電脳・日本の歴史研究会、掲示板 ログ


田中正明改竄問題 ログ抜粋 その16



 このページは、電脳・日本の歴史研究会、掲示板( http://www64.tcup.com/6416/7867zxlotion5.html )でおこなわれている「田中正明氏の改竄問題論争」について、関係あると思われる書き込みを岡田が抜粋してつくったものです。
 論争の流れが分かるように、改竄論争関係の書き込みを全て抜粋したつもりですが、もしも不適当と思われる書き込みや、抜けている書き込みがあるようなら 岡田 y-okada@muc.biglobe.ne.jp まで指摘のメールを下さい。
 このページの存在自体に対する異議や文句がある場合も 岡田 y-okada@muc.biglobe.ne.jp までメールを下さい。
尚、このページは岡田が勝手に電脳・日本の歴史研究会、掲示板の内容を抜粋して作ったものです。

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書き落し 非難出来ても 改竄を 誤魔化すことは 出来ないですよ 2/2 投稿者:岡田  投稿日: 4月12日(木)02時37分51秒

>つまり、岡田さんは今や、田中正明氏などという他人のことを、あれこれあげつらっている場合ではないんですよ。

 とりあえず、岡田は田中正明氏を批判できる立場ですね。

> しかし、他人の行為に対する非難や罵倒の論拠を自分の行為には適用しないということですと、
>これは「ダブスタ」との誹りは甘受しなければなりますまい。

 他人と自分に異なる倫理基準(自分に甘く、他人に厳しい)を適用することはダブルスタンダード
そのものですね。

>そして、そうなると、そのような人間は信用を失い議論するに値しないということになります。

 岡田が「書き加え」を行い、自身の書き加えを正当化しながら、田中正明氏を非難していたら
ダブルスタンダードになるでしょうね。
 でも、岡田は「書き加え」は行っていないし、自身のミスに気づいた時に、不適切なだったことを
明言しています。

>岡田さん、ここは、貴方自身の主張や態度の首尾一貫性、すなわち議論における「誠実さ」を問うておきます。
> まずは自らの「疑惑」をきれいさっぱりと晴らすのが、ものの順序なのではないですか?

 「疑惑」があるというなら、議論の場で追求すべきでしょう。

>以下、上の可能性(疑惑)が現実と仮定して言いますと、岡田さんの「不適切ないしは恣意的引用」が
>「資料の引用からの引用」、すなわち「孫引き」であり、岡田さんが責任をその「引用者」になすりつける
>ことも可能ですが、一つ言っておきますと、学問の世界では「孫引き」の責任は「孫引き者」に帰 される
>ことになります。

 通常、引用元を明確にしていれば、引用もとの犯したミスの責任は、引用者には
かからないものです。もっとも岡田の場合は引用元を明言していなかったこともあり
岡田自身に責任があることは確かです。

# ちなみに、岡田のネタ元は(3月16日にも書いていますが)歴史と人物にのっていた
#板倉由明氏の論文です。

>そもそも、内容が正しくても、「孫引き」自体が非難されるのです、学問の世界では。

 学問の世界ではルールにのっとった孫引き自体は非難されていませんよ。
# すべてのデータを原典で確認することは非常に困難なので。
 手抜きして孫引きした挙句内容が間違っていたら非難されるけど。

>さらに、岡田さんの言に従えば、その「引用者」による「引用」はもとより著作も全て
>「第三者による検証」を受けてからでないと使えないことになります。
>つまり、岡田さんの言に従えば、「第三者による検証」がなえければ、岡田さんは、
>その「引用者」の著作からは今後引用できないことになります。

 ミスでも起こり得る「書き落とし」が一つあったのと、「(単純ミスでは起こり得ない)書き加え」
「書き換え」「書き落とし」が多数あったのを同列には扱えませんよ。


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書き落し 非難出来ても 改竄を 誤魔化すことは 出来ないですよ 1/2 投稿者:岡田  投稿日: 4月12日(木)02時38分32秒

>=============================
> 少なくとも学問の世界では、「引用資料」と称するものに、書き換え、書き加え、
>書き落とし等があり、資料の内容が引用者に有利に変わっていたら、該当する引用者の
>信頼性は崩壊します。
> 該当する引用者の全ての著作の引用も、第三者による検証無しには、無視されます。
>=============================(岡田さん)
>
>そして、今回、岡田さんは「両軍の補給は連日の追撃前進に伴『ひて』」のみの部分を引用して、
>それ以下の重要な部分を書き落として、
>
>>原文だと略奪があった説を補強することになるが、訳では略奪の否定を補強するよう180°変わっている
>と主張したわけですよね。

