の取材を受けた経緯もあってこれでNHK2度目の出演となるそうだ。我々の地域医療に対する思いが視聴者の方々に正確に伝わってくれればよいのだが・・・。
12月20日(水)曇りのち雨 今日は土佐山への診療の後、県庁に行くと葉山村杉ノ川診療所のY崎先生が来られていた。年明けの2月に開かれる葉山村地域医療シンポジウムに向けての打ち合わせに来られていたのだ。基調講演やシンポジストの人選、シンポ進行の段取りなど多くの課題を一つ一つ行政事務局側と話し合いを進めておられた。このシンポは昨年度梼原病院主催で開かれ、毎年の輪番制ということで2回目なのだがシステムとして実質的には今年度が最初みたいなものであり色々とストレスも多いと思われるが、そこはY崎先生主導ということで、うまく牽引して行って頂けるものと思う。是非ともシンポジウムの成功をお祈りしたい。
12月19日(火)曇り 今日は四万川診療所代診業務の後、同地区住民主催の忘年会があった。昨年の7月からこの地区への代診に携わってきていることから私にも声を掛けて頂き、恐れ多くも私の代診日に合わせて開催して下さった。いつも顔を会わしている方々が多いためか参加なさった住民の方々ともマイナーな話題で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができた。2次会には宴会専門?の地元の強者達が集結して声が枯れるほど大笑いさせてもらった。う〜ん、実に面白い大宴会であった・・・。来年もまた行きたい???
12月17日(日)晴れ 今日は優駿のクリスマス発表会が幼稚園で開かれた。同じクラスのお友達と一緒に劇を披露したのだがそれなりにセリフを言ったり歌ったりと感心させられてしまった。特に驚いたのがピアニカという楽器を上手に演奏していて隣りの子が優駿のを見て弾いていてちょっと嬉しかったりもした。こういった機会は日頃目にすることができない子供の成長を目の当たりにできるいいチャンスであり、新しい発見の場でもありそうだ。来年は小学生だ、頑張れま〜ちゃん!!!
12月16日(土)晴れ 今日は県庁にて高知諸診医会関係の会が開かれた。特筆すべき点は県事務局側から担当課長の同席ということである。地域医療は我々医療従事者だけというのではなく、市町村や県など行政も一緒に関わりをもつという姿勢に頭が下がる思いである。組織として風通しがよくなるよう努力が伝わってくるのだが、担当者が変わっても同じ環境で継続していけるかどうかが今後の課題となっていくのであろう。
12月15日(金)晴れ 今日は病院当直だったが幸運なことに呼び出しなしであった。うちは病院初診の急患は受けていないので、県中にかかっている患者さん達は皆無事に一晩過ごせたということになるのであろう。お陰で年賀状の準備にたっぷりと時間をかけることができた。
12月12日(火)晴れ 今日は四万川診療所で平成12年12月12日の記念切手(シートには120円切手が3枚貼付されていた)を頂いた。診療を終えて梼原病院に帰ると県中の看護婦さんが2名研修に来ていた。研修というのは看護婦リーダー研修である。移植とか電子カルテなど最先端医療の視察研修ばかりが目立つ最近の看護婦研修だが、もう一度足元を見つめ直して保健、福祉との連携や介護保険などに関する現場の苦労を目の当たりにすることも大切だろうということで今年初めて梼原病院への研修が認可された。11月に第1陣すでにが研修を終えており、介護認定審査会やヘルパーさん達の現場の活動、梼原病院の包括的医療の取り組みなどに対して深く感銘を受けていた。梼原のスタッフの方々は忙しい中夜も宴会の席を構えて下さり、今夜もその第2段が用意されているとか。A波谷院長をはじめ、O崎所長など多くのスタッフの皆様に感謝申し上げます。
12月11日(月)晴れ 職員秋季検診でHBsAgとHBsAbの値がおかしくなっていた。この項目だけは異常値にチェックが入らないためにデータにミスがあることに気づかず今日修正版を約400名分再発行した。今回は早期にミスに気づいてラッキーだったが、今後このようなことがないように注意していかなければならない。しかしながら何故こんな検診業務の作業までしなければならないのかという疑問も残るのだが。検診専門の業者の委嘱すると数百万円のお金がかかるとか。この財政難の時にあれこれは言うまい・・・。
