日々の何気ない出来事を思いつくままに綴ってみました・・・

         


1月30日(土)晴れ 今日、J治医大卒業の後輩医師らと知事公邸にお招きいただき、ざっくばらんな懇談をする機会に恵まれた。知事はオフ日を利用して、様々な分野で活動している一般の方とこういった意見交換の場を設定されて情報収集されておられるみたいで、今回は我々にその白羽の矢がたったようである。私個人としては http://www.rkc-kochi.co.jp/daijiro/backnumber01.html (2002/02/03放送)にある通り、梼原病院A波谷院長と一緒にラジオ出演したことがあり、膝を交えて知事とゆっくりお話するのはそれ以来のこととなる。後輩の先生方も最初は少し緊張気味であったが、それぞれが現在置かれている状況や、日頃の悩み・問題点などを的確にコメントしていた。H本知事のこういった現場の声を直接吸い上げていただける姿勢は大変ありがたいし、後輩医師らにとっても自分達の意見を直接聴いていただいたことで知事からも認知を得て、そのことがまたへき地医療の一線で頑張ろうというモティベーションにもつながっていくことだろう。


1月28日(金)晴れ 今日の午後は県庁診療所の代診に出かけた。I東所長、T橋理事のお二人が自治医大の面接に行って不在のため、私が留守番することになったわけである。いつもは静かな診療所も、迫り来る花粉症の猛威に抗アレルギー剤を求めて多くの県庁職員が来院した。中には風邪と花粉症が混在したようなタイプもあって、なかなか慌しい外来であった。「早めに内服を!」と患者さんには指導している私自身も、実はひどい花粉症持ちでありそろそろ内服を開始しなくてはならないが、これがまた勝手なもので症状が出ないとなかなか内服まで漕ぎ着けないのだ。嫌な季節がすぐそこまで迫りつつある。。。

1月27日(木)晴れ 今日は各都道府県ごとに行われる自治医大の1次試験日だった。筆記試験を終えて、その約半数が明日の面接試験へと行く権利を有するらしい。その合格発表が夕方5時30分に県庁の掲示板に掲示されるわけだが、今年からは大学からの通達によって、30分ほど卒業生から各都道府県のへき地医療の現状や卒業生の様子などを講義することになったようだ。私にその役がまわってきて、受験生を前になるべく分かりやすく現状について説明する機会を得た。多くの受験生が来てくれていたが、この中の誰かは将来的に我々と一緒に高知県のへき地医療を担う人材であると思うと何とも頼もしく感じられた。自分が受験した頃のことをふと思い返して、あれから何と20年・・・。月日の経つのは何とも早いものである。


1月25日(火)曇りのち雨 私は中央病院の広報委員会に所属してその管理・運営に携わっていたのだが、そのホームページもいよいよ2月末までということらしい。管理運営母体そのものが変わってしまうため、市民病院のホームページそのものも同じ時期に閉じられる予定だとか。旧厚生省が厚生労働省に組織編成された際には、旧厚生省HPとしてリンクが残されていたことが記憶にあるが、何とか高知医療センターとしても、それくらいの気配りはすべきではないかと思う。これから未来永劫ずっとそうする必要はないが、せめて1年間くらいは旧ホームページを閲覧できる用意が求められると個人的には考えている。新旧交代は必要だが、これまでの両病院の長い歴史がばっさりと切られるような気がして何とも寂しい限りである・・・。

1月23日(日)雨 今日はあいにくの雨で特にどこへ行くとも予定していなかったため、以前から是非家族で行こうと決めていた西島園芸団地のいちご狩りへ行くことにした。ビニールハウスの中でできるので雨は関係ないとのことで、ちょうど良かった。ビニールハウスの中には30列くらいのイチゴを栽培している棚があって、熟したイチゴが無くなり次第、橋の方から2-3列ずつお客に開放していく仕組みになっている。これから実になろうとしているツボミも多くあって、3-4日ぐらい経てば、またお客さんにその列を開放できるくらいにすぐ成長するそうである。スーパーなんかで買うよりも割高ではあったが、子供達につみたての新鮮なイチゴを食べてもらうことが大切だという思いで、今回は嫁さんと相談して奮発したのだった。その甲斐もあって、子供達には大好評で早速宿題の作文に書いてくれていた。

