「2月の独り言」



2月27日

 今日は自宅で飲み会。2月及びその周辺が誕生日の人間だけ集まってお誕生会をしようという企画でした。
 水瓶座と魚座のみんなは集まれ、と声をかけて集まってくれたのは、サイコドクターを含めた元空想小説ワークショップのメンバー5人。ワインを中心に洋風にまとめるか、冬らしく鍋を囲むか……どっちにしようか悩んだあげく、両方やってしまえということで、ケーキとふぐちりセットを購入。和洋折衷で決めることに。
 この日空けたワインは「コンチャイトロ・ドン・メルチョー」というチリの赤と、「マーカム・シャルドネ・リザーヴ」というカリフォルニアの白。前者は正統派のボルドースタイル、後者はまるでイタリアの「ガイア&レイ」を思わせるしっかりとした滋味感のある風味。s氏の持参してくれた牛肉の煮込みに赤、その後チーズケーキを切ってコーヒーで一服、ふぐちり鍋に白、その後ショコラケーキを切って紅茶で締めと、うーんなんて完璧なお誕生会なんでしょう。この歳になってまだケーキのろうそくを消したりするのが楽しいというのも我ながら笑えますが。
 集まった皆さんが色々と面白いビデオとか持ってきてくれるのでうれしいのですが、中でも傑作は話題のアニメ「サウスパーク」。うーん噂には聞いていたがやっぱり過激。絵柄は丸っちくてシンプルで可愛いのですが、セリフは徹底して過激。教師は腕に腹話術の人形をはめた二重人格で「あいつ殺そう」とか簡単に言っちゃうし、登場人物の一人は毎回残酷な方法で殺されちゃうし、司会の二人(実写)はゲイの様にうっとりと見つめ合いながら解説するし、とかなりアブナイ。うーん、この際だから借りて全部見ちゃおうかな。DVDで発売されたら買ってしまうかも知れないな〜。


2月26日

 朝9時半、いよいよモニターの到着であります。
 重さ26kg。箱から出すだけで一苦労。今までのモニターも19kgあったけどそれより重いわけで、しまったやはり液晶が良かったかなと思いつつ何とか接続。もっとも、予期していたことですが、モニター付属のコネクタがMacintoshとは合わない。そこで前のモニターとつないでいたコネクタをモニター側の第2入力端子に繋いでみました。するとちゃんと画面が写る……写るんだけど、なぜか解像度が832×624までしか選べない。最高1600×1200の筈が……。これではあんまりにも画面が荒すぎる……。
 SONYのサービスセンターに電話しても、あんまし要領を得ない。土曜日だと大抵の場合主担当者はいないし……。「MAC側にプラグ&プレイの機能は付いていますか?」と言われても何のことだか分からない。うちのMACはPowerMac8100/80AVにG3ボードを知人に入れてもらった改造型で、しかもそのボードの製造元は土曜日は連絡はつかないのでした。
 第2入力端子に入れていたのが怪しいと思い、とりあえず専用アダプタを購入することに。モニターの取扱説明書とコードを持って近所の店を回っても、「よく分からない……」と言われてしまうので結局再び秋葉原に。こんなことなら購入前にちゃんと確認して一緒に頼んで置けばよかったと後悔。
 購入したアダプタはディップスイッチで解像度が選べるタイプ。さっそく第1入力端子に接続。とりあえずは19インチ相当の1024×768、21インチ相当の1152×864まで変換できることを確認しました。やれやれ。
 しかし19インチモニターの画面表示は352mm×264mm、実は17インチモニターとは高さが4センチしか違わない。なんかあんまり変わりばえしないような感じ……。いっそのこと21インチにしてデスクの方も調整した方が良かったかな(重さが35kgもあるけど)……もしくは液晶にした方が……。
 一週間ぶりのパソコン立ち上がり。さっそくインターネットでアップルのホームページにアクセスすると、22インチ液晶新発売の画面が……。うう、時代は確実に液晶モニターに写りつつある。また下手な買い物をしてしまったかなあ。もっとも価格の方は明示されていなかったので、この22インチ液晶、とても手の届く価格ではないとは思うんですけどね。

 この日は久しぶりに渋谷で創元推理倶楽部の会合に足を運ぶ。もっとも秋葉原に寄ってアダプタを買ったり、その後渋谷東急のワインフェアに立ち寄って思わずイタリアワインを2本も買ったりしていたので、肝心の3時からの会合に間に合わず、5時からの飲み会だけに参加。うーん、何やってんだか。


