2001年新春メッセ−ジ


    −さよなら20世紀、よろしく21世紀!−


■昨夜来の雨があがり、少しもやっていている公園。
 いつもなら、こども達の元気な声が響いてくるのに、今日は、鳥のさえずりだけが聞こえてくるばかり。
 さすがに大晦日。静かな時間が流れています。
 道路をはさんで向こう側では、ざっくりしたセ−タ−を着込んだ一人の男性が、
車を止め、何かしらじっと郵便ポストのそばに立って、じっとポストの表示を見つめています。
おそらく、今投函した年賀状が、いつ頃集配されるのか、それを確かめているのでしょう。
 近くの花屋さんは、お正月準備の花を買い求める人達でごった返しています。
 新年・新世紀・新ミレニアムを迎えんとするわが町のの風景の一こまです。

■ 「プロバイダ−のホ−ムペ−ジ作成サ−ビスがなくなったことから、しばらくご無沙汰します。
新サ−ビスへの加入で、ホ−ムペ−ジを再構築中。今しばらく時間をいただきます。」
 と書いた昨年の新春メッセ−ジから、すでに1年が経ちました。
 その後この「南河内からのファミリ−通信」も、何とか化粧直しをして、再び皆さんとお目にかかっています。
引き続きよろしくお願いします。

■今からちょうど百年前。20世紀の扉が開かれた1901年のお正月。
 とある新聞で、「20世紀の予言」をテ−マにした特集がされ、
その中で、20世紀は、<奇異なる時代>だとされています。
 で、結果として20世紀とはどうだったのでしょう?

 「戦争の世紀。階級対立と革命の時代。
  人類のほとんどが自分の国家を持ち、先進国では大衆が台頭した時代。
  科学技術と高度工業化の世紀であり、電気と石油と核分裂、
  工場団地と高速交通の時代。
  写真にラジオ、電話にテレビ、さらにインタ−ネットへと、情報化の飛躍した時代。」
(山崎正和/朝日新聞2000/12/22夕刊)
 に示されるように、20世紀は、
 <奇異なる時代>というより、まさしく<激変の時代>だったといえます。

■そして迎えた21世紀。
 人は、夢をかたちにすることで生きています。
 みなさん、まず、目に見えないもの、形のないもの、それをイメ−ジしてみてください。

          平和、環境、宇宙、生命・・・
         創造、伝統、文化、共生、共創・・・
      愛、絆、心、出会い、ふれあい、やさしさ、やすらぎ・・・

 最初に言葉ありきではありませんが、様々な思いや願いのこもったキ−ワ−ドが、
 頭の中をめぐっています。

     <将来の夢をかなえるために、今を、ひたすらに生きる!>

         <幸せとは何かを、急がずゆっくり考える!>


■2000年の印象に残る出来事として、
アジアから日本の白川教授さんと韓国の金大中大統領の二人がノ−ベル賞を受賞し、
世界の注目を浴びました。
 そして2001年、ノ−ベル賞が創設されて100年目を迎えます。
 輝かしい新世紀のスタ−トにあたり、、一つの詩を紹介させていただきます。

     いまから百年後に
   わたしの詩の葉を 心をこめて読んでくれる人
      君はだれか−−
   いまから百年後に? 
   早春の今朝の歓びの
   今日のあの花々を、鳥たちのあの唄を、
    今日のあの深紅の輝きを、わたしたちは
   心に愛をみなぎらせ 君のもとに
    届けることができるだろうか−−
   いまから百年後に。
         (中略)
   いまから百年後に
   君の家で
      歌って聞かせる新しい詩人は誰か?
   今日の春の歓喜の挨拶を
    わたしは その人に送る。
   わたしの春の歌が しばし
    君の春の日に こだましますように。
   君の心臓の鼓動のなかに、若い蜂たちのうねりのなかに、そして
     木の葉のざわめきのなかにも こだましますように。
    いまから百年後に。


■これは、インドのノ−ベル賞作家タゴ−ルの作品(1896年)です。
 当時彼が思いをはせた百年後(1996年)は、すでに過ぎていますが、
今から、百年後はどうでしょう。
 ちょうど2100年には、1970年に開催された大阪万博のタイムカプセルが開封されるとのことですが、
 そのカプセルの中から出てくるものを文化財のごとく見守る、まさしく今から百年後を生きる人々。
 もちろん私たちではなく、また今元気な笑顔で走り回っている私たちの娘や息子でもありません。
 それは、まだこの世に生を授かっていない、まだ顔をみたことのない私たちの孫やひ孫たちでしょう。
 20世紀から21世紀へのかけ橋となる今、百年後を生きる人たちへのメッセ−ジとして、あらためて、こタゴ−ルの詩を送りたいと思います。


   新しい年、新しい世紀、そして新しいミレニアムが、
   希望と夢あふれ、一人一人のいのち輝く
         よき年、よき世紀、そしてよきミレニアムであることを願って・・・!


           (20世紀から21世紀へとつながる
                      2000 大晦日   除夜の鐘を聞きながら
                      2001 元旦    お屠蘇気分で・・・ )


                   


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