1月22日(土)晴れ 今日は、全国に1000人以上の会員がいる満足死の会の会長でもあるS賀町Kノ川診療所H田先生からお招きいただき、保健福祉センターにて健康教室を開催した。「こころ満ち足りて最期まで・・」というタイトルを頂戴し、日々心豊かに健康に生きるにはどうしていけばよいかという意味に置き換えて「生活習慣病」について話をした。40-50名ほどの一般参加者がおられて、約90分ほどお付き合いいただいた。H田先生は毎日朝6:30から診療所を開けておられる。この時間帯であれば送迎できる家族がいるし、また午前中の仕事に行くことだって可能になるということのようだ。勿論スタッフなしでお一人で診療をされるというのだからまた驚きである。この診療所に赴任してでもうすでに34年という月日が流れ、積極的に在宅訪問診療にも取り組まれて、長い時間軸の中で本物の地域医療を実践しておられる姿に感動した。H田先生色々とありがとうございました!

1月21日(金)晴れ 今日の夜、総合診療科・内科に所属するS木医師の送別会があった。色々な事情により、高知医療センターには行かず、市内の民間病院へ就職することになるようだ。H見院長、F田副院長も送別会に出席されており、それぞれから惜別の辞を送られていた。私としても高知医療センターでS木医師と一緒に仕事ができるものと楽しみにしていた矢先のことだっただけに残念な気持ちで一杯である。また、自治医大の後輩らもS木医師には兄貴分の指導医として色々と面倒をみてもらったことも併せて感謝している。S木医師の新任地での益々の活躍を祈念してやまない。

1月20日(木)晴れ 今日は2ヶ月に1回の頻度で県内の保健所長が一同に情報交換する定例会があり、今回は臨床研修に関することで、私も参加させていただいた。医師の臨床研修に「地域保健・医療」という分野が新たに入り、高知県では5ヶ所の大きな教育病院がプログラムを統一してこの研修を行うことになっている。今回は県内保健所の受け入れ体制や指導方針などについて色々とディスカッションもなされ、市町村事業との連携や結核予防・対策など、臨床とはまた違った形で研修医教育に関わっていただけるものと期待している。昼食などもご一緒させていただき、色々な先生方と面識を持つことができて大変有意義な時間であった。

1月18日(火)晴れ 今日は毎月第3火曜日に開催された褥創対策委員会も、中央病院としては昨日が最終となった。褥創回診での準備不足やアセスメント評価の不備、配置転換に伴う委員交代のため継続性や情報伝達が難しいなど色々な反省点が出された。こういった多職種がチームを組んで取り組むことはチーム医療として重要であり、高知医療センターでは電子カルテによるカルテの閲覧がスムーズに図れるので、情報共有の面ではやり易くなってくることだろう。この他栄養をサポートするチーム(NST)など、幾つかのチームが組織され、そのチームの意思決定やオーダーについての各種権限付与なども検討されている。是非今後もこういった取組みを続けることで、病院機能を底上げできるよう期待している。

1月17日(月)晴れ 今日は毎月第3週の月曜日には医局会が開催される。この医局会も残すところ2月の1回のみである。今日の議題の中で一番盛り上がりを見せたのは、高知医療センターの大きな医局の机に誰がどこに座るのか、またその決定方法は・・などという内容である。また、医局の隅にはテレビなどが置いてあるスペースがあり、ある医師からは医局のテレビの傍に机があったら勉強もろくにできないので、そういったスペースは医局の外に設置して欲しいという意見も出されていた。全くその通りであり、医局内でプロ野球やサッカー観戦で大きな盛り上がりは予想されるものの、きっとその大騒ぎが雑音となってしまう医師もいらっしゃることだろう。これから麻酔科のT田先生が総責任者となって、色々と取り決めをされていくのだろうが、なかなか難題は山積みである。

