「4月の独り言」


4月1日(土)

 半年ぶりの投扇興の日。昨年春同様、浅草寺・伝法院にて。
 今回はまた団体戦参加でしたが、わが「隼(はやぶさ)扇投連」は肝心の主将K先生が用事で来られず、かつ夕方に建物の中まで風が吹いていて……というあまり理由にもならない理由で見事に惨敗。まあ私自身、先月末まで試験の準備だったもので(何かとこれを言い訳にしているなあ)、全く調子が出なかったのでした。浅草のとても趣のある洋食屋さん「アリゾナ」で打ち上げをして解散。作家であるKさんの、漫画家荒木飛呂彦先生豪邸訪問の話が結構楽しかったです。

4月8日(土)〜9日(日)

 8日は江戸川公園で花見。雨が降るかと思いきや、何とか持ちこたえました。雨女ことAさんが来なかったからか? という話も。持っていったベルジュラックのマグナムボトルはさすがにピークを過ぎていて今一つの印象。他の方々が持ってきたワインの方が美味しかったです。昼からワインやら日本酒やらを飲みっぱなしで、しかも週末で疲れていたせいもあり、二次会以降は殆ど寝ていたような。翌9日はご主人がモロッコへ転勤となるYさんのお別 れ会。モロッコのワインは手に入らなかったので、南アフリカとカリフォルニアのワインをプレゼント。南アフリカの方はその場で空けてしまいましたが。

4月15日(土)

 祖母の20周忌ということで、新宿「大志満」にて親戚一同集まる。前日飲み会が長引きタクシー帰りだったので正直しんどい。前の親戚 の集まりの時にはあれこれワインを注文して注いで回ったりしたものでしたが、今回ははじっこで大人しくしていたのでした。

4月22日(土)

 上野の東京文化会館でパリ・オペラ座公演「白鳥の湖」を観る。昨年秋の「ボレロ」同様、誘われるままにチケットを購入した訳ですが、考えてみればチャイコフスキーのこの著名なバレエ、音楽自体通 して聴くのもはじめて。
 オペラと違って、ダンサーはセリフもなくひたすら踊るのみ。ストーリーはあらかじめパンフで目を通 して把握しておくしかないわけで、その意味ではかなりの想像力を必要とするのでした。 ジークフリート王子は白鳥に姿を変えられたオデットに永遠の愛を誓うが、ロットバルトにだまされ全てを失う。何てヒドイ話! もっともこの劇、演出の関係か、ロットバルト役は王子の家庭教師ヴォルフガングも兼ねていて、常に王子に付きまとい、揚げ句の果 てに男同士でダンスを踊ったりするので、一緒に観ていた女性達に言わせると「やおい」的な雰囲気もあって楽しめたんだそうな。観劇後、昼の部を見ていたグループと合流して、上野の「飴屋」という店でタイの塩竈焼きなど食べてから解散。


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