「世界の花」
以前ホームページの「ひとりごと」のコーナーで書いたこともある日本酒「世界の花」。文字どおり花のような香りが印象的で、是非もう一度のんでみたいと思っていた銘柄であります。しかしその後同じお店でもリストにのぼることもなく、なかなか酒屋さんでもお目にかかれずあきらめていたところ、ワークショップのKさんが見つけてくれたのでした。さっそく日本酒の会を開き、日本酒好きの面々と空けることに。
あけてびっくり、濁り酒でした。良くみると「出雲流吟醸酒かすみさけ・花」とあります。島根の石橋酒造のものなので、私が以前飲んだのと同じところのものに間違いはないのですが、私が飲んだのは清酒でした。開けてみるまで気付かなかったというのもうかつな話ですが、こちらも日本酒よりも白ワインを思わせる甘い香りで、充分この銘柄ならではの個性的な風味を堪能できました。
ちなみに雑誌「BRUTUS」の日本酒特集で、ワイン評論家ロバート・パーカー氏が選んだ15本の日本酒の中にもこの「世界の花・大吟醸」が入っていました。216種のテイスティングの中から選ばれた物は、どれもアロマやフィネスという観点から選り分けられているので、かなり白ワイン的な要素を含んでいるのかも。
今度はぜひ大吟醸の方も手に入れたい、などと欲を出してしまった私でした。