Jah K.S.K
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Jah K.S.K

1997年8月8日(金) 名古屋市「聖家族」


Jah K.S.K と、ケニー井上 のライブへ行ってまいりました。

Jah K.S.K と書いて何と読む?
Jah K.S.K と書いて、ジャー・ケースケ と読みます。
私は、最初、それに気がつかなくて、Jah K.S.Kとジャー・ケースケは全く別人だと 思ってました。

1988年に「NO NUKES ONE LOVE」を掲げて八ケ岳で初めて行われたという「いのちの まつり」には、南正人、小川美潮、大村カズ、田中知向、いとうたかお、内田ボブ、 西岡恭蔵、ランキン・タクシー、大塚まさじ、山口富士夫、カルメン・マキ、 吉田日出子、Jah K.S.K、上海台風、喜納昌吉、サムルノリ、亀淵ユカ、喜多郎、たま、 近藤房之介、北京一 などが出演したそうですが、
(「NO NUKES ONE LOVE いのちの祭り'88 jamming book」プラサード書店 参考)
その翌年の鳥取県 大山での「いのちの祭り」のビデオの最初に出ていた Jah K.S.Kさんを見たのが初めてでした。

それは、ステージではなく、キャンプ場の中をカメラが撮影していたのですが、 子供達が、木の枝から縄をつるしてつくったブランコにのって遊んでいたり、たき火を 囲んでギター1本と歌にあわせて、アゴゴー(2連式のカウベル)だったか、ただの 空きカンだったかを叩いて合わせていく・・・。
私は、その時、キャンプをはっているお客さん達が、自分たちで楽しんでいるのか?と 思っていたら、れっきとした出演者でした!エヘヘヘッ!
その時の歌のタイトルは「I(アイ)&愛&I(アイ)」という曲ですが、 加川良さんの「アイ&アイ」とは全然別の曲です。
で、その次、ステージの場面で、ボブ・マーリーそのまんまの雰囲気で、今度はバンド でJah K.S.K が「UNITY」を歌っていて、この曲も気にいったのですが、その後 長らく、おたんちんな私はこの2人が同一人物だとは、わからなかったんですねぇ〜。

で、岐阜県のライブ・ハウス「MAGAZINE」が、円徳寺というお寺の境内で 行った野外コンサートに Jah K.S.K が出演しているのを見て、初めて納得した ワケでした。

 

I&愛&I I&愛&I
I&愛&I I&愛&I
I&愛&I I&愛&I
I&愛&I 俺たち I&愛&I

生命の喜び感じて 生きているなら
それだけでもう君は I&愛&I
決してむずかしいことじゃないんだよ
この感じさわかるだろう I&愛&I

地球の子供達 国境を越えてつながり
暮らしてゆこうよ I&愛&I
戦わないで 空気になれば
きっとサタンは消えるはずさ I&愛&I

人はみんなだれでも 神様から
分かれた生命 I&愛&I
大きな愛がおしみなく
すべての人にそそがれているよ I&愛&I

このやすらぐビートを かんじて踊ろう
この感じさわかるだろう I&愛&I
決してむずかしいことじゃないんだよ
この感じさわかるだろう I&愛&I

      (「I&愛&I」 by Jah K.S.K)

昨年、伊豆の下田で行ったライブが自主制作で「JAPAREGGAE / KEISUKE」として発売に なっています。
この時は、Jah K.S.Kも、ケニー井上もアコースティック・ギターで、今回は、その再現 といった感じでした。
名古屋の「聖家族」は、通常ライブの開始が夜8時なのですが、私が15分ほど遅れて 着いた時は、2〜3人のお客さんだけ。
また、朴保(パクポー)の時のように1時間ほど遅れて開始。
でも、だんだん人は増えてきた。
最初に、チャールズ(と私には聞こえた)という人が、いい感じでアコギのレゲエを 30分程歌われて、いよいよ、Jah K.S.K 登場!
この頃には、テーブル席も2階の棧敷席もほぼ、満員。
1階の中央は少しスペースがとってあり、子供が親と踊っている。
いい感じ。

CDと同じ「チェックしてるかい」が1曲目。
後半、「生きているだけでまるもうけ」では、いつもそうなのか、自然に会場から 「まるもうけ、まるまるもうけ」と大合唱!
「ボブ・マーリーは生きている(俺たちの意識の中に)」
「get up stand up」(ボブ・マーレーとはちがう曲)などの後、
アンコールでは、ボブ・マーレーの「ONELOVE」が終わった頃には、時計は 11時30分となっていました。

私は、睡眠不足で、ビール1缶で眠くなって、それでも、とても気持ち良かったです。
レゲエというと、ドンドンというベースと鋭く刻むエレキというパターンを連想しがち ですが、
(もちろん、そういったパワーのある曲も好きですが)
アコギ2本で、それも、ケニー井上のストロークだけでなく、いろいろなメロディーラインを弾きながらのレゲエというのも疲れなくて良いです。
でも、やっぱりCDで聞くのと、ケニー井上が実際に弾いているのを見ながら聞くのとは全然、生の方が良いですね。(アタリマエか!)


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