日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         

3月29日(土)晴れ 今日はへき地医療センター送別会が「M倉」というH本知事もお忍びでやってくるという高級料亭で行われた。今年は研修医のS田医師、S竹医師そして、事務のM田さんの3名を送り出すことになった。明日からへき地医療センターに来なくなると思うと寂しいものである。それぞれの新任地で益々の活躍を期待したいものである。

3月27日(木)晴れ 嶺北中央病院への後方支援についても来年度からは無しという想定であったが、嶺北の内科常勤医師が急に体調を崩してしまい、入院の運びとなってしまったために、月に一回の黒丸無医地区巡回診療および在宅訪問診療を中心に私の方で対応を図っていくことになった。私個人としては、月に1回でもU口先生やI東先生に直接お会いして色々とご相談できる絶好の機会となって何とも嬉しい限りである。

3月26日(水)晴れ 今日土佐山村診療所への最後の定期代診となって少し寂しい思いがしている。ちょうど丸3年で3名(K村欣Dr,I上敬Dr、M下Dr)の医師との関わりをもってきたことになる。途中収入役の巨額横領事件などこの小さな村を揺るがすような大事件もあって色々と内側から眺められて環外深いものもあった。これからもM下医師の都合によっては臨時代診等の形で何度か来ることはあるので、またその時を楽しみにしておきたいところだ。

3月22日(土)曇りのち晴れ 今日は後輩のI井Drの結婚式である。海辺の果樹園というホテルの教会でのチャペル形式で行われた。式が始まった頃には少し雨も降っていて、肌寒い感じもしていたが、披露宴も後半に入ったくらいになってから晴れ間が出てきて、天気までもが二人の門出を祝福してくれているかのようだった。このお陰で披露宴の後半はガーデンウェディングに変更されて、青い空・海に囲まれての、とてもいい雰囲気の結婚披露宴となった。I井先生いつまでもお幸せに・・・。

3月21日(金)晴れ 今日は春分の日である。実家の両親と子供達と供にお墓参りに出掛けた。お墓参りは、それ自体はなかなかしんどいものがあるが、終わった後には何ともすがすがしく、気持ちがいいものである。

3月19日(水)晴れ 今日の情報システム開発構築委員会の議題は「WGリーダーによる運用概念図修正部確認」ということで、参加者の数も多くなるために、今回に限っては自由民権会館が会場となった。運用概念図も時々このような形で再確認しておかないと、記憶の片隅にも残っていない事態が起こりうるため、今日のような確認作業はなかなか有意義なものであった。

3月18日(火)晴れ 今日、医療対策課に札幌医大附属情報センターのT巳教授が訪問なさって来られた。高知県のへき地医療ネットワークについてのことについて話を聞きたいということで、急遽私と担当のM神さんが対応することとなった。約2時間にわたるディスカッションの末に何とか一通りのプレゼンテーションが終了した。北海道での現状についても色々とご教授頂き、こちらとしても貴重な機会であったと思う。

3月17日(月)晴れ 今日は外来を終えてから春季職員検診に向けて職場衛生委員会、診療部会、医局会と立て続きに会があった。医局会では任期満了に伴って医局長選挙が行われた。基本的に再選は認められないという原則があるのにもかかわらず、県中もあと1年しかないということで、M田先生が再選することになった。M田先生も、医局長選挙前に退任の挨拶を述べた直後に早速再任の挨拶ということで、複雑な表情をなされていた。

3月15日(土)晴れのち曇り 4月1日から発足するへき地医療支援機構に向けてのへき地医療支援会議が高知城ホールで開催された。14名の委員の方々も代理を含めて全員参加を頂き、この会議の中で、民間医療機関の活力をどう活かすのかとか、長期的な代診計画についての議論、代診医に対する客観的な評価、へき地医療に従事する医師育成・確保の問題、拠点病院での院内業務との兼ね合い、臨床研修必修化への対応など、多くの建設的な意見が交わされた。夜には、自治医大5期生のI上先生が東京大学医学部医学系研究科・医学部公衆衛生学教室の助教授に就任が決まったことから、その壮行会が開催された。多くの自治医大卒業生が一同に会して、壮行会は多いに盛り上がりを見せた。

