「テスタロッサ・ラ・ヴェルサ」



 上野の西洋美術館で「死の舞踏」を堪能したあと、渋谷東急の「TANTO TANTO」でちょっと贅沢なイタリアンへ。
 とりあえず手頃なところで、スプマンテ、白、赤をセレクト。
「テスタロッサ・ラ・ヴェルサ」
 フェラーリ・テスタロッサという有名な車があります。イタリアワインで「フェラーリ」というスプマンテ(発泡酒)があるのは知ってましたが、「テスタロッサ」というのははじめて聞くのでオーダーしてみました。フランチャコルタで有名なロンバルディアの、ピノ・ネーロのみで作るもので、シャンパーニュ方式であることを示す「METHOD CLASSICO」の表示あり。「テスタ(TESTA)」は「頭」、すなわち「テスタロッサ」「赤い頭」を意味していて、そういえばキャップシールが赤かったような。たまたま参加メンバーに一人、髪の毛を赤く染めていた人がいたので、ある意味これはうまいタイミングでしたなあ。平目のカルパッチョと一緒に頂く。
「ヴィラ・ブッチ・リゼルバ94年 ヴェルディキオ・デイ・カスティリ・ディ・イエジ」
 イタリアの白にしては酸味が抑えめで香りも重ためのワイン。その場では「ヴェルナッチャ」と勘違いしてトスカーナの白と説明してしまったのですが、その反対側にあるマルケ州のワインでした。ああ恥ずかしい。引っかかりの少ない味なので水のような感覚で飲めるし、白クリーム系の魚介類に合うと思ったのですが、「ソアヴェ」や「ガヴィ」のように酸味のきいた引き締まった味とは違うので、評価は分かれたかな? 牡蛎のピザ、ゴルゴンゾーラのペンネと頂く。
「ヴィストルタ96年」
 イタリアには珍しく、メルローで作られたワイン。産地はヴェネトの北、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州で、高品質志向で世界の注目を浴びている地域でもあります。メルローやカベネル・ソーヴィニョンなどのフランスの品種を使ったものも結構あるようです。柔らかくコクのある味わいは、酸味の強いネビオロやサンジョヴェーゼとはまた違って美味しかったです。子牛と茸のソテーと一緒に。
 丁度ワインを飲んでいる最中に、携帯でSさんから「ワイン飲んでます?」の電話。「キリスト教では11月11日は老若男女問わずワインを飲みなさいと言われる聖マルチノの日。皆様、ワインを堂々と飲みましょう」とのこと。そうか! 知らなかったぜ!(アドバイザーとか言っているのにしょうがないなあ……)まあでもタイムリーにイタリア物を三種類飲んでいたので、よしとするかな?



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