 はい、そのとおりです。

>ところが、岡田さんの「引用」から書き落とされた部分を加えて考えれば、岡田さんの主張が
>成り立たない可能性があるわけなんですよ。
> つまり、岡田さん自身による「『引用資料』と称するものに、書き換え、書き加え、”書き落とし”
>等があり、資料の内容が引用者に有利に変わってい」る可能性があるわけなんですよ。

 引用に一箇所書き落としがあり、岡田が意味を自身に有利に勘違いしていたことは事実です。

>そして、その可能性が現実のものであるなら、「該当する引用者の全ての著作(投稿も含めていいでしょう)
>の引用も、第三者による検証無しには、無視され」ることになります。

 残念ながら北の狼さんの説は成立しえてません。
 今回岡田がミスったのは「書き落とし」一箇所だけです。
 「書き換え」も「書き加え」もありません。一箇所を書き落とすということは、単純ミスでもありえます。
 したがって「岡田の全ての著作(投稿も含めていいでしょう)の引用も、第三者による
検証無しには、無視される」は成立してません。
# ま、恥であることは確かだけど・・・

>以上、あくまで岡田さん自身の態度、言説に照らしあわせて、岡田さん自身の「信用が崩壊する」
>かもしれないという由々しき事態に、岡田さん自身が今直面しているのではないですか?

 岡田による「(単純ミスでは起こり得ない)書き加え」があったというなら、岡田の信用は完全に崩壊すると
言えるでしょうが、「書き落とし」一箇所だけでは「信用が崩壊する」所までは行きません。


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狼は 己が尻尾に 噛み付いた(Re 岡田さんへ(7)) 投稿者:岡田  投稿日: 4月13日(金)00時38分31秒

北の狼さん >
・・・・
>同じ「意図」でも、「注記を欠落させた際の意図」と「挿入文を利用する際の意図」は別に
>論じる必要があります。
・・・・
>2) ある人が、「注記」で断わらずに日記にメモを挿入し、自説を補強するために利用し
>た。
>  2ーa) 故意に、すなわち読者を騙してやろうと思って、敢て「注記」を附さなかっ
>た。
>  2ーb) 過失で、すなわちうっかりミスで、つい「注記」を附すのを忘れた。
>
>岡田さんが上で問題にしている(挿入文を利用する)「意図」とは、「自説を補強するた
>め」という目的のことですが、その「意図」により「改竄」かどうか決まるわけではありま
>せん。「自説を補強するため利用した」ということ自体は、それのみでは別に悪いことでは
>ないんですから。もし、そのこと自体が悪いということになりますと、「引用」も「転載」
>も「自説を補強するため」という目的であれば全て悪いことになってしまいますが、そんな
>バカな話しはありません。

 上記の北の狼さんの説には、納得できる部分もありますが、一つだけ
どうしても納得できないことがあります。

 岡田は「改竄か否かの判断では『自説を補強するため』という利用目的の
有無が問題だ」と主張したことはありません。
# 岡田は「意図が立証できなくても、ミスでは起こり得ないような
#書き加えは改竄である」と主張していましたから。

 改竄か否かの判断で「(自説を補強するためという)利用目的の有無」を
問題にされていたのは北の狼さんです。

北の狼さん(3月24日)>
>3−イ)太郎は、ハムレットを日本語に訳した。
>訳された文の中には何故かリア王の一節が挿入されていた。
>太郎は挿入された文を自説を補強するために利用した。
>太郎の行為は「改竄」である。
>==============(岡田氏)
>
>おいおい、大丈夫かよ。
>「自説を補強するため」って何だよ?
>「自説を補強するため」という「意図」でもって「利用した」ということではないんかよ。
>「意図の有無が不明である事を前提に」とか「書き替えた人物の意図を立証しなくても」など
>と言いながら、明確な「意図」を入れるとは、どういう了見なのやら。
>
>3−ウ)太郎は、ハムレットを日本語に訳した。
>訳された文の中には何故かリア王の一節が挿入されていた。
>
>「意図」を抜いてみたよ。
>さあ、 太郎の行為は「うっかりミス」ですか、「改竄」ですか?

 北の狼さんは3月24日には「(自説を補強するためという)利用目的の有無」を
持ち出して「改竄か否か」を論じておられました。
 北の狼さんは3月24日には「岡田は例題に(自説を補強するためという)利用目的を入れている」と
主張して、岡田を非難していました。

 北の狼さんの4月7日の主張で否定されているのは、岡田の主張ではありません。
 北の狼さんの4月7日の主張で否定されているのは、北の狼さんの3月24日の主張です。


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以上は、改竄問題の151番目から153番目までの記事です。