2月18日

 帰宅後、メールを確認しようとパソコンの電源を入れておいたら、何か変な匂いが……。良く見るとモニターの後ろから白い煙が。画面もばちばちと音を立てて乱れ、やがてぶちっと言って消えてしまいました。
 結構突然な出来事だったので慌てましたが、何しろ午後11時半、業者に電話することも出来ず、仕方ないのでモニターと本体の電源を切りました。考えてみればパソコンはモニターがなければただの箱。どーしよーもありません。
 次の日になったものの、購入業者に電話をかけても休みなので繋がらないし、製造元の株式会社ICMはもうつぶれてるっていう話だし……というわけで、秋葉原に買い物に行くことにしました。
 さて、いざT-ZONEの周辺機器コーナーに来たものの、前もって考えていた訳ではないので思わず迷ってしまう。今まで持っていたのは17インチのブラウン管タイプ。せめてそれよりは大きい画面にしようと思いつつも、あまり大きすぎても重すぎて持て余すし、今のパソコンデスクに乗りきらない。上の棚にスキャナーがあるので、47センチ以上の高さのあるモニターはうまく収まらない……。店員さんは液晶モニターを勧める。確かに今普及している15インチ液晶はブラウン管の17インチに相当するので、大きさが同じでよければ重さも1/3でその場で持って帰ることもできるし、「買い」には違いない。価格も11万円くらいだから手が届かない程でもないし。しかしその上の18インチ液晶になると、価格は一気に三倍以上になってしまう。展示品を見て回った感じでは、液晶は色は鮮やかだけどグラフィックをやる人間にとってはブラウン管の画面の方が柔らかい気もしました。液晶は角度が変わると若干色合いが変わるし……。軽さと発色の良さでは液晶、価格と安心感ではブラウン管……。
 結局画面の大きさを優先して、19インチのSONYのMultiscanG400を購入したんだけど、果たしてこれで良かったのかなあ……。モニター到着は次の週の土曜日。26日までメールもホームページもお休みであります。


2月15日

 今日は私の誕生日であります。30才過ぎると、だんだん今何歳なのかよく分からなくなってきました。少なくとも子供の頃想像していた状況とはかなり違います。こんなんで本当に35才か? と我ながらピンと来ない感じ。
 35才といえば、新撰組の近藤勇土方歳三もすでに死んでるし、モーツァルトの死んだのもこの歳。まあそうでなくても皆それなりに一仕事終えている年齢ではあります。なんかおめおめと生きているなんて申し訳ないような感じ。他人の年齢もそれなりに気になるようになってきて、「なに、『マトリックス』の監督のウォシャウスキー兄弟の兄はワシと同じ歳か!」とか、「ええっ、『シックス・センス』の監督のナイト・シャマランってワシより5才も若いのか!」なんてすぐ思うようになりました。学生の頃なんか映画監督の年齢なんて気にしたこともなかったし、30才以上の人間はおしなべて皆「オジサン」の一言で片づいていたもんなあ。
 生きていれば別にいいじゃないか、と思わないこともないのですが、一方で人間って生きてればいいという生き物ではないような気がするし。生きる目的とか、生き甲斐とか、生きる価値とかを全く考えないでいることは難しいです。そういうことを意識する間もないほど心身共に充実した毎日を送っていない限りはなかなか。最近ではどこか忙しくしていないと逆に不安になるというか……変に暇な時間ができてしまうと、考えなくてもいいような取り返しのつかないことをうじうじ考えて眠れなくなることもあったりして。
 空虚感がつのってくると、自分の人生に意味がないことに気付いて焦り、もはやどうにも取り返しようがなくなっていることに思い悩み、益々空虚感がつのってくるという悪循環。毎日がそれなりに楽しければ、別に意味なんかなくったってどうでもいいじゃん、と割り切れるのだろうと、分かってはいるけれど割切れませんね〜。
 


2月13日

 今日は東京流通センターで行われた同人誌即売会「コミッティア」へ。もっとも今回は申込をしていないので単に会場でお買いもの。今年の一月に「そろそろ申込だな」と思って調べたら、既に応募を締め切っていた次第で。くそ〜、ただでさえ在庫が多いというのに、創作同人の即売会を忘れてどうするというのじゃ。南京豆企画のおのうちみんさんの所によって新刊を購入。あとは本屋によって一万円近く本を買いまくる。殆どストレス解消のために買い物しているようなものです。


