「7月の独り言」


夏コミSF新人賞の締切とノストラダムスの予言が重なりハードな月末となりました。

7月28日。
朝起きて顔洗ったら真っ赤な鼻血が。
毎日うつむいてかきものなんぞしていて、かつ熱帯夜でのぼせていたからだろうか。
とりあえず止血して会社へ。
残業で遅くなったので夕食は会社の帰りに焼き肉屋でユッケビビンバと冷麺を……。
食べようとしたら、いきなりまた鼻血。お店のおしぼりを真っ赤に染めてしまいました。
この日から氷枕をして寝ることにしました。
7月29日。
突如思い立ち、月末締切の徳間書店の「SF新人賞」に去年書いた小説を応募することにする。
とりあえずプリントアウト。しかしどーしても40字×40字にならない。そう設定しても仕上がりが42行になってしまう。
仕方ないのでそのまま出すことにする。なんやかんやで寝るのが遅くなってしまいました。
7月30日。
夜新宿談話室滝沢へ向かい、スクリーントーン貼りをお願いしていた大神影千代さんしょーさん光さんから原稿を受け取る。
これでかなり助かったのですが、まだ未完成の原稿が5〜6枚ほどある……。
本来はこの日が入稿締切なのだが、出版社に連絡して、5000円割増しで締切を8/1まで延ばしてもらう。
7月31日。
本来は出勤日なのだが、休んで原稿の仕上げにとりかかる。
だいたい土曜日を出勤日にしていること自体間違いなんだ。日本の会社はもっと夏休みを増やすべきだな。
もっともなんで出勤日かというと、隅田川の花火大会があるので、社員の一部は手伝いに借り出させるからなのですが。
テレビで花火大会の中継をつけながら原稿に向かう。良く考えてみれば原稿描いているのだから画面は観れないのだった。「スターウォーズ」という花火があったようなのだが、果たしてどんなのだったのやら……。
夜9時半から新大久保で空想小説ワークショップのメンバーを中心に「ノストラダムス・カウントダウン」の会があるので、まだ原稿が出来上がってはいないのにも関わらず出掛けることにする。1999年7の月の人類終末予言(恐怖の大王はともかく、原文をどう読んでも絶滅なんて書いてないんだけど……)を記念して深夜零時までのカウントダウンを行おうという粋な企画である。
出発直前に、また鼻血。なんなんだ、いい加減にしてくれ。
道に迷ったあげく、何とか会場にたどり着きました。会場は結構盛り上がってたのですが、あいにく原稿はまだ残っている。零時のカウントダウンまではと思い、結局8の月を迎えてしまったことを確認してから、駅に。ぎりぎり終電に間に合い、両国駅に下りたのは午前一時
さあ、さっそく仕上げだ! とはいうものの、今頃他のメンバーは朝まで楽しく過ごすんだろうなあと思うと、むなしくなってしまいいまいち気乗りがしない。
録画したビデオを観てしまう。(何やってんだ、締切前日に!)
8月1日
珍しく早起きして再び原稿の仕上げにとりかかりました。
あと5〜6枚の原稿にトーンを貼るだけだ、とたかをくくっていたけれど、結局6時の締切を前にぎりぎり5時までかかってしまいました。
でも何とか間に合う! 急ぎ下板橋のコーシン出版へ。
入稿を済ませ、帰りに渋谷に寄り東急に予約していたワインを持ち帰ったのでした。
食事を作る気力もないので、夕食は「スター・ウォーズ・エピソード1レトルトカレー(お子様なので甘口)」で済ませる。
まあ勤め人しながらこれだけやってるんだ、そのうちきっと良いことが……起こりそうもないか。
テレビでは「知ってるつもり」で「長谷川町子」を特集していました。漫画ばかりの辛い毎日だったんだそうだ。うーん……。

