日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         

8月26日(火)晴れ 今日から自治医大5年生のH元くんが臨床実習の一環で私と2日間にわたって講堂を伴にする予定である。彼は佐川町出身ということで待ち合わせ場所はJR須崎駅ということにした。四万川診療所の外来見学の後、四国カルストをまだ見に行ったことがないということで、S元事務長さんに少しの時間だったが観光に連れて行って頂いた。夜は歓迎会を恒例?の火曜日会に組み入れてもらい、居酒屋「M場」にて開いていただいた。どこからともなく酒や食材が集まり、この臨機応変さがこの会の魅力の一つである。そういえば、H元くんの土佐塾高校時代の恩師はわたしの土佐高校時代の同じクラスの友人S内(旧姓)さんであった。世の中狭いものである。

8月25日(月)晴れ 今日は県中循環器科のT原医師が岡山の方に転勤されるということで、関係者が集まって送別会を開いた。彼は6年目の医師であったが、風貌や診療態度などすでに10年選手のような貫禄をもっていた。大変惜しい人材ながら、また次の職場でもその優れた手腕をフルに発揮して欲しいものである。

8月24日(日)晴れ 今日は本来ならば吉野川いかだ下りレースの順延日であったが、私は高知県医師会学会にて演題発表があったため、連続出場記録は残念ながら絶たれてしまった。今年は初めて座長の大役をおおせつかり、ホスピス・ターミナルケアに関する分野も入っていて心配もしていたのだが何とか無事に自分のセッションを終わらせることができた。これも一つのよい経験である・・。

8月23日(土)晴れ 今日は透析当直の後にトヨタビスタ高知に車を受け取りに行った。とうとう心待ちにしていたETCを装着したのである。ETCは高速道路を停車せずに通過できるシステムであるが、取り付けなどに結構費用がかかることがネックの一つになっていた。私はトヨタが用意したサービス枠に何とか滑り込むことができて、約1/3の諸費用で無事装着が完了した。葉山・梼原方面に行く際には結構高知自動車道を利用することが多いため、これから重宝しそうで楽しみなのである。

8月22日(金)晴れ 今日の午後にNTT西日本の担当者が県中にやってきて、10月に開催される高知諸診医勉強会の環境調査をしていった。これは高知県とNTT西日本が共同で行うモデル事業であり、この恩恵を受けて当院にようやく光ファイバーが導入されることになるのだ。しかも設置にかかる費用は全てNTT持ちという破格な条件設定である。この光ファイバーの環境を梼原、嶺北、大月にも整備して、インターネットを介した勉強会を行うことになっている。これがうまくいけば、各医療機関の先生方の移動時間を考えることなく、全員参加型のディスカッションが可能となるのだ。是非ともこの勉強会モデルは成功させたいものである。

8月19日(火)晴れ 夜に梼原病院スタッフらと一緒に鮎をご馳走になった。的場先生と宮崎先生の家の間にちょうどよい具合にバーベーキュースペースが存在する。今夜もここで鮎をはじめ、お肉やナス、ピーマンなど様々な食材があった。しかしながらこの材料はほとんどが頂戴したものだということで、何とも羨ましい限りである。密かにこの火曜日夜に不定期に開催されるバーベキューパーティを楽しみにしているのはどうやら私だけではなさそうである。

8月18日(月)晴れ 定例の医局会が開催された。そこで待望のテンプレート作成ソフト「テンプレートビルダー」の配布があった。対応機種はWindows2000またはWindowsXP、NTに限られるとのこと。来月末までに各診療科ごとの初診用テンプレートを作成するよう指示が出された。個人のPCにインストールできるということで、皆すぐに慣れてもらえるだろうし、使い勝手もいいソフトだけに各診療科からどのようなテンプレートが出来上がるのか今からとても楽しみである。

8月17日(日)曇り 本来であれば、今日は毎年恒例の吉野川いかだ下りレースの日だった。毎年吾川村診療所のO先生とご一緒しているのだが、今年は長雨の影響で増水しているために結局1週間延期となってしまった。来週は医師会学会で発表のために今年のいかだ下りレースは残念ながら参加できないため、この時点で今年のレースには不参加が決定してしまった。O先生、来年は宜しくお願い致します!

8月16日(土)曇りのち雨 夏休みということで、高校時代の親友の2家族と一緒に物部村のキャンプ場に遊びに行った。子供達は盛んにはしゃぎまわり、すぐにお互い仲良く溶け込み合っていた。親友というのはM浦君、U田君の二人で、彼らとはじめて出会ったのは小学校6年生の土佐塾上町教室である。偶然にも一番上の子は皆小学校3年生であり、自分の子供達があと2年でその同じ年代に突入するということで、世代交代をしみじみ感じさせられて何だか複雑な感じがした・・。

8月15日(金)曇り時々雨 N尾医師と市民病院に挨拶。彼女は来週月曜日から市民病院脳外科の研修を皮切りとして、その後救急科、循環器科と約5ヶ月にわたって市民病院での研修が始まるのである。O脇院長自らが色々とご案内下さり大変恐縮してしまった。脳外科も外傷を中心とした診療機能があり、救急科とのリンクも深い。循環器についても同じことが言えるわけで、この3診療科については特に大きな敷居は設けず、急患の搬入時には臨機応変に主治医として対応させて頂けるようでN尾医師も喜んでいた。夜には高校時代の親友らと集まって久し振りに飲み会に行った。やはり同級生はいいものである!