3月14日(金)晴れ 今夜は高知県中医局主催で脳外科I田部長の送別会が市内のホテルで開催された。県中にご赴任なされたのが昭和52年ということで、もう20年以上も当院でご勤務なされておいでである。

3月12日(水)晴れ 今日の情報システム開発構築委員会の議題は「診療カレンダー」についての検討ということで、前回のクリニカルパスとの関連もあって、両病院の看護部を中心に色々と意見が出されていた。

3月11日(火)晴れ 今日は県・市病院組合O次長と大月・梼原・葉山訪問へ行った。平成16年から始まる臨床研修必修化の地域保健・医療の分野でご協力を頂く指導責任者の先生方にプログラムの説明と、正式な研修協力の依頼を行うためである。O次長も地域医療の現場を直に拝見なされて、色々感銘を受ける部分も多かったとお話しされていた。

3月10日(月)晴れ 今日の電子カルテデモは麻酔科のA野先生、小児科M澤先生が担当となっていた。医局も残すところあと4名のみ。全員が終了した段階で、電子カルテデモ機もバージョンアップするらしい。現時点での最新版が導入されるとのことで楽しみである。

3月9日(日)晴れ 今日は春野健康マラソン大会 14.5km マラソンの後半に差し掛かった地点でKUTVのH田亜弥アナウンサーにインタビューを受けた。大勢走っているランナーの中で、しっかりとウォーキングしている私をセレクトしたのは理由がある。何を隠そう彼女は私の土佐高校時代の同級生なのである・・・。怪我をしないように完走して下さいと励まされたものの、日頃運動不足の私はもはや笑顔で返答できる余裕はなかった・・・。

3月8日(土)晴れ 今日は県中で透析当直である。残務整理をするためには貴重な時間なのである。

3月5日(水)曇り 今日は情報システム開発構築委員会では「クリニカル・パス」をテーマに議論がなされた。電子カルテの目玉ともいえるこのクリニカル・パスは、現在の高知県中でも多くのパスが存在しているが、実際に稼動しているバスは実は片手に余る程度のものなのである。電子カルテのメリットを利用して、このパスをフルに活用することで、在院日数の短縮にもつながるわけで、どのようにすれば活用が活性化なるのかなど活発な意見交換がなされた。

3月4日(火)晴れ 夜に土佐高校時代の友人と飲む機会に恵まれた。4-5月くらいにOホームの同窓会をやろうと企画しており、今回集まったメンバーはその企画を行う幹事会といったところだろうか。いずれにしてもこの幹事会だけで十二分に楽しめそうで、本番の同窓会までに何度かこの幹事会は繰り返し行われるらしい。まさに仕事の話は全く抜きでの飲み会であるため、純粋に楽しめることから何とも楽しみな話なのである。

3月3日(月)曇り 今日は内科外来であったが、4月からの内科外来4診療が3診に枠が縮小されることに伴い、4月からの予約も大幅に変更されることになった。内科の外来に総合診療科・消化器科の外来も加わり、従来までの消化器科外来は中央処置室として機能することになるとのこと。新病院に向けて大きな機構改革の一つであるが、4月から果たしてうまく運用していけるのかどうか不安が一杯である。

3月1日(土)曇りのち雨 学会発表が滞りなく終了し、さてこれから高知に帰ろうといずも空港に向かうと、何と飛行機の到着が2時間遅れとか、東京便の欠航とかものすごい事態になっていた。何でも東京航空交通管制部の管制システムのサーバーがダウンした影響で全国の航空機の離着陸が麻痺状態とのこと。コンピューター社会の盲点をつくエピソードであったが、コンピューターの故障でこれだけの影響が出るとは、これはまさに人災であり、航空会社の危機管理についてもこれから責任が問われそうである。