北の国から’92巣立ち


純は東京で、螢は旭川で五郎は麓郷で犬のアキナと暮らしていた。
螢は富良野に帰らず、通過はしていた。勇次が帯広に住んでいたからだ。
罪の意識にさいなまれながら、富良野で乗り換える螢。
勇次は螢の将来を考え、札幌か旭川の大きな病院に働くことを勧めるが、
五郎との約束がある螢は迷っていた。
ある日の帰り道の電車の中で自衛隊員になっていた正吉に会い、
五郎が一人で暮らしている事を正吉に話す。
純はガソリンスタンドで働いていた。
レンタルビデオを借り、札幌のれいと同時にスタートボタンを押し、デート気分
を味わっていた。
ある日、駐車違反になりそうだったタマコのバイクを助けてやり、
レンタルビデオ屋でタマコと再会する。
二人はラブホテルの映画鑑賞会に夢中になっていた。
草太の結婚式当日。妊娠5ヶ月のアイコはトラクターに乗って登場する段取り
だったが、アイコは苦しみだし、流産した。逆にタマコは妊娠し、純は困惑する
しかし、タマコは純に相談せず、堕胎してしまう。
タマコの叔父に殴られる純。東京に出て来た五郎は、誠意を求められ、
丸太小屋の材木を売ってしまう。
それから五郎は中畑や金次にあきられながら、井戸を堀始める。
こごみが富良野に戻り、スナックを開く事になった。開店の当日、井戸の水が出た
正月に純と螢が帰って来るまでに水がでた、それで風呂を沸かしビックリさせて
やる、計画だった。
しかし看護学校卒業後は札幌に就職すると告げる螢。五郎は激しいショックを受ける。勇次の家に螢を迎えに行く純。その間に、風呂の用意するために雪下ろしをする
五郎。うっかり足を滑らし材木の下敷きになり5時間近くも-20度のなか埋もれてしまい
必死の努力とアキナの体温に助けられ九死に一生を得るのだった



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