12月8日(金)晴れ 今日は三翠園ホテルで県中の大忘年会が開かれた。100畳以上もある和室の大広間に約300名の職員が集合しての大宴会であった。司会はホテル専属の漫才師夫婦を雇用してのものとなった。福引きの景品が結構豪華で獲得率30-40%のものだったが、見事に全て大外れの結果であった。ほとほとくじ運には弱いのである。内科、外科、耳鼻科、NICU、麻酔科・Ope室などから出し物があり、優勝は吉川部長率いるNICUであった。外科は例年よりもおとなしく、内科は裸をさらしての大熱演であった。院長特別賞が何人かに授与されたが、月曜日に院長室に景品を取りに行くことになっているとのこと。受賞者達の表情は複雑であった。部署別早食い競争では消化器科がTOPだった。コーラ(350cc)3本、バナナ5本、お寿司6カンを3名で振り分けるというものであったが、お寿司は勿論ワサビたっぷりのもので飲水禁の条件付だった。消化器科のT岡医師は普段でもワサビ抜きのお寿司を食べるとのことだが、真っ赤な顔をして泣きながら6カンを無事制覇して優勝の運びとなった。あっという間の3時間だったが、なかなか面白かった。あえて言うなら料理が少なかったかな?
12月7日(木)晴れ 今日は梼原からA波谷院長、K橋事務長、Y本事務次長が県中までおいで頂いて来年1月から3月までの四万川診療所後方支援継続についてT橋院長、事務局長との交渉にあたった。四万川への後方支援も7月から早いものであっという間に6ヶ月目に突入した。今この四万川への後方支援をしなかったら何のためにへき地医療センターの看板を掲げているか疑問視されても当然であり、医師確保が見込まれるまでは当然支援をしていく必要があるのである。T橋院長もその点十分にご理解頂いており、スムーズに3月末までの後方支援継続が決定された。めでたし、めでたし・・・。
12月5日(火)晴れ 今日は四万川代診だったが、長寿社会政策課のM吉課長が社会福祉協議会関連の用事で梼原に来られており、代診の帰りにたまたま梼原で会うチャンスに恵まれた。M吉課長は県庁内ではなく地域での対話を重視なさっておられて今回もA波谷院長に色々と相談できる時間もしっかりと確保なさっておられた。毎日超多忙な日々を送っておられるが、呉々もお身体にはご留意なさって頂きたいと思います・・・。
12月4日(月)曇り 今日は師走最初の月曜日ということで内科外来は患者さんでごった返していた。初診もいつも以上に多くて午後15時からのレセプト作業にも少し遅れてしまう有り様であった。最近寒くなったこともあって外来に暖房が入ったのだが、これがまた調節不能でガンガンと暖まるため、少し窓を開けたりはしているのだが温度管理が難しい。後方支援先では空調設備が万全のため、この辺りの老朽化についてはどうしても目についてしまうのである。移転前ということもあってなかなか新たな設備投資も難しい状況にあるようだ。
12月2日(土)曇り 今日は高知県自治医大卒業生と高知医大総合診療部、諸診医会の合同忘年会が開かれた。忘年会の前に県中の一室を使って勉強会も行い、梼原、大月、嶺北などから症例や研究発表などが行われた。忘年会も今世紀最後のためかどうかは分からないものの、多くの卒業生達が集合してなかなかの盛り上がりをみせた。組織を離れて民間の病院に行かれたり、開業なさっておられる先生方も自治医大の若い世代と交流をもって何か忘れかけている大切なものを思い出すため・・・のようなそんな印象も受けたりした。今回は総勢36名というなかなかの人数だったが、来年も年に一回忘年会くらいはこういった顔合わせもできたらいいと感じた。
12月1日(金)晴れ 今日から12月。忘年会シーズンの到来である。県中病院全体、内科、一部の病棟、透析センター、四万川、自治医大関連・・・と当たり前のことながら飲み過ぎのないように心配りも必要な世代になってきつつある。気のせいかも知れないが、県中内の忘年会に対する盛り上がりはどうも今ひとつのような気がしてならない。これも統合新病院に向けてのダウンサイジングの影響なのだろうか?