日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・
今日の出来事
3月30日(土)曇り 今日はへき地医療センターの送別会があった。T村・T田両医師は2年間の研修を終えて、これから地域の第一線に飛び込んでいくことになる。今日の会には消化器科のT松先生や内科のS木医師なども参加してくれて、これからの二人に対してエールを贈ってくれた。二人とも女性ではあるが、なかなかの頑張り屋さんなので、スタッフともすぐに打ち解けてエンジン全開で頑張ってくれることだろう。
3月29日(金)雨 今日は土佐山村へき地診療所への代診を行った。O谷医師が市内での開業に向けて異動になることから、本日の代診の運びになったわけである。へき地診療所関係の補助金の関係でどうしても休診にできない事情があり、来年度赴任されるM下医師へしっかりと引継ぎしなくてはならない。今日は例の収入役横領事件に関連して暴力事件があり、その際に負った外傷について診断書を書く羽目になってしまった。その後、警察からの事情聴取などもあり、しばらく関わりをこれから持たされそうである・・・。
3月28日(木)晴れ 今日は午前中、本川村長沢診療所への代診業務を行った。午後3時には梼原病院のA波谷院長とK橋事務長がT橋院長のところへ挨拶にも来られて、その際にA波谷院長には梼原から入院なされている患者さんの回診や5月から研修でお世話になる岡山大の研修医の先生にも顔合わせをして頂いた。夕方からは梼原病院で送別会が開かれた。4月から梼原町の身分でさいたま市にある自治医大大宮医療センターに後期研修に行くI井先生をはじめ、役場に勤められて勤続38年というK橋事務長の退職など5名に対しての送別回であった。私も代診がしばらくなくなるということで、来賓ということでお招きに預かった。来週から梼原に来ることがなくなるなんて、なんだかとても寂しい気持ちで一杯となった。
3月25日(月)晴れ 今日はへき地医療センター運営協議会が開かれた。これは今年の実績報告や来年度の運営方針を決める重要な院内会議であり、T橋院長をはじめ、各方面の代表者が集まって協議を行った。本日の議論をもとにして4月には県病院局や医療対策課との合同協議が執り行われる予定である。来年度は土佐山村へき地診療所、葉山村杉ノ川診療所、嶺北中央病院の3医療機関が定期の後方支援対象として選定された。
3月24日(日)曇り 今日は日曜日ながらK知県立中央病院の当直であった。外来は比較的落ち着いていたものの、病棟で急性腹症の症例と腎不全でターミナルの症例に関して対応を図った。腎不全の症例は残念ながら最期の看取りをすることとなってしまったが、主治医の到着までの対応となった。
3月22日(金)晴れ 今日で梼原町四万川診療所への代診業務が終了することになった。平成12年7月から丸1年9ヶ月にわたって毎週この診療所へと通った。梼原町在任中にも診療所長として関わりをもっていたこともあり、もう5年以上主治医として診療させて頂いている患者さんも多い。それぞれの患者さんに一言ずつお礼の言葉を申し上げて、後ろ髪を引かれる思いで診療所を後にした。梼原病院に着くと事務室では当院の高橋院長異動のニュースにざわめいていた。急な知らせで驚きは隠せなかったが、今後県理事としてへき地医療担当でご活躍されるとのことで、我々にとってはまだまだ縁は切れずにこれからも色々関わりをもっていくことになりそうである。また病院局の中に飛び込まれて、K知県立中央病院との距離を縮めようという意図もおありのようである。
3月19日(火)曇り 今日の午後院内でスキンケア委員会が発足した。今後病院全体として褥瘡対策を講じなければ、減点の対象となってしまうらしい。10月1日からこの制度が本格的に導入されることから、今の段階から褥瘡に関するアセスメント票を作成し、4月1日から全入院患者に対してその評価を行っていくこととなった。この委員会も毎月1回は開催され、これとは別に講師などを招いて勉強会なども行っていくこととなった。皮膚科のN田医師が熱心に取り組んでいて参加スタッフも皆真剣に耳を傾けていた。
3月18日(月)晴れ 今日は内科外来であったため、日程変更となった久寿軒無医地区巡回診療は内科の白木医師が対応してくれた。午後16時には近森リハビリテーション病院のK原院長に研修医の白田医師とともに挨拶に伺った。急性期リハビリを中心にこれまで活躍をなされてこられた先生であり、これからのリハビリ領域のもつ役割の重要性や地域とのネットワークなどについて熱く語られた。
3月16日(金)晴れ 今日は嶺北中央病院中央病院内科のボーリング大会・送別会が市内で開かれた。送別対象はU口先生、I上医師の二人である。来年度から二人はそれぞれへき地の第一線の診療所での勤務となるが、特にU口先生は診療所での勤務をとても楽しみになされている。我々のの指導医ともいえる先生が、これからH山村にもたらす恩恵はかなり期待できそうである。私も代診の形でそばでその変貌の様子を伺っていけることはこの上なく光栄なことである。
