魅惑の設計、疑惑の組立

なにかいいとこないのか子猫ちゃん




 栴檀は双葉より芳し、と申します。きちんと組み立てられた車が昨日今日に急に壊れだすわけではございません。いつも不調を訴えている車は、幼少のみぎりよりその資質をのぞかせているものでございます。

 また、燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや、とも申します。天才の芸術をどうして凡人が理解できましょう。不具合と思っているその設計は、天才のみが成しうる工芸の頂かもしれないのです。

 ここでは、わがTipoの素晴らしい資質の一端をご披露させていただきます。




まずはさておきインテリア編

いくぞインパネ、文句9連発!!

デジタルメータは写真取るの難しいのよ

こいつがデジタルメータだ!!


こちらがインパネのレイアウト (Copyright Fiat Auto S. p. A.)


(ちなみに、16VとGTのインパネはアナログ式です。詳しくは
こちらへ)




積算距離/トリップメータ

 積算/トリップ切替式になってます。こんなにデジタルメータ満載なら別々につけてくれりゃいいのに...
 メータによる総走行距離は40000km余(97年10月末)となってますが、これは2代目のメータなので(笑)、実際にはこの時点で72000kmほど走ってます。
 この積算距離計、バッテリーをはずそうが何しようがリセットされないぞ(当然だけど。どっかに機械的なメータがあるんでしょうかね)。そのくせ、トリップメータはヒューズを外すなど瞬間的な電源断でもあっという間にリセットされるぞ。おかげで何か電気系いじるたびにトリップメータがゼロになってしまいます。燃費計算が面倒くさいじゃねーかよ。

 

スピードメータ

 見る人みんな笑いだす巨大な数字。最低速度は7km/hまでしか表示されないぞ。デジタルって、たいていそんなもんだけど、でもなぜ7km/h? 5mile/hなら8km/hだしなあ。
 オーナーズマニュアルのイラストを見る限りではマイル表示もできそうだけど。マイル表示にしといて、スピード違反でつかまったら、「いつのまにかマイル表示になっちゃってて。こいつボロいんで」と言ってみたらどうなるんだろう(笑)。

 

燃料計

 燃料計は12セグメントのバーメータ。ご親切なことに最後の2セグメントはさらに2つに別れていて(だから本当は14セグメント)、細かく残量を知らせてくれるし、そこまで減ると警告ランプがぴかぴか点滅してくれる。
 さらにさらに、この燃料計、結構正確なのだ。給油後、しばらくFullに張り付いたままってことはないし、きっちり3.5L減るたびにランプが一つづつ消えていく。

 じゃあ、何が不満なんだよ、ってことになりますがこれがあるんですね(笑)。途中経過が正確なのは偉いが、メータ上で残量ゼロになっても、まだ15Lも残っているんです。だからついついそのまま走っちゃってガス欠になったりするんですわ。

 

水温計

 おお、なんてこったい!イタ車のハイライトの水温計なのに、不満がないぞ!!
 どういうわけだか(悩むな)、水温がびんびん上がった経験がないぞ。まあ、そりゃつくば市在住(一般道路の平均速度が80km/hの気がする(笑))だし、本能的に渋滞は避ける体になってるけど。
 よほどのことがない限り、90℃の一つ下までしか点灯しないぞ。90℃越えることなんて滅多にないもんね、エッヘン。  ・・・・ まてよ、これってオーバークール気味なんじゃ(笑)。

 

タコメータ

 見よ、6000rpmから燦然と輝くレッドゾーンを!おまえはDOHCじゃないのかよ。だいたい、最高出力は6250rpmで出るんだろうが。

 




 

ウォーニングランプ

 ずいぶんにぎやかだねぇ。夜にエンストしたら顔が赤く浮かび上がったぞ。こんなにいっぱいランプがあるのに、ターンシグナルぐらい左右で別々にしてくれてもいいじゃないかよ。時々不安になってレバーの位置を確認してしまうぞ。
 あと、上段右2つ目のランプは何の意味だよ。表示がないぞ。それからさあ、右下の排気温警告ランプ、たしか初代のパネルにはなかったぞ。ランプが増えて、こりゃラッキーだね(笑)。

