「7月の独り言」
7月2日(土)
一緒にアドバイザー試験を受けたワインスカラ・チーム2000のメンバー、Oさんの自宅でワイン会をするというので、とりあえず自宅から一本持参して、等々力まで足を運びました。
同じくチーム2000のメンバーであるMさんを含めて、総勢6名。半分は初対面というものの、なかなかワインに関してはこだわりのあるメンバーのようで、話は一気にマニアックな方向に。
持っていったのは「ミシェル・グロ・ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア92年」。若干熟成の始まったピノ・ノワール。まだ開けるのは早い、と言われてしまいました。
面白かったのは某氏持参のイタリアのロゼ。「ヴァレンティーニ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」。なんでもネットで破格の値段で競り落としたそうで、なるほど確かにロゼとなるとあまり皆手を出さないかも。見た感じは確かにロゼなんだけど、非常にコクがあって、赤ワインを飲んでいるのと変わらない印象。ロゼについてはどうしても「本格派」ではないような気がして敬遠してましたが、うーんなかなかあなどれない! 私も後日同じものをネットで入手できたので、ワインページへのアップはその時に……。
7月16日(土)〜17日(日)
パシフィコ横浜にて第44回SF大会「HAMACON2」開催。
一日目はとりあえずオープニング・セレモニー。オープニングアニメを公募していたので、やってみようかと思ったもののあまりに時間がなくて断念。結局募集してきたのは2作品だけだったそうだから、実際に応募したらかなりの確立で採用されたかも。うーん。ちなみに優秀賞となってオープニングに流れたのは「鳥の街」という作品。機械で大量
生産される鳥達がミサイルと化して爆発していくという、かなり前衛的な作品で、卒業製作をそのまま応募作品に回したものらしい。地味な手書きアニメながらかなりの力作。
そのまま「SF小説創作講座」。毎回、SF短編作品を事前に提出して一冊の本にまとめ、それを当日講評してもらうというもの。講評は森下一仁先生、三村美衣先生、早川の塩澤編集長。私が締め切り間際にぎりぎり提出した「微笑のポートレイト」という作品は、参加者挙手では今一つの反響だったものの、森下先生からは今回唯一賞状をもらうことができたので大満足。とはいえ、はや八年目を迎えたこの小説講座、2年目から毎回参加しているにも関わらず、小説家デビューできてないのは怠慢の至り。
そのまま森下先生を「マッド・サイエンティスト・カフェ」 の部屋へお連れして、ちょっと抜け出した後遅い昼食を取ったらもう夕方近い。結局その日はカフェの部屋へ戻って「自らの伝言」という「水の活性化」にまつわるトンデモ研究の紹介を面
白がっているうちに一日目終了。カフェのメンバーで横浜中華街へ出て夕食を取り解散。
二日目は朝から「マッド・サイエンティスト・カフェ」 の部屋へ。一日目は全く協力しなかったので、この日は取りあえず白衣を着て、遠心チューブにカクテル詰めて配ったり、ホスト(?)としてお客さんの相手をしたり。午後二時からは部屋内企画として「物語に登場するお酒」のプレゼンをやりましたが、スケジュールがずれ込みエンディング企画と重なってしまった……というか、私が無名なせいか、はたまた試飲用のお酒代を取り立てたせいか、お客さんはまばらというか数人。それでもワインやアモンティリャード、そしてアブサンの試飲までやったので、参加された方は満足してくれたみたい。
そして後片づけ。行きは本やら酒やら適当にO君の車に乗せて持っていってもらったけど、帰りのことは考えてなかった……。ということで、ひとまずIさんの車に積み込み、私はそこで退場。この後の打ち上げにも参加したかったのですが、翌日は結婚式の余興担当で、しかも準備まったくなし、という状態だったので帰らざるを得なかったのでした。
7月18日(月)
ワインスカラ・チーム2000のメンバー、Kさんの結婚式。
なんと偶然にも式場はパシフィコ横浜。しかもそのことに前日気付いたという……(もちろん招待状はもらっていて返事も出していたのに、場所についてはまったく失念していたのでした)。おいおい結局同じ場所に三連ちゃんかよと思いつつパシフィコに行くと、そこで一泊して帰る途中のMカフェメンバーにばったり。前日の本やら何やらがまだ預かったままというので、後でロビーから自宅へ送ることに。
余興と言っても、当初はシャンパン・ピラミッドとかやる予定で進んでいて、特に準備はなしと思っていた矢先に急遽予定変更、結構間際に何かやってくれと言われたような有様だったので、大したことができるわけもない……。「じゃあ、ワインでマジックとかどうでしょうかね。赤ワインが白ワインになったりしたら、受けませんかね」とか自分でいいかげんなことを言ってしまったのだけれど、マジックなんてやったこともない。結局手品はキットをネットで購入。それだけでは間が持たないので、スケッチブックにイラストとワインの写
真を貼り付けて、「結婚記念日にはこのワインを……」とか紙芝居風にトークして、何とかそこそこ受けを取った(?)のでした。
他にも何人か余興があるんだろうと勝手に思っていたら、何と余興担当は花嫁側と花婿側の二組のみ。対する花婿側は二人の連弾によるホルスト作曲・組曲「惑星」から「木星」のピアノ演奏。ほ、本格的だ……。し、しまった……。バランスが取れなかったかも……。
終了後はワインスカラのメンバーで渋谷に行き、イタリアンの店で軽く飲み食いして解散。暑さでばてそうな中、結構ぎゅうぎゅう詰めの3連休でした。