1月16日(日)晴れ 今日は中央病院の当直業務。日曜日の朝8時30分から月曜日の朝8月30分までとまさに24時間当直なのである。本来の労働基準法ではどこかでこの代休とか明けをいただけるはずなのだが、医師にとって代休などは遠い話なのだ。このまま月曜日の通常業務へと移行するわけである。この時期にメリットといえば、寒い中を家から病院まで通勤する手間が省けるとか、3食病院検食が出されるくらいであろうか。今回は幸い入院にいたるケースはなく、いつもながら当直室にこもって残務処理をもくもくとこなしていた。

1月15日(土)晴れ 今日は
高知医療センター開院準備に向けて、昨日の午後12時30分から3回目の総合リハーサルが開かれた。今回は救命救急や透析などの新しい分野も参画し、入院機能についてもより内容の濃いシナリオが用意されていた。総合診療科は外来枠が2診体制ということで、合計12名の外来初診患者さんに対応した。問診や診察が省略できたため、2時間以内で全員の患者さんに対応することができ、そのうち7名は無事会計までたどり着いたようだ。本番ではそんなペースで回るはずがないので、これまでの問題点を何度か見直して、より効率的に外来を運用できるようにしなければならない。

1月14日(金)晴れ 今日は大正町田野々診療所へ代診に行き、診療が終わった後にそのままO林先生宅へ夕食をご馳走になった。お正月に引き続きのことで大変恐縮していたが、今回は私だけではなく隣村にある十和村国保診療所のK上所長、S田医師も一緒にご招待いただいた。前にもご紹介した通り、O林先生の奥様は料理がとてもお上手で、煮物やオリジナルスープ、手作りのケーキにデザートとまさに家庭料理版フルコースディナーといった感があり、独身のS田先生にはまたとない機会だったといえよう。O林先生ご夫妻から倉敷中央病院時代のことや開業医としてのご苦労話をお聞かせいただき、大変有意義なものであった。その後は我々のことやへき地医療談義にも花が咲き、夜遅くまてあっという間の楽しい時間を過ごすことができた。O林先生、奥様またまたありがとうございました!

1月13日(木)晴れ 今日、高知諸診医会の医師から動画にて患者の紹介があった。静止画とは異なり、専門医の受けるインパクトが明らかに異なる。まさに目の前で患者を診察していただくかのごとくの説得力である。最近では、一般的なデジタルカメラにも、動画の撮影が簡単にできるようになっており、しかもそれをWindows Media Playerという一般的なソフトで再生できるので、何とも便利で手軽に動画の遠隔画像伝送が活用できるようになっている。光ファイバーなので、7MBのファイルダウンロードもあっという間であった。IT時代は着実に進化しつつある。

1月12日(水)晴れ 今日の午後は会議が目白押しである。医療機器操作・運用説明会(PFI主催)、総合診療科・地域医療科の外来用テンプレート最終版打ち合わせ、総合リハーサル委員会と時間単位で出席しなくてはならない。高知医療センター開院も、それだけ間近に迫ってきた証拠でもあるだろう。多くの先生方が色々な会議やWGに参加されているが、これだけの準備にかかる業務量を考慮すると、そろそろ高知中央病院としての病院業務は縮小していく必要もあるだろう。

1月11日(火)晴れ 今日は三連休明けで大正町田野々診療所へ代診に行ったのだが、お正月明けよりも患者さんが多く、外来待合は診察や薬を待つ患者さんでごったがえしていた。どの先生も処方の関係で、お正月を過ぎてすぐではなく、比較的余裕をもって落ち着いた頃にちょうど処方がなくなるように調整しているはずであるが、ちょうどそれが今日・明日ぐらいに集中しているためなのだろう。ここ数日で急に気温も下がって、調子を崩す施設や在宅の患者さんもあり、外来は大忙しであった。