 ニュースであの「スヌーピー」の作者、チャールズ・M・シュルツが亡くなられたことを知る。77才だったそうです。大腸ガンのため今年あたまに連載終了の宣言をされたばかりでした。
 万能ビーグル犬のスヌーピーと作者の分身チャーリーブラウンの活躍する「ピーナツ・ブックス」にはまったのは小学校三年くらいのころでしょうか。それまで藤子不二雄の楽しいマンガしか知らなかった私は、この外国産のちょっぴり苦味のある四コママンガに結構衝撃を受けたのでした。仲が良いようでその実罵りあったりする登場人物、どこか大人びたセリフ、そして切り詰められた単純な描線。なんか簡単に描けそうで描けない、いわく言いがたい世界でした。
 当然好きな絵柄だったので、小学校高学年の頃今はなきツル・コミックの単行本を少しずつ買って貰いながら、その一方で文房具や包装紙のたぐいまでスヌーピー・キャラを集めていた時期もありました。あいにく全巻揃える前に書店から消えてしまって……。50周年で全巻再版してくれないかなあ、できれば新聞掲載順に。当時はツル・コミックの出していた雑誌「SNOOPY」もあって、ある意味そこから映画とか英語とかに少しずつ興味を示しはじめたわけでして……当時まだ学校で英語を習っていないのに海外版を買って辞書をひきながら訳そうとこころみたこともあります。さすがに間違いだらけの訳でしたが。
 なにしろチャーリー・ブラウンのキャラクターがピカいちでした。そのころ意識し始めた孤独感やコンプレックスとかを見事に表現してくれていたので。彼はひたすら野球で負け続け、初恋は報われず、妹にも飼い犬にも尊敬されない……それでいて皆が彼を構わずにはいられず、チームの監督をしていることからも分かるように、いつもキャラクター達の集まりの中心にいる。彼はいつも何かに挑戦しようとして、最後には見事に失敗するのですが、希望を抱きつつも必ずやる前からどこか心の片隅で「やっぱり失敗するんだろうな」と意識せざるを得ない、そういう人物なのです。本当は彼は彼自身が思っているほどにはダメ人間ではなく、それが証拠に「人気者ね、チャーリーブラウン」の本では彼が顔を紙袋で隠してキャンプに参加すると、リーダーに選ばれて皆の尊敬を一身に集めることになります。そんな時も彼は「もしこの袋を取ればボクはリーダーじゃなくなるんだろうな」と思わずにはいられないわけですが。
 1950年から連載の始まる「ピーナツ」ですが、このチャーリーは必ずしも連載当初はダメ人間ではなかったようです。登場人物達が深みを帯びてくるのは、チャーリーの初恋の相手「小さな赤毛の女の子」のモデルともなった女性との破局がきっかけとなったらしい。そこら辺の事情はシュルツの自伝「グッド・グリーフ」に詳しく載っていますが、両想いになれたにもかかわらず宗教上の理由も絡んで親達に引き裂かれたこの恋愛は作者の一生に暗い影を落としてしまったようです。その後シュルツは結婚はしたものの最終的には離婚、彼の子供達によれば「それまで続いたのが不思議」なほどだったそうですが、考えてみれば「ピーナツ」の作品の中でも、チャーリーと「赤毛の女の子」だけではなく、ルーシーとシュレーダーにしても、サリーとライナスにしても、みんな片思いばかり。女性キャラクターの方が揃いも揃ってみな気の強い人間ばかりというのも考えてみれば結構偏っていますが、彼女たちにしても思いは通じずひたすら苦い思いをしています。そこには単に「恋愛に決着をつけてしまっては読者の興味が失われるから」という計算よりも、作者の人間同士のコミニュケーションの困難さに対する深い洞察と諦観があるように思われます。このささやかな何気ない四コママンガが、世界中で読者を獲得できたのは、この「通じ合えない人間関係」に深い共感を覚えるからでしょう。永遠に続く両想いは数える程もないかも知れないけれど、通じなかった想いは世界中に溢れているはずですから。
 「ピーナツ」を通じて知った苦い気持ちは、中学校に入ってドストエフスキーを読むようになって、ますます深みにはまっていったような気も。そもそもドストエフスキーなる名前も、「ピーナツ」の中でスヌーピーが小説家を気取って「ドッグストエフスキー」の名のもとに「つらい人生だった」なんて言っているシーンから知ったようなものですが、「地下室の手記」の主人公の、ある意味では異常に自意識過剰な劣等感とでも言うべきものは、明らかにチャーリー・ブラウンの傷つけられた精神の延長線上にあるように思えたものです。
 「ピーナツ」の最後の作品は、本日2/13付けの日曜版となるわけですが、残念ながらそれが読めるのはもう少し先になりそう。でもインターネットのスヌーピーのホームページで、先週の日曜版の作品を見ることが出来ます。そこにはバレンタインデーを意識しているのでしょうか、郵便受けを熱心にタオルで拭いてきれいにしているチャーリー・ブラウンがいます。雨が降ってきて、家に戻ったチャーリーは妹のサリーに言います。雨の日にラブレターを受け取ってはいけない、と。サリーが皮肉混じりに向こうを向いて「ラブレターに詳しいじゃない」と言うと、チャーリーは寂しげに答えます。「もし一枚でももらえるんなら……どうしたらいいのか分からないだろうけど……」
 当然ながら彼はそんなもの一枚だって貰ったことはないのですが……考えてみれば、最後の最後まで報われないいつものチャーリー・ブラウンだったんだなあ。


