かわら版 なると

第16号(WWW版) / 発行:サークル「ミッドガルド」 / 編集・構成:上総 智博 / WWW版作成:高岡 理


年明けに誰かが言っていたとおりTRPG三昧のヤクザな年となった1996年も、あと一月足らずとなりました。まあ、私としては「年内に内定をもらう」という密かな目標が達成できて満足していますが。
それにしても何が悲しくて学校のクリスマス集会(一応私の通っている学校はミッション系らしい)で「明治大学校歌」や「斎太郎節」を聞かなければならないのでしょう?「WHITE CHRISTMAS」や「きよしこの夜」などはわかるが。

ついに出るのか?ときめき同級生(仮)

一応、ミッドガルド初のオリジナルRPGということで作られていますが、文章という形で出てこないためいまだ謎に包まれている「ときめき同級生(仮)」。
そこで、今回はデザイナーであり、今のところ(私の知るかぎり)唯一のGM経験者である飯塚篤から原稿をもらってきました。これを読めば、少しはこのシステムのことが分かるかもしれません。


~僕とときめき同級生(仮)~

ミッドガルド初のオリジナル恋愛TRPG(でいいのか!?)ときめき同級生(仮)。
どーして、皆さんはやってくれないのでしょーか!?そこで、今回は、このゲームの簡単な説明をさせてもらいます。
今のところ、PCは男子高校生として、放課後部活動に励んだり、女の子とイチャイチャしたりすることが目的です。
間違っても、体を鍛えて熊を倒しにいったり、徹夜で参加したのに絶対恋人にできない女の子をターゲットにしちゃって闘魂列伝にはまっちゃったりすることが目的ではありません。
熊を倒すゲームじゃなかったのか!?と驚かれる人もいるかもしれませんが、もう安心♪これで心おきなくプレイヤーとして参加できます。
システム的にも、いろいろ見直しがなされ、プレイヤーの不満をほとんど解消(のハズ)。いちばんはじめのバージョンでは、一日一ヵ所しか移動できませんでした。しかも、女の子と3・4日一緒に帰っているだけで、PCはぶっ倒れてしまうほどだったのですから…。
それでも参加してくれない人は、自分の高校生活を思い出してください。恋愛以外のことでもイイです。いろいろありませんでしたか!?熊は倒してませんか!?あなたが、高校時代にやれなかったこと、やってみたかったこと、やってみたけど失敗したことなどを、学園物TPRGとしてやってくださっても結構です。
ドラゴンや魔法が出てこなくても、日常には小さなイベントがあります。あなたも一緒にこの仮想世界で、高校生をやってみませんか!?

P.S. 平野さんが制作中の、ときめき下級生(仮)にも乞うご期待!


いかがでしたでしょうか?正直言ってこれだけじゃまだまだ何だか分かりませんね。そのうちに今度はシステム面の紹介をしていきたいと思っています。

それでは、良いお年を(ちょっと早いか)
Saturday,December 14,1996