かわら版 なると

第10号(WWW版) / 発行:サークル「ミッドガルド」 / 編集・構成:企画部 / WWW版作成:高岡 理


皆さん今日は、飛騨の山中で遭難し、山でこけ谷に落ち、くまにおそわれながら帰還した三郎です。いきなり担当2回目で落としました。ふと京都に行ってしまったのが原因です。これから精進しますのでなにとぞお許しを‥
というわけで業の深いなると10号、いってみましょう。

超緊急勃発大暴走企画? ゲームしようぜっ!

知ってますか?今度全国のコンビニで、N64やプレイステーションなど、ゲームのハードが買えるようになるんですよ。更にそれらのソフトもコンビニで買えるようになってしまうらしいです。
サターンもプレイステーションも遂に2万円の大台を切りましたし(もっともサターンはまだ値段が下がりそうな雰囲気ですが‥)ゲームを買うなら今!そこで今回から何回か特集して『ゲームしようぜ』と題して次世代マシーンと呼ばれる機種の紹介を担当の浅はかな知識と偏見をおりまぜながらお送りしたいと思います。

~スグ壊れる!?プレイステーション編~

何といってもポリゴンらしいです。プレイステーションって(以下PS)。「リッジレーサー」や「鉄拳」など、PSでヒットしているソフトのほとんどがそうであるようにPSの3D表現能力には結構なものがあります。が、それは逆にビデオラム(VRAM)が小さいことを意味し、キャラパターンの多い今の2Dの格闘ゲームの移植を阻む壁になっているようです。
また、他の特徴としては動画表示能力がかなり良い(アニメでぐりぐり動くってことです)らしいです。『クライムクラッカーズ』なんかが良い例なんでしょうか。

しかし、良い事ばかりではありません。ここからが肝心です。実はPSは

熱い!遅い!すぐ消える!容量が小さい!

という四重苦を生まれながらにして背負わされていたのです。
まず熱いというのは放熱しきれない内部の熱に、PSのCD-ROMが非常に弱いということの例えです。そうするとドライブは熱暴走してしまうのですが、PSは余りにもその頻度が高いそうなのです。理由は色々あるそうですが、このままではちょっと頼り無いハードになってしまいそうです。
つぎの遅い、ですがハッキリ言ってPSのCD-ROMは2倍速で、更にCLVフォーマットなのでシークタイムが長いのは当然なので‥と、ワケがわからなくなってきましたが、とにかく4倍速ぐらいにはしてもらわないと、この『遅い』というのは直りそうにありません‥(ハード的には)。
そしてPSの最大の欠点、非難の標的メモリーカードです。三言で言えば、『遅い、消える、小さい』です。そう、データの転送が遅い、データが消えやすい。そしてデータ容量が小さい、ということなのです。転送の問題は、ロードのアクセスに回り道をしているということらしいです。拡張スロットを使ってくれれば‥。データが消えやすいという問題の方は、あくまでウワサです。担当も1年と2カ月メモリーカードを使っていますが、一度もデータが消えたことはありません。そもそも十年以上保つ、というのがウリのメモリですのでこれは余り気にすることは無いと思います。一番の問題は、容量が非常に、そう非常に小さいということです。一つの例ですがN64のコントローラパックはメモリが256Kビット、ちなみにお値段は千円程度。対するPSは128Kビットで何とお値段に千円!これでは酷すぎます。PSユーザが5本も6本もメモリーカードを持っているのを見ると、ソニーさんなんとかしてぇ。と言うしかありません。これは新しいメモリーカードを作ってもらうしかないようです。

という訳で、わたくし個人としては、ディスクドライブが4倍速でVRAMもガシガシにUP、そしてメモリーカードスロットとパッドのシリアルポートが別々で、さらにACアダプターがついてくる『スーパープレイステーション』(?)の登場を待つしかないかな。ってなところでしょうか。
でも、ハードでゲームのすべてが決まる訳ではないですので、好きなソフトがでているハードを買うのが一番かもしれませんね。

え、なら何故担当はPSを買ったのかって?そ、それは‥ときめき‥(グサッ)

今日からあなたも本の虫

ここでは、小説などとは趣を変えて、ちょっと面白い本を紹介していきたいと思います。今月(来月?)はこの二冊、それでは、レディ~ゴオオオッ!!

♪学研のおばさん

まだかな、まだかな~、学研のおばさんまだかな~、でおなじみの学研『科学と学習』。そのふろくにまつわる話を集めた本がこれ、『「科学」のふろく』。
むかし昔は『科学』、『学習』といえば、休み時間や放課後に校門の前に買いにいったものでした‥。でもこの本が結構面白い。時代の流れなんかがときたま見えたりして例えば六石ラジオの付録が十年経ると『エンピツ型コンパクトラジオイヤホン付き』などと言うのにかわっていたり‥。読んでいて楽しくなってくる本です。

『科学の付録』
ブレイン・バスター編、太田出版、1200円(税込)

女の子だって‥

女性ゲーマーの目からみたTRPGや男性ゲーマーの事などがのっていて担当がとっても為になると思う一冊です。普段男が思わないような、それでいてとても大事なことを女性のゲーマーは日常的に感じているのです。やっぱり感性の違いというやつでしょうか。TRPGを好きな方なら、一度は読んでほしい本です。

『女の子だってRPGしたいんだもん!』
冒険企画局編、富士見ドラゴンブック、670円(税込)

若者の主張

今年も映画がオイシイ季節になりました。ノートルダムの鐘、イレイザー、ミッション・インポッシブルにガメラも忘れちゃいけません。
しかし、数ある映画のなかでも私がイチ押ししたいのが『ツイスター』。
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ヤン・デ・ボンが監督で、脚本がマイケル・クライトンとくれば期待しない方がおかしいでしょう。さて、ワーナーとユニバーサルというハリウッド二大スタジオが手掛けるこの映画にも出演しているビル・パクストンが出ていたこの映画が今月(来月?)の主張です。

宇宙開発史上《最大の危機》に挑んだ男たち~アポロ13の巻~

~あらすじ~
「ヒューストン、トラブル発生」33万キロ離れた宇宙から切迫したメッセージがNASAへ届いた。1970年4月、アポロ13号は、月まであと僅かに迫った時、爆発事故に遭遇し、酸素、動力、そして地球からの支援を失いかけていた。NASA指令センターでは、3人の乗務員を助けるために、一か八かの大胆な救出作戦を強行するが‥英雄となるはずの夢が、一瞬にして自らの命を懸けた戦いへと変貌していく‥

あとがき

すみませんでしたぁっ 担当、三郎