 え〜、ところで右の絵はマニュアルからのコピーなんだけど、ウソばっかりです(笑) 実際にはどうなってるのかといいますと・・・




エコノミーメータ

 最初これ見たとき、私は感動しましたよ。ああ、欧州には燃料事情の悪いところもあるから、きっとコンピュータが燃料の質を判別して、エンジンマネージングするんだねって。きっと質の悪い燃料を入れたらパワーモードになって、ハイオク入れたらエコノミーモードで燃費も伸びるんだって。 
 ところがなんですか、そんなことなにもしません、ですと。単にエンジン回転で切り替わるだけなんですと。3000rpmよりまわすと、パワーモードになって「あんさんシフトアップせーへんと燃費悪なりまっせ」ていうだけなんですと。そんなんタコメータ見てたらわかるやないの。




時計

 時計が進むの遅れるのって、そんなとこまでケチつけてイタ車乗る資格あるのか、といわれるとつらいかも。でもですね、初代(笑)のパネルについてた時計は一日で1分遅れたけど、2代目のは1分進むんです。で、アジャスト(時報合わせ)ボタンなんてないから、いちいち「進む」ボタンを押して55分とか進めなくちゃならない。遅れるんだったら5分ほど進めればいいだけなんだけどね。時計だけ初代のがほしいなぁ。



エレクトロニックチェック

 こいつはですね、各種バルブの切れチェックと、半ドア警告をしてくれる優れもの。嘘つかなきゃね(笑)。
 前からリアフォグが怪しかったけど、最近はストップランプまで怪しくなってきました。ねぇ君、狼少年って話を知ってるかい?




続いてその他のインテリア編だ!




  

空調パネル

 エアコン効きません。ま、そんなこと買う前から予想してましたけど。でも、ヒーターまで効かんとは(トホホ)。
 え〜と、正確に言うと、効きも確かに悪いのですが、配風(ていうのか)がまずいです。ヒーターの場合、足元により熱い風を送るとか、せめて風量を増やすとかするもんですが、Tipoの場合、足元への風の絶対量が不足してます。それも配管の設計によるものらしく、風向調節を「足元だけ」にしようが、「フェイスレベル+足元」にしようが足元への風量は変わりません。というか、むしろ減るみたいです。だからディーラーでは、「フェイスレベル+足元」にして、フェイスレベルは吹出口の流量調節で全閉にしろ、と言ってます(なさけない)。でも、吹出口で風量を全閉にしてもかなり漏れてくるんですね。で、いつも顔だけムンムンしてて足元は寒い。
 よって、夏でも冬でもうちわが必要になりまして、Tipoにはちゃんと常備されています。ボディとのカラーマッチングを考慮した渋うちわがお洒落ざましょ。

 それから、リサイクルと外気導入の切り替えは電気式で、プッシュボタン一つですむのはスマートで良いけど、リサイクルにしてもかなり外気が入ってくるし、切り替えに時間がかかるうえに「ジーコジコジコ」と妙にうるさいぞ。おまけにエンジン切るとリサイクルに自動的に戻るらしく、(通常外気導入で使ってるので)エンジンかけるたびにジーコジコジコしてくれるのだ。

 まだあるぞ。温度調節はダイヤル式で、操作しやすいのはよいが、妙に動きが渋いというか、遊びが大きいというか、ろくに調節が効かないぞ。実際、一番寒い・熱いのレベルと中間の3段階くらいしか調節できないような気がする。それも、動きの渋さのおかげで、右回しで中間位置にもって来た場合と左回しで持ってきた場合じゃぜんぜん温度が違うぞ(笑)。