7月24-25日。

館山課内旅行に行って来ました。
同じ課の男の子の実家が館山で鰹節屋さんをやっているというので、課の人間で(男だけ)押し掛けに行ったのでした。
丁度梅雨明け後ということで、非常に天気が良く……というか死ぬほど暑かったです
行きの車の中も帰りの車の中も、途中の移動の時も殆ど寝てました
朝八時の出発で昼頃海岸へ到着。海岸でバーベキューを、という段取りだったのですが、風が強いので灰が舞ってしまってとても近づけない状態、結構余らせてしまいました。
それにしても海の幸という点ではなかなか素晴らしかったです。ウニ、タコ、サザエ、ムロアジ、ウルメイワシ、伊勢エビ……とにかく遠慮もせずに食べまくったのでした。野球大会の痛い経験があったので、今回は日焼け止めクリームを準備したのですが……腕時計の周りと足の甲を塗り忘れたので、そこだけ真っ赤になってしまいました。
おみやげにムロアジの干物と鰹節(削り節)を頂いたのですが……干物は帰ってからすぐ焼いて全部食べちゃったんだけど、削り節は段ボール一箱もある……一人暮らしの私にはかなり持て余す量なのでした。


7月17日。

しばらくぶりの日記。というより殆ど書くことがないのでした。ここのところ、会社でお仕事をした後、家でコミケ用の漫画を描く、という毎日の繰り返し。ちなみに現在の作品の進行状況は、全48ページ中、カラー12ページと表紙は完成、モノクロ36ページ分は人物の主線がほぼ入り、一部消しゴムがかかっているという状況。ベタ・トーンは全く入っていない有り様。それでも去年よりはマシかな? ただ今回はなかなかアシストをしてくれる人がいないので結構厳しい。
長編漫画の第三部なんだけど、シナリオの半分までもいっていない。シナリオは三ヶ月でできたけど、漫画は三年はかかりそう。
カラーページにかなり手こずったので、実際にモノクロ原稿36ページを二ヶ月で上げなくてはならないわけですが、会社員としては絵に取り掛かれるのはせいぜい夜十時以降。最近疲れやすいので一時を回る頃には眠くなってしまう。描きたい物は他にもあるのだが……たとえば中編ミステリとか。でもこの分だと手掛けられるのはいつのことになるやら。


7月1日。

この日は会社で午前中プレゼンテーションがあり、役員を前に喋らなくてはなりませんでした。話している間やたらと手が震えるので、「柄にもなく緊張してやがる……」なんて思ったら、終わった途端に悪寒に襲われ、座っていても辛いという状態に。
医務室に行ったら、熱が40度。二週間前に風邪で休みまくったばかりなのに、またか?
さすがにしんどく、そのまま会社の近くの病院に行って、注射と点滴を受ける。高熱だけで点滴を受けたのは初めてでしたが、それでも熱は下がりきらず、37.5度。そのままタクシーで帰宅して、以降水枕して寝まくるも、どうも調子が悪い。
翌日になって熱は下がったものの、体はだるく、なんか腹の具合も悪く、下してばかりいる。
というわけで、その次の土曜日はせっかくのSF大会だったのですが、大事を取って休むことに。すでに参加費11,000円を振り込んであったので、もったいないことしかり。しかもその中で行われるSF創作講座では、私の短編も講評されるはずだったので、できれば休みたくはなかったのですが。
後から聞いた話では、今回の大会はホテル貸し切りで、食事も豪華で参加費以上に元が取れる内容だったとのこと。私の提出した作品も好意的に評価されたらしく、くそう無理してでも出掛ければ良かったかなと悔やまれることしかり。
今年の夏は結局二回も風邪をひいてしまいました。前回は熱はさほどではないが喉と鼻水かひどく、今回はやたら高熱で頭痛がひどいという有り様で、どうやら運悪く別な種類の風邪をつづけてひいてしまったのですね。
ただでさえ年休の残りが少ないというのに、これからどうしよう……。


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