「3月の独り言」


 気がついたらまたしても日記が2ヶ月近くストップ。ワインコーナーに至っては一年近く新しいページを書いていない! いやそれなりにいつも飲んでるんですが、別 途ワイン会の「Via Vino」のページもやるようになってからなかなか進まず……。とにかくラベルも溜まってるので、近々再開致します。
 さていつの間にか3月もあっという間に過ぎ去りました。何やってたかといえば……。

3月2日(日)
 青山コンフォートにて、米国ワインエデュケーター協会日本支部セミナー開催。今回は晴れて講師役。テーマは「アサンブラージュ」。アサンブラージュはすなわちブレンドのことで、ボルドーのワインがいくつかの品種のブレンドによって作られているのを参考に、自分たちだけのブレンドワインを作ってみようという試みです。思い思いに計量 カップやデカンターを使ってワインを混ぜていく、というのはなかなか楽しいもので、ただ講師の話を聞くだけの受け身の授業よりは面 白いし、その分講師も楽なはず……と思っていたら、ワインを揃えたり計量 カップやその他細々と備品を揃えたり、テーブル配置や座席を決めたりと結構準備が大変でありました。あっそう言えば報告まとめてないや……。

3月9日(日)
 朱鷺メッセで新潟市観光・文化検定が開催されたので、受けてみました。いややはり新潟市にいる以上は新潟に関する教養も必要かなあなんて軽い気持ちで……しかし、しかしそんな甘いものではなかったのであります。この新潟検定、ひじょーに出題がマニアック。ちなみに問題はこちらで確認できますが。
 もちろん新潟市にまつわる歴史や地理が出題されるのは当然ではあるのですが、例えば……
「新潟競馬場には日本一長い芝の直線コースがある。名物コースの距離は何メートルか?
……「知らねえよ」 
「 新潟空港の滑走路は2本あるが、長い方の滑走路の長さは何メートルか?
……「知らねえよ」
「新潟市出身の歌手・小林幸子のデビュー曲は?
……「だから知らねえって」
「のどから腹にかけて黒いので『のどぐろ』と呼ばれる高級魚は、何科の魚か?
……「あっこれ知ってる。アカムツっていうんだよね。だからムツ科実は正解はスズキ科。ひっかけですか!?
「潟東地区にも居住していた、ギャグマンガで第1人者となった赤塚不二夫の作品でないのはどれか。 A 『おそ松くん』 B『ひみつのアッコちゃん』 C『魔法使いサリー』D『もーれつア太郎』」
……「やっと常識問題が出たか。魔法使いサリーは横山光輝先生だものね」
 ええ、落ちましたとも。なめてかかったのがそもそも間違いだったのよね。自信持って答えられたのは漫画家に関する問題だけ。うっ……受けなけゃ良かった 〜。
 さて、翌週の3/12(水)は東京でDiplomaの試験でしたが、その前日は午前零時まで新潟で少人数のワインセミナーやってました。我ながら少々欲張りすぎたかな。というか受験者の自覚なさすぎ。

3月16日(日)
 再び朱鷺メッセで、今度は新潟清酒達人検定受けてみました。いややはり新潟にいる以上は新潟の酒に関する教養も必要かなあなんて以下略。
 当然前もって試験勉強なんかしてないから、前日土曜日一夜漬け状態
 まあでも、こちらは比較的問題もまっとうで、それなりに答えられましたね。試験当日は同じ会場で「新潟酒の陣」だったので、試験は適当に切り上げて昼から日本酒三昧。一杯のおちょこで参加料1,000円(清酒検定受験者はさらに半額!)払ったら好きなだけ新潟のお酒が飲めるのでありました。90近い蔵元が出店する中、20くらい回った段階で結構酔っ払います。今年は何か去年に比べて人が多かった気が。その余勢をかって自宅で鍋宴会へとなだれ込みました。相変わらず節操ないですが、まあいいかこちらは合格できたから。

3月21日(金)〜23日(日)
 金曜の夜に東京へ出てきてワイン会の会場候補であるお店「TRIBES」へ。南アフリカのワインを揃えているお店であります。南アフリカのワインは正直私もあまり詳しくはないので勉強しとかんと。独特の交配品種であるピノ・タージュが有名ですが、正統派のピノ・ノワールも美味しいものが出回るようになってきているらしい。この晩飲んだのはメルロー……だったかな? だったと思う……
 翌日は昼から飯田橋の「Meli-Melo」にてワイン会、Via Vino No.15 「自然派ワイン」がテーマ。当初参加希望者が少なくてどうしようかと思いましたが、おかげさまで当日は満席でした。詳細は「Via Vino」のページで。
 夜は時間が空いたので銀座で映画「ジャンパー」を観ました。「スター・ウォーズ・エピソード2&3」でアナキン役をやったヘイデン・クリステンセンが主役をやってますが、うーん今一つ感情移入できないキャラクターでした。ダークサイドに落ちてひねた目でこちらを睨んでこそのクリステンセン君であります。主人公の恋人役の子役時代を、「テラビシアにかける橋」のアンナソフィア・ロブが演じてました。
 翌日は昼から再び青山コンフォートにて米国ワインエデュケーター協会日本支部CSW・CWE試験に立ち会い。テイスティング問題は銘柄当てと品質操作当ての二つがあって、選択式とはいえそれぞれ八つのうち六つまで正解しなくてはならないというかなり難易度の高いもの。やってる側からすればこれくらい分かっちゃうんじゃないかと思うのですが、いざ受ける立場からするとなかなかそうもいかないのでありました。軽く打ち上げ&打ちあわせをして、そのまま終電で新潟へ。

3月28日(金)〜30日(日)
 夜九時から軽井沢で開催されるワイン会に参加。新潟→高崎→軽井沢と回れば、なんとか2時間とちょっとで辿り着くことができるのでありました。その晩は軽井沢駅近くのビジネスホテルに泊まり、翌朝再び新潟の長岡まで戻って、長岡でお仕事。夕方には今度は東京に向かい、東京駅近くの「エスカール・アビタ」でSさんの還暦のお祝い。還暦といっても本人はいたってお元気でこの日のために用意したドラムなんか演奏しちゃったりしてやはりワインを飲んでいる人は皆若い! 後から遅れて来た私を含め、飲み足りない連中と共にSさんと銀座のワインレストランで二次会。
 翌日は一週間後の浅草・投扇興の会に備えてKさん宅で練習会。ワインとチーズを差し入れして、「ギミック&スティールズ」という、レゴが進化したような不思議なおもちゃで遊んだりして……いつにもまして、あんまし練習とかしていなかったりするのでした。
 ちなみに土日切符を使えば、18,000円で上越・東北新幹線乗り放題なので、軽井沢→長岡→東京→新潟と行き来しても、交通 費はいつもと同じなのでありました。便利だなあ。といいつつさすがに疲れましたが。


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