2月10日

 去年の夏頃、徳間書店のSF小説新人賞に「リリパット・ケース」という作品を応募しました。結構締め切りぎりぎりだったので間に合ったかどうかも怪しかったのですが、とりあえず1次審査の方はパスしたものの、2次審査で5人にまで絞られた段階で落選したらしいと聞いていました。
 たまたま会社の人がインターネットの検索エンジンで私の名前で検索をかけたところ、なんとこの一次審査合格者のリストがホームページで紹介されていて、私がこの賞に応募したことがばれてしまったのでした。
 それによると一次審査合格者は17名。数百名の応募があったようですから、結構なきわどいレベルにまでは達していたんだ、とあらためてびっくり。なにしろ私はそんなリストがネットに流れているとは知らなかったのですから。うーん、今年も何か出して見るか……しかし手掛けたマンガ作品が遅々として進まず、なかなかそうもいかないのでした。


2月7日

 この日の夜は会社関係の飲み会。あんまり良く人の名前を覚えられない私は、どちらかというとこういう場は苦手であります。しかも前日まで日本酒に溺れていた状態なので、体調は最悪。極力話しかけられないようにしながら鍋をくじくじとつつく。まあたいていの場合、余程気の知れた仲間同士でもない限り、十数人程度の集まりでは孤立してしまうのが私のいつものパターンであります。
 誘われるまま二次会のカラオケへ。同行者の一人がお店の中で言うことには、「昔ここの入り口で酔いつぶれて倒れて靴の中にゲロ吐いて寝てたこと覚えてます?」……そんなこといい加減忘れてくれないかしら。
 気が付いたら驚くことに二次会のメンバーの中では私が一番の年寄り。居心地の悪さを覚えながらも「荒れてやる」ことを決意。郷ひろみが渋谷でゲリラライブしたという「ゴールドフィンガー99」とやらを歌う。ムチャクチャな発声とムチャクチャな踊りでとりあえずはウケを取る。基本的に音痴の人間はごり押しして破壊的に振る舞うしかないのだった。その後定番の「もののけ姫」でカウンター・テナー(?)を披露。そのあとはぐちゃぐちゃに騒いだ後逃げるようにタクシーで帰ったのでした。
 そういえばこの間の日曜日、「さんまのからくりテレビ」のサラリーマンが電話でクイズの答えを知人から聞き出すというコーナーで、友人の合コン会場に電話をかけてしまった会社員が、盛り上がっている会場からのリクエストで「もののけ姫」を歌うという場面があったけど……やはりシロウトがウケを取る姿って、なんか哀れっぽいものですね。うっうっ……。
 


2月4-6日

 「新潟まで行って『八海山』の原酒を樽から飲まないか」という誘いについつい乗ってしまって、金曜日の夜、会社の終わった後東京駅に向かった私。集まった面々の出で立ちを見て、実はメインがスキーであったことに気付く。私は昔初心者コースであったにもかかわらずひどく転んで、折れたメガネで目のすぐ近くを切ってしまい、それ以来恐くてスキーには手を出していない。そうでなくても、足の薬指を怪我しているのだ。
 そういうわけで、土曜日の昼間はスキーに興じる面々を尻目にスキー場のレストランで一日を過ごすという結果に。まあそれはそれで意外と楽しいものでした。席が空いたら座ろうと思って並んでいる人達には、一日中真っ黒なコートを着てテーブルを占領している不振な人物の存在は「なんなんだこいつは」という感じだったでしょうが。私同様お酒だけ目当てだったN先輩は、賢明にも宿でゆっくりとお休み。
 土曜の夜の夕食時には、宿のご主人のご厚意(?)で、お盆サイズの大きな杯に八海山本醸造の一升瓶の差し入れが。さっそくお相撲さんにでもなった気分で全員で回し飲み。これが結構ヘビーで、メインの「八海山しぼりたて原酒」に取り掛かる頃にはすっかり出来上がってしまっていました。もっともそれでも三時近くまで起きていましたけど。

←掛け軸をバックに特大の杯で八海山をいただく私。
 「しぼりたて原酒」の四合瓶を買って、翌朝東京へと戻る。それにしても、スキーをしたわけでもないのに体中がずきずきするのは何故かな。単なる寝不足だろうか?
 ちなみに、「原酒が樽から飲める」という前情報には少々誤解が含まれていたことが判明。確かに宿には酒の樽が飾ってはいたのですが、そこから飲めるという訳ではなかったのでした。


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