3月15日(金)晴れ 今日夕方から高知市の三翠園ホテルにて医局送別会が開かれた。整形外科のF岡部長をはじめ、自治医大の研修医達も含めて9名が送別対象となった。今朝突然入った緊急の用事のためにT橋院長とY村診療部長が急遽欠席というトラブルもあったが、つつがなく送別会が盛大に執り行われた。F岡部長は高知諸診医会と関係の深い嶺北中央病院の副院長としてご赴任されることもあり、嶺北の話題で思わず二人で盛り上がってしまった。F岡先生、4月からはまた嶺北で色々とご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
3月14日(木)晴れ 今日は梼原町に病院組合のN村参事が来梼された。参事は県外の方で、高知には縁もゆかりもない方だということで、地域の現状を見学なされる趣旨もあってのことである。梼原での「患者さんに身近な医療」や福祉・保健との連携など色々と目の当たりになされていた。夜はスタッフの方々と懇親をなされた後、宿泊なされず遅くに高知へお帰りになられた。一日大変お疲れ様でした・・・。
3月13日(水)曇り 今日夕方から県中講堂にて情報ネットワーク化検討委員会と一部職員を対象として、電子カルテのアナログシュミレーションが開かれた。関心が高いことを示すように講堂に用意された椅子は一杯に埋まっていた。富士通の担当者の方も2名ほど来ていて、補足的なコメントや指導もしていた。今回は腹痛のために初診で紹介状なしで総合診療科を受診したケース。これから幾つものケースパターンをシュミレーションしてイメージを現実に近いものにしていくことになるようだ。
3月12日(火)晴れ 今日は久しぶりに嶺北中央病院へ支援に行った。U口副院長と整形外科I川診療部長が退職されるという情報が流れて、病院スタッフ達の動揺も隠せないようである。お二方の先生とも多くの常連患者さんを抱えており、患者さん達にとっても大きなショックを与えてしまうことが予想されるが、後任の先生も素晴らしい先生方であり、きっとまた違った嶺北のカラーを出してもらえることだろう。黒丸の無医地区巡回診療でもU口先生転勤のことが話題になっていて別れを惜しむ声が多く聞かれた。
3月11日(月)晴れ 今朝から優駿が39℃の発熱のために学校を休んでいる。インフルエンザが流行しているようで、同じクラスの子が7名ほど休んでいるとのこと。流石に学級閉鎖にはならないようだが、このまま終焉してもらえればありがたいのだが・・・。多分このままいくと優美佳もきっとウイルスをもらうはずである。これだけは避けようもないわけで仕方あるまい・・・。
3月9日(土)曇り 今日は高知諸診医勉強会があり、高知県中の会議室を使って行われた。今回から医薬品メーカーの薬説明の時間も設けることとなり、今回は骨粗鬆症に対する新製品について情報提供を受けた。今回ははるばる大月病院からも参加があり、嬉しかった。各施設から数例ずつのプレゼンテーションもあり、有意義なディスカッションが行われた。朝日新聞のS田記者からも以前からこの勉強会についての取材を依頼されていて、ディスカッションの様子など取材も受けた。夜は国保連合会のスタッフの方と一緒に飲み会に行った。M岡課長がこの3月一杯で定年退職なされるということで、その慰労の意味も込めての会となった。
3月6日(水)晴れ そろそろ花粉全盛の季節である。毎年この時期には目がうるうる、鼻はぐずぐずと最悪の時期である。特に就寝時には鼻腔が閉塞してしまうと口で息をすることになるために口腔内の乾燥感がひどくなり、夜中に目覚めてしまうなど嫌な思い出が頭を過ぎる・・・。診療所で早速抗アレルギー剤など処方してもらって、その対策には余念がないのだが、果たして今年は大丈夫だろうか?
3月5日(火)雨 今日、梼原病院への支援に行ったのだが、昨日からM場医師が元気に職場復帰している姿を見て嬉しかった。まだまだ当直などは先の話だろうが、除々に元のリズムに復調してもらえるよう願うばかりである。4月になれば念願の定員1名増が実現するが、早速4月からの業務スケジュール表が作成されていた。隔週毎ではあるが研修日も一日設けられていて、これまでとは違って少し余裕をもった内容にバージョンアップしていた。4月からはA波谷・M場両医師の激務が少しでも緩和されることを願いたい。
3月2日(土)晴れ 今日は島根県松江市で日本医学看護学教育学会という学会に参加した。医師だけではなく、看護師やコメディカルスタッフの方々と敷居のないディスカッションの場ということで、今回のテーマもその意義に相応しく「チーム医療」についてということだった。県中や市民病院の看護師さん達も発表で参加されており、昼食を近くのお店で一緒に食べたが、このランチが日本海からの新鮮な魚を使っていて太平洋側の味とはまた違ってすごく美味かった。島根県の自治医大卒業生の方々とも会うことができて色々と意見交換など行ういい機会でもあった。昨年もちょうど今の時期に島根を訪れたのだが、その時は記録的な豪雪で、その嫌なイメージを抱えたまま大雪に対する不安があったが、思いの他快晴の一日でありホッとした。