第３回　夜会報告　平成１１年１１月１１日

去る、１１月６日２０時より、定例の夜会を開催する。
場所は、いつもと同じ渋谷某所。今回の夜会は新任者２人を迎えた総員４名。
この日も蝋燭に火を灯し、厳かに夜会は開かれるのであった。

（左より、筆者、安原大尉、新任の遠藤大尉と夏目少尉）

新任の遠藤大尉は、ドイツ軍研究家で、最近ナチスからプロシアへ転科したそう。
特に青島戦には興味があって当時の対戦国の日本軍の軍衣袴（４５式）をオーダーで作ってしまうと言う懲り様。
今回めでたく、その軍衣袴を着用しての夜会参加となった。
これから大いに日軍研究に力を注いでいただきたい。

もう一人の新任者、夏目少尉は、根っからの日軍研究家。
今回は、はるばる愛知からの参加となった。
彼の資料収集は凄まじい執念を感じる物があり、任地は犬山であるが、
その周辺のありとあらゆる骨董市を巡っているらしく、その収集成果はそれを如実に物語ったている。
また、様々なイベントにも広く参加し、横のつながりもそれを助けていると言えよう。

で、今回の夜会こそは午前様になる前にお開きにしようと考えていたのだが、
新任両君の熱き語らいが、思いのほか長引き、気が付いたら明け方の５時。
なかなか貴重な話を聞くことが出来たと思う。
疲れがどっと出てきたところで、いつもの記念ショット。
安原大尉も相当疲れていたのでは？
もっとも、愛知から出てきてあちこち都内を巡ってからの参加となった夏目少尉の方が疲れているか！
私が散会の音頭をとらなかったのがいけなかった。（反省）
次回はきっちり締めていこう。

（散会前の記念ショットのはずが…。）

色々な話題で花が咲いたが、
今夜会の総括をここで改めてしておく。

１２月１８日の資料撮影は、以前から決定している陸軍３式。
３式は、出来れば、外套着用のシーンなども撮りたいと考えている。
３式類を所蔵していない会員は、極力入手されるのが望ましいが、
会員間で貸し借りなどしてゆうずをつける予定。
場所は変更案がない限り、千葉・袖ヶ浦で行う。
時間の許す会員は極力参加を乞う。

年が明けてからの夜会は、資料撮影を兼ねて陸軍正衣の予定。
まだ日取りが決まっていないので各会員は幹事長まで
予定の空いている日を一報いただければ幸いである。
この時の夜会から夜会幹事を輪番制にするので、
参加決定者の中から今回は幹事長の方から指名させていただく予定。
また、それにともない夜会幹事と倶楽部役職の幹事の名称が混同しやすいので、
後者の役職名を参謀と変更したいのだが如何なものか。
各会員の意見を求む。

そんなこんなで今回の夜会は明け方の５時くらいまでやってしまい、
夜会終了後もなんやかんやと話題に事欠くことなく、
完全散会したのは午前１１時！

みなさんお疲れさまでした。

資料本の現アイテムは１２項目
目標６０項目！！

文・写真：大日帝國倶楽部中佐　田村幹事長


１２月の夜会は休止。

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９９．１０．１５更新