日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         

1月27日(火)晴れ 今日は共済会館において県内の管理型臨床研修病院連絡会議が医療対策課主催で行われた。医師会からもN野医師会長らが出席しておられて、活発なディスカッションが交わされた。まだ、財源に関して厚生労働省の方から具体的な予算案等が提示されていないこともあり、次回は3月に改めてこの会合を設けることになった。県内を代表する大きな病院がこうやって勢揃いする場はある意味で大変貴重な機会であり、高知県に一人でも多くの研修医が残ってくれるためにも、こういった会議が重要となってくるのであろう。

1月24日(土)晴れ 今日は県庁健康福祉部副部長室にて来年度の高知諸診医会の在り方についてディスカッションする機会に恵まれた。それぞれの医療機関から参加があり、個人的な問題にとらわれることなく、全体のことについての建設的な意見が交わされていた印象がある。県の方からも担当課からの出席があり、このように現場の意見を尊重してもらえる場があるというのは何とも心強いものがある。

1月23日(金)晴れ 今日は仁淀地区国民健康保険組合病院のM浦院長のところへ医療対策課I保課長と面会に行った。新医師臨床研修「地域保健・医療」の研修協力施設として、本川村長沢診療所・吾川村大崎診療所等のへき地診療所と連携して、研修医受け入れをお願いしたいという旨の打ち合わせであった。平成16年度は42名の研修医がやってくる予定であるが、平成17年度は更に研修医増加が見込まれるためである。M浦院長の反応もまずまずと思われ、更によいシステムになっていければと願っている。

1月22日(木)曇り 今日の午後にはスキンケア委員会が開かれた。市民病院と連携して褥瘡対策に関する様々な評価シートや書類のフォーマットを統一しようという方向で進んでいる。市民病院では形成外科の医師が責任者となっていて、ようやくこの話が動き出したという感じである。電子カルテのマスター登録作業が6月末までということで、それまでには統一したもので褥瘡対策を行う必要がある。

1月20日(火)曇りのち雪 今日は梼原町へ来ている。先週は自力で帰れないほどの大雪だったが、今日はパラパラと降る程度であった。明日は葉山村への支援業務のため、今夜はこちらに泊まることにする。いつも梼原病院の当直室に宿泊させていただいてるのだが、病院は鉄筋で24時間エアコン管理が効いているため何とも快適な空間である。毎日だと大変だが、週に1回程度だと許せるといったところである。現在嶺北中央病院内科に勤務するH谷医師は以前、この当直室で生活をしていた時期があったことを思い出した。何とも頭が下がる思いである・・。

1月18日(日)晴れ 今夜からTBSにて「砂の器」が放映されるそうだ。松本清張氏の作品で、私個人としては1974年の野村芳太郎氏監督の映画が鮮明に記憶として残っている。ハンセン氏病についての人権や差別に関する問題を取り上げた作品として、どのような形にリニューアルされてくるのか。今から楽しみである。

1月17日(土)曇り 今日は四国プライマリ・ケア学会が高松市内で開催された。特別講演の辻本好子氏は、医療を消費者の目でとらえようと1990年9月に活動をスタートした市民中心のグループ「COML(コムル)」代表で、患者と医療者が対話と交流の中から互いに気づき合い、歩み寄ることのできる関係づくりを願って、患者中心の開かれた医療の実現を目指し活動されている方である。高知県でも医療相談窓口の業務が始まって、このCOMLには何度かお世話になった経緯もあった。この学会を通してご挨拶する機会があり、近い日に高知でもご講演いただくお約束をして頂いた。ラッキー!

1月16日(金)曇りのち雨 今夜は医局の歓送迎会・新年会が開催された。何と驚いたことに平成15年度に入ってから初の会合となるのだ.従って、昨年春から勤務しているうちの二人の研修医の新任挨拶も約10ヶ月遅れて行われるという珍事になってしまった。去られる先生はお二人で、放射線科のT井先生と小児外科のN田先生である。特にN田先生はご栄転のお話ながら、高知県にとっては何とも大きい損失となってしまうような気がしてならない・・。

1月15日(木)晴れ 今日は昼過ぎまで久寿軒無医地区巡回診療に行って、午後からはスキンケア委員会に参加した。この委員会で問題になったのは、市民病院で現在褥瘡対策委員会として運営されているものとこちらのシステムをどうやって擦り合わせていくかということである。アセスメント表など幾つかのフォーマットを統一していかなければならないのである。新病院では電子カルテのマスターに登録するフォーマットをこれから協議していく必要がある。

1月13日(火)曇りのち大雪 今日は梼原への代診日であった。夜は当直室に泊まって明日葉山へと向かう予定でいたのだが、お昼頃から猛烈な大雪となり、あっという間に数cmの積雪状態となってしまった。ノーマルタイヤでチェーンも持っていない状況だった私としては、このままでは明日カチンカチンに凍り付いた路面を運転していくことになるため、仕方なく今夜の内に梼原を脱出して高知市まで帰ることにした。昼間でこんなにあっという間に降り積もるとはさすがに自然はすごい・・。

1月12日(月)晴れ 成人の日 今日は成人の日で祭日であったが、高知女子大にて総合診療部長予定者であるF田先生と来年度の運営方針等について話し合う機会に恵まれた。外来や医療連携、機能等細部にわたる調整もこれから必要となってくる。研修医教育という大きな課題もあり、こちらについても具体的な検討に入っていくことになる。

1月5日(月)晴れ 2004年最初の出勤日がちょうど月曜日ということで、定例の運営会議が開催された。院長からの年始挨拶から始まって、いよいよ3月末でこの県立中央病院も県・市病院組合立高知中央病院に名称変更となり、運営主体も一部事務組合へと除々に移行されていくことになる。大きな変動の年ということで、その第1段として整形外科と脳外科が市民病院に移り、乳腺外科や小児科、産婦人科はこちらでまとめることに決定されているようだ。両病院の差異化に向けていよいよ本格的に始動といったところである。

1月2日(金)曇り 昨日の当直に引き続いて午後14時過ぎまで透析当直の業務を行った。お正月明けにまるまる二日も家わ空けてしまったが、ようやくこれから本当の正月(寝正月)が始まる・・。

2004年1月1日()元旦快晴 新年明けましておめでとうございます。今朝は初日の出を拝んでお正月早々の初出勤である。そう・・。今日は何と県中で24時間当直なのである。まあ、仕事始めとすれば最高の形ではないかと納得させて臨む初仕事ではあるが、何といっても平穏無事に終わっていただきたいものである。今年も皆様にとりましてもよい年となりますようご祈念申し上げます。