センターコンソール

 オーディオ(1DIN)と灰皿を収めているのですが、単なるコの字型プラスチック。うしろはなんにもなし。オーディオの配線がばんばんはみ出すのはかっこ悪いなぁ。

 

ペダル配置

 すんごい右オフセット。たしかに小型車はペダル位置をできるだけ前に出すために、ホイールアーチを避けて車体中央側にオフセットする傾向があります。が、これはちょっと意味不明気味に右に寄ってます。初めて乗ったとき、クラッチを踏もうとしてホイールアーチを、アクセレイターを踏もうとしてブレーキを踏んでしまいました。ペダルに合わせて着座すると全体的に若干右向く姿勢になりますね。

 あと、ペダルの踏力もおもしろい。クラッチはこの手の車にしてはかなり重い。そのうえ、購入したときはクラッチが切れる位置がすごい奥で、ほとんど完全に踏み切らないと切れませんでした。てっきりそれで正常だと思い、「う〜ん、さすがFerrariの親会社、気合いの入ったクラッチ操作が必要だぜ!」と床も抜けよと踏み込んでいたのですが、その後の点検の際に調整がずれていることがわかり、今は少々重いだけの普通のクラッチとして生まれ変わっています。
 で、逆にアクセレイターはめちゃくちゃ軽い。フェザータッチとはこのことか。気付かぬうちにフルスロットルになっちゃう(笑)。あまりに反発力がないので、ハーフスロットル域では自分で爪先を引っ張り上げてなきゃならない。いちど高速で長時間巡航してたら足がつったことがあります。バネでも追加しようかしら。

 

 

おお、筆者初登場(笑) 

フロアマット

 専用のフロアマットだからきちんとボディ形状にあわせて裁断されてます。でもじつはこれ、対策品なんですね。輸入開始の頃のマットはもっと先端が伸びていたらしいのです。その結果、クラッチペダルの奥までマットが敷かれ、クラッチが完全に切れないというおバカな状態だったらしいです(CG誌'89/12月号)。
 そこで対策品として出てきたのがこのマットですが、これもちょっとね。ほら、マットってペダルを蹴ったりしてるうちに前にずれてくるじゃないですか。で、あるところまでずれると、なんとクラッチペダルの裏の突起がマットにひっかかって戻ってこなくなるんです(笑) ← 笑い事じゃねーよ
クラッチケーブル切ったことがある人はご存知の、あのクラッチが戻ってこない感触、あれは結構イヤだぞ(笑)

 だもんで、ときどき無意識にマットを引き戻しているのでありました。一部の車ではマットの穴と床のフックでマットの移動を防ぐ工夫がしてあるのですが。う〜ん、もう一つだねアントニオ君。
しかしなぁ、写真を取ろうとする時に限ってひっかからないんだもんなぁ(笑)

 

 

オリジナルの上にワイドミラーかぶせてます

ルームミラー

 何の変哲もないミラーなんですが。こいつはフロントガラス(正確にはフロントガラスに張り付けてあるメッシュ状の金属)に両面テープで張り付けてあるんです。高温に弱いのは冷却系だけじゃない。このミラーも毎年落ちてくれます。ほとんど夏の風物詩状態。以前は強力両面テープ買ってきて張り付けてましたが、何度も落ちるのでエポキシ系接着剤でくっつけてやりました。それでも熱による劣化と振動の衝撃で毎年1回落ちます(笑)。

 

  

ルームランプ

 比較的大型のルームランプが天井前方、サンバイザーの間についています。で、実は2種類のランプがビルトインされてまして、左側がルームランプ、右側がマップランプなのです。
 ルームランプの方はまあ普通。リアのドアを開いてもつかない(センサー自体がない)っていうのはどうかと思うが。

