憲兵科曹長 改45式軍衣

 改修※された憲兵曹長の襟部分。
襟の色は憲兵の兵科色の黒。
襟が若干高めになっており、兵科襟章も下部が将校タイプの折り込み式になっているのがお判り戴けるだろう。
もちろん兵科章は当時改修された物。
樹脂製のカラーも使えるようになっている事に注意。

(※下士兵が勝手に官品を改造することはもちろん禁じられていたはずだが、特に外地で古参や力を持っている上級下士官は希に自分の持ち物に手を加えると云うことはあったようである。)
内側の表記欄はハルピン憲兵隊の文字が見られる。
検定印で大正14年に作られ、広島支廠でチェックを受けたことが判る。
(氏名部分は都合により割愛させていただいています)



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photo : A.ASAHINA 1999