Kissy21.info>Main>Physics of swimming
外部から力が加えられなければ、物体は同じ速さで、同じ方向に運動しようとします。これが「等速直線運動」です。
速度を v で表すと、等速直線運動は v=const. (consant=一定)です。
速度 v で、等速直線運動を行っている物体の変位 x は、
x=vt (x0:初期値 t:時間のパラメータ)
であらわすことが出来ます。実際この変位 x を 時間 t で微分すると、速度v だけが残ります。
加速度とは、運動している物体の速度 v の変化の割合です。すなわち、速度 v の時間微分ということになります。
加速度を a で あわわすと、 a=dv/dt これは、変位 x の時間にいる2回微分ということになります。
加速度 a で、等加速度運動をしている物体の速度 vは
v=v0 +at (v0:初期値)
また、変位xは
x=v0t +1/2・ a・t^2 (^べき乗の演算子)
となります。
こうかくと難しいですが、速度とは位置の変化の割合、加速度とは速度の変化の割合ということが出来ます。
これをプールのなかに無理やり当てはめると、プールの中で等速直線運動で泳いでいる人は、水の抵抗力と、泳者が生じさせる推進力が、つりあっているので、結果的に外部からの力が0となっている。ということがいえるでしょう。