 で、ですね、問題はマップランプなのよ。写真では見にくいと思いますが、ランプの首を左右に振れるようになってるのね。だけども、プラスチックカバーは半透明の白色で、おまけに裏側は光が散乱するようにつや消しになってるから、んなもんダイレクトに光が来るわけないじゃん。要するに第2のルームランプとしてしか役に立ちません。さらにさらに、一番左からちょっとでも右に振ると、一部の光はカバーから外れるんで出てこないの(笑) なんじゃこの首振り機構は。
 つーわけで、このランプはいつも左端固定、室内を明るくしたいときに第2のルームランプとして点灯するしか能がない。その時は左側半分は四角、右側半分は丸く光るんですねぇ。 (^^;

 さらに関係ないけど、このカバーの裏側、すんげえねっとりしたオイルみたいなもんで指紋がついてたぜセニョール。はるかイタリアのアントニオからのサインだと信じてるぜセニョリータ。PDIの際に日本人がつけたなんてオチだと悲しいけど、この車に関してだけはそんなていねいな作業をしてるわけないわねぇ(笑)

 

発煙筒(代わりの赤色ランプ)

 えっと、普通の懐中電灯です、周りのカバーが赤い。ぴかぴか点滅するわけでもない。ま、法律上はこれで問題はない。で、これは便利ですよ。なんたって車が故障したら懐中電灯として使える(笑)。まさか発煙筒を焚いてその灯で修理するわけにはいくまい。でも、でも。ランプを止めるクリップはしっかり作っといてほしいなぁ。段差を乗り越えるたびに転がり落ちるランプを拾うの飽きました。

 

グローブボックス

 エアバッグなんてないので、割と広いスペースが用意されています。おまけにロック付、ランプ付でうれしいな。でもでもこのランプ、スモールライトが点いてないと点灯しないんですよ。で、スモールライトはエンジンかかってないと点きません。ゆえに(3段論法)、エンジンかけないと夜は探し物ができない。
 おいおい、と思いますよね。でも大丈夫、ちゃんと足元には発煙筒代わりの懐中電灯がある! 
 さすがだエルコーレ・スパーダ!(こんなとこまで関係ないって(笑))。



パーキングライト

 最近の車じゃ珍しいパーキングライトがついてます。で、これは設計のミスではないのですが、パーキングライトのつけかたが、(1)キーシリンダー近くのボタンを押しつつ、(2)キーをOFF位置よりさらに左に捻ってキーを抜く、という方法なのです。 ピンとくる人も多いと思いますが、こりゃ一部の国産車で見られるキーの抜きかたと同じです。ですから、駐車場やカーショップなどで車を預けると、知らずにパーキングライトを点灯させて、それを消そうとどたばたする姿を見る羽目になることがあります。



シートアレンジメント

 比較的大きなトランクルームを持ち、また2:1のスプリット可倒式のリアシートのおかげでさらに広大なラゲッジスペースを得られる、ってコンセプトはいいよ。ちっちっちっ、でもちょっと設計が甘いな。まだまだ日本じゃ2番目だ。

 甘さその1:リアシートの座面が外れないので、リアシートを倒した際のラゲッジルームの前後の長さが短かい。座面さえ外れれば、ナビシートをリクライニングさせることでフロントガラス近くまで有効長さが広がり、長尺物も楽に積めるのだが。(六角レンチがあれば座面は外せるけど、そいつはイレギュラーな使い方だよね)

 甘さその2:フロントシートのヘッドレストが外れないこともあり、シートアレンジでフルフラット化できない。俺は人間がくつろぐためのフルフラットシートは嫌いだが、荷物を運ぶ時はやはりそれなりに便利なので、この機能はあるに越したことはない。もっとも、フルフラット化できるようにするためにシートを小さくするなんて本末転倒な車も多いけどね。

 甘さその3:それじゃ、Tipoで長尺物を運ぶにはどうする? 俺が閃いたアイディアは、ドライバーズシートの後側のリアシートを倒し、逆にナビシート側のリアはそのままにしておいてナビシートを思いっきりリクライニングさせる方法だ。こうすれば斜めに長い空間ができるに違いない。
  ・・・と思ったらあんた、リアシート座面と干渉してナビシートのバックレストが倒れないではないか(笑) う〜ん、2:1のスプリットの分割位置が逆だよこりゃ。そうすりゃ俺のナイスなアイディアが生きたものを。

