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「流木たちの午後」vol.3
いとうたかお&斉藤哲夫

1997年4月26日(土) 名古屋市「聖家族」


車を停める場所が無くて、さっきからグルグルグルグルグルグルグルグル。
こんな時は、深呼吸したってどこかに場所があくわけじゃなし。
会場の「聖家族」の外では、ダブルヘッダーの谷口幸至郎さんがタバコを吸いながら 立っている。
ペケは、忘れものか、道を走っている。
うん、まだ始まっていないナ。

 

会場は、かなり一杯。1階だけで20人近くいるだろうか?
ふと見ると、斉藤哲夫さんもファンの人に囲まれてだろうか?席の中。
カウンターで幸至郎さんから「車、停めれた?」と、ご挨拶。
2階の座敷席も、見やすい場所は占領済み。
邪魔だとはわかっていても、階段を椅子がわりに腰掛けて失礼!

礼拝堂のような、でも間接照明で洞屈のようにも思える不思議な空間。

 

ペケさんの1曲目は「夜汽車にのって」。
あと、ギターが沢田さんと増井さんが入って、中野督夫さんとの共作の「エアポート」、 「ボンボンボン」、MCでゲリラの事を歌ったと言っていたっけ?「フレンド」など 5曲ほどだったろうか。

 

休憩をはさんで、斉藤哲夫さん登場。
1階席は、ほとんど、哲夫さんの追っかけ郡団状態。
「今日は歌好きが多そう。」といいながら、絶好調。
最初はシンミリと「ハレルヤ」「斜陽」「風景」「待ちましょう」「吉祥寺」。
「風景」もそうですが、最近、他の人のカバーもよく歌う哲夫さんは、まず、 あがた森魚の「冬のサナトリウム」。
2日前にあがたさんと会って、ジョイントでもやりたいネ、みたいな話をされたそうだ。
拓郎の「イメージの詩」から、いとうたかお の「あしたはきっと」まで。
1階席は、大合唱でスゴイ雰囲気。
「あの頃、この人が高校生でねー」なんて同窓会さながらのお客様もいらっしゃれば、 座ったまま、体をタテに小刻みに動かしてリズムをとってみえる方。
ウ〜ン、哲夫さんの 曲でタテノリというのはスゴイ!
で、「グッドタイムミュージック!」と叫んでいらっしゃるリクエストを振り切って、 アンコールは「オー、スザンナ」。
そして、2回目のアンコールは、ペケと斉藤哲夫さん、そして、谷口幸至郎さんも加わって 「アイ・シャルビー・リリースト」。
時計を見れば10時半。
缶ビール1本で眠くなる我が身がウラメシイ、と思いつつ帰路につく。

 

次回の いとうたかおPresents「流木たちの午後」7月26日(土)の ゲストは、ひよっとすると、加川良さんかもしれないって!
まだ未決定だそうですけど。


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