GO GO! VIRTUAL WORLD(TM)

written by Luxcie Raius



BATTLETECH(R)っていうのはほかの人が書いてるようなボードシミュレーションだけじゃなくて、実際にメックに乗り込んでバトルを繰り広げることもできます。あなたも世界各地のVIRTUAL WORLD(TM)に行って、BATTLETECH(R)の世界に飛び込んでメック戦士になることができるんです(VIRTUAL WORLD(TM)には、ほかにREDPLANET(TM)という火星でのレースってのも今のところあります)。しかも敵メックはコンピュータ相手なんかじゃなくて、みんな同時にプレイする人間(最大8人)が操っているってのがおもしろい。バトルロイヤルやったり、チーム戦なんかもできます。

今回この記事を書くために、ほんとーに久しぶりにBATTLETECH(R)で遊んできました。たぶん2年ぶりぐらいだと思うんだけど。で、どこでプレイしようかと思ったけど、結局いちばん近い秋葉原のヤマギワTECHNICAにしました。ちなみにここに行くのは初めて。ふつうのパソコン屋の1フロアがVIRTUAL WORLD(TM)になってます。

とにかく行ってみると、ガラガラ。すっげーびっくり。正直いって、こんなにすいてるとは思わなかった。土曜日だから混んでるかなーとか思ったんだけど。いるのはスタッフのにーちゃんと、ジャンピングフラッシュ2をやってるスタッフの知り合いらしき人のみ。とりあえず今日やってるのはBATTLETECH(R)のほうだと聞いて一安心。

ちょっと待ってるとほかに2人が来たので、スタッフ1人を加えプレイすることになりました。初めての人はとりあえずメンバー登録しなきゃいけません。とりあえず本名とコールサインを登録するとメンバーズカードってのがもらえます。ほかの場所でやったことがある人はそのカードを使うこともできるみたいですね。でも私はわざわざ作っちゃいました。

そうそう、料金は1プレイ10分で1000円。場所によっては5分500円のところもあるみたい。「高いー!」って思うかもしれないけど、実際にプレイしてみると「そうでもないんじゃないかな」と思えてしまうんだな。ルーキーチケット(初めての人用)とか回数券とかもあるので、もうちょっとお気軽にプレイすることもできます。まあ一番お手軽なのはフリーパスの使えるNEOGEO WORLDだとは思うけど。

つぎに、Macintoshの前でブリーフィング。ここでは自分のメックを選んだり、プレイするフィールドを選んだりできます。選べるメックのうちLoki(TM)・Thor(TM)・MadCat(TM)・Vulture(TM)はまちがえなく選べて、Sunder(TM)・Avatar(TM)も使えたと思う。間違ってるかもしれませんけど。各メックにはそれぞれ特徴があるので、自分の好みで選ぶといいでしょう。また、さらに各メックにはバリアントっていう型みたいなものがあって、同じメックでもバリアントによって装備が違ったりなんかします。わたしは前に使っていたVulture(TM) V2にしときました。フィールドは適当ってことで簡単なやつになりました。まあ細かくいうとヒート設定とかいろいろあるんですけどね。

そのあとコクピットへ。目の前には大きなスクリーン、その下にはレーダーマップ、スクリーンの両隣にはウェポンディスプレイ、手元にはスティックとスロットル、足下にはフットペダル、というのがおおざっぱなところ。はじめて見ると「計器類とかいっぱいあって大変そう」なんだけど、あまり気にすることはないと思う。

とりあえず最初に難しいのは、3つあるスティックのトリガーに武器を割り当てることだと思う。ゲームが始まってメックがフィールドに登場するまでに割り当てなきゃいけないもんだから、最初はけっこう忙しいかな。

でも初心者の場合はそれだけやってしまえば使うのはスティックとスロットルだけなんで、操作自体は難しくないと思います。ちゃんとスタッフが教えてくれると思うし。あとは慣れていくにつれていろんなことを覚えていけばいいんじゃないかな。

さて、私はそのあとにとりあえずフットペダルを使えるようにしたんだけど、ペダルに足がちっとも届かない。やっぱり外国人サイズなんだろうか?むかしはシートが前に動かせたと思うんだけど、最近のはだめなんだろうか。フットペダルを使うのと使わないのではおもしろさがぜんぜん違うと思う。

で、肝心のプレイの結果ですが、あまりに久しぶり&フットペダルがほとんど使用不能だったこともあり、なにもできずにボロボロでした。あまり書くこともなく終わっちまいました。そうそう、やられても(普通は)復活できるのでご安心を。

プレイ後には、簡単なリプレイを見ることができて、そのあとでスコアシートが渡されます。このスコアシートにはそれぞれのプレイヤーの得点(スタート時の持ち点は1000点)とか、誰が誰に撃たれたとかやられたとか細かく書いてあります。

まあここまで簡単にBATTLETECH(R)の紹介とかしたんだけど、京都には最新のSystem Ver4.0テスラシステムってのが導入されてて(ヤマギワはVer3系らしい)、いままでのとは別物のようなBATTLETECH(R)だったりします。ぱっと見たところでは、乗り込むコクピットが変わってたり、ポリゴンにテクスチャが張ってあったりとかしてます。ちょっと話に聞いたりInternet上のHomePageで見たりしただけなんだけど、「ああ、やってみたいなあ」てな感じ。

みなさんもぜひBATTLETECH(R)を楽しんでみてくださいな。とにかくやってもらうのがいちばんだと思うので。見ず知らずの人とバトるのはとってもおもしろいっす(前には私&風森氏&アメリカ人6人とチーム戦をすることになったりした)。最初は一般客が多そうなNEOGEO WORLDがおすすめかも?ではでは。