で、この際ついでに言えば、1:1スプリットでもいいのではないか。2:1スプリットをいかしきるのは結構難しいし、それよりなにより、Tipoのリアシートは2:1スプリットに合わせてか、3人用にセパレートされている(シートの3分割位置に出っ張りがある)のよね。だからリアに2人座る時なんかこの出っ張りがジャマになる。5人座る時なんかそうないんだから、リアシートは単純な形状にしておいた方がよかったかもね。

この黄色い丸のところがひっかかるんですねぇ

 

シート引き起こしのタブ

 で、そのリアシートの座面を引き上げるためにこういうタブがついているのだが、これが結構固くて座面に密着せず、中途半端な角度に飛び出ているので、後部座席に座るとお尻に突き当たるのだ。だから違和感を感じたら、座りなおしてこのタブを尻の下にひきなおさなくちゃいけないんですわ。

 

 

キー

 Tipoには2種類のキーがあります(今は3種類になったけど)。1個はオールマイティ、ドアもエンジンもOKってやつで、普段はこっちを使います。で、第2のキーというのが、エンジンのみかけられるというやつです。
 どういうときにこれを使うかというと、ホテルなどで他人に車の移動・保管を頼むときにこのキーを渡すのです。このキーではトランクは開けられないので、貴重品をトランクに入れておけば大丈夫、というわけなのです。

 あ、そこのあなた、納得のいかない顔をしてますね。そんなばかな、と。それじゃあ、想定質問にお答えしましょう。

Q1. トランクをトランクオープナーで開ければいいんでは?
A1. 実は外車でトランクオープナーのあるのは結構珍しいんですよ(最近増えてきたけれど)。当然Tipoにはそんなしゃれたもんはありません。

Q2. じゃあ、室内からリアシートのバックレストを倒せばトランクにアクセスできますね?
A2. トランク内部に、リアシートのバックレストをロックする仕掛けがあります。そいつを使ってバックレストをロックすれば、ハッチドアを開けない限りそのロックを解除できません。

Q3. でも、このキーを渡して預けた場合、ドアのロックはできないわけですよね?
A3. そのとおりです。貴重品を室内に置くことは避けましょう。グローブボックスにもロックがかけられますから、それも活用しましょう。

Q4. でもそれじゃ、係員は信用するとしても、誰かがこっそり室内に入りこむことは防げませんね?
A4. まあ、そうですね。

Q5. そもそも、こんな仕掛けを考えなければならないような治安だったら、乗り逃げできるようなキーを渡すのがまちがっているのでは?
A5. ・・・・・・。




意外とまともだエクステリア編!



フロントガラス、ワイパー

 フロントガラスの左右のエッジがかなり湾曲しています。空力のためなんだろうけど、室内からその方向を覗くと風景が歪んで見えて、あまり見つめてると頭痛がしてきます。
 で、ワイパーブレードが、その曲率に追随できない(笑)。ご覧の通り先っちょが浮いてます。実は、写真のワイパーはオリジナルの500mmを450mmにリプレイスしたものなのです。オリジナルのブレードは、さらに25mm飛び出してて、もうフロントガラスを飛び出しそうでした。

 おまけに、ワイパーの速度が早い。ビュンッ、ビュンッと気合い充分に振り回してくれるのはいいけど、拭き取った水が遠心力で周りに飛ばされてしまう。だから、助手席側は運転席側のブレードの水が飛んできて、いつまでたっても完全に水を拭き取れない。これが、ワイパー速度の遅いほうなので、速いほうは推して知るべし。あと、間欠式(2段階)があるけど、これの遅いほうは確かに便利だが、速いほうは連続状態とほとんど差がないぞ。これは間欠式と呼べるのか?(笑)
 リアのワイパーには間欠式などという芸はないので、大雨でもなけりゃ1回拭いてスイッチOFFですね、普通。

