日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         

12月26日(金)晴れ 今日は仕事納めの日。外来も今年最後となった。お世話になったスタッフや担当部署にそれぞれ挨拶周りを行う。「光陰矢のごとし」とよく言われるが、今年も本当に終わってしまえばあっという間の一年あった。皆様来年もよいお年をお迎え下さい!

12月25日(木)晴れ 今日の午後に医療対策課、県情報基盤課、県・市病院組合、NTT、富士通の担当者が一同に会してへき地医療情報ネットワークに関する協議会を開催した。平成17年4月の本格的稼動を目標として、それに向けての各担当部署の意識合わせの場として位置づけられる会議である。今後は参加市町村との協議や契約、各部署間での個別協議を進めていき有用な情報ツールになるよう期待したい。夜には自治医大N嶺助教授が来高され、Iずみの病院にて21世紀COE(Center Of Excellence)プログラムの説明会が開かれた。全国にいる自治医大卒業医師の協力を得て、目標として約5万人の血液サンプルを同意書と共に集めることによって、その遺伝子解析を行い日常生活習慣と遺伝子の相関関係を見い出していくらしい。壮大な計画である・・。

12月22日(月)晴れ 来年1月から毎週金曜日を利用して嶺北中央病院S竹医師が当院小児科で研修をするということで、今日はS竹医師がH見院長とK川診療部長のところへ挨拶に来ていた。彼は来年4月からへき地診療所勤務ということで、小児の診療も必須となってくるため嶺北院長U口先生の配慮もあって、昨年も同じ立場で現本川村診療所のI上医師もこの研修に来ていた。生涯教育のための研修受け入れも県中としては大切な機能の一つであり、おおいに活用して頂きたいものである。

12月20日(土)晴れ 今日は高知諸診医会勉強会が開催され、前回に引き続いてプロードバンドを使った遠隔テレビ会議システムも利用した。梼原町はちょうど大雪に見舞われ、地元に足止め状態であったため、常勤医師4名がちょうどこのテレビ会議を利用して参加していただいた。本当にこんなときにはありがたいシステムである。夜には自治医大卒業医師と高知諸診医会の合同忘年会も開かれ、T橋 功理事も参加して下さった。今回大雪の影響なども懸念されたが、多くのメンバーが参会してくれて遅い時間までお互いの情報交換などしながら楽しく時間を過ごした。

12月19日(金)晴れ 来月からK知市民病院での研修が始まるM本医師、T永医師の二人を連れて、O脇院長のところへ挨拶に出かけた。今年度はこうやって6ヶ月単位というある程度まとまった単位で病院を移ることが可能だったが、来年度からは県中と市民病院を2ヶ月ごとに行き来しなければならない研修医が何とも気の毒な気がしている。夜には市内某中華料理店で医療対策課の忘年会が開催された。健康グッズを景品としてゲットした!

12月16日(火)晴れ 今日はY原病院忘年会に出席し、景品にクリスマスバージョンのラッピングがなされたチョコレートを獲得した。さてどうしたものかと思いきや嫁さんへのクリスマスプレゼントに転用してすこしでも点数を稼ぐことにした。整形外科のK安医師と私がこちらに診療に来る日で開催日を調整して頂いたのだが、残念ながら整形の先生は急な都合もあって欠席されていた。よくよく考えてみると来週の火曜日は天皇誕生日で祝日のため、今日で梼原町への支援業務は今年最後となる。今年の梼原町では宿泊するケースが多かったので、お鍋やらバーベキューやら夜は色々と楽しく過ごさせて頂いた。感謝!

12月15日(月)晴れ K知県立中央病院群の臨床研修管理委員会が開催された。地域保健・医療研修に関して、研修協力施設であるへき地医療機関との様々な調整や契約も必要となってくることから、医療対策課のI保課長もこの会議の委員として新たに加わることとなった。新病院への移転時期である平成17年2月〜5月前後の臨床研修については、患者数を制限する必要があり、入院・外来業務共になかなか受け入れが厳しい時期ということで、この時期に院外研修(精神科や地域保健・医療など)を行う方針でいくことを確認した。年明けには管理型病院の連絡会や地域保健・医療に関する連絡協議会など予定が目白押しである。

