「1月の独り言」


12月31日(金)〜3日(月)

 年末は30日まで、年始は4日からと、実質休みは4日間しかない。正直これじゃああんまり年末年始という気がしないよ〜。
 31日はだらだらと部屋の片づけ。年末年始の番組録画のためにせっせとDVDレコーダーのハードディスクを整理したりとか……。
 夜はTVでベートーベンの第九と紅白歌合戦を惰性でつけっぱなし。紅白は司会がうるさいような気が。曲が終わって挨拶もそこそこに次の曲がかぶってきたりして、歌手はなんかやりにくそう。
 元旦と2日はとりあえずは実家で過ごす。シャンパーニュ「ドン・ペリニヨン1998年」、ブルゴーニュ「ドメーヌ・ポンソ・ラトリシェール・シャンベルタン1992年」「フロル・デ・ピングス2000年」などを飲む。
 3日は自宅でやはりだらだらとテレビ三昧。何と同じ三谷幸喜脚本作品で、NHK「新撰組!! 土方歳三最期の一日」とフジ「古畑任三郎 今、蘇る死」がしっかり重なってる! 普通 ずらすよな……まあそれだけ人気があるってことかしら。取りあえず「古畑」を録画して、「新撰組」の方は7日のBS放送の方を予約録画することにしたのでした。

1月4日(火)

 録画した番組を観る間もなく、はやくも出勤日なので、ワイン仲間と銀座「春秋ツギハギ」にて新年会。1月誕生日のKさんのお祝い、という名目ですが、実態は毎度おなじみの、一人一本ワイン飲もうの会であります。
 「ツギハギ」とはまた妙な店名だなあと思いつつ、その由来を聞いてみると、テーブルごとに食器の形が違っているので、毎回気分を変えて楽しめるということを表わしているのだとか。昨年9月開店したばかりのお店で、どこか来たところだと思ったら、以前「ゆきのまちパーティ」などを行った「レ・サヴァール」があったところでした。壁一面 がガラス張りのワインセラーで、佐賀牛の炭焼きなど、和洋折衷の創作料理がメニューに並びます。
 オーストラリアの「ジェイコブズ・クリーク・スパークリング・ロゼ」を皮切りに、イタリア「パッシーニ・ピノ・グリジョ03年」、フランス「ドミニク・ローラン・ブルゴーニュ・パストゥグラン02年」「レザマン・ド・シャトー・モンペラ02年」、ドイツ「コール・モーゼル・リースリング・クラシック03年」と次々と注文。どれもその品種・産地の中ではわりとボディ重視のラインナップでした。詳細はワインのページで……って最近全然更新してませんが。

1月15日(日)

 自宅でワイン会。そもそもの始まりが、年末の飲み会で「うちにスペインのウニコがある」とばらしてしまったことにあり……というわけで、買った当時の倍にはなっている「ベガ・シシリア・ウニコ」をメインにした飲み会を小人数で開いたのでした。
 用意したワインは、最後の一本になったシャンパーニュ「カナール・デュシェーヌ・シャルル七世」「シャトー・グリエ99年」、そしてメインの「ベガ・シシリア・ウニコ73年」。用意した料理は「モチのラザニア」と「ラムのソテー・グリーンソース」であります。「グリエ」の文字通 り非常にスモーキーな香りと、30年以上経った「ウニコ」のフルーティーさに我ながら驚かされました。詳細はこちら。

1月28日(土)

 T氏が遊びに来たので、自宅で軽く酒盛り。飲んだワインは「サントネージュ・シャルドネ樽熟93年」「シャトー・グリュオー・ラローズ93年」。奇しくも同じビンテージ。15日に用意した料理をなぞりつつ、トマトのカプレーゼとラムのグリーン・ソースで。T氏は「ツブ貝のソテー・エスカルゴ風味」を披露。なるほどガーリックとバターで炒めると確かにエスカルゴ風味で、しかも美味。ある意味本場のエスカルゴよりも取っ付きが良いかも知れません。「シャトー・グリュオー・ラローズ」は久し振りに飲みましたが、やはりその強烈なムスク香が印象的。T氏は「これはイギリス人に受けそうなワイン」との評。丁度開けたばかりのピート香のきいたアイラ・モルト・スコッチ「ラフロイグ30年」があったので香りを比べてみると、言われてみれば確かにどこか共通 する風味が。グリュオー・ラローズの畑は泥灰土壌で、単に樽香だけでなく、土壌由来の風味も含まれている感じ。「そういえばラベルに船が描かれているじゃないか」……なるほどラベルの中央には小さく帆船と碇が描かれていて、この銘柄が古くからイギリスと盛んに取引されていたとしても不思議はないかも。


◆「今週の独り言」のリストへ戻る。
◆「漫画・映画・小説・その他もろもろ」のコーナーへ戻る。

◆トップページに戻る。
◆「宇都宮斉作品集紹介」のコーナーへ。
◆「宇都宮斉プロフィール」のコーナーへ。
◆「一杯のお酒でくつろごう」のコーナーへ。
◆「オリジナル・イラスト」のコーナーへ。
◆「短編小説」のコーナーへ。