1月10日(月)晴れ NHKを見ていると、「食べて治す」というタイトルの番組を放送していた。NST(栄養サポートチーム)の活動事例を紹介していたのだが、一人の患者さんが少しずつ元気になって食事を経口摂取できるまでの過程を取材していたが、あれは一般視聴者にとって大変インパクトのある内容だったように思う。栄養士さんが現場にどんどんと出ていって患者さんの状態や病気のこと、好みや性格まで把握して献立や食事形態を主治医らと一緒に考えていく姿勢は大切なことであると改めて実感した。高知医療センターでは栄養局が立ち上がるが、この番組で紹介されたNSTに負けない取り組みを期待したいものである。

1月9日(日)晴れ 今日は家族とポップサーカスに出掛けた。昨年暮れから何とか行こうとしていたが、ようやく今回そのチャンスが巡ってきたのである。事前に色々と調査をしてみると、「ファミリーBOX席:5名用」といういわゆる「かぶりつき」の席が用意されていて、3000円を出せは19グループに開放されているようだ。その入手方法は、当日の朝8:30分までにチケット売り場で購入するというもの。インターネットとか、コンビになどの協賛企業では予約できない代物である。そのため、今朝は7:50分くらいに行ってみると、何と4番目ということで、第1回目の公演の特等席とも言える真正面のファミリーBOX席をゲットした。内容もなかなか充実しており、子供達以上に私や嫁さんも大喜びしていた。迫力満点の楽しいステージで新春一押しのお楽しみイベントであった!

1月8日(土)晴れ 私には今年90歳になる祖母がいる。両膝の変形性膝関節症のため歩行がいささか困難だが、とっても元気である。今日、子供達を連れて遅ればせながらの年始挨拶へと向かった。子供達にとっては曾婆ちゃんということになるのだが、各々にもお年玉を用意してくれていていた。祖母と一緒に市内へ食事に出かけたのだが、こんな時やはりバリアフリーの大切さが実感できる。我々ならば何気なく通り過ぎる自動ドアや入り口のちょっとした段差、自家用車への移乗などやはり祖母にとってはなかなか大変な障害となっている。本人の希望もあって、帰りには高知医療センターの外観を見せてあげることもできた。もっともっと長生きして元気でいて欲しいと願っている。

1月7日(金)晴れ 今日の夜7:30からNHKで四国羅針盤「すべては“患者さん”のために」‐これが高知医療センターのめざす医療だ‐というタイトルで四国4県に放映された。新聞文字やラジオなどの情報とはまた異なって、TVというメディアの影響力たるもの相当なものである。外来医師の接遇、電子カルテや看護師によるベッドコントロール、サテライトキッチンなどが主たる内容となってまとめられていたが、一般の視聴者には分かりやすい内容であったように思う。ハードはもう十分整えられつつあるが、その中にどんな魂が吹き込まれるのであろうか・・・。「患者さんが主人公の病院」今まさにその真価が問われようとしている。

1月5日(水)晴れ 今日は「高知市土佐山へき地診療所」に代診に行った。お正月を境として土佐山村が高知市に編入合併したのである。土佐山村へき地診療所は国と県からの共同出資によるへき地診療所補助金で建てられており、国保でもなく土佐山村立でもないため、このような名称になったようだ。 

1月3日(月)晴れ 昨日から今日まで大正町田野々診療所にて年末年始当直をお手伝いすることになった。無事業務も終了し、夜には診療所のすぐ隣りにあるO林先生宅にお邪魔させていただき美味しいお節料理をご馳走になった。O林先生の奥様はとても料理がお上手で、うちの嫁さんを弟子入りさせて修行にでも行かせたいくらいの腕前なのである。すっかりお腹も一杯になって何よりのお正月を迎えることができた。O林先生、奥様大変ご馳走様でした!今年も何卒宜しくお願い致します。

1月1日(土)晴れ 新年明けましておめでとうございます。まだまだ先のことだと思っていた2005年もとうとうやって来てしまいました。今年は何といっても高知医療センターの開院というビッグイベントがあります。私の人生の中でも大きな出来事になるでしょうし、それに向けても色々と貴重な勉強や経験を積ませていただいたと思っています。何はともあれ、今年もどうぞ宜しくお願い致します。