「3月の独り言」


3月21日(土)〜22日(日)

 T氏の家で飲み会。I氏が持参してきた「東宝特撮主題歌集」のDVDを観ながら、ワインを飲むという異色(?)の取りあわせ。モノクロの「白馬童子」とか「ナショナルキッド」とかのオープニングなんてはじめて観ますが……。殺陣のシーンは結構スピードがあるのに、主題歌自体はのんびりと感じられるあたりが時代かなあ。私が持ってきたワインは「北信シャルドネ」「コート・ロティ」詳細はこちら

 何となく天気も悪くなかったので、東京都現代美術館で開催されている「球体関節人形展」へ。歩いて行ける距離なので、散歩がてら。
 最終日ということで混雑を予想していたけれど、入り口に列は出来ていたものの身動きも出来ないほどではありませんでした。写 真集でインパクトのあった恋月姫をはじめとして、何度か雑誌や映像で観たものも多かったのですが、実物を目にするとやはり印象は違ってきますね。三浦悦子「義躰少女工場」なんかは大きさも相まって結構グロテスク。一方でなじみのある恋月姫の作品は、実際に目にすると「いかにも人形」という感じで、むしろソフトフォーカスの写 真集の方がより生々しかったり。
 休みの日ということもあって、小さな子供連れの客も多かったんだけど、性器まるだし内臓モロ見え奇形もあり、という内容なので正直「いいのかいな?」と思わないこともなかったけれど。

3月26日(金)

 朝は雨だったけれど、昼過ぎから天気も回復。今日は空想小説ワークショップの夜桜花見の日。早めに職場を切り上げて池袋へ。
 このところ雨続きだったせいもあって、桜の咲き具合は今一つ。午後7時頃南池袋公園に来てみると殆ど人はいないし花は見当たらないし……。昼間は結構暖かかったんだけれど、日が落ちるととたんに寒くなります。冷たくなった石畳の上に薄いビニールシートではさすがに辛い……というわけで午後8時には撤収。四本持ち込んだお酒のうち三本は栓を開けずじまい。K先生はSさんの持ち込んだ96℃のウオッカ「スピリタス」のせいでひっくり返ってしまい、そのままタクシーでご帰宅と相成りました。
 場所を移して普通に宴会。昔は寒くても11時過ぎまで夜桜の下で頑張ったのに……とは解散間際に到着したT氏の弁。いやま〜、お互い年寄りになったということで。  

3月28日(日)

 金曜日とはうって変わって晴天。絶好のお花見日和。昼から駒場へ出掛ける。
 まさに桜は満開状態。久し振りの「寒くない」お花見であります。
 戸外のランチタイムということで、持参したのはブルゴーニュの白「シャサーニュ・モンラッシェ」と赤の「メルキュレイ」の二本。一方H氏もワインを4本持参。オーストラリアの「ルーウィン・エステイト・リースリング」に、ドイツの「アイスヴァイン」というえらく豪華なラインアップ。外でプラコップで飲むのはちょっと勿体ないのでは? の声も。さすがに日本酒の一升瓶二本、「木戸泉」「菊姫」は余ってしまったので、「菊姫」の方を持って帰ったのでした。
 その後も新宿で飲み直し。昼から夜までワインと日本酒を飲みっぱなしという一日でした。


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