8月14日(木)曇り 今日は黒丸無医地区巡回診療に行った。長雨の影響で、早明浦ダム湖畔はまさに満杯状態。いつもこの時期は決まって渇水状態のことが多く、全国的にも話題に上る地域なのだが今年はすでに放水による水量調節がなされているくらいである。来週のいかだ下りレースが無事開催されるかどうか心配である。

8月13日(水)曇りのち雨 高知市民病院3F講堂にて医局を対象としたテンプレート合同講習会に参加した。市民病院では今回のプレゼンテーションが最初ということもあって、参加された先生方は皆熱心に富士通担当者の説明に聴き入っていた。その後に家族と待ち合わせをして高知市花火大会に少し遅れて参加した。よさこいと日程をずらした関係もあって、どこも黒山の人だかりになっていて早めに退散することにした。花火が終わると同時にまとまった雨が降り始めて、まるで大会が終わるのを待っていたかのような感じであった。大会関係者にすればホッと胸を撫で下ろしたところであろう。

8月12日(火)晴れ 今日の夕方、カルポートにおいて高知医療センター診療科責任者の会議があり、一部の診療科を除いて診療科責任者(予定者)が発表された。これから9月の議会承認に向けて医療局立ち上げに向けての本格的な準備作業が開始されそうである。常勤医師総数は105名とまさに巨大病院の様相を呈している。病床を削減してなおかつ医師定数増員のシナリオをこれからどうやって説明していくのか、県・市病院組合としての手腕が問われてきそうである。

8月11日(月)曇り 今日は高知県出身の自治医大6年生T丸くん、M崎くんの二人が当院H見院長の面接を受けた。この他に小論文の作成や健康診断書の作成などが義務づけられている。来年度から始まる臨床研修必修化に向けて、当院はマッチングのシステムに乗っかるためである。マッチングに参加研修病院で研修を受けるためには、受験学生は各研修病院での応募要綱に合わせた対応をこの夏休み期間の間に済ませておく必要があるのだ。自治医大卒業医師だから特別枠が用意されているわけではないため、他大学出身の学生さんらと同じ条件で採用の可否を問う必要がある。今年の6年生には医師国家試験だけではなく、このマッチングの壁も待ち構えているようである。何とも厳しい時代になってきている・・・。

8月10日(日)曇り 今年はよさこい祭りも50周年記念ということで、例年になく大変な盛り上がりを見せていた。私も県中からの帰り道に菜園場会場をしばらく見学したが、なかなか迫力があって楽しませてもらった。やはりテレビで見るのとは全然迫力が違うのを改めて理解できた。来年もまた生の「よさこい」を楽しみにしたい!

8月9日(土)晴れ 今日午後から本山町にある嶺北中央病院講堂にて夏期学生地域医療実習の反省会が開かれた。今年は例年と異なり、7つのグループごとに実習についての発表を行い、その都度顧問指導医であるT橋理事や嶺北中央病院の総看護師長のお二人からのコメントや質問を受ける形式になっていた。学生さん中心の実習反省会らしい取り組みであり大いに歓迎したい。この後大宮医療センター、三豊総合病院にて後期研修を行ったI井医師による研修報告がなされ、夜には学生さん達との懇親会が開かれた。学生さん達の若いパワーに圧倒された感があった。

8月7日(木)雨 今日は久し振りに土佐山村へ代診に行った。今年の定期代診に関しては嶺北中央病院が対応してくれているので、今年の3月以来約5ヶ月ぶりということになる。今日の午前中は住民検診もあり、また「とびひ」も村内の幼稚園で流行しているみたいで、数名の患児が来院した。午後には高知医療センターに向けてのH見院長との個人面談があった。自分なりの考え方を述べてあっという間に時間が過ぎてしまった。是非とも来年度からは複数体制で臨みたいのだが・・。

8月4日(月)雨 今日は毎月恒例の運営会議が開催された。高知医療センターに向けての様々な取り組みが次々に提示されてくる。来年3月末で高知県立中央病院の名前は無くなってしまうわけだが、逆に高知医療センターという名称もまだ使えないらしい。「県・市病院組合立・・病院」という名称に落ち着きそうだが、何といってもたったの11ヶ月ということで、まさに幻の病院になりそうな雰囲気である。まだまだ克服していくべき問題は山積しているようだ。

8月2日(土)晴れ 今日はいつもの透析当直日である。高知医療センター開設に向けての診療科別「診療機能」の提出や、その他専攻科研修に関する学会認定医等の資料作成など、幾つか調べ物の提出期限が間近に迫っていたこともあり絶好の資料作成日になった。でもまだまだ終わる見通しが立たない・・。大丈夫か??