 最後に、ウォッシャー。Tipoのウォッシャーノズルはボンネット上になく、下に隠されているので見掛けはスマート。でも、Tipoに限らないけど、最近の車はウィンドウが寝てるから、ウォッシャーノズルの向きの調整が難しい。ちょっと動かしただけでフロントガラス上空を飛び去り、鯨の潮吹き状態。



ドライビングランプ

 出ました謎のドライビングランプ。レンズカットなし、上側への配光だけバルブのカバーでカットしてる。これをドライビングといわずして何といいましょう。2.0 16Vについてるのもこれと同じなら、フォグランプっていうのは間違いですよ。
 で、このランプ、片一方はすぐに水が入って曇る。時々はずして乾燥させるんですが、一体ものなので、レンズ(じゃないけど)の内側を拭く事ができません。で、乾燥を早くしようと少量のアルコールを注ぎいれ、水と置換させようとしたところ、レンズ内側に貼ってあった文字シールが剥がれてしまいました。おまえはプラモのデカールか。

 それでですね、このドライビングランプのスイッチ、本来はインパネのエアコン調節の上(この絵でご想像ください)にあるらしいのですよ。2.0 16V(こちらは標準装備)のカタログ見てもそうなってるし。ところが、私がオプションで注文したとき、パネルの注文を忘れたのか(笑)、ステアリング横のコンビネーションスイッチ(ライトとかターンシグナルとかあるやつ)のリアフォグランプ用のスイッチを共用するようにセットされました。要するにそのスイッチを入れると、ドライビングとリアフォグが同時に点灯するようになってるのです。

追記:97年6月、5年越しのこの問題はドライビングランプ用のスイッチ新設で解決しました。詳しくはこちらを参照ください。



ターンシグナルランプ(リピーター)

 なんでサイドのターンシグナルはリピーターっていうんでしょうね。それはさておき。
 このランプ、機能には不満はないけど、バルブ切れの時にどうやって交換するんでしょう。Haynesのマニュアルでは丸型ランプで、ネジ式なんですけど。で、ディーラーに聞いたら、タイヤを外して、泥よけのプラスティックカバーを外して、ボディの内側に手を突っ込んでバルブを引き抜くんだそうです。あんびりーばぶる。

 

ルーフアンテナ

 Tipoのチャームポイントの一つ、ルーフアンテナです。最近、リアの方に立てるのが流行みたいですが、こっちのほうがかっこいいと思うがなあ。 当然のことながら、完全収納はできないので、洗車機にかける場合などはくるくる回して外すことになります。で、外れるのはアンテナ下部の蛇腹みたいに見えるところから上で、台座は残る。それはいいんですけど、その台座までネジ式なのは勘弁してください。どういうことかっていうと、この台座もくるくる回してルーフにねじ込まれているわけですが、ゴムの劣化などにより余計にねじ込まないとだめになって、アンテナがあさっての方向を向いちゃう(涙)。普通、台座は別のネジを使ってルーフに固定するとおもうがなあ。 しょうがないので、適当なスペーサを噛ませて向きを調節してます。

 

塗装

 色のセンスはいいんですがねぇ。質の方がねぇ。まず仕上がりがこんな調子。左の写真はリアドアの下端。水滴に見えるのはクリア塗装の滴れです。こういうのがピラーなど数か所にあります。洗車のたびに水滴だと思って拭き取ろうとしてしまうんですねぇ。
 で、右の写真はエンジンルームのストラットのところなんだけど、なにこれ。別にペイントでネジをロックしてるわけじゃありません。しかし、どういうことをすればこういう形になるんだろう・・・

paint6.jpg  paint5.jpg

 また、塗装全体の質も今一つで、特にクリア層は軟弱でいけません。ルーフなんか剥げちゃったんで塗りなおしました


半健康症候群

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