12月14日(日)晴れ 今日は春野町平和幼稚園にて優美佳のクリスマス発表会が開催された。優美佳もあっという間に年長さんとなり、今年でこのクリスマス会も本当に見納めとなってしまう。優美佳はパンダ組さんで2組に分かれていて、もう一つの組ではオズの魔法使いを演劇でやっていたのだが、衣装がとても煌びやかでお洒落なものであったのに対し、優美佳の組はお化けの物語でユニークな衣装が中心だったために、少しがっかりして残念そうであった。やはり子供ながらにお姫様もどきのキラキラした衣装を着たかったらしい。小さな子供達の演劇ながらも長いセリフをしっかり喋っていて、この子達の記憶力の素晴らしさに改めて驚かされた。やはりこの年代の子供達の頭はまだまだ柔らかいみたいだ。

12月13日(金)曇り 今夜はへき地医療センター忘年会があった。高知県立中央病院「へき地医療センター」という名称も残すところあと3ヶ月ということで、何とも名残惜しい気持ちがしている。来年4月からは「地域医療科」として名称変更がなされ、高知医療センター開院に向けて新たな出発が求められている。前任のY井先生、I東先生らの時代からこれまでのへき地医療センターの歴史をしみじみと考えながら時間を過ごした。何となく寂しいなぁ・・。

12月10日(水)曇り 今日は県・市病院組合にてテンプレートWGが開催され、これまでに高知県中、市民病院で作成されたテンプレートと併せて、すでに電子カルテが導入されて運用されているS路加国際病院やS根県立中央病院のテンプレートについての検討もなされた。各科の各論用テンプレートも除々に充実してきており、全体的にようやく形が見えはじめた段階までようやく漕ぎ着けた印象がある。

12月8日(月)晴れ 今日はCPCが県中で開催された。CPCとは患者さんの疾患に関して病理解剖の結果まで含めて検討・討論する場で、病理医をはじめとして院内の各専門医が同席する貴重な勉強の場である。プレゼンテーションは自治医大卒業医師のN尾医師の症例であった。CPCの開催は教育病院としては極めて重要な機能の一つであり、新病院移転のために規定剖検数維持に厳しい状況ではあるものの、頑張って継続していく必要がある。

12月6日(土)晴れ 今日はは東京で全国都道府県の担当者が一同に会してへき地医療支援機構連絡協議会が開催された。話題としては新医師臨床研修制度と支援機構のシステム・運用に関することが中心となった。高久学長もご参会なさっておられて、各都道府県の取り組みについて熱心に聞き入っておられた。夜には有志の先生方と飲みに繰り出し、遅くまで熱いディスカッションが続いた。

12月5日(金)曇りのち雨 今日はへき地医療協議会幹事会が開かれ、義務終了者研修や新医師臨床研修に向けての取り組み、へき地医療支援機構の代診システム、ブロードバンド化事業計画などの議題が続いた。幹事さん側としても一定の理解が得られたようだが、どの市町村も財政状況は大変に厳しいものがあり、色々と取り決めや調整作業が必要になってくることだろう。その後葉山村杉ノ川診療所の忘年会が高知市内で開かれ、嶺北のU口院長もお招きして和気藹々と楽しくお酒を飲んだ。

12月4日(木)晴れ 今日は第3回医療機器整備委員会WGがあった。資料に目を通すだけで疲れてしまった・・。これを準備するPFI側が相当な労力をかけていることが伺えるが、さすがは民間企業だけあって手を抜かない姿勢は立派である。

12月2日(火)晴れ 今日の午後は四万川診療所から在宅訪問診療に出かけた。周囲の山々は紅葉もすでに終盤にさしかかっていて、枝をさらけ出している木々の枝が目立つようになってきた。山間部では冬の到来はすぐそこのようである。

12月1日(月)晴れ 知事選挙は現職知事の勝利ということで、M尾さんのような優れた人材にはまだまだ何かの形で高知のために頑張っていただきたいという気持ちで一杯である。また4年後の知事選挙に向けて準備をなされるのであろうか?それとも国政に?今後の動向にも注目されるところである。病院では恒例の運営会議が開催された。再び起こった医療ミスの新聞報道に関する内容もあり、大変残念な気持ちがしている。同じことを繰り返すことのないよう、これからに活かしていくためには何をすべきかを考えていく必要がありそうだ。