発表!月刊ノベル大賞2003

大賞作品

「僕らの季節」

作者 翠川奈緒子

得点 56points

次点 月の雫(佐野祭)49points

アクセス賞 月姫(神楽坂玉菊) 669

[ 編集人のコメント]

 昨年2003年の1月1日から12月31日までの間にいただいた「メール評価」および「オンライン評価」をそれぞれ、○=2points、△=1point、×=-1pointとして合計した結果、月刊ノベル2003年度の大賞は、過去にない僅差でしたが、10月号掲載の「僕らの季節」(翠川奈緒子作)が、最高得点となりました。実はこれまで編集人ミヤザキの出身母体であるアマチュアライターズクラブ’(AWC)参加作家がずっと大賞を取ってきていましたが、今回初めてAWC以外からの受賞となりました。

「僕らの季節」は、暗くなりがちなテーマである学校内暴力を、元気な母親と息子が力まずに対処していくという、明るい小説です。未読の方はぜひご一読ください。

 なお、翠川奈緒子さんには、大賞受賞作家恒例の本誌への再登場をお願いしております。近日中にはお届けできると思います。どうぞ、ご期待ください。

 次点となった「月の雫(佐野祭)」は、もうコメントは不要でしょう。あいかわらず快調な「大型小説シリーズ」ですが、投票要請をしなかった「アンソロジー参加作品」ながら、36票も集めました。佐野さんは昨年の「排水管にあこがれて」も次点でしたが、すでに新潮社から本を出されている方ですから、ほんとうはこんなところで賞の対象にしては失礼なのかもしれません。ごめんなさい。

 月刊ノベルでは昨年7月から新しいCGI(ソフト)で、どの小説ページがいちばん読まれているかをリアルタイムで計数していますが、飛び抜けてアクセスを集めたのが「月姫(神楽坂玉菊作)」でした。おそらく検索エンジンにひっかかりやすい話題性のある題名だったのかな。しかし、多くのアマチュア作家が悩む「インターネットでいかに小説を読んでもらうか」。中味のおもしろさは当然として、タイトルの大切さもを忘れてはならないことだというのがわかります。

 ところで、これら3作品以外も、昨年は合計18作品をお届けしました。いずれも編集人ミヤザキが選んだ(依頼した)佳作ぞろいです。バックナンバーとして公開されておりますので、どうぞお楽しみください。

2004年1月10日

編集人:ミヤザキ拝

 追記: 読者のみなさんからいただいた○×評価の総投票は359票(昨年の約3倍)でした。どうもありがとうございました。

 → 「僕らの季節(翠川奈緒子)」を読む

 → 「月の雫(佐野祭)」を読む

 → 「月姫(神楽坂玉菊)」を読む 

●過去の月刊ノベル大賞 2000年2001年 2002年

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