日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         

10月27日(水)晴れ 今日、高知県医療審議会が高知城ホールで開催された。県・市病院組合からはS戸山理事やF田参事、K川診療部長の3名が参加し、救命救急センターや総合周産期母子医療センターのあり方などについてプレゼンテーションを行い、正式な形で審議会より承認を受けることとなった。こういった行政的な手続きがあることについてはよく知らなかったので、行政の立場で参加させていただきよい勉強になった。

10月23日(土)晴れ 
今日は東京でへき地離島救急医療に関する学術学会が開催され、私はシンポジストとして参加した。学会が終わってホテルで一息入れているとホテルの部屋が結構揺れてびっくりした。いわゆる「新潟中越地震」であったのだが、ニュースで色々と情報が伝わってくるにつれて、その被害の甚大さに驚かされた。将来、南海大地震が高知にも起こりうるということで、他人事ではいられない気持ちがした。

10月20日(水)台風
 今日は台風の中、高知医療センターの救命救急センター関係者らと一緒に、県庁の中で危機管理担当参事らと意見交換する機会に恵まれた。防災作戦室で慌しく台風や被災者情報収集を行うスタッフの様子などを実際に見ることができて感慨深かった。新病院は災害基幹病院として機能するために、こういった部署との緊密な連携も求められてくるのだろう。

10月18日(月)晴れ 
午後7時より初期研修医との意見交換会が行われた。それぞれ臨床現場の雰囲気にも慣れてきたようで、表情も少しずつたくましくなってきた感がある。それぞれの診療科ごとに色々な問題点もあるようで、この意見交換会から出た研修医の先生らの意見が反映されるように努力していきたい。

10月16日(土)晴れ 今日は、全国の自治医大「臨床講師」が一同に会して研修会が開催されるということで、久しぶりに大学の研修センターに行った。夏期学生実習のあり方など、学生教育について突っ込んだディスカッションがなされた。「病院や地域を知る」、「地域で医師を育てる」、「実習が終わった後に指導医とのディスカッションを」、「コメディカルも指導者に」、「1年生早期体験」、「指導医評価」など色々なテーマについて熱い討議が続いた。

10月14日(木)晴れ 
いよいよ電子カルテ教育が本格的に始まるということで、それに向けての教育推進WGが病院組合で開催された。まずは20名のリーダー研修からはじまり、必要コマ数は2時間×5で計10時間とのことである。何とか都合をつけて10時間講習をクリアしなくてはならない。でもその後にはエンドユーザー教育たるものが待ち構えているようである・・・。

10月11日(月)晴れ 
今日は高校時代の友人4家族と共に葉山村のかわうそ公園へ日帰りバーベキューに行った。川原がすぐそばにある、緑の芝生が豊かなキャンプサイトでなかなか楽しめた。子供達もすぐに打ち解けて仲良く遊んでいた。こういった企画はなかなか楽しいものである。次はクリスマスパーティを行う約束をして解散となった。

10月7日(木)曇りのち雨 今日は中央病院講堂にて夕方からS戸山理事(高知医療センター院長予定者)講演会が開かれた。新病院移行に向けての様々な取組みについて述べられ、その後で医師全員を残して率直な意見交換会が行われ、活発なディスカッションが続いた。

10月6日(水)曇り 今日の夕方、高知医療センターの内部を見学できる機会に恵まれた。総合案内、総合診療科、専門外来、救命救急センター、人工透析センター、放射線診療部門、医局、くろしお大ホール、入院用個室・大部屋、NICU・・などまだ工事の途中であったが、ヘルメット装着の上で色々と見学させて頂いた。感想として「とにかく広い」といった感がある。勤務しているだけでも十二分に運動できそうである。この病院が本格的に稼動し始めるのも、もう間もなくである・・・。

10月5日(火)晴れ 今日はI東先生の代診で午前中県庁診療所で診療を行った。いつも以上に風邪の患者さんが来院されていたが、ここ数日で急に気温が下がったためだろう。夕方、共催会館にて県救急医療協議会が開催され事務局として参加させて頂いた。救命救急士の挿管実習などの問題が幾つかディスカッションされて、県内の救急・消防・行政の主だったメンバーが一同に会してのものだった。県医療行政の一端を垣間見た感じがした。

10月1日(金)曇り 今日の午後、国保連合会の会議室にて関係市町村の国保事務長会議が開催された。その場をお借りして、へき地医療機関を研修協力施設とする臨床研修「地域保健・医療」に対する協力をお願いする機会を頂いた。へき地の現場に一定期間身を置いて仕事をしてもらうことで、へき地医療の実際を学んでもらえる絶好の機会と位置付けて、色々な意味で支援を頂きたい旨をお伝えしてきた。。