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カメラメーカーといえば、、、ニコン?キャノン?
よっぽどカメラ好きでなければライカの3文字は出てこないかもしれません!?
詳しい解説は避けますが、元々はドイツの老舗カメラメーカー・ライツ社の35ミリフィルム用カメラの商標名です。
今ではライカカメラとして世界中のカメラファンから愛されているメーカーです。
もっぱら銀塩カメラとしてその名をはせたため、現在主流となったデジカメ業界では正直、一歩も二歩も遅れを取っているのは否めません。
そこでライカが採った戦略は日本製のデジカメにライカブランドを付けたOEM製品を販売することでした。
その記念すべき第1号がこのdigiluxです。
発売は1998年で、なぜかヨドバシカメラの独占販売でした。
また、日本向けの割り当て台数は700台とかなり少数でライカ社の試験的な意味合いもあったのかもしれません。
OEMの元となった製品は富士フィルムのFinePix700で
150万画素のカメラです。
Digiluxに話を戻すと、当時の価格は確か10万円を超していたと思います。
FinePix700の価格が98000円くらいだったのでちょっと割高感がありました。
また、外観がライカオリジナルデザインであることと、ソフトも若干起動画面が異なっています。
しかしながらレンズはライカ製ではないので(多分)、看板の挿げ替え感はぬぐえません。
記録媒体はスマートメディアで、当時から読み取りエラーが多発していました。
おかげで現在ではスマートメディアの生産は中止され、流通しているのは在庫のみという寂しい現状です。
当コンテンツのトップページにも使用しているネコの画像は1999年にDigiluxで